ガスコンロのガスコードは延長できる?正しい方法と絶対まNGな危険行為
この記事を読むと分かること
- ガスコードの「継ぎたし延長」がなぜ危険なのか、長さを正しく確保する方法が分かる
- 自分でガスホースを交換する手順と、都市ガス・プロパンの識別方法が理解できる
- ガスコンロ回りの一切を安心して任せられる業者を視つけるポイントが分かる
ガスコードの延長は「継ぎたし」NG!まず知るべき大原則
ガスコードを延長したいと思ったとき、最初に頭に浮かぶのが「2本のホースを繋げられないか?」という発想ではないでしょうか。あなたも同じことを考えたことはありませんか?
結論から言うと、ガスコードの継ぎたし延長は絶対にしてはいけません。これは単なるメーカーのガイドラインではなく、ガス漏れ・火災・一酸化炭素中毒といった命に関わる事故につながる危険行為です。
一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)のガイドラインでも「ゴム管(ソフトコード)の継ぎたしや二又分岐はしないでください。ガス漏れの原因になります」と明記されています。ガス接続部は使用を重ねるごとに微細なゆるみが生じることがあり、2本の継ぎ目がある場合はそのリスクが2倍になります。
では、どうしてもガスコンロをもっと遠くに置きたい場合はどうすればいいのでしょうか。正しい方法をお伝えします。
ガスコードとは?種類と長さを正しく理解しよう
ガスコードには大きく分けて「ガス用ゴム管(ソフトコード)」と「金属フレキ管」の2種類があります。
ガス用ゴム管(ソフトコード)
オレンジ色(都市ガス用)または灰色・黒色(プロパン用)のゴム製ホースです。柔軟性があり、テーブルコンロによく使われます。市販されているものは0.5m、1m、1.5m、2m、3m、5mと長さのバリエーションがあります。
重要なポイント:都市ガス用とプロパン用を間違えてはいけません。都市ガス用コードはオレンジ色、プロパン用は灰色または黒色と色分けされています。誤った種類のコードを使うとガスが正しく供給されないばかりか、ガス漏れの原因になります。
金属フレキ管
ステンレス製の蛇腹状の配管で、主にビルトインコンロの接続に使われます。強度・耐熱性・耐久性に優れており、長期間の使用に適しています。ビルトインコンロの接続はこちらが標準的です。
「ガスコードが短い」問題の正しい解決策
「現在のガスコードが短くてコンロが置きたい位置に届かない」という場合、正しい解決策は次の2つです。
解決策1:より長いガスコードに交換する
最もシンプルな解決策です。ガス用ゴム管は最大5mまで市販されています。ホームセンターやAmazonなどで購入できます。ただし、購入前に必ず以下を確認してください。
確認事項:
ガスの種類(都市ガス13A・12A、プロパン用など)を確認してください。ガス栓の種類(ホースエンド型かソケット型か)も確認します。必要な長さを実際に測ってから購入することが大切です。3mを超えるコードを使う場合は、ガス圧が下がる可能性があるため、できる限り3m以内に収めることが推奨されています。
「引っ越し先のキッチンでガス栓の位置がコンロと離れていて、3mのホースを買い足しました。ホームセンターで普通に売っていましたし、取り付けも簡単でした」(Xより)
「1mのホースが付いていたのですが、キッチンのレイアウトの関係で2mが必要でした。同じ都市ガス対応のものをすぐに購入して交換できました」(各種レビューサイトより)
解決策2:ガス栓の増設をガス事業者に依頼する
5mを超える距離が必要な場合や、根本的にガス栓の位置を変えたい場合には、ガス事業者またはガス工事業者に「ガス栓の増設・移設」を依頼するのが最善です。これは個人での作業は法令上禁止されており、有資格者の工事が必要です。費用は場合によって異なりますが、おおよそ1〜3万円程度が目安です。
ガスホースを自分で交換する手順
新しいホースへの交換は、テーブルコンロ(ガス用ゴム管の場合)であれば自分でも行うことができます。ただし、必ず作業前にガスの元栓を閉めてください。
手順1:ガスの元栓を閉める
作業の絶対条件です。コンロ近くのガスコック(バルブ)を閉め、ガスが通らない状態にします。
手順2:古いホースを外す
ゴム管用ソケット(コンセント型)に差し込まれているホースを抜き取ります。無理に引っ張らず、コックの解除ボタンを押しながら外します。コンロ側のノズルからも引き抜きます。
手順3:新しいホースを接続する
新しいホースをコンロ側に差し込み(ホースバンドがある場合はしっかり固定)、ガス栓側のソケットに「カチッ」という手応えがあるまでしっかり押し込みます。
手順4:ガス漏れ確認
元栓を開け、中性洗剤を薄めた液または専用のガス漏れ確認スプレーを接続部分に塗ります。気泡が出なければ問題ありません。不安な場合はガス会社に確認を依頼しましょう。
「自分でホース交換しましたが、ガス会社に確認の電話をしたら無料でガス漏れチェックをしてくれると教えてもらいました。安心のために利用しました」(Xより)
「DIYで交換しましたが、接続部の締め付けが甘くて微量のガス漏れが発生していました。ガス臭に気づいてよかったです。自信のない方はプロに任せた方が安全です」(Yahoo!知恵袋より)
ガスに関する作業は一歩間違えると命にかかわります。少しでも不安を感じたら、無理に自分でやらずに専門業者に依頼することをお勧めします。
ビルトインコンロの場合は専門業者への依頼が必須
上記の手順は主にテーブルコンロ(据え置き型)の話です。ビルトインコンロ(システムキッチンに組み込まれたタイプ)の場合は、ガスコードへのアクセス自体が難しく、また金属フレキ管の取り扱いには専門知識が必要です。
ビルトインコンロのガス配管に関しては、必ず有資格の専門業者に任せてください。「簡易内管施工士」という国家資格を持つ技術者が対応できる工事範囲内であれば比較的スムーズに依頼できます。
安全なコンロ周りを保つために:定期的なホース点検を
ガスホースは消耗品です。長年使用していると、ゴムが劣化してひびが入ったり硬くなったりします。以下のサインが見られたら交換時期です。
ホースにひびや亀裂がある、ホースが硬くなってパキパキした感触がある、接続部の周辺にガス臭がする、ホースに変色や変形がある——これらの症状がひとつでも当てはまったら、早急に交換してください。目安としてゴム製ホースは2〜3年に一度の点検・交換が推奨されています。
まとめ:ガスコードの延長は「長いものに交換」が正解
今回のポイントをまとめます。ガスコードの継ぎたし延長は絶対NG(ガス漏れの原因になる)です。長さが足りない場合は最大5mのガスコードに交換することで対応できます。5m超の距離が必要な場合はガス栓の増設・移設をガス事業者に依頼します。自分でホースを交換するのは可能ですが、不安があれば専門家に依頼するのが最善です。ビルトインコンロのガス配管は必ず有資格業者に依頼してください。
ガス周りの作業で「なんとなく大丈夫だろう」という判断は禁物です。正しい知識を持って、安全に対処しましょう。
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