ICL(眼内コンタクトレンズ)の値段はいくら?費用相場・クリニック比較・医療費控除まで元患者が徹底解説
この記事を読むと分かること
- ICL手術の値段(両眼の相場・乱視なし/あり別)
- 先進会眼科・品川近視クリニックなど主要3社の料金比較
- 医療費控除を使うと実質費用が最大10万円以上軽減できる理由
ICLの値段の相場:乱視の有無で大きく変わる
ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を検討している方が最初に気になるのが「値段はいくらかかるのか」という点でしょう。ICLは保険適用外の自由診療であるため、クリニックによって料金が異なりますが、2026年時点での一般的な相場は以下の通りです。
乱視なしの場合の相場
乱視がない近視矯正のみのICL(トーリックICLではないもの)の場合、両眼で46万円〜60万円が相場です。最も安い部類のクリニックでは46万円前後から受けられます。乱視なしのICLは比較的シンプルなレンズを使用するため、乱視ありと比べて費用が抑えられる傾向があります。
乱視ありの場合の相場
乱視も合わせて矯正する「トーリックICL」の場合、両眼で56万円〜80万円が相場です。乱視のレンズは一人ひとりの乱視の軸や度数に合わせてより精密に設計されるため、通常のICLより費用が上がります。
乱視の有無による相場比較をまとめると以下のとおりです。
| 分類 | 両眼の費用相場 |
|---|---|
| 乱視なしICL | 46万円〜60万円 |
| 乱視ありICL(トーリック) | 56万円〜80万円 |
片眼だけ受ける場合
片眼だけの受術を希望する場合は、両眼費用の半額前後になるクリニックが多いです。ただし、両眼の見え方のバランスが取りにくくなる場合があるため、医師との相談が必要です。
ICLの値段が高い3つの理由
「ICLは高い」と感じている方も多いと思います。その理由を理解しておくと、値段に対する納得感が変わります。
①オーダーメイドの特殊レンズ
ICLのレンズは一人ひとりの目の度数、サイズ、形状に合わせて専用に製造される「オーダーメイド品」です。量産品ではなく個別注文品であるため、コストが高くなります。スイスのSTAAR Surgical社が製造しており、高い品質基準を維持したレンズです。
②最先端の精密医療機器
ICL手術には、フェムト秒レーザーをはじめとする非常に高価な医療機器が必要です。これらの機器の導入費用・維持費・消耗品費が手術費用に反映されます。また、術前の詳細な適応検査に使う機器も非常に高価です。
③専門医の技術料
ICL手術は眼科専門医が行う精密な手術です。医師の技術料、手術室の使用料、麻酔・術後ケアの費用なども含まれています。手術時間自体は短くても、安全に手術するための体制維持にコストがかかります。
これら3つの理由が重なり、ICLは一般的な医療処置と比べて高額になります。ただし、一度受ければ基本的に追加費用がほぼ不要という特性を考えると、長期的な視点からは費用対効果が高い選択肢です。
主要クリニック別の料金比較
主要クリニックの料金を比較しました。料金は変更される場合があるため、必ず各クリニックの公式サイトや無料診察で最新情報を確認してください。
| クリニック | 乱視なし(両眼) | 乱視あり(両眼) | 保証内容 |
|---|---|---|---|
| 先進会眼科 | 460,000円 | 592,000円 | 術後3ヶ月検診無料・術後1年再手術無料 |
| 品川近視クリニック | 460,000円 | 560,000円 | 術後3年検診無料・術後3年再手術無料 |
| アイクリニック東京 | 580,000円〜 | 別途相談 | 術後サポート充実 |
料金だけで見ると先進会眼科と品川近視クリニックは同水準ですが、保証期間では品川近視クリニックの方が3年と長くなっています。一方、先進会眼科は医療従事者の利用率が高いという点で信頼性を評価する声が多く見られます。
アイクリニック東京は東京エリアに特化した専門クリニックで、きめ細かいサポートに定評があります。
医療費控除を使うと実質費用はいくら?
ICL手術は高額に見えますが、「医療費控除」を活用することで実質的な負担を大幅に下げることができます。これを知らずに「高い」と判断してしまうのは非常にもったいないです。
医療費控除とは
確定申告で申請することで、1年間に支払った医療費の一部が税金として還付される制度です。ICL手術費用は「視力を回復するための治療行為」として医療費控除の対象になります(国税庁に確認済み)。
計算の基本式
医療費控除額 = (1年間の医療費合計 − 10万円)× 所得税率
さらに住民税にも反映されるため、合計の還付・軽減効果は次のようになります。
年収別の還付シミュレーション(ICL費用60万円の場合)
| 課税所得 | 所得税率 | 控除対象額 | 所得税還付 | 住民税軽減 | 合計軽減額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 〜195万円 | 5% | 50万円 | 2.5万円 | 5万円 | 約7.5万円 |
| 195〜330万円 | 10% | 50万円 | 5万円 | 5万円 | 約10万円 |
| 330〜695万円 | 20% | 50万円 | 10万円 | 5万円 | 約15万円 |
| 695〜900万円 | 23% | 50万円 | 11.5万円 | 5万円 | 約16.5万円 |
| 900万円〜 | 33%〜 | 50万円 | 16.5万円〜 | 5万円 | 約21.5万円〜 |
60万円のICL費用で、年収によって7.5万円〜21万円以上が還付・軽減されます。実質費用は39万円〜52.5万円程度まで下がる計算です。これは非常に大きな節約になります。
ICL手術費用は確定申告で医療費控除の対象になります。歯医者やお薬代など、その年の他の医療費と合算して申告することで、所得に応じて費用の10〜30%が戻ってきます。100万円近い手術費用の10〜30%は決して小さくない金額です。ぜひ活用してください。
他の医療費と合算してさらにお得に
ICL手術をした年に歯科治療・薬代・その他医療費がある場合は、すべて合算して申告できます。10万円の控除対象の足切りを超えやすくなり、より大きな還付が見込めます。
分割払いという選択肢
「一括で60万円は難しい」という方のために、多くのクリニックでは分割払い(医療ローン)に対応しています。
医療ローンを使う方法
主要クリニックでは、最大60回払いまで対応している場合があります。例えば60万円を60回払いにすると、月額1万円の負担です。
金利0%キャンペーンを実施しているクリニックや時期を選べば、利息なしで分割払いができます。金利が発生するローンの場合は、利息部分は医療費控除の対象外になるため注意が必要です。
注意点
金利付きのローンを組む場合、総支払額がICL費用を大きく上回ることがあります。分割払いを検討する際は、金利の有無と総支払額を必ず確認してください。また、ローン会社の審査が必要なクリニックもあります。
実際の口コミ・体験談:値段について
費用に満足した声
「費用60万 視力0.01⇒1.4に回復 ゲームに問題無し 満足してる」
— Xより(@eda_makoto 氏)
これは実際に強度近視からICLを受けた方の投稿です。60万円という費用に対して視力0.01から1.4という驚異的な回復を経験し、満足度が非常に高いことが伝わります。
「術前視力0.08から術後1.5に改善され、手術から約3年経過しても視力低下や不具合がなく、なぜもっと早くやらなかったのかという後悔しかないです。」
— Yahoo!知恵袋より
「なぜもっと早くやらなかったのか」という言葉は、ICLを受けた方からよく聞く感想です。費用の高さに躊躇して先送りにしていたものの、実際に受けてみると「もっと早く受ければよかった」と思う方が多いようです。
費用面で不満を感じた声
「2週間前にicl(眼内コンタクト)の手術を受けました。正直55万円を払ってこの結果かと少し残念に思っています。夕方になると少し見えにくくなる気がします。」
— Yahoo!知恵袋より
術後2週間では視力が安定しきっていないことも多く、最終的な視力は術後3ヶ月以降に確定することがほとんどです。このような不満は術後の経過観察で改善するケースが多いため、すぐに結論を出さずクリニックに相談することが重要です。
「手術して1年半経ちました。ピントや視力には問題がないのですが、眼痛に悩まされています。」
— Yahoo!知恵袋より
ICL後に眼痛が続くケースは稀ですが報告されています。術後に気になる症状があれば、早めにクリニックに相談することが大切です。
口コミを見ると、ICLの費用に対して満足している方が多い一方、術後の経過に不満を感じる方もいることが分かります。費用の納得感は「術後の結果」と強く結びついているため、信頼できるクリニック選びが非常に重要です。
医療従事者が選ぶ先進会眼科:筆者(しなちく)の体験談
私(しなちく)は2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。術前の視力は0.07(-5D)で、円錐角膜という角膜の形状異常があったためレーシックは受けられず、ICLを選択することになりました。
手術費用は当時の先進会眼科の料金でした。「60万円近い費用は高い」と感じたことも正直ありましたが、術後に視力が1.0に回復してからは、その価値を十分に感じています。2026年現在も快適に生活しており、後悔は一切ありません。
先進会眼科を選んだ最大の理由は医療従事者の利用率が高いという点です。リスクを正確に理解しているはずの医師や看護師たちが自ら選ぶクリニックというのは、何よりも信頼できる指標だと感じました。
友達紹介制度で3万円割引になります
先進会眼科で手術を受ける場合、筆者(しなちく)からのお友達紹介を利用すると手術代が3万円安くなります。筆者自身が先進会眼科で手術を受けた経験があるため、紹介が可能です。ただし紹介の際に個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。
ICLの値段を安くする3つの方法まとめ
ICLの値段を実質的に抑えるための方法を3つにまとめます。
①医療費控除を確実に申請する
最も確実な方法です。所得に応じて7.5万円〜21万円以上の還付・軽減が期待できます。他の医療費と合算して忘れずに確定申告しましょう。
②友達紹介制度や割引キャンペーンを活用する
先進会眼科は筆者からの紹介で3万円割引になります。クリニックによっては期間限定のキャンペーンも実施されることがあるため、無料診察時に確認してみましょう。
③金利0%の分割払いを活用する
一括支払いが難しい場合は、金利0%のローンを選ぶことで余分なコストをかけずに分割払いができます。月額1万円程度に分散できるため、資金計画が立てやすくなります。
まずは無料診察で正確な費用を確認しよう
ICLの値段は「乱視の有無」「クリニック選び」「キャンペーンの有無」によって変わります。インターネットで相場を確認することも大切ですが、最終的には自分の目の状態に合わせた正確な費用を無料診察で確認することが一番です。
無料診察では適応検査も行われるため、「そもそも自分はICLを受けられるのか」も同時に確認できます。費用については「高い」と感じている方も、医療費控除や友達紹介制度を組み合わせると想定より安くなるケースがほとんどです。
費用に対する不安をなくすためにも、まずは一度無料診察に足を運んでみてください。診察はお金がかかりません。「受けるかどうかはその後に決める」というスタンスで大丈夫です。
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