給湯器のアルコーブ設置とは?マンション珀関・バルコニー設置の特徴・排気カバー・交換注意点を徹底解説
この記事を読むと分かること
- アルコーブ設置とはマンションの玄関前の凹みスペース(アルコーブ)や廊下に隣接した場所に給湯器を設置する方式で、排気が廊下に直接向かないよう排気カバーが必要
- アルコーブ設置型の給湯器を交換する際は、排気カバーの取り付けや排気方向の確保が必須で、管理規約に定められた機種・工事内容の確認が必要
- エコジョーズへの交換時はドレン水の排水経路確保が課題になりやすく、事前の現地確認が特に重要
「給湯器がバルコニーや玄関前の凹みスペースにある」というマンションにお住まいの方は、「アルコーブ設置型」と呼ばれる設置方式かもしれません。PS(パイプシャフト)内ではなく、建物の共用廊下に面したスペースや屋外バルコニーに設置されているタイプで、交換時には排気方向の処理など特有の注意点があります。
この記事では、給湯器のアルコーブ設置とは何か、PS設置型との違い、排気カバーの役割、交換費用の目安、そして交換時の重要な注意点まで詳しく解説します。
アルコーブ設置型とは
「アルコーブ」とは、マンション共用廊下から各住戸の玄関に入る手前の、壁から凹んだスペースのことです。多くのマンションでは、このアルコーブに給湯器が設置されているケースが見られます。
一方、屋外のバルコニーやベランダに給湯器が設置されているケースも「屋外設置型」として同様の扱いになります。
アルコーブ・屋外バルコニーに設置される給湯器は、PS内に収まる「PS設置型」とは設計が異なり、屋外(半屋外)の環境に対応した仕様を持っています。雨風・直射日光に晒される環境での耐久性が求められます。
アルコーブ設置型の特徴
排気方向の処理が重要
アルコーブ設置型で最も重要な課題が「排気方向の処理」です。
給湯器の排気ガスには一酸化炭素が含まれており、廊下や玄関に向かって直接排気されると、通行人や住人が吸い込む危険性があります。また、隣接する住戸の窓や換気口に排気が入り込む問題も起きえます。
このため、アルコーブに設置する給湯器には排気カバー(アルコーブ排気カバー)を取り付けて排気方向を廊下側ではなく上方や外側に向ける、または排気延長タイプの部材を使って排気口を廊下から遠い位置に設けるといった対策が必要です。
屋外環境への耐久性
アルコーブや屋外バルコニーに設置される給湯器は、雨・風・直射日光に直接さらされます。屋内のPS内設置型に比べて経年劣化が早まる傾向があります。特に海岸近くや積雪地域では腐食・凍結対策も必要です。
PS設置型との機種互換性なし
アルコーブ設置型とPS設置型は機種の互換性がありません。交換時にPS設置型の機種を選んで設置することは基本的にできず、アルコーブ・屋外設置に対応した機種を選ぶ必要があります。
排気カバーの役割と取り付け
アルコーブ設置型の給湯器には、排気カバー(アルコーブ排気カバー)の取り付けが事実上必須です。
排気カバーの役割は、給湯器の排気口から出る高温の排気ガスを廊下や玄関への直接放出から守ることです。廊下側に排気が向かないよう排気方向を変換する部材で、給湯器本体と別売りで販売されているものや、一体型の機種もあります。
既存の排気カバーが使えるかの確認:給湯器本体を交換する際に、既存の排気カバーが新しい機種に適合するかを確認しましょう。メーカーが異なる場合は排気カバーも交換が必要になるケースがあります。
排気カバーの費用:別売りの排気カバーは1〜3万円程度が目安です。
アルコーブ設置型給湯器を交換するときの主な注意点
同じ設置方式の機種を選ぶ
アルコーブ・屋外設置対応の機種を選ぶことが基本です。また、現在の機種のサイズ(幅・高さ・奥行き)がスペースに合っているかを確認してから機種を選定しましょう。
排気方向と排気カバーの確認
新しい機種に対応した排気カバーの取り付けが適切にできるかを業者に確認してもらいましょう。特に廊下に面した設置場所では、近隣住戸の窓や換気口への排気干渉にも注意が必要です。
管理組合・管理会社への事前確認
マンションでの給湯器交換では管理規約に基づく事前申請が必要です。アルコーブ設置型の場合、共用廊下に面した設置箇所であるため、排気カバーの仕様や機種についても管理組合の承認が必要になる場合があります。
エコジョーズへの交換時のドレン排水
アルコーブ設置型でエコジョーズに交換する場合、ドレン水(弱酸性の結露水)を排水する配管の設置が必要です。屋外環境の場合は排水経路の確保方法(雨水側溝への接続など)を業者に確認してもらいましょう。
凍結対策(寒冷地の場合)
屋外設置のため、寒冷地では冬季の凍結対策が重要です。凍結防止ヒーター付きの機種を選ぶこと、または凍結防止策を業者に相談しましょう。
交換費用の目安
アルコーブ設置型・屋外設置型給湯器の交換費用の目安です(本体代+工事費+処分費の総額)。
給湯専用機:10万〜16万円程度
ふろ給湯器・オートタイプ:13万〜20万円程度
ふろ給湯器・フルオートタイプ:16万〜24万円程度
排気カバーの交換や延長排気管の設置が必要な場合は、追加で1万〜3万円程度の費用が加わります。エコジョーズへのドレン排水工事(1〜3万円程度)も別途必要になる場合があります。
業者選びのポイントと「10年保証」の実態
アルコーブ・屋外設置の施工実績確認:「アルコーブ設置型の交換実績はありますか?」と確認することで、排気カバーの取り付けや排気方向の確保に関する専門知識の有無を判断できます。
簡易内管施工士の資格確認:ガス工事資格の保有確認は必須です。
「10年保証」に惑わされない:屋外設置の給湯器は環境劣化が早い傾向があります。「10年保証」を掲げる業者が10年後も存続しているとは限りません。メーカー部品の供給も製造終了から約10年が目安です。保証期間の長さより企業の安定性と施工品質を重視しましょう。
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まとめ
給湯器のアルコーブ設置とは、マンションの玄関前の凹みスペースや屋外バルコニーに給湯器を設置する方式です。排気が廊下や住人に直接向かないよう、排気カバーの取り付けや排気延長が必要です。
交換時はアルコーブ・屋外設置対応の機種を選び、管理組合への事前確認、排気方向の適切な処理、エコジョーズのドレン排水工事の確認を行いましょう。設置環境の特殊性を理解した有資格業者に依頼することが、安全で確実な交換の鍵です。
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