ICLのすべてを役立つ情報まとめ|費用・リスク・手術の流れ・口コミを最新情報で解説

この記事を読むと分かること
  • ICLの仕組み・種類・費用相場など基本的な情報
  • ICLのメリット・デメリット・リスクを公平に解説
  • 実際にICL手術を受けた筆者(しなちく)の体験談と推薦クリニック

ICLとは?まず基本から理解しよう

ICL(Implantable Collamer Lens、インプランタブル コラマー レンズ)は、眼内コンタクトレンズとも呼ばれる視力矯正手術です。目の中(虹彩と水晶体の間)に薄い特殊なレンズを挿入することで、近視・乱視・遠視を矯正します。
「ICLって何?」「ICLの費用はどのくらい?」「ICLって怖くないの?」——そんな疑問を持ってこのページにたどり着いた方のために、ICLに関するすべての情報を分かりやすくまとめました。
筆者(しなちく)は2020年に先進会眼科でICL手術を受け、術前視力0.07(-5D)から術後1.0まで回復した経験を持っています。自身の体験と最新情報をもとに、ICLの疑問をできる限り丁寧に解説します。

ICLが生まれた背景

ICLは1990年代からSTAAR Surgical社(アメリカ)によって開発が進められ、日本では2010年に厚生労働省の薬事承認を取得しました。当初はレーシックでは対応が難しい強度近視や、角膜が薄い方のための選択肢として注目されました。現在では累計300万眼以上(2024年時点)の使用実績があり、安全性・有効性の豊富なデータが蓄積されています。

ICLとコンタクトレンズ・レーシックとの違い

ICLはコンタクトレンズと似た「レンズ」という形態を持ちながら、毎日の着け外しは不要です。一度挿入すれば、理論上は半永久的に使用できます。
レーシックとの最大の違いは「角膜を削るかどうか」です。レーシックは角膜を削るため不可逆的ですが、ICLは角膜を削らずにレンズを挿入し、必要があれば取り出せる「可逆性のある手術」です。これはICLの大きな安心ポイントの一つです。

ICLの仕組みと種類

ICLの手術の仕組み

ICL手術は以下の流れで行われます。まず術前検査で適応の確認とレンズサイズ・度数を決定します。手術当日は点眼麻酔を行い、角膜に約3mmの小切開を加えます。そこからインジェクターという専用器具を使い、細く折りたたんだICLレンズを眼内に挿入します。レンズは自然に広がり、虹彩と水晶体の間に固定されます。手術時間は両目で20〜30分程度です。
術後は保護メガネを装着して帰宅し、翌日の検診でほとんどの場合は眼帯を外して日常生活に戻れます。

ICLレンズの種類

現在の主流はSTAAR Surgical社が製造する「EVO Visian ICL」です。2016年にEVO+バージョンへとアップデートされ、光学径が拡大されてハロー・グレア(夜間の光のにじみ)が軽減されました。
また、レンズの光学部中央に微小な穴(ポート)が設けられた「HOLE ICL(KS-AquaPORT)」も広く使用されています。この穴があることで眼内の房水(液体)の流れが自然に保たれ、虹彩切開(レーザーでの穴あけ処置)が不要になりました。これにより合併症リスクがさらに低下しています。
その他にも国内ではプレミアムICL(イギリス製)などが使用されていますが、STAAR社のEVO ICLが最も普及しています。

ICLのメリット

①角膜を削らないため強度近視にも対応

ICLの最大のメリットは、角膜を削らないことです。レーシックは角膜の厚さに限界があるため、強度近視(-8D以上など)には対応できないことがあります。ICLは角膜の厚さに関係なく、幅広い度数に対応できます。
私自身も円錐角膜という角膜疾患のためレーシックを断られましたが、ICLなら適応と判断され、手術を受けることができました。

②可逆性がある(元に戻せる)

ICLはレンズを取り出せるため「可逆的な手術」です。万一の事態や将来の眼科的事情(白内障手術など)に際してレンズを除去することが可能です。これはレーシックにはない安心感です。

③見え方の質が高い

多くの患者さんがICL後の見え方について「鮮明で立体感がある」「コンタクトより自然に見える」と報告しています。ICLのレンズ素材(Collamer)は光の透過率が高く、自然な色調の視界をもたらします。

④ドライアイが悪化しにくい

レーシックでは角膜を削ることで角膜知覚が一時的に低下し、ドライアイが悪化するケースがあります。ICLは角膜に手を加えないため、ドライアイのリスクが相対的に少ないとされています。

⑤裸眼生活の解放感

コンタクトレンズの毎日の装着・外し・洗浄、ケア用品の管理、旅行時の携帯——ICLを受けることでこれらすべての手間から解放されます。「朝目が覚めたときから視界がクリア」「コンタクトなしで海や温泉を楽しめる」という体験は、受けた方にしか分からない快適さです。

ICLのデメリットと注意点

ICLには多くのメリットがある一方、デメリットや注意すべき点も存在します。正直にお伝えします。

①費用が高い

ICL手術の最大のデメリットは費用の高さです。両眼で60万〜75万円前後が相場で、保険適用外のため全額自己負担となります。ただし、医療費控除の対象になるため、確定申告で10〜30%程度の還付を受けられる可能性があります。

②すべての人が適応になるわけではない

ICL手術には適応条件があります。年齢・角膜の状態・前房深度・眼圧・眼の健康状態などを術前検査で確認する必要があります。適応外と判断されれば手術を受けられない場合があります。まず無料の適応検査を受けることが最初のステップです。

③ハロー・グレア現象

夜間に光源(街灯・車のヘッドライトなど)がにじんで見える「ハロー・グレア現象」が術後に生じることがあります。最新のEVO ICLでは光学径の拡大によりこの現象は軽減されていますが、個人差があります。

④術後の過ごし方に注意が必要

手術直後から1週間程度は、激しい運動・水泳・コンタクトスポーツ・目のこすり・飲酒などが制限されます。デスクワーク程度は翌日から可能なケースが多いですが、術後のライフスタイルへの影響は事前に把握しておくことが大切です。

⑤長期的なフォローアップが必要

ICL手術後は定期的な検診が必要です。眼圧・レンズ位置・角膜内皮細胞数などを定期的にチェックすることで、長期的な安全性が担保されます。「手術さえすれば終わり」ではなく、術後の管理も重要です。

ICLのリスクと安全性について正直に伝える

ICL手術を検討する上で、リスクについて正直に把握することが大切です。「安全」という言葉だけでなく、具体的なリスクを知った上で判断してほしいと思います。

感染症リスク

眼内手術であるため、感染症のリスクは0ではありません。ただし国内の大手クリニックでの術後眼内炎の発生率は約0.02%以下(2,000眼に1件以下)と非常に低い水準です。術後の点眼薬を規定通り使用し、衛生管理を徹底することが重要です。

白内障・眼圧上昇のリスク

ICLレンズと水晶体が接触することで白内障が生じる可能性が指摘されていましたが、現在のHOLE ICL(穴あきレンズ)では房水の循環が改善されており、リスクは大幅に低下しています。長期(20年以上)の安全性データが蓄積されており、適切に使用すれば安全性は高いとされています。

失明のリスクは限りなく低い

「失明するのでは」という不安を持つ方もいますが、ICL手術での失明リスクは極めて稀です。ただし眼内手術である以上、完全にゼロとは言えません。信頼できるクリニック・経験豊富な執刀医を選ぶことが最大のリスク低減策です。

ICL手術の費用相場と医療費控除

費用の相場

ICL手術の費用は両眼で60万〜75万円前後が一般的です。度数・レンズの種類(乱視矯正など)によって変動します。主要クリニックの目安は以下の通りです。先進会眼科:65万円前後(乱視矯正レンズは別途)。品川近視クリニック:427,000円〜。アイクリニック東京グループ:580,000円〜。
費用の安さだけで選ぶのはリスクがあります。執刀医の経験・年間症例数・アフターフォロー体制を総合的に評価することをおすすめします。

医療費控除で実質費用を削減

ICL手術費用は医療費控除の対象です。その年の1月〜12月の医療費合計が10万円を超えた場合、確定申告で超過分の10〜30%が還付されます。歯科・薬代・他の医療費と合算できるため、65万円のICL手術なら最大約19万5,000円の還付が期待できます。マイナンバーカードがあればe-Taxでオンライン申告が完結します。

分割払いの可否

クリニックによっては医療ローンや分割払いに対応しています。一度に大きな費用が出せない場合は、事前にクリニックに分割払いの可否を確認してみましょう。

実際の口コミ・体験談

ICL手術を受けた方のリアルな声をご紹介します。ポジティブ・ネガティブ両方をお伝えします。

ポジティブな体験談

「費用60万、視力0.01から1.4に回復、ゲームに問題なし、満足してる」
— X(旧Twitter)より
強度近視の格闘ゲームプレイヤーの方の投稿です。趣味にも全く影響がなく、満足度の高さが伝わります。
「ICLの手術終わってから帰って寝たせいで生活リズム終わった。おはよう。良くなりすぎた視力に私がついていけてない(笑)」
— Xより(2025年)
視力があまりに改善されたため慣れるまでに少し時間がかかったという、ユニークな投稿。「良くなりすぎた」という言葉が印象的です。
「ICLを受けたんだけど元の視力が低すぎたのでその後の眼精疲労がすごくて長時間目を開けてられない」
— Xより(2025年)
これはネガティブな体験にも見えますが、視力が劇的に改善されたことへの目の「慣れ」の問題です。多くの場合は時間の経過とともに解消されます。

気になる声

「事後検診に時間がかかりすぎる。検診自体は5分もかからないのに1時間以上待たされた」
— 先進会眼科口コミより
人気クリニックでの待ち時間の問題は複数の口コミに見られます。検診は余裕のある日に設定することをおすすめします。
「初期費用が高い。60万以上は正直きつい」
— 各種レビューサイトより
費用の高さへの言及は多くの方に見られます。ただし、コンタクトレンズを20〜30年使い続ける費用(200〜300万円超)と比較すると、長期的には経済合理性があることも事実です。

筆者(しなちく)のICL体験談

私が2020年に先進会眼科でICL手術を受けたときの話をお伝えします。
当時、私は術前視力0.07(-5D)の強度近視で、円錐角膜という角膜疾患を持っていました。レーシックを検討していましたが、円錐角膜のため適応外と言われてしまいました。そこで担当医師からICLを勧められ、先進会眼科で適応検査を受けることにしました。
適応検査では角膜の厚さ・眼圧・前房深度など多くの項目を調べてもらいました。結果は「適応あり」。ほっとしたと同時に、「本当に受けていいのか」という緊張感もありました。
手術当日は緊張していましたが、担当スタッフが一つひとつ説明しながら進めてくれたので、思っていたより落ち着いて臨めました。手術自体は両目で30分弱で終了。翌日の検診で眼帯を外した瞬間、視界のクリアさに思わず声が出そうになりました。
術後6年以上が経過した今(2026年)も、視力1.0を維持しており、何の不自由もない日常を送っています。コンタクトレンズが手放せなかった生活から完全に解放されたことは、私にとって人生を変える体験でした。
先進会眼科を選んだ理由は「医療従事者の利用率が高い」という点でした。リスクを熟知しているはずの医療プロが選ぶクリニック、という事実が最大の信頼根拠でした。

ICLに関するよくある質問

Q. ICLは何歳から受けられますか?
A. 一般的に20歳以上で近視が安定していることが条件です。上限は概ね50歳前後ですが、目の状態により異なります。20歳未満は近視が進行中の可能性があるため適応外となります。
Q. ICLは一生モノですか?交換は必要?
A. ICLレンズ自体は半永久的に使用できるとされています。ただし、将来白内障手術が必要になった場合など、レンズを取り出すケースがあります。
Q. 手術中は痛みがありますか?
A. 点眼麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。「思っていたより怖くなかった」という声が多数あります。
Q. 近視の度数が強すぎてもICLを受けられますか?
A. ICLは強度近視への対応が得意な手術です。-3D〜-20D程度まで幅広い度数に対応できます(乱視矯正も可能)。ただし適応検査で確認が必要です。
Q. ICLとレーシックどちらがいいですか?
A. 一般的に、強度近視(-6D以上)・角膜が薄い・ドライアイを気にしている方にはICLが適していることが多いです。一方、費用を抑えたい・軽度近視の方にはレーシックが検討肢になります。どちらが適しているかは適応検査で医師に確認するのがベストです。
Q. ICLを受けた後にレーシックに変更できますか?
A. ICLレンズを取り出した後にレーシックを受けることは理論上可能ですが、角膜の状態次第です。通常はICLで満足される方が多く、レーシックへの変更は稀です。
Q. 先進会眼科では分割払いはできますか?
A. クリニックによって対応状況が異なります。先進会眼科では医療クレジット(分割払い)に対応しているケースがあります。詳細は無料診察の際にご確認ください。

まとめ:ICLを受けるかどうか迷っている方へ

ICLは、強度近視・コンタクトレンズに不満・ドライアイ・レーシック適応外——そのような悩みを持つ方に、大きな解決策をもたらしてくれる手術です。費用は高額ですが、医療費控除の活用やコンタクトとの生涯費用比較を踏まえると、長期的には合理的な選択になることも多いです。
デメリットやリスクも存在しますが、信頼できる経験豊富なクリニックを選び、術前検査を丁寧に受けることで、安全性は大幅に高まります。
「ICLを受けたい気持ちはあるけど、一歩が踏み出せない」という方にまずおすすめしたいのが、「無料の適応検査だけ受けてみる」ことです。費用は一切かかりません。自分の目がICLに向いているかどうかを確認するだけでも、検討を進める大きな材料になります。
私がおすすめするのは先進会眼科です。医療従事者の利用率が高く、2020年に自ら手術を受けた経験から、自信を持って推薦できます。まずは無料診察だけでも、ぜひ足を運んでみてください。

ICL手術するなら先進会眼科

私しなちくが2020年に手術を受けたのが先進会眼科です。円錐角膜でレーシックが受けられなかった私でも、ICLで術前0.07→術後1.0まで視力が回復しました。医療従事者の利用率が高く、信頼できるクリニックとして自信を持っておすすめします。
先進会眼科で手術を受ける場合、筆者(しなちく)からのお友達紹介を利用すると手術代が3万円安くなります。ただし紹介の際に個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。
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ICLクリニックおすすめ3選

1. 先進会眼科

医療従事者の利用率が高く、豊富な実績を持つ信頼のクリニックです。筆者しなちくが実際に手術を受けました。

2. 品川近視クリニック

国内最大級の症例数を誇る全国展開のクリニック。豊富な経験と実績があります。

3. アイクリニック東京

東京エリアに特化した眼科専門クリニック。都内でのアクセスも良好です。