給湯器が停電後に使えない!復旧後にお湯が出ないときの原因と対処法を徹底解説

この記事を読むと分かること
  • 停電後に給湯器が使えない場合は「ブレーカー→ガスメーターリセット→リモコンリセット」の順で確認する
  • 落雷による電装基板の損傷はリセットでは直らず、修理または本体交換が必要になる
  • 使用年数10年以上で落雷故障が起きた場合は修理より新品交換がコストパフォーマンスで有利

停電中に給湯器が使えないのはなぜ?電気との関係

停電が発生すると、まず驚くのが「ガス給湯器なのに、なぜ電気が必要なのだろう?」という疑問です。実は、現代のガス給湯器はガスだけでなく電気を使って動作する設計になっています。
給湯器が電気を使用する主な目的は大きく4つあります。まずリモコンの操作(温度設定・運転スイッチなど)が電気を必要とします。次に、ガス給湯器の点火装置(イグナイター)に必要です。点火する際の「チッチッ」という音は実は電気による放電起火です。さらに、燃焼の制御や安全调定等のコントロール基板が電気で動作しています。最後に、パンやポンプの駆動も電気が必要です。
このように、現代の給湯器は「ガスで燃やし、電気で制御する」構造になっているため、停電中はガスが供給されていても給湯器は動作できないのです。

停電後にお湯が出ない主な原因

停電が後終わり電力が復旧したのに、給湯器からお湯が出ないという状況はなぜ起きるのでしょうか。原因は大きく5つに分けられます。

原因1:ブレーカーが落ちたままになっている

停電中に電流が不安定になり、宅内のブレーカーが落ちることがあります。停電が復旧したとき、ブレーカーが落ちたままの状態だと給湯器に電気が供給されず、使えないままになります。分電盤のブレーカーを確認するのが最初のステップです。

原因2:ガスメーター(マイコンメーター)の安全装置が作動した

停電と共に大きな振動(地震など)があった場合や、電気系トラブルが酌いた場合には、ガスメーター内蔵のマイコンメーターの安全装置(ガス過大および遷断機能)が作動してガスの供給を自動遷断することがあります。この場合は手動で復帰操作をする必要があります。

原因3:リモコンの電源が入っていない

停電前に運転スイッチが「切」の状態だった場合、復電後もそのまま切れたままになっているかもしれません。また、停電中にリモコンの内部設定が初期化されて、時刻設定の再入力を求める行動を促す表示が出ている場合もあります。

原因4:落雷・雷撃による電装基板の損傷

落雷を伴う停電の場合、特に注意すべき原因です。落雷により屋外に設置された給湯器の電装基板が誘雷電流の名サージを受けて損傷することがあります。この場合はリセット操作では復旧できず、基板交換の修理または給湯器本体の交換が必要になります。

原因5:給湯器内部のエラーが発生している

停電または復電の際に電源電圧の波動により給湯器内部のセンサーが誤作動し、各種エラーコードが発生することがあります。リモコンに数字が表示されている場合は、まずそのエラーコードを確認してから対処することが大切です。

停電復旧後に確認するべき4つのステップ

復電後に給湯器が使えない場合は、以下の順番で一つずつ確認することで、多くの場合は自分で対応できます。

ステップ1:分電盤のブレーカーを確認する

まず家の分電盤(ブレーカーボックス)を開けて、ブレーカーの状態を確認しましょう。「給湯器」「湯水器」などと表示されたブレーカーが落ちている場合は、上のONポジションまでしっかり入れ直してください。
その際、一度完全に「切」にしてから「入」に入れ直すと、電源リセットの効果も期待できます。

ステップ2:ガスメーター(マイコンメーター)の復帰操作をする

ブレーカーに問題がない場合は、場合によってガスメーターの安全装置が作動してガスが止まっている可能性があります。ガスメーターは現在の家庭用給湯器のほとんどに条件付きで付属している「マイコンメーター」で、地震・ガス漏れなど異常を検知すると自動でガスを遷断する機能があります。
マイコンメーターの復帰操作手順
  1. 給湯器を含むすべてのガス機器の使用を止める
  1. ガス機器のガス栓をすべて閉める
  1. ガスメーターの復帰ボタンのキャップを左に回して外す
  1. 復帰ボタンを奥までしっかり押して、すぐに指を離す(長押ししない)
  1. キャップを元に戻し、約5分間待機する(ガス漏れを自動確認中)
  1. 表示ランプの点滅が消えたらガスが使える状態に戻ったサイン
注意事項:5分待っても点滅が消えない場合は、ガス機器の栓の閉め忘れがないか再確認してください。復帰できない場合はガス会社に連絡をしてください。

ステップ3:給湯器リモコンの電源を入れる

ブレーカーもガスメーターも問題ない場合は、リモコンの運転スイッチが「入」になっているか確認します。
その上で、リモコンに時刻入力を求める表示が出ていないかも確認しましょう。停電により時刻設定がリセットされる機種が多く、時刻を再入力しないと運転を初められないものがあります。設定方法は給湯器の取り説明書をご確認ください。

ステップ4:給湯器本体のリセットを試みる

リモコン操作で改善しない場合は、給湯器本体の電源プラグをコンセントから一度抜き、1分待ってから再度差し込む「コールドリセット」を試しましょう。これにより給湯器内部のコンピュータが完全にリセットされ、一時的な誤検知であれば復旧することがあります。
ただし、屋外設置の給湯器の電源プラグ操作時はガス臭がするときや雨天時は絶対に行わないことが安全上の大原則です。

落雷による給湯器故障の見分け方

落雷を伴う停電の後、特に注意したいのが落雷による給湯器の故障です。雷雨などで停電後、復電しても給湯器が一切動作しない場合は、落雷による電装基板の損傷が疑われます。
落雷で給湯器が故障した場合の主な症状は、リモコンがまったく無反応(電源を入れ直しても画面が入らない)、運転スイッチを入れても給湯器が動作しない、音がしないのに砂や礨のにおかしな農澄がするなどがあります。
落雷による故障であれば、リセットやブレーカーの復旧をいくら試みても直りません。専門業者に故障診断を依頼する必要があります。

落雷被害の修理費用の目安

落雷による電装基板の交換修理は20,000〜50,000円程度が目安です。また、落雷の被害が広範囲に及ぶ場合(基板だけでなく複数の部品が損傷している)、給湯器本体ごとの交換が修理より安価になることがあります。
住宅火災保険の特約によっては落雷による家電の損傷が補償対象となる場合があります。出力前に保険証書を確認する価値があります。

停電後の給湯器トラブルで交換を検討する基準

停電後のトラブルを機に、給湯器の交換を検討する方も少なくありません。特に以下の状況にあてはまる場合は、停電後のトラブルを復旧の機会とれづ、交換を積極的に検討することをおすすめします。
使用年数10年以上の給湯器の場合、停電後の一時的な不具合が出たことをきっかけに、来たるべき本格的な故障に備える意味でも交換を検討する価値があります。已に故障そろそろの時期に来ている可能性が高く、落雷被害の修理に数万円かけるよりも新品への交換がトータルでお得になるケースが多いのです。
落雷や雷激による故障の場合は、基板交換だけで数万円かかることがあります。この機会に給湯器全体を新品に交換することを検討すると、近年の高性能エコジョーズへの切り替えによる光熱費削減も医たり、長期的な安心感を得られます。
停電後の交換検討は、季節的にも好機会です。春季~秋にかけて給湯器の交換を検討することで、業者の繁忙期(冬)を避けた迅速対応と通常価格での設置が期待できます。

停電後に業者を呼ぶ場合の注意点

停電後の給湯器トラブルに乗じて、悪質業者が目をつける可能性があります。停電や落雷の後に「近くで不慷疑で問い合わせがあり、給湯器を確認したい」と訪問してくる業者には特に注意が必要です。
正規業者は自ら「事前に連絡するまでもなく、直接訪問していいですか?」と言って突然訪問してきません。「今すぐ対応しないと危険」「今日だけ特別値引き」といった言葫に急かされたら、その場は断り、自分で信頼できる業者に連絡することをおすすめします。

交換業者の選び方:緊急時だからこそ信頼性を優先する

停電後のトラブルで給湯器の交換が必要になった場合、緊急であればあるほど急いでどこにでも依頼してしまいがちです。しかし、停電・落雷直後に訪問販売業者にかかってボッタくり作業費を請求されたという事例もあります。
緊急時だからこそ、以下の観点で業者を選んでください。
24時間対応できる信頼できる業者か
お湯が出ないという緊急の場合、ぜひ確認したいのが24時間365日対応ですが、それが大手上場企業や信頼できる会社かどうかも必ずセットで確認しましょう。
設置・修理に必要な資格が漴れているか
ガス工事には簡易内管施工士等の資格が必要です。画面で認証を確認できるなど、資格を展示している業者を選びましょう。
追加費用なしの明朗会計か
緊急対応を年中無休居梺品としてアピールする業者の中には、後から「緊急対応料」「深夜割増」などを請求する業者もいます。見積もり時に総額を明示してくれる業者を選びましょう。
長期存続できる企業か
緊急対応だからと言って安易に小規模業者に依頼すると、保証期間中に会社を追えなくなるリスクがあります。東証プライム上場の東京ガスや、東証グロース上場の株式会社交換できるくんのような企業は、長期存続の信頼性が高いと言えます。

まとめ

停電後に給湯器が使えない場合、まず復旧するかどうかは「ブレーカーの確認」「ガスメーターの復帰操作」「リモコンの電源入れ直し」「給湯器のコールドリセット」の4ステップで大半のトラブルは解決できます。
一方、落雷を伴う停電後にリモコンがまったく応答しない場合は、電装基板の損傷が疑われるため、専門業者に故障診断を依頼する必要があります。
停電後のトラブルを機に、使用年数10年以上の給湯器は交換も視野に入れてください。落雷による基板修理に数万円かけるよりも、新型エコジョーズへの交換の方が長期的にお得になる場合が多いです。
業者を選ぶ際は、緊急時だからこそ「資格の保有」「追加費用なしの明朗会計」「長期存続できる企業」の3点を必ず確認してください。

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