ICLはなぜ人気?初心者でも分かる7つの理由と人気クリニック比較

この記事を読むと分かること
  • ICLが近年これほど人気を集めている7つの具体的な理由
  • レーシックやコンタクトレンズとの違い・ICLが選ばれる背景
  • 筆者の実体験と、人気クリニック3選の比較ポイント
「ICLって最近よく聞くけど、なぜそんなに人気なの?」——そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
ICL(Implantable Collamer Lens:眼内コンタクトレンズ)は、目の中に薄いレンズを挿入する視力矯正手術です。2020年代に入ってから特に注目度が高まり、芸能人や著名人が手術を受けたことを公表するケースも増えています。
私(しなちく)も2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。術前視力0.07(-5D)から、術後は1.0まで回復。2026年現在も何の不自由もなく快適に過ごしています。実際に受けた立場から、なぜICLがここまで人気になっているのか、その理由を正直にお伝えします。

ICLとは?まず基本を整理する

ICLとは、目の水晶体(自分の目のレンズ)の前に、薄いコラマーレンズを挿入する視力矯正手術です。レーシックのように角膜を削ることなく、目の構造を大きく変えずに視力を回復できる点が最大の特徴です。
項目ICLレーシックコンタクトレンズ
角膜を削るNoYesNo
永続性ほぼ永続(取り外し可能)永続(修正困難)毎日着脱
強度近視への対応幅広く対応可限界がある度数に制限なし
ドライアイリスク低高い傾向高い傾向
費用(初期)40.7万〜88万円(3院の公表額・2026年9月25日時点)30〜50万円毎月数千円〜
ICLは他の選択肢と比べると初期費用が高いにもかかわらず、なぜここまで人気があるのでしょうか?その理由を一つひとつ解説します。

ICLが人気を集める7つの理由

理由①:角膜を削らないから安心

ICLの最大の特徴は、角膜を削らないことです。レーシックでは角膜にレーザーを当てて削るため、角膜が薄い方や円錐角膜の方は適応外になることがあります。また、角膜を削ることへの心理的な抵抗感を持つ方も少なくありません。
ICLは目の内部にレンズを入れるだけなので、角膜の状態を傷つけることなく視力を矯正できます。「角膜を削るのが怖い」という方がICLを選ぶのは、理にかなった判断です。

理由②:取り外し可能(リバーシブル)

ICLは万が一の際に取り出せるという点でも安心感があります。レーシックは角膜を削ってしまうため、一度行ったら完全に元に戻すことはできません。しかしICLは、眼内に挿入したレンズを摘出することで元の状態に近づけることができます。
これは「不可逆的な手術が怖い」という方にとって大きな精神的安心につながります。特に若い世代が初めて視力矯正手術を検討するとき、「もし何かあっても取り外せる」という選択肢の存在は重要です。

理由③:強度近視・乱視にも対応できる

ICLは強度近視や強度乱視にも対応できるという強みがあります。-10Dを超えるような強い近視や、強い乱視がある場合、レーシックでは適応外になることがあります。一方、ICLは広範囲の度数に対応しているため、「レーシックを断られた」という方がICLを選ぶケースも多いです。
私自身も、円錐角膜(角膜の形状が特殊な疾患)のためレーシックを断られ、ICLを選択した一人です。術前視力0.07(-5D)という強度近視でしたが、ICLで視力1.0まで回復しました。

理由④:見え方の質が高い

ICLは視力の質(クオリティ・オブ・ビジョン)が高いと言われています。コンタクトレンズは目の表面に乗るため、ずれや乾燥による見え方の変化が生じることがあります。ICLは眼内に固定されているため、安定した見え方を常に維持できます。
「ハイビジョンのようにクリアで立体感のある見え方」と表現するユーザーも多く、視力の数値だけでなく、見え方の質の向上を実感できることがICLの大きな魅力です。

理由⑤:ドライアイになりにくい

ドライアイに悩む方にとって、ICLは理想的な選択肢の一つです。コンタクトレンズは目の表面の涙液を吸収するため、ドライアイを悪化させることがあります。レーシックも角膜神経を切断するため、術後にドライアイが増悪するリスクがあります。
ICLは角膜に触れず、眼内に挿入するだけなので、ドライアイへの影響が最小限です。「コンタクトをつけるといつも目が乾く」という方が、ICL後にドライアイが改善したというケースも報告されています。

理由⑥:芸能人・著名人が公表するケースが増加

芸能人・著名人がICL手術を受けた経験を公表することで、一般への認知度が大きく上がりました。桐谷美玲さん(女優・モデル)、松丸亮吾さん、指原莉乃さんなど、視力矯正が必要な生活からICLによって解放された体験談を発信しています。
有名人が「こういう手術があって、こんなに快適になった」と発信することで、「自分も検討してみようかな」という人が増えました。特にSNSでの発信が影響力を持つ時代において、著名人の体験談は大きな役割を果たしています。

理由⑦:最新技術「ホールICL」で安全性がさらに向上

ホールICL(EVO ICL)の登場により、ICL手術の安全性は大幅に向上しました。従来のICLでは、眼圧上昇を防ぐために虹彩に穴を開ける処置(虹彩穿孔)が必要でした。しかしホールICLはレンズ中央に小さな穴が開いており、この処置が不要になりました。
手術ステップが減ることで合併症リスクが低下し、患者への負担も軽減されました。2020年代のICL人気上昇の背景には、このホールICLの普及が大きく寄与しています。

ICL人気を証明するデータ

ICLが実際にどれほど人気かを示すデータも見てみましょう。
品川近視クリニックは、米国STAAR SURGICAL社から7年連続で国内最多症例として表彰されています(2019年〜2025年)。同院はクリニック単位の累計症例数を公表していないため、症例数そのものを比べることはできません。先進会眼科はICL・レーシックの累計を35,000症例以上と公表しています(2002年11月1日〜2026年3月集計/同院公式・2026年9月25日確認)。ICL手術がもはや特殊な手術ではなく、多くの人が選ぶ視力矯正の選択肢になったことを示す数字です。
芸能人や著名人の利用例も増えています。先進会眼科は、同院でICLを受けた患者の22.5%が医療者だと公表しています(先進会眼科公式・2022年6〜9月集計/2026年9月25日確認)。リスクを正確に知る立場の人が一定の割合を占めている、ということです。

ICLで「良かった」と言われる点と、事前に知っておく点

良かったと言われる点は、朝起きた時点で見えることに集約される

ICLで変わるのは視力の数値そのものよりも、視力を保つための手間です。コンタクトレンズは毎日着脱し、洗浄液とケースを切らさないよう管理し、泊まりがけの外出には必ず持っていく必要があります。ICLはレンズが眼内に固定されるので、この手間が丸ごと無くなります。朝起きた時点で見えている、旅行にコンタクト用品を持たなくていい、という評価が多いのはこのためです。
私(しなちく)自身、2020年の手術以降、コンタクト用品を買っていません。視力そのものよりも、毎日の手数が減ったことのほうが、実感としては大きいです。

事前に知っておく点は、ハロー・グレアと費用の2つ

ハロー(光の輪)とグレア(まぶしさ)は、夜間に光源を見たときに出る見え方の変化です。眼内にレンズを1枚足す構造上、程度の差はあっても起こりうるもので、術後しばらくで気にならなくなる人が多い一方、夜間の運転で感じ続ける人もいます。これは口コミの良し悪しではなく、術式の仕組みから説明できる現象です。適応検査のときに、夜に運転する頻度を伝えておくと判断材料になります。
もう一つは費用です。ICLは自由診療なので健康保険が効かず、両眼で40万円台から80万円台がかかります。医療費控除の対象にはなりますが、戻るのは支払った額の一部です(計算方法は下記)。

人気ICLクリニック比較:どこで受けるのが正解?

ICLが人気になる一方で、「どのクリニックを選ぶか」という問題も重要です。主要な人気クリニックを比較してみましょう。

先進会眼科(筆者推薦)

私が実際に手術を受けたクリニックです。同院はICL患者の22.5%が医療者だと公表しています(公式・2022年6〜9月集計)。東京・大阪・名古屋・神戸・福岡の5都市に7院あり、開院から24年以上が経っています。ICL認定医エキスパートインストラクターが在籍しています。
筆者(しなちく)からのお友達紹介で手術代が3万円割引になります。

品川近視クリニック

米国STAAR SURGICAL社から7年連続で国内最多症例として表彰された(2019年〜2025年)、視力矯正の専門クリニックです。全国5院を展開しています。なお同院はクリニック単位の累計症例数を公表していないため、件数そのものは比較できません。実績の多いところで受けたい、という方に向いています。

アイクリニック東京

ICL専門クリニックとして、Staar Surgical社ICLエキスパートインストラクターの北澤世志博医師が院長を務めます。有水晶体眼内レンズ挿入術(ICL・その他を含む)の執刀数は32,252件と公表されています(2025年6月末現在・同院公式/2026年9月25日確認)。これは院長個人の数字で、クリニックの累計ではありません。

ICLが向いている人・向いていない人

ICLが人気とはいえ、全員に向いているわけではありません。正直にお伝えします。

ICLに向いている人

  • 強度近視・強度乱視の方(-3D以上、または乱視が強い)
  • コンタクトレンズのドライアイに悩んでいる方
  • レーシックを断られた方(角膜が薄い、円錐角膜など)
  • 長期的な費用を抑えたい方(コンタクトより生涯費用が安くなる場合も)
  • スポーツや水中活動など、コンタクト使用が難しい環境にいる方

ICLに向いていない人

  • 軽度の近視(-1D未満)の方(費用対効果が低い可能性)
  • 20歳未満または視力が安定していない方
  • 目の疾患(白内障、緑内障など)がある方
  • 手術全般への強い恐怖感がある方
向いているかどうかは、適応検査で分かります。先進会眼科と品川近視クリニックは無料で、手術の義務もありません。アイクリニック東京は初回来院日に検査・診察代金として1万円がかかります(手術を決めれば手術代金に充当されますが、希望しない場合や適応外だった場合も返金はありません/同院公式・2026年9月25日確認)。

ICL手術の医療費控除:戻るのは費用の何%ではなく、控除額に所得税率を掛けた額です

ICLが人気になった理由の一つに、「医療費控除を使えば実質費用が下がる」という認識が広まったことも挙げられます。ICL手術費用は確定申告で医療費控除の対象になります。
控除されるのは、医療費の合計から保険金などの補てんと10万円を引いた額です。戻る所得税は、その控除額に自分の所得税率(5%から45%の7段階)を掛けた額になります。たとえば他に医療費がなく60万円を支払った年なら、控除額は50万円です。所得税率が10%の人は5万円、20%の人は10万円が目安です。費用の何%が戻る、という決まり方はしません(国税庁タックスアンサー No.1120/2026年9月25日確認)。

まとめ:ICLが人気の理由と最初の一歩

ICLが人気を集めている理由を整理すると以下のようになります。
ICLが人気の7つの理由
  • ①角膜を削らない安心感
  • ②取り外し可能なリバーシブル性
  • ③強度近視・乱視にも対応
  • ④見え方の質の高さ
  • ⑤ドライアイになりにくい
  • ⑥著名人の体験談が広がった
  • ⑦ホールICLで安全性がさらに向上
ICLが「人気」になったのは、これだけの理由があるからです。一過性のブームではなく、技術的な進歩と満足度の高さが支持を集めています。
「気になっているけど、まだ踏み出せていない」という方は、まず無料の適応検査・無料診察を受けてみることをおすすめします。「検査だけ受けて手術しない」という選択肢も全く問題ありません。まず医師の意見を聞いてみることが、後悔しない選択への第一歩です。

ICL手術するなら先進会眼科

実際に2020年に手術を受けた筆者(しなちく)が自信を持っておすすめするクリニックです。
ICL手術費用は医療費控除の対象となります。歯医者やお薬代など、その年に支払った医療費と合算して確定申告できます。控除されるのは、1年間の医療費の合計から保険金などで補てんされる金額と10万円を引いた額です(総所得金額等が200万円未満の人は、10万円ではなく総所得金額等の5%を引きます)。控除額の上限は200万円で、戻る所得税は、その控除額に自分の所得税率(5%から45%の7段階)を掛けた額になります。費用の何%が戻る、という決まり方はしません(国税庁タックスアンサー No.1120・No.2260/2026年9月22日確認)。
※ 筆者(しなちく)からのお友達紹介は、2026年9月に受付を終了しました。現在は紹介によるご案内を行っておりません。

ICLクリニックおすすめ3選

① 先進会眼科

ICL患者の22.5%が医療者だと公表している(公式・2022年6〜9月集計)クリニックで、筆者しなちくが2020年に実際に手術を受けた先でもあります。東京・大阪・名古屋・神戸・福岡の5都市に7院を展開。

② 品川近視クリニック

米国STAAR SURGICAL社から7年連続で国内最多症例として表彰された(2019年〜2025年)視力矯正専門クリニックです。全国5院を展開しており、ICL・レーシックどちらにも対応しています。

③ アイクリニック東京

東京エリアに特化したICL専門クリニックです。最新の検査機器を導入し、丁寧な診察が評判です。