給湯器エラー122「ふろ途中失火」の原因と対処法|リセットで直らない場合の修理・交換判断を徹底解説
この記事を読むと分かること
- エラー122「ふろ途中失火」の意味と、給湯系エラー「121」との違い
- 自分でできるリセット手順とガスメーター確認の具体的なやり方
- エラーが繰り返す場合の修理・交換の判断基準と信頼できる業者の選び方
給湯器エラー122「ふろ途中失火」とはどういう意味か
追い焚きの最中にリモコンに「122」と表示され、お湯が止まってしまった——そういった経験をされた方は少なくないと思います。あなたも「故障なのかな」「ガスが止まったのかな」と焦ったことはないでしょうか。
まず冷静に確認しておきたいのが、エラー122が何を意味するかです。このエラーコードは「ふろ途中失火」を表しています。追い焚き運転の最中に、何らかの理由でバーナーの火が消えてしまい、安全装置が作動して給湯器が自動停止した状態です。
国内の主要ガス給湯器メーカー(リンナイ・ノーリツ・パロマ・パーパスなど)は、1995年以降にエラーコード体系をほぼ統一しています。3桁のエラーコードの場合、先頭2桁がエラーの種類を示し、末尾の1桁がどの系統で発生したかを示します。
「12x」系のエラーはすべて「途中失火」に関するものです。末尾の数字が「1」なら給湯系統、「2」なら追い焚き(ふろ)系統での失火です。つまりエラー121は「給湯途中失火」、エラー122は「ふろ途中失火」という区別になります。リンナイやパロマなどの旧機種では2桁表示の「12」として表示される場合もありますが、意味は同じです。
エラーが出たからといって、給湯器が完全に壊れたわけではありません。一時的な外部要因(強風・ガス供給の一時停止など)によって発生することも多いため、まずは落ち着いて状況を確認していきましょう。
エラー122が発生する主な原因
「ふろ途中失火」が起きる原因はいくつかあり、大きく「一時的な外部要因」と「機器の内部劣化」に分けられます。それぞれの原因を理解しておくことが、適切な対処につながります。
強風・突風による吹き消え
屋外設置型の給湯器は、強風が排気口や給気口に直接当たると、バーナーの火が消えることがあります。これは給湯器の機能とは無関係で、天気や設置場所の環境による一時的な現象です。台風や季節風が強い日に発生することが多く、エラーリセット後に再稼働できることがほとんどです。
ガスメーターの安全遮断
ガスメーター(マイコンメーター)には、地震などの衝撃を検知したり、長時間のガス連続使用を検出したりすると、自動でガス供給を遮断する安全機能があります。この遮断が起きるとガスが全く来なくなるため、バーナーへの供給が断たれてエラー122が表示されます。この場合、ガスメーターの復帰ボタンを操作するまでは何をしても解消しません。
ガス供給量の一時的な低下
冬場など使用量が集中する時間帯に、ガス圧が一時的に低下することがあります。特に集合住宅でガス管の劣化がある場合や、同時に複数の機器がガスを使用している状況では発生しやすい傾向があります。ガス会社に問い合わせる価値がある原因です。
フレームロッドの汚れ・劣化
フレームロッドとは、バーナーに火がついているかどうかを検知するセンサーのことです。このセンサーが汚れや経年劣化によって正確に炎を検知できなくなると、実際には燃焼しているにもかかわらず「火が消えた」と誤判断してしまい、安全装置が作動してエラー122が表示されます。10年前後経過した給湯器ではこの劣化が起きやすく、繰り返しエラーが発生する場合の有力な原因です。
イグナイター(点火装置)の劣化
イグナイターは火花を飛ばして点火する装置です。電極の摩耗や腐食が進むと、途中でスパークが止まってしまい失火につながります。イグナイター自体の故障は、修理対応が可能な部品故障ですが、機器の使用年数によっては修理よりも交換を選んだほうが結果的に安くなるケースもあります。
排気口・給気口の閉塞
鳥の巣・落ち葉・積雪・後付けの囲いなどによって給排気口が塞がれると、不完全燃焼を防ぐために給湯器が途中で運転を停止します。特に換気が悪い設置環境では一酸化炭素中毒のリスクもあるため、絶対に無視してはいけない原因です。
まず試したい自分でできる対処法
エラー122が表示されたとき、いきなり業者を呼ぶ前に試せる手順があります。一時的な原因によるエラーであれば、自分で解消できることがあります。
手順1:リモコンの電源を切り入れする
まずリモコンの電源を一度オフにして、数秒待ってから再びオンにしてください。これで再起動がかかり、一時的な誤作動であればエラーがクリアされます。再び追い焚きを試みて正常に動作すれば、強風や一時的なガス圧低下が原因だった可能性が高いです。
手順2:ガスメーターを確認する
ガスメーターの正面を確認し、赤いランプが点滅していないかを確認します。点滅していれば、マイコンメーターが安全遮断を実施している状態です。この場合は以下の手順で復帰させます。
まずガスを使用しているすべての機器(コンロ・給湯器など)をオフにしてください。次にガスメーターのキャップを開けて、中の復帰ボタンを3秒ほど押します。ボタンを離した後、約1分待ってください。赤ランプの点滅が止まれば復帰完了です。その後、給湯器のリモコンをリセットして追い焚きを試みてください。
なお、ガスメーターの遮断状態でキッチンのガスコンロも使えなくなっている場合は、ほぼ間違いなくガスメーター側の問題です。コンロは正常に使えるのに給湯器だけエラーが出る場合は、給湯器本体側に問題がある可能性が高まります。
手順3:排気口・給気口の周囲を目視確認する
給湯器の給排気口の周辺に、落ち葉・鳥の巣・積雪・荷物などが詰まっていないか目視で確認してください。閉塞物があれば慎重に取り除いてから再起動を試みましょう。
ただし、給排気口の内部を棒などで突いたり、排気口カバーを勝手に外したりすることは危険なので避けてください。メーカーまたは業者に確認を依頼するほうが安全です。
エラーが繰り返す場合の診断ポイント
リモコンをリセットしても、しばらくするとまたエラー122が表示される——こういった状況になったとき、どう判断すればよいのでしょうか。
繰り返しエラーが出る場合は、一時的な外部要因ではなく、給湯器内部の部品劣化が原因である可能性が高くなります。特に注目すべきポイントは以下の3点です。
使用年数が7年以上かどうか:フレームロッドやイグナイターは7〜10年を境に劣化が進みます。使用年数が長いほど、部品交換では対応しきれなくなるリスクがあります。
他のエラーと組み合わさって出ていないか:エラー122と並行してエラー11(点火不良)や91(排気温度異常)なども出ている場合は、単独の部品故障ではなく複数箇所の劣化が進んでいることを意味します。
リセット後の正常稼働時間が短くなっていないか:最初はリセットして1〜2時間は普通に使えたのに、だんだんエラーが出るまでの時間が短くなっているケースは、劣化が進行しているサインです。
たとえば、Aさんのケースでは、エラー122が出るたびにリセットして使い続けていたところ、3ヶ月後には10分ごとにエラーが出るようになり、冬場に追い焚きが全くできない状態になってしまいました。結局メーカー修理を依頼したところ「フレームロッドとイグナイターの両方を交換する必要がある。費用は3〜4万円かかる。ただし本体が12年経っているので交換も検討してほしい」と言われ、急いで新しい給湯器に交換することになったそうです。
繰り返すエラーを「リセットすれば使える」と放置していると、最終的に最も不便なタイミング(真冬・連休中など)に完全停止するケースが多いです。早めの対処が大切です。
修理か交換か:判断の基準と費用感
エラー122が繰り返す場合、修理で対応するか、給湯器ごと交換するかを判断する必要があります。一般的な判断基準を整理します。
修理を選ぶべきケース:購入から5〜7年以内で、エラーが特定の部品劣化(フレームロッドやイグナイターなど)によるものだと診断された場合は修理が有効です。部品代+出張費+工賃で1万〜3万円程度の費用が目安です。
交換を選ぶべきケース:使用年数が10年を超えている場合は、1箇所を修理しても別の部品が次々と劣化していくリスクが高まります。修理費用が3万円を超えるような見積もりになった場合、給湯器の新規交換(10〜20万円程度)と比較して10年間の総費用で考えると交換のほうが合理的です。また部品の製造終了から10年程度で部品供給が終わるため、メーカーから「部品がない」と言われた場合はもはや修理の選択肢がありません。
修理と交換の分岐点として使われる「修理費用が新品価格の50%を超えたら交換」という基準は合理的です。たとえば20万円の給湯器に対して10万円以上の修理費用がかかるなら、交換を選んだほうが長期的には得をします。
「10年保証」について注意が必要な点
多くの給湯器業者が「10年保証」を大きく打ち出していますが、注意が必要です。給湯器の実際の寿命は使用環境によって異なりますが、概ね12〜15年程度で各部品の寿命を迎えます。つまり「10年保証」が切れた直後に本格的な故障が始まる可能性があるのです。
また、施工不良は設置後数週間〜数ヶ月以内に発覚するのが普通です。10年後に施工不良が原因かどうかを証明することはほぼ不可能です。さらに、規模の小さな業者は10年後に存続しているとは限りません。会社がなくなれば保証も消えます。
「10年保証」という言葉に安心しすぎず、保証の中身(何が保証されていて何が保証されていないか)をしっかり確認することが重要です。
業者選びで失敗しないために
エラー122が繰り返す場合や、交換を検討する段階になったとき、業者選びが非常に重要です。実は給湯器の交換・修理には専門の資格が必要であり、無資格業者に頼んだ場合、ガス漏れや一酸化炭素中毒などの深刻な事故につながる可能性があります。
確認すべき資格として、ガス配管工事を行うための「簡易内管施工士」や「ガス可とう管接続工事監督者」、水道工事を行うための「給水装置工事主任技術者」の資格を持っているかどうかを問い合わせで確認しましょう。
また、比較サイトの「おすすめランキング」には広告費を支払った業者が上位に来るケースがあります。ランキングの順位だけを信用するのではなく、運営会社の規模・上場区分・施工実績・アフターフォロー体制を複合的に確認することが大切です。
一括見積もりサービスは便利ですが、個人情報が複数の業者に送信されるため、その後に営業電話が多数かかってくるリスクがあります。最初から信頼できる業者に直接問い合わせるほうが手間が少なくて済む場合があります。
東京ガスの機器交換が安心な理由
エラー122が繰り返し発生し、給湯器の交換を検討しているなら、東京ガスの機器交換サービスが最も信頼できる選択肢のひとつです。
東京ガスは東証プライム上場の大手インフラ企業であり、10年後も20年後も存続している可能性が圧倒的に高いです。保証の話をするとき、保証を提供する会社が将来も存在しているかどうかは実は最も重要な条件のひとつです。中小業者が10年後も同じ社名・同じ体制で営業しているとは限りません。
また、東京ガスの機器交換は「認定施工会社制度」を採用しており、東京ガスの厳しい審査をパスした資格保有業者が施工を担当します。つまり無資格業者が施工するリスクがゼロです。これは個人で資格の有無を確認する手間を省けるという点でも大きなメリットです。
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まとめ
エラー122「ふろ途中失火」は、追い焚き中にバーナーの火が消えて安全装置が作動した状態を示すエラーです。3桁コードの「12x」系はすべて途中失火であり、末尾「2」がふろ系統を意味します。
原因は強風・ガスメーター遮断・フレームロッド劣化・イグナイター劣化・排気口閉塞などが考えられます。まずはリモコンのリセットとガスメーターの確認を行い、それでも繰り返す場合は部品劣化や機器の経年劣化が疑われます。
使用年数が10年以上の給湯器でエラーが頻発している場合は、修理よりも交換を検討したほうが長期的には合理的です。交換の際には資格保有の施工業者を選ぶことが最も重要なポイントです。突然の完全停止で困る前に、早めに専門家に相談しておくことをおすすめします。
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