ビルトインガスコンロの高機能グリル(遠赤外線)の効果と選び方|焼き魚が格段に美味しくなる理由
この記事を読むと分かること
- 「遠赤外線」をうたうグリルが、メーカー公式でどう説明されているか
- 遠赤外線で焼き色が付きやすくなる理由
- 高機能グリル搭載コンロへ交換するメリットと、業者選びの注意点
ビルトインガスコンロのグリルと「遠赤外線」
インターネットで「ビルトインガスコンロのグリル」を調べていると、「遠赤外線」という言葉を見かけることがあります。「遠赤外線って何が違うの?」「本当に料理の幅が広がるの?」と気になる方も多いと思います。
メーカーの公式サイトでは、グリルの「遠赤外線」は次のように説明されています。
リンナイは、グリルに使っているバーナーを「セラミックでできたリンナイ独自のバーナー」(遠赤外線セラミックバーナー)と説明しています(2026年10月時点・リンナイ公式Q&A No.2722より)。
パロマは、機種の仕様に「遠赤外線グリル」を挙げています。専用調理容器ラ・クックグランについては、内面の黒色セラミック塗装による遠赤外線効果が、同社の従来の両面焼きグリルバーナー比で約9%高いとしています(2022年12月パロマ調べ・調査機関は三重県工業研究所)。
ただし、「遠赤外線グリル」とそうでないグリルを分ける共通の規格はありません。グリルを比べるときは、遠赤外線という言葉よりも、片面焼きか両面焼きか、水ありか水なしか、オートメニューがあるかを先に見てください。
遠赤外線で期待できること
遠赤外線の特徴は、放射熱で食材を直接加熱できる点です。空気を介した対流に偏らず、熱が食材に伝わりやすいため、表面は香ばしく、中は水分を保ちやすくなります。
焼き魚で得られる具体的な変化
- 表面が香ばしく仕上がる:表面温度が上がりやすく、焼き色が付きやすい
- 中がジューシーになりやすい:過度に乾きにくく、水分が残りやすい
- 焼きムラが出にくい:加熱の当たり方が比較的均一になりやすい
主な高機能グリル搭載コンロの種類
遠赤外線対応の高機能グリルには、メーカーごとにいくつかの方式があります。
バーナーをセラミックにする方式は、リンナイの遠赤外線セラミックバーナーが例です(前述)。
専用の調理容器で遠赤外線効果を高める方式は、パロマのラ・クックグランが例です。ラ・クックはパロマ製ガスコンロのみに対応するので、ほかのメーカーのコンロでは使えません。
高機能グリル搭載コンロの主な付帯機能
遠赤外線効果に加え、上位機種では以下の便利機能が搭載されていることがあります。
- オートグリル機能:魚の種類や焼き加減を選ぶだけで自動調理
- スモークオフ機能:ニオイ・煙を抑える(機種によって効果は異なる)
- ココットプレート:油の飛び散りを抑え、庫内汚れを軽減
高機能グリルへの交換を検討する方へ
現在使っているビルトインガスコンロのグリル機能に不満がある場合、高機能グリル搭載機種への交換を検討する価値は十分にあります。特に、次のような方に向いています。
- 魚を焼く機会が多い方
- グリルのニオイや煙が気になる方
- グリル庫内の汚れを減らしたい方
対応コンロへの交換で得られるメリット
遠赤外線対応コンロへの交換は、グリル性能だけでなく、安全機能が充実するケースもあります(機種により異なります)。
交換費用は機種と工事の内容で大きく変わります。本体の希望小売価格はメーカー公式のラインアップで、工事費込みの総額は見積もりで確かめてください。
業者選びの落とし穴:資格と信頼性を必ず確認する
ビルトインガスコンロの交換には、コンロとガス栓をつなぐ作業が入ります。依頼する前に、次の2つを聞いておくと安心です。
- ガス栓を動かす工事が入るか(ガス栓の増設や位置替えがあるときは、簡易内管施工士などの資格が要ります。同じ位置のガス栓につなぎ替えるだけなら要りません)
- 誰が、どの資格で施工するか
「安い業者を探す」よりも、「安心できる業者を選ぶ」ことが重要です。
まとめ:遠赤外線対応グリルでグリル料理の満足度を上げよう
遠赤外線対応の高機能グリルは、普段の焼き魚やグリル料理の仕上がりを底上げしてくれる選択肢です。交換を検討する際は、機種の特徴(付帯機能の有無)と、施工品質(資格・実績)をセットで確認しましょう。
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