給湯器の凍結エラーの原因と対処法|冬のお湯が出ない症状を自分で解決する方法

この記事を読むと分かること
  • 給湯器が凍結する原因と凍結しやすい箇所・気温の目安
  • 正しい解凍方法とやってはいけないNG行動
  • 凍結を繰り返さないための予防策と信頼できる業者の選び方

凍結エラーとは?なぜ冬に給湯器が動かなくなるのか

給湯器の配管には常時水が溜まっています。気温が下がるとこの水が凍り始め、お湯が出なくなったりエラーコードが表示されたりします。
「朝起きてシャワーを浴びようとしたらお湯が出ない」「給湯器のリモコンにエラーが出ている」という経験はありませんか?特に冬の寒い朝、急いでいるときに限ってこういったトラブルが起きるものです。焦ってしまいがちですが、対処法を知っておけば落ち着いて対応できます。
凍結が起こりやすい条件は主に以下の4つです。気温が-4℃以下になった夜・朝、風が強く体感温度が低い日、北側・日陰に設置された給湯器、そして長期不在などでほとんど使っていなかった時期の後です。
凍結しやすい場所は主に4箇所あります。①給水配管(水道配管)②給湯器本体内の配管③おいだき配管④給湯配管(お湯の出口側)。このうち最も頻繁に凍結するのは①の水道配管部分で、外気に直接さらされることが多いためです。

凍結したときに出るエラーコードと症状

給湯器の凍結が起きると、リモコンにエラーコードが表示されることがあります。メーカーによって表示が異なりますが、代表的なものは水が流れないことを示すコードです。リンナイでは「E3」(水量不足・断水)や「C4」(入水温度異常)など、ノーリツでは「670」(ドレン詰まり)などが凍結時に表示されることがあります。
ただし、凍結の場合は「エラーコード」というよりも「お湯が出ない」「給湯器が点火しない」という形で症状が現れることが多く、コードが出ないケースも多々あります。
凍結時の主な症状として、蛇口をひねってもお湯が出ない(水も出ない)、リモコンの電源は入るが点火しない、追い炊きしようとしてもエラーが出る、給湯器から異音がする(配管が膨らんでいる可能性)といったものが挙げられます。
凍結とよく間違えられる症状として「断水」があります。断水の場合は給湯器側の問題ではなく水道局の問題なので、まず近隣の水の出具合を確認してみましょう。給湯器のみお湯が出ない場合は凍結の可能性が高いです。

正しい解凍方法

凍結してしまったときの対処法を解説します。焦って誤った方法をとると、配管が破損して水漏れに発展することがあるため、慎重に行いましょう。

自然解凍を待つ(最も安全な方法)

リモコンの電源スイッチを「切」にして、気温が上がるまで待ちます。外気温が5℃以上になれば自然に解凍します。通常は数時間で解決しますが、寒波が続く場合は丸一日かかることもあります。急いでいないならこれが一番安全です。配管が破損するリスクがゼロで、費用もかかりません。

ぬるま湯をかける

急ぎの場合は、凍結している配管部分にぬるま湯をゆっくりかける方法があります。手順はまず凍結箇所を特定し(給水バルブ付近が多い)、タオルを凍結部分に巻いて、30〜40℃程度のぬるま湯をゆっくりかけます。水が流れてきたら成功です。「ぬるま湯」が大切なポイントです。「熱湯」は使ってはいけません。急激な温度変化で配管が割れる原因になります。

エコジョーズのドレン管が凍結した場合

エコジョーズ(高効率給湯器)には、燃焼時に発生するドレン(排水)を排出するドレン管があります。このドレン管が凍結すると、ドレンが本体内部に溜まりエラーを引き起こすことがあります。この場合も基本的に自然解凍を待つのが正解です。リモコンの電源を切って待ち、解凍後にリセット(コンセントを抜き差し、もしくは運転スイッチを切/入)することでエラーが解除されます。

やってはいけないNG行動

凍結時に焦ってしまってNG行動をとると、軽い凍結が大きなトラブルになりかねません。以下は絶対に避けてください。
NG1:熱湯をかける
熱湯は配管に急激な熱膨張を引き起こし、金属配管やプラスチック部品が割れる原因になります。解凍できたとしても、後から水漏れが発生することがあります。
NG2:ガスバーナーや熱風で炙る
火災や爆発のリスクがあります。絶対にやめてください。
NG3:運転スイッチをオン/オフ繰り返す
凍結中に点火を繰り返すと、給湯器の内部部品に余計な負荷がかかります。解凍前は電源を「切」にしておくのが基本です。
NG4:給水バルブを急に開閉する
凍結が解け始めたタイミングで急に圧力をかけると、弱くなった配管が破裂することがあります。
NG5:自分で配管を解体しようとする
「凍結した部分を外して直そう」と配管を分解しようとする方がいますが、専門資格が必要な工事であり、ガス漏れや水漏れにつながる危険な行為です。
「熱湯をかけた後に配管が割れて水漏れしてしまった」というケースは修理業者の間でよく聞く話です。焦る気持ちはわかりますが、自然解凍のほうが結果的に安上がりで安全です。

凍結後に確認すること

無事に解凍できたら、すぐにお湯を使い始める前に以下の確認をしてください。
水漏れの確認として、給湯器本体・配管の接続部・蛇口周辺に水が滲んでいないか確認します。水漏れがあれば、解凍できたとしても配管が損傷している可能性があるためすぐに業者へ連絡してください。
エラーコードのリセットについては、解凍後もエラーコードが表示されている場合はコンセントを一度抜き差しするか、リモコンの運転スイッチを切/入することでリセットできます。それでも解除されない場合は、凍結以外の原因が考えられるため点検が必要です。
追い炊き機能の確認については、浴槽とつながっている追い炊き配管が凍結していた場合、解凍後でも配管内に残った空気が原因でエラーが続くことがあります。浴槽に水を張って追い炊きを試してみましょう。

凍結を繰り返さないための予防策

一度凍結したということは、その場所が凍結しやすい環境であることを意味します。翌年以降も同じことを繰り返さないために、しっかりと予防対策を講じましょう。
予防策1:水を少し流しておく
寒い夜には寝る前に蛇口から少し水を出し続けると、水が流れることで凍結を防げます。流量の目安は鉛筆の芯程度(約4mm)。水道代はかかりますが、修理費用と比べれば微々たるものです。
予防策2:給湯器の凍結防止ヒーターを活用する
多くの給湯器には、外気温が下がると自動的に内部配管を加熱する「凍結防止ヒーター」が内蔵されています。この機能が有効に働くためには、給湯器のコンセントを抜かないことが大前提です。節電目的でコンセントを抜いている方がいますが、凍結防止ヒーターが使えなくなってしまいます。冬季は必ずコンセントを挿した状態にしておきましょう。
予防策3:配管に保温材を巻く
外部に露出している配管には保温材(配管保温テープ)を巻いて外気温の影響を軽減できます。ホームセンターで数百円から購入でき、特に北側や日陰の配管には必須です。
予防策4:長期不在時は水抜き操作を行う
年末年始や長期旅行など、数日以上家を空ける場合は「水抜き操作」を行いましょう。各メーカーの取扱説明書に手順が記載されています。配管内の水を抜いておけば凍結のしようがありません。
予防策5:追い炊き配管も忘れずに
浴槽とつながっている追い炊き配管も凍結しやすい部分です。浴槽のお湯(または水)を循環口より上の高さまで残しておくと、追い炊き配管の凍結防止になります。

口コミ・体験談

実際に給湯器の凍結を経験した方の声を集めました。
「朝6時に起きてシャワーしようとしたらお湯が出なくて、リモコンは普通につくのになぜ?と思ってたら、給湯器の外の配管が凍ってたことがわかった。ぬるま湯かけてタオルで包んで1時間かかってようやく解決。以来、冬は絶対に保温材を巻いてる」
— Xより
「知らずに熱湯かけちゃって配管ひびわれた。そのせいで修理費が3万かかった。焦らずぬるま湯にすれば良かった」
— Yahoo!知恵袋より
「給湯器が新しめだったのでコンセント入れっぱなしで凍結防止ヒーターが効いてくれた。旅行から帰ったらちゃんとお湯が出たので安心した」
— Xより
「真冬にドレン管が凍結してエラーになったが、業者に連絡したら『自然解凍を待ってください』と言われた。翌朝には直ってた。お金がかからなくて良かった」
— Yahoo!知恵袋より
凍結のトラブルは正しい知識があれば多くの場合、業者を呼ばずに解決できます。一方で「熱湯」など誤った対処をすると修理費が大きくかさむという点も、体験談から見えてきます。

業者に依頼すべきケースと費用

以下のような場合は、自力での解決が難しいため専門業者に相談してください。業者依頼が必要なケースとしては、解凍後に水漏れが発生している、エラーコードが解凍後もリセットされない、配管が破裂・変形している、ドレン管の凍結が繰り返し発生する、凍結防止ヒーターが機能していないなどが挙げられます。
費用の目安は、凍結解消(作業のみ)が8,000〜15,000円、配管修理(水漏れ)が20,000〜50,000円、給湯器本体交換が90,000〜200,000円(機種・工事内容による)となっています。
凍結が原因で給湯器本体が損傷するケースはまれですが、配管の破裂はよく発生します。修理費用の節約のためにも、予防対策が重要です。

業者の選び方と注意点

凍結解消の業者を急いで探すとき、深夜・早朝対応の業者に飛びつきがちですが、いくつかの点に注意が必要です。まず確認すべきこととして、「簡易内管施工士」などの施工資格を持っているか、「指定給水装置工事事業者」として自治体に登録されているか、見積もりが明確で追加費用の説明がされているかの3点を確認しましょう。
深夜・緊急対応を売りにしている業者の中には、資格を持たない業者や、後から高額請求をしてくる悪質業者も混じっています。急いでいても、最低限の資格確認は怠らないようにしましょう。
また、「一括見積もりサービス」を使うと複数の業者に同時に個人情報が渡るため、後から無関係の業者から営業電話がかかってくることがあります。信頼できる業者に直接連絡することをおすすめします。この記事でも紹介している東京ガスや交換できるくんは、資格保有・アフターフォロー体制が整っており、万が一凍結が原因で給湯器交換が必要になった際にも安心です。

給湯器の寿命と凍結リスクの関係

給湯器の平均寿命は10〜15年です。年数が経つにつれて配管の劣化や内部部品の消耗が進み、凍結に対する耐性も低下していきます。
「10年保証」を謳う業者が多いですが、実態はどうでしょうか。給湯器が実際に不具合を起こしやすくなるのは使用開始から12〜13年以降で、つまり保証が切れた頃に本格的な故障が増えます。また製造終了から10年で部品の供給が終わるため、保証期間内でも修理できないケースがあります。凍結を繰り返す→配管に疲労が蓄積→早期故障というサイクルが起きやすい給湯器は、早めの交換を検討するほうが長い目で見てコストが抑えられることがあります。
10年以上使っている給湯器で凍結が頻繁に起きているなら、修理を繰り返すよりも新品に交換したほうが安上がりになるケースも多々あります。

まとめ

給湯器の凍結エラーは正しい知識があれば多くの場合、費用をかけずに自力で解決できます。今回の内容を振り返ると、凍結の主な原因は気温-4℃以下・外部露出配管・コンセントを抜いていたことで、正しい対処法はリモコンを切って自然解凍、またはぬるま湯(30〜40℃)をかけることです。NG行動としては熱湯をかける・ガスで炙る・点火を繰り返すことが挙げられます。予防策は水を少し流す・保温材を巻く・コンセントを抜かないことです。業者を呼ぶべきケースは水漏れ・配管破裂・エラーが解除されない場合です。
これから寒い季節を迎える前に、配管の保温材を確認し、凍結防止の準備をしておきましょう。万が一給湯器の交換が必要になった際は、以下のサービスをご活用ください。

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