ガスコンロの電池交換方法|単1・単2型別の手順と交換サインを解説

この記事を読むと分かること
  • ガスコンロの電池を交換するタイミングと具体的なサイン
  • ビルトインコンロ・据置型別の正しい電池交換手順と注意点
  • 電池交換をしても火がつかないときの対処法

ガスコンロの電池交換が必要なサイン

ガスコンロを使っていて「点火しにくくなった」「火がつくまでに時間がかかる」と感じたことはありませんか?そのほとんどは、電池の消耗が原因です。ガスコンロは電池を使って着火の火花(スパーク)を発生させているため、電池が弱くなるとスムーズに点火できなくなります。
電池交換が必要なサインとして代表的なものを挙げると、次のようなものがあります。
点火スイッチを押してもなかなか火がつかない、何度も押し直さなければならない、という状況はまさに電池切れのサインです。また、コンロのパネルに電池交換を促すランプやアイコンが表示される機種も多く、その場合はすぐに交換が必要です。電子レンジのように「ピッ」という電子音がすることがある機種では、その音が弱くなったり鳴らなくなったりすることも電池消耗のサインとなります。
こうした症状を放置するとどうなるか、というと、最悪の場合は点火できずにガスだけが出てしまう可能性があります。これは非常に危険な状態です。「なんとか火がつくから大丈夫」と思って使い続けるのは避け、少しでも点火に違和感を感じたら電池交換を検討してください。

ガスコンロの電池はどんな種類を使う?

ガスコンロに使う電池は、機種によって異なりますが、単1形アルカリ電池を2本使うものが最も一般的です。ただし、機種によっては単2形や単3形を使うものもあるため、必ず取扱説明書や電池ボックスの表示を確認してください。

マンガン電池よりアルカリ電池を選ぶ理由

ホームセンターや100円ショップではマンガン電池も販売されていますが、ガスコンロにはアルカリ電池の使用を強く推奨します。理由は以下の通りです。
アルカリ電池はマンガン電池に比べて容量が大きく、持続時間が長いです。特に点火時の瞬間的に大きな電流が必要な用途では、アルカリ電池の方が安定したスパークを発生させることができます。マンガン電池では電圧降下が早く、交換直後はよくても数ヶ月でまた点火不良になるケースがあります。
また、液漏れのリスクという観点からも、品質が安定しているメーカー品のアルカリ電池を選ぶことをおすすめします。100円ショップの激安電池は品質にばらつきがあり、液漏れによって電池ボックスが腐食してしまうこともあります。電池ボックスが腐食すると、電池交換だけでは解決できなくなり、修理が必要になる場合もありますので注意が必要です。

充電式電池(ニッケル水素電池)は使えるか?

エネループなどの充電式ニッケル水素電池については、メーカーによって「使用不可」としている場合があります。充電式電池はアルカリ電池より電圧が若干低く(1.2Vに対してアルカリは1.5V)、点火スパークが弱くなる可能性があります。取扱説明書で「アルカリ乾電池専用」と記載されている機種には使用しないようにしてください。

ビルトインガスコンロの電池交換方法

ビルトインガスコンロはキッチンのシステムに組み込まれているタイプで、一見するとどこに電池が入っているのか分かりにくいことがあります。そうは言っても、電池ボックスの場所さえ分かれば交換作業自体は非常に簡単です。

電池ボックスの場所を探す

ビルトインガスコンロの電池ボックスは、多くの場合コンロ前面のパネル下部にあります。グリル扉の下あたりや、操作パネルのすぐ下の部分を確認してみてください。
メーカーごとの代表的な電池ボックスの場所は以下の通りです。
リンナイ製のビルトインコンロは、多くの機種でグリル扉の下、前面中央付近に電池ボックスがあります。パナソニック(旧ハーマン)製は前面右下や左下に配置されていることが多いです。パロマ製はグリル扉の下部やコンロ前面に電池ボックスがあります。ノーリツ製は前面パネルに電池マークが描かれている部分に蓋があり、そこを開けると電池ボックスがあります。
分からない場合は、コンロ前面をくまなく確認してみてください。蓋のような部分や、スライドして開けられる部分があれば、そこが電池ボックスである可能性が高いです。

ビルトインコンロの電池交換手順

交換作業の手順を説明します。作業の前に、必ずすべてのバーナーの火が消えていることと、ガスの元栓を閉めることを確認してください。
ステップ1: 電池ボックスの蓋を開ける
電池ボックスの蓋は、多くの場合は指で押しながらスライドさせる、または引っ張ることで開きます。コインや薄いプラスチックカードを使って開けるタイプもあります。
ステップ2: 古い電池を取り出す
電池ボックスの中の古い電池を取り出します。この時、電池の向き(+と-の方向)をメモしておくか、写真を撮っておくと後の交換作業がスムーズです。
ステップ3: 新しい電池を入れる
新しいアルカリ電池を正しい向きで入れます。電池ボックスには向きを示すマーク(+-)が記載されているので、それに合わせて入れてください。
ステップ4: 蓋を閉めて動作確認
蓋をしっかり閉めたら、ガスの元栓を開けて点火テストを行います。スムーズに点火できれば交換完了です。

据置き型ガスコンロの電池交換方法

据置き型(テーブルコンロ)はビルトインよりも電池ボックスが見つけやすい傾向があります。多くの機種ではコンロ本体の側面底面に電池ボックスがあります。

電池ボックスの場所

据置き型コンロの電池ボックスは、右側面や左側面にあることが多いです。コンロを横から見ると、スライド式の蓋やネジで固定された蓋が見えるはずです。一部の機種では本体底面にある場合もあります。その場合はコンロを持ち上げて確認する必要があります。

据置き型コンロの電池交換手順

ビルトインコンロと基本的な手順は同じですが、据置き型の場合は電池ボックスの場所によっては、コンロをコンロ台から取り出す必要があります。
ステップ1: コンロを安全な場所に移動(必要な場合)
電池ボックスが底面にある場合は、コンロを取り出して安定した場所に置いてから作業します。この時、ガスホースが外れないように注意してください。外れてしまった場合は、ガスのコックを閉めてから再接続してください。
ステップ2〜4はビルトインコンロと同様の手順で行います。

電池交換の頻度はどのくらい?

ガスコンロの電池は、一般的に約1年を目安に交換することが推奨されています。ただし、使用頻度や電池の品質によって寿命は変わります。
毎日料理をする家庭では1年よりも早く消耗することもありますし、一人暮らしでコンロの使用頻度が低い場合は2年近く持つこともあります。
「電池が切れてから交換する」のではなく、年に一度の大掃除のタイミングで交換することを習慣にするのがおすすめです。そうすることで、突然点火できなくなるという状況を防げます。また、電池の交換日を電池ボックスの蓋の内側にメモしておくと、次の交換時期の目安になります。
あなたも「最後にいつ電池を交換したか覚えていない」という状況になっていませんか?まずは1年以上交換していない場合は、試しに新しい電池に替えてみることをおすすめします。

電池を交換しても点火しない場合の対処法

電池を新しくしても点火しない場合、電池以外に原因がある可能性があります。焦らず、以下の点を順番に確認してみてください。

考えられる原因と対処法

バーナーキャップの汚れや位置ズレ
バーナーキャップ(バーナーの上に乗っている部品)が汚れで詰まっていたり、正しい位置にセットされていなかったりすると点火しません。バーナーキャップを取り外して掃除し、正しく戻してから再度試してみてください。
電極(点火プラグ)の汚れ
点火プラグが油汚れや食品のカスで汚れていると、スパークがうまく飛びません。乾いた歯ブラシや綿棒で優しく汚れを取り除いてみてください。
ガス栓が閉まっている
基本的なことですが、ガスの元栓やコンロのガスホースが正しく接続されているか、ガス栓が開いているかを確認してください。
安全装置(過熱防止装置)の作動
空焚きや高温調理の後、安全装置が作動してロックがかかっている場合があります。しばらく時間をおいてから再度試してみてください。
これらを確認しても解決しない場合は、点火装置自体の故障か、ガスコンロ本体の不具合が考えられます。コンロの年齢(使用年数)が10年を超えている場合は、修理よりも交換を検討した方が良いかもしれません。

ガスコンロの寿命と買い替えのタイミング

電池交換をしても不具合が続いたり、コンロ自体が老朽化している場合は、そろそろ交換を検討するタイミングかもしれません。ガスコンロの一般的な寿命は10〜15年程度とされています。
10年を過ぎたコンロは、電池交換をしても点火系統の劣化、バーナーの腐食、内部部品の経年劣化など、様々な不具合が起きやすくなります。修理しながら使い続けるよりも、この機会に新しいコンロに替えた方がトータルコストとして安くなることも少なくありません。

コンロ交換時の業者選び:「安さ」だけで選ばないために

コンロの交換を検討する際、注意していただきたいのが業者選びです。インターネットで検索すると多くの業者が出てきますが、価格だけで選ぶのは危険です。
ガスコンロの交換工事には、ガス配管に関わる作業が伴う場合があります。この作業を行うには簡易内管施工士の資格が必要です。この資格を持っていない業者が工事を行った場合、ガス漏れなどの重大事故につながるリスクがあります。業者に依頼する際は、必ずこの資格の保有を確認してください。
また、比較サイトやランキングサイトで上位に表示されている業者が必ずしも最良というわけではありません。広告費を多く払っている業者が上位に掲載されているケースも多く、ランキングが業者の質を正確に反映しているとは限らないのが現実です。
実際にこんな声もあります。
「比較サイトで一番安い業者に頼んだら、工事後に追加費用を請求された。最初の見積もりにはなかった費用だった。」
— Yahoo!知恵袋より
「資格があるか確認しないで頼んだら、後でガス会社の検査で問題が発覚した。やり直し工事が必要になって余計な出費になった。」
— Xより
こうしたトラブルを避けるために、施工実績が豊富で、会社の信頼性が高い業者を選ぶことが重要です。

「10年保証」の実態を知っておこう

多くの業者が「10年保証」を売りにしていますが、実態はどうでしょうか。ガスコンロ本体のメーカー保証は通常1〜2年です。業者が提供する「工事10年保証」は、施工不良に対する保証ですが、施工不良は設置後数週間〜数ヶ月で発覚するのが一般的です。10年後に施工不良を証明することは現実的にほぼ不可能と言えます。
さらに、小規模な業者の場合、会社が10年後も存続している保証はどこにもありません。会社が倒産したり廃業したりすれば、保証も消えてしまいます。「10年保証」は重要な判断材料ではありますが、それだけを理由に業者を選ぶのは避けてください。
長期的に安心してサービスを利用したいなら、財務基盤がしっかりした大手企業や上場企業が運営するサービスを選ぶことが、実質的な「10年後の安心」につながります。

ガスコンロの電池交換は自分でできる まとめ

ガスコンロの電池交換は、特別な工具も知識も必要なく、誰でも自分で行える作業です。ポイントをまとめると次の通りです。
電池は単1形アルカリ電池2本が標準的ですが、機種によって異なるため取扱説明書で確認してください。交換の目安は約1年に一度、大掃除のタイミングで定期交換するのがおすすめです。ビルトインコンロはコンロ前面のパネル下部、据置き型は側面や底面に電池ボックスがあります。電池を替えても改善しない場合は、バーナーキャップの汚れや点火プラグの汚れも確認してみましょう。
コンロの使用年数が10年を超えている場合は、電池交換を機に本体の買い替えも検討してみてください。新しいコンロは省エネ性能も高く、安全機能も充実しているため、長い目で見てお得になることが多いです。
コンロの交換をご検討の際は、信頼性の高い業者に依頼することが重要です。以下に、おすすめのサービスをご紹介します。

ガスコンロ交換おすすめサービス一覧

東京ガスの機器交換

首都圏のインフラを支える最大手ならではの、他社には真似できない圧倒的な安心感が最大の魅力です。Web専用サービスに特化することで、ネット業者並みの低価格を実現しつつ、東京ガスの厳しい審査をパスした認定プロによる高品質な施工が受けられます。
ガスコンロの交換はこちら
首都圏のインフラを支える最大手ならではの、他社には真似できない圧倒的な安心感が最大の魅力です。Web専用サービスに特化することで、ネット業者並みの低価格を実現しつつ、東京ガスの厳しい審査をパスした認定プロによる高品質な施工が受けられます。
ガス給湯器の交換はこちら
ガスコンロの交換はこちら
トイレの交換はこちら
ルームエアコンの交換はこちら

交換できるくん

東証グロース上場企業が運営する、住宅設備交換の先駆け的なサービスです。見積もり後の追加費用が一切発生しない「明朗会計」を徹底しており、ネット注文に慣れていない方でも安心して任せられる接客品質が高く評価されています。東京ガスが展開していないエリアで少しでも安心を買いたい人におすすめ。
ガス給湯器の交換はこちら

キンライサー

24時間365日受付のスピード対応と、商品・工事ともに「10年間の無料保証」が標準で付帯するのが大きな強みです。お湯が出ないという緊急時でも、将来にわたる長期の安心をセットで手に入れたい方に最適です。
ガス給湯器の交換はこちら
エコキュートの交換はこちら

ミズテック

メーカーからの直接仕入れにより中間マージンを徹底的にカットし、業界トップクラスの安さを実現しています。とにかく初期費用を抑えたい方にとって、大手メーカー品を最もリーズナブルに設置できる有力な選択肢となります。
ガス給湯器の交換はこちら

チカラもち

給湯器およびエコキュート交換の専門店として、全国にネットワークを展開しています。専門知識豊富なスタッフによる的確な機種選定と、地域に密着した細やかなアフターフォローに定評がある専門店です。
ガス給湯器の交換はこちら