ノーリツ スマートエコバーナーの省エネ効果は?公式の熱効率は20cm鍋で39.9%→45.4%、搭載しているのはプログレとオルシェです
この記事を読むと分かること
- ノーリツ スマートエコバーナーの仕組みと、公式が出している比較値
- 搭載モデルと選び方のポイント
- 公式が出している数字と、その試算条件
ノーリツ スマートエコバーナーとは?その仕組みを解説
ノーリツの「スマートエコバーナー」は、バーナーから直線的にのびていた炎を、旋回するように工夫した設計です。ノーリツはこれを「従来品とCO2も光熱費も削減できるバーナー」と説明しています(ノーリツ公式・2026年9月17日取得)。
バーナーの溝が斜めになっており、この設計によって炎が旋回して噴き出します。さらにバーナーを小径化することで、炎が鍋に当たる距離を長くし、熱効率を上げています。
炎が旋回することで、鍋に当たる面のとり方が変わります。ノーリツは、この工夫で熱効率が上がるとしています。どれだけ上がるかは、下の節の数字をご覧ください。
省エネ効果はどのくらい?公式の数字と試算条件
以前このページには「省エネ基準達成率101%」と書いていましたが、ノーリツの公式ページで確認できなかったため削除しました。省エネ性能を比べるなら、次の熱効率の値を見てください。
「約33秒早くお湯が沸く」という記述も、出所が取れなかったため削除しました。公式が出しているのは、沸騰までの秒数ではなく熱効率です。
年間のガス代がいくら変わるかは、ガスの種類と料金プラン、使用頻度で動きます。当サイトでは金額の目安を書きません。
ノーリツ自身は「従来品と比べ10年で約25,000円削減」という試算を出していますが、3人家族想定・年間コンロ部出力1,400MJ/年・世帯(省エネ性能カタログ2024年版)・燃料単価はLPガス5.9円/MJ(全国平均)・3口コンログリル付タイプ・2025年3月時点の同社調べ、という前提つきの数字です。前提が自分の家と違えば結果も変わるので、購入費用の回収は見積もりで確かめてください。
スマートエコバーナー搭載の主要モデル一覧
ノーリツが公式ページでスマートエコバーナーを機能として挙げているのは、プログレです。当サイトが2026年9月に確認した範囲では、オルシェの商品ページにも記載がありました。
- プログレシリーズ:マルチグリルを備えた最上位。公式ページでスマートエコバーナーを紹介しています
- ネストシリーズ:焼網グリルタイプの下位。商品ページに「スマートエコバーナー」の記載はありません
- オルシェシリーズ:焼網グリルタイプの上位。温度クック機能や親水アクアコートも付きます
- そのほかのシリーズについては、公式ページでスマートエコバーナーの記載を確認できませんでした
シリーズによって搭載の有無が変わります。省エネを理由に選ぶなら、カタログの仕様表で型番ごとに確かめてください。
口コミではなく、公式が出している数字で確かめる
公式が出している数字は、熱効率です
ノーリツは20cm鍋での熱効率を、現行バーナー39.9%、スマートエコバーナー45.4%としています(ノーリツ公式・2026年9月17日取得)。これが公表されている唯一の比較値です。「省エネ基準達成率101%」「約33秒早く沸く」「CO2削減率約12%」は、同社の公式ページで確認できませんでした。以前このページに載せていたこれらの数字は、出所が取れないため削除しました。
ガス代の金額は、条件を置いた試算です
ノーリツは「従来品と比べ10年で約25,000円削減」という試算も出していますが、これには条件が付きます。3人家族想定で年間コンロ部出力1,400MJ/年・世帯(省エネ性能カタログ2024年版)、燃料単価はLPガス5.9円/MJ(全国平均)、3口コンログリル付タイプ、2025年3月時点の同社調べ、というものです。都市ガスか、LPガスか、契約している料金プランはどれかで結果は変わります。当サイトでは金額の目安を示しません。比べられるのは、上の熱効率までです。
メリットとデメリット
メリット
- 熱効率:20cm鍋で39.9%から45.4%へ(ノーリツ公式)
- 炎の出し方:直線的な炎を旋回させ、バーナーを小径化
- ガス代:同社は10年で約25,000円削減と試算。ただし条件つき(上記)
- 耐久性:耐久性は使用環境・使い方によって変わるため、保証内容や想定使用年数もあわせて確認
- 掃除が簡単:ガラス天板で汚れが落としやすい
- デザイン性:モダンなデザインで、キッチンの雰囲気を向上
デメリット
- 仕組みの理解:省エネの効き方が数字でしか分からず、使っていて実感しにくいことも
- 設置手間:古いコンロからの交換には業者対応が必要で時間がかかる
- 初期費用:従来モデルよりも購入費用が高い傾向
- 火力調整:細かい火力調整が必要な料理では、慣れるまで時間がかかることも
他社の省エネバーナーとの比較
リンナイ・パロマの省エネバーナーについては、同じ形の比較値を公式で確認できませんでした。横並びで優劣をつけられる資料がないので、ここでは並べません。
ノーリツのスマートエコバーナーについて、公式で確認できる比較値は20cm鍋での熱効率(現行バーナー39.9%、スマートエコバーナー45.4%)です。リンナイとパロマにも省エネをうたうバーナーはありますが、同じ条件で並べられる公表値を見つけられなかったので、この記事では横並びの比較表を出しません。カタログの仕様表には型番ごとの数値が載っているので、候補を絞ってからそこで比べてください。
スマートエコバーナーが向いている人・向いていない人
向いている人
- 省エネの数字で選びたい人:熱効率の公表値を比べて決めたい人
- 環境への配慮を重視する人:ノーリツがCO2の削減をうたっている点を評価する人
- 調理の効率を重視する人:熱効率の高いバーナーを選びたい人
- キッチンの見た目にこだわる人:デザイン性の高いコンロを求める人
- 耐久性を重視する人:長く使えるコンロを探している人
向いていない人
- 初期費用を抑えたい人:購入費用を最小限にしたい人
- 操作がシンプルなほうがいい人:複雑な機能が不要な人
- 賃貸住宅に住んでいる人:設置に制限がある環境
- 火力の細かい調整にこだわる人:従来モデルの方が融通が利く場合も
まとめ:省エネを重視するなら検討の価値あり
ノーリツのスマートエコバーナーについて、公式が出している比較値は20cm鍋での熱効率(39.9%から45.4%)です。「省エネ基準達成率101%」「約33秒早く沸く」「CO2削減率約12%」は公式で確認できなかったため、この記事からは外しました。
ガス代がいくら下がるかは、ガスの種類と料金プランで変わります。ノーリツ自身の試算にもLPガス5.9円/MJという前提が付いています。金額ではなく、熱効率と、使っている型番の仕様表で比べてください。
初期投資は必要ですが、長期的に見たコストメリットは使用状況によって変わります。ガス代の削減と調理の快適性を両立したい方は、スマートエコバーナー搭載モデルを比較検討してみてください。
交換を検討するときは、対応エリアと工事の範囲を先に確かめると、見積もりを比べやすくなります。
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