マルチグリルとココットプレートの違いを徹底解説!リンナイのグリル調理容器の選び方と活用法

この記事を読むと分かること
  • 「マルチグリル(機能)」と「ココットプレート(容器)」の違いと、ザ・ココットとの使い分け
  • リンナイ/パロマ/ノーリツのグリル調理容器の違い(ざっくり比較)
  • 自分のコンロに合った調理容器の選び方と購入時のチェックポイント

「マルチグリル」と「ココットプレート」は“種類”が違う

結論から言うと、
  • マルチグリル:ノーリツのコンロに搭載される「グリル機能」の名前
  • ココットプレート:リンナイのグリル内で使う「調理容器(道具)」
です。
⚠️
この2つはメーカーが違います。マルチグリルはノーリツの機能名で、ココットプレート・ザ・ココットはリンナイの容器です。
同じコンロの上で組み合わせられるものではありません。メーカーが違うからです。「マルチグリルにココットプレートを入れる」という使い方はできません。
同じ文脈で語られやすいですが、役割もメーカーも違うので、ここを整理しておくと選びやすくなります。

マルチグリル(機能)とは?できることのイメージ

マルチグリルは、ノーリツ(ハーマン)のビルトインコンロに搭載される高機能グリルの名前です。フラッグシップの「プログレ」に搭載されています。リンナイの機能ではありません。
機種によって差はありますが、一般的には次のような特徴があります。
  • 温度・時間を自動制御しやすい
  • 自動メニューを選べる(フラッグシップのプログレは、公式に専用容器を使って14通りの調理モードとあります)
  • 使う専用容器はプレートパンやダッチオーブンで、リンナイのココット系とは別物です
※対応メニュー数・付属容器・操作方法は型番で変わります。どの容器が標準付属で、どれが別売りなのかは、購入前に仕様表と取扱説明書で確かめてください。
マルチグリルでできる調理と専用備品の違いは、ノーリツ プログレのマルチグリルとは?機能・できること・専用備品の違いを徹底解説 で整理しています。

ココットプレート(容器)とは?メリットと特徴

ココットプレートは、リンナイのグリル用「ふた付きプレート型」調理容器です。

1)グリル庫内の汚れが減りやすい

ふた付きで油はねを抑えやすく、庫内の掃除負担が軽くなるのが大きなメリットです。

2)焼く以外にも使いやすい

魚・肉の焼き物だけでなく、焼き野菜、温め直しなどに活用されることが多いです(対応可否は機種・メニューによる)。

3)後片付けは「容器を洗う」中心になる

庫内掃除が減る一方で、プレート(本体・ふた)の洗浄は必要です。「掃除がゼロになる」わけではなく、掃除の場所が変わるイメージです。

ココットプレートと「ザ・ココット」の違い

リンナイのココット系容器は、名前が似ているため混同されがちです。
  • ココットプレート:浅型(プレート型)。焼き物・温め直しなどに使いやすい
  • ザ・ココット:深型(鍋型)。煮る/蒸す/無水調理のような使い方に向く
ザ・ココットは、対応グリル(上位グリル)前提のケースが多いため、手持ちのコンロが対応しているかを必ず確認しましょう。

他メーカーのグリル調理容器(ざっくり比較)

メーカーごとに、グリル用のふた付き容器が展開されています。

パロマ:ラ・クック系

  • ラ・クック(浅型)/ラ・クックグラン/ラ・クックグランポット(深型)など
  • 油はね軽減・庫内掃除の負担軽減を狙った設計

ノーリツ(ハーマン):マルチグリルと専用容器

  • 「マルチグリル」はノーリツのグリル機能の名前です(上の章のとおり、リンナイのものではありません)
  • 専用容器はプレートパン・ダッチオーブン系で、リンナイのココット系やパロマのラ・クック系とは互換性がありません
  • 容器の標準付属は型番で違います。「上位機なら付いてくる」と思わず、仕様表で確かめてください
※呼称や付属品は年式・型番で変わるため、購入時点の仕様を確認してください。

ココットプレート使用時の注意点

1)ふた・取っ手が熱い

調理後は非常に高温になります。ミトン等を使用し、蒸気にも注意してください。

2)対応する品番がある

ココットプレートは1種類ではありません。リンナイ公式の各シリーズページ(2026年9月24日取得)では、リッセの付属品が RBO-PC90WA、ユーディア エフの付属品が RBO-PC91SA と、品番が分かれています。買い足すときは「ココットプレート」という商品名ではなく、自分のコンロの型式に対応する品番で確認してください(詳しくは下の一覧)。

3)取扱説明書の範囲で使う

「使えるメニュー」「洗い方」「食洗機可否」などは機種・容器で異なるため、必ず取扱説明書に従ってください。

リンナイのどのシリーズに、ココットプレートが付いてくるのか

「リンナイのコンロなら、どれでもココットプレートが使える」わけではありません。シリーズによって、本体に同梱されている(付属)か、別売で買い足す(対応)かが分かれます。リンナイは公式サイトで、この2語を次のように定義しています。
  • 付属:本体を購入したとき、はじめから同梱されている専用調理器具
  • 対応:本体には付属しないが、別売のオプション品を買えば使える調理器具
「対応」は「使えない」ではありません。買い足せば使えるという意味です。ここを読み違えると、候補から外す必要のない機種を落とすことになります。
現行のビルトインコンロについて、リンナイ公式の各シリーズページに書かれている内容を並べると、次のようになります(2026年9月24日取得)。
シリーズココットプレート公式ページの書き方
DELICIA(デリシア)付属ザ・ココット/ココットプレート/トースト・ピザプレート。「モデルにより選択・付属」
GRILLER(グリレ)付属ザ・ココット、ココットプレート、トースト・ピザプレートが同梱
Lisse(リッセ)全機種に付属全機種にココットプレート(RBO-PC90WA)が標準付属
MYTONE(マイトーン)全機種に標準搭載全機種に標準搭載。焼き面積が40%増えた新ワイドグリル
Udea éf(ユーディア エフ)全機種に付属全機種にココットプレート(RBO-PC91SA)が標準付属
SAFULL+(セイフルプラス)付属ココットプレートが標準で付属
SAFULL(セイフル)タイプで分かれるRHSタイプは標準付属。RSタイプはオプションで、レンジフード連動も非搭載
Superia(スペリア)機種により付属/別売比較表は「付属 ※一部型式はオプション」
SENCE(センス)別売オプション標準付属ではなく別売オプション
メタルトップグリルの種類で分かれる水無し両面焼グリルのタイプなら別売オプションで対応
⚠️
見落としやすいのはセイフルとメタルトップです。同じシリーズ名でも、型式の頭(RHS/RS)やグリルの種類で、付いてくるかどうかが変わります。
シリーズ名だけで判断せず、いま使っている(買おうとしている)型式を仕様表で引いてください。
同じリンナイでも、マイトーン(全機種に標準搭載)とセンス(別売オプション)のように、シリーズで扱いが分かれます。2つの違いは リンナイ マイトーン vs センス|違いは天板・ココットプレート・幅の3点、定価差は43,120円 で比べています。

「ココットプレートが使えない」と言われる理由は、だいたい3つ

「使えない」で調べる人が多いのですが、原因はほぼ次のどれかに分かれます。
  1. グリルが片面焼だから。リンナイがココットプレート対応としているのは「水無し両面焼グリル」のタイプです。メタルトップのように片面焼のモデルがあるシリーズでは、公式の機能表に「一部型式は非対応」と書かれています
  1. メーカーが違うから。パロマのラ・クック系、ノーリツのプレートパン系とは互換性がありません。サイズが入ったとしても、オート調理は動きません
  1. 品番が違うから。上の一覧のとおり、ココットプレートの品番はシリーズで分かれています(リッセは RBO-PC90WA、ユーディア エフは RBO-PC91SA)。商品名で探すと、自分のグリルに合わない品番を買うことがあります
つまり「ココットプレートが使えるか」は、メーカー → グリルの種類(両面焼か片面焼か) → 型式に対応する品番の順に絞れば、買う前に確定できます。店頭やコールセンターに聞く前に、この3つを手元で押さえておくと話が早く終わります。

ココットプレートは「後付け」より、買い替え時にセットで考えると効率的

ココットプレートは後から購入できる場合もありますが、
  • そもそも手持ちコンロが対応していない
  • サイズが合わない
といった問題が起きやすいです。
買い替えを検討しているなら、
  • ココットプレート(またはザ・ココット)対応か
  • グリル機能(自動メニュー)の充実度
を最初から条件に入れると、失敗が減ります。

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