リレックス スマイルとICLを徹底比較!費用・適応条件・安全性の違いを元患者が解説
この記事を読むと分かること
- リレックス スマイルとICLの手術方法・仕組みの違い
- 費用・適応条件・安全性を徹底比較
- 自分に向いている手術を判断するための3つのポイント
リレックス スマイルとICLの違いとは?手術方法から徹底解説
視力矯正手術を検討しているけれど、「リレックス スマイル」と「ICL(眼内コンタクトレンズ)」のどちらを選べばいいか迷っていませんか?どちらも現代の視力矯正手術の中でも安全性が高いとされる選択肢ですが、手術の仕組みや費用、向いている人の特徴は大きく異なります。
この記事では、2020年に先進会眼科でICL手術を受けた筆者(しなちく)が、両者の違いを徹底的に比較します。「どちらが自分に合うのか」を判断するための情報をできる限り公平にお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。
リレックス スマイルとICLの根本的な違い:「削るか」「入れるか」
リレックス スマイルとICLの最大の違いは、視力矯正のアプローチそのものにあります。
リレックス スマイルは「角膜を削る」手術です。
リレックス スマイル(ReLEx SMILE)は、フェムト秒レーザーを使って角膜の内部に「レンチクル」と呼ばれる薄い組織片を作り、約2〜4mmの小さな切開創から取り出すことで角膜の形状を変え、光の屈折を矯正します。フラップ(角膜の蓋)を作る従来のレーシックと異なり、切開が非常に小さいのが特徴です。
ICLは「レンズを眼内に挿入する」手術です。
ICL(Implantable Collamer Lens:眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削らず、白目と黒目の境目に0.9〜3mm程度の小さな切開を入れ、水晶体と虹彩の間にコラマー素材でできた特殊なレンズを挿入します。角膜はほぼそのままの状態で視力を矯正できるため、「角膜に対する侵襲が最も少ない視力矯正手術」とも言われます。
目への負担の比較
先進会眼科の情報によると、目を実際に切っている「総量」という観点では、リレックス スマイルよりもICLの方が圧倒的に少なく、ICLの切開は0.9mmの1箇所のみです。リレックス スマイルは切開창こそ小さいものの、角膜内部では広い範囲の組織を処理します。
また、ドライアイのリスクについても差があります。リレックス スマイルはレーシックと比べてドライアイになりにくいものの、角膜の知覚神経を多少切断するため、術後数ヶ月はドライアイ症状が出ることがあります。ICLは角膜をほとんど触らないため、ドライアイのリスクがさらに低いとされています。
費用の比較:どちらが安い?
視力矯正手術を選ぶ際に真っ先に気になるのが費用ではないでしょうか。一般的な相場を比較してみましょう。
リレックス スマイルの費用
リレックス スマイルの費用は、クリニックによって異なりますが、両眼で約30万〜50万円が一般的な相場です。従来のレーシック(約20万〜40万円)よりは若干高めですが、ICLよりは安い傾向にあります。
ICLの費用
ICLの費用は、両眼で約40万〜80万円が相場です。クリニックや使用するレンズの種類(乱視用かどうかなど)によって幅があります。
費用だけを見ると、リレックス スマイルの方が安く見えます。しかし、ICLには医療費控除が適用されます。ICL手術費用は確定申告で医療費控除の対象になります。歯医者やお薬代など、その年の他の医療費と合算して申告することで、所得に応じて費用の10〜30%が戻ってきます。100万円近い手術費用の10〜30%は決して小さくない金額です。ぜひ活用してください。
医療費控除を考慮すると、実質的なコスト差は縮まります。
適応条件の違い:あなたはどちらを受けられる?
どちらの手術を受けられるかは、主に「近視の度数」と「角膜の厚さ」によって決まります。
近視の度数と適応範囲
| 手術 | 適応度数 |
|---|---|
| リレックス スマイル | -1.0D〜-10.0D程度 |
| ICL | -3.0D〜-18.0D(強度近視にも対応) |
強度近視(-8D以上)の方は、リレックス スマイルが適応外になる場合があり、ICLが唯一の選択肢になることもあります。近視が軽度〜中等度の場合は、どちらの手術も選択肢に入ります。
角膜の厚さと形状
リレックス スマイルは、角膜の組織を実際に削るため、角膜が一定の厚さ以上ある必要があります。ICLは角膜をほとんど削らないため、角膜が薄くて他の手術を断られた方でも受けられる可能性があります。
私はICL手術前に「円錐角膜」という角膜の形状が特殊な状態であることが分かり、レーシック(およびリレックス スマイル)を受けることができませんでした。角膜形状に問題があると診断された場合でも、ICLならば手術が可能なケースがあります(ただし、円錐角膜が進行している場合は別途相談が必要です)。私は2020年に先進会眼科でICL手術を受け、術前視力0.07(-5D)から術後1.0まで回復しました。
リレックス スマイルのメリット・デメリット
リレックス スマイルのメリット
1. 費用が比較的安い
ICLと比べて全体的にコストが低めです。予算を抑えたい方にとっては選択しやすい手術です。
2. フラップがないため安全性が高い
従来のレーシックではフラップ(角膜の蓋)がズレるリスクがありましたが、リレックス スマイルにはそのリスクがありません。コンタクトスポーツや格闘技をしている方でも安心感があります。
3. 切開が小さいためドライアイになりにくい
レーシックよりも切開が小さく、感覚神経を切断する範囲が少ないため、術後のドライアイが起きにくいとされています。ただし、ICLと比べると角膜への侵襲はあります。
4. 回復が比較的早い
術後数日で日常生活に戻れることが多く、仕事等への影響が少なめです。
リレックス スマイルのデメリット
1. 不可逆的な手術である(元に戻せない)
角膜を削る手術のため、手術前の状態に戻すことができません。万が一不具合が生じた場合でも、角膜を元に戻すことはできません。これはリレックス スマイルの最大のデメリットです。ICLと比較した際の最も大きな違いでもあります。
2. 強度近視や角膜が薄い人は受けられない場合がある
適応範囲がICLよりも狭いため、強度近視や角膜が薄い方は選択肢から外れる可能性があります。必ず術前検査で確認してください。
3. 術後にハロー・グレアが出る場合がある
特に夜間、光の周りにハロー(光輪)やグレア(光のにじみ)が見えることがあります。レーシックよりは少ないとされていますが、完全にゼロではありません。
4. 長期的な視力低下のリスク
加齢や近視の進行により、将来的に視力が再び低下する「近視戻り」が起きる可能性があります。
ICLのメリット・デメリット
ICLのメリット
1. 可逆性がある(取り出せる)
ICLの最大の特徴は、万が一不具合が生じた場合にレンズを取り出して手術前の状態に戻せることです。「一生付き合うもの」という不安を和らげる大きな安心感があります。この点はリレックス スマイルには絶対にない特長です。
2. 強度近視にも対応できる
-18Dという非常に強い近視にも対応できます。角膜が薄くて他の手術を断られた方も受けられる場合があります。
3. 見え方の質が高い
ICLは光学的に優れており、コントラストが高く立体感のある鮮明な視界が得られると言われています。夜景なども綺麗に見えるという報告が多いです。
4. ドライアイのリスクが非常に低い
角膜をほとんど触らないため、術後のドライアイになる可能性が非常に低いです。コンタクトレンズでドライアイに悩んでいた方に特に向いています。
5. 近視戻りがほぼない
眼の中でレンズが変わるわけではないため、加齢による若干の変化を除き、近視戻りがほとんどありません。
ICLのデメリット
1. 費用が高い
リレックス スマイルや従来のレーシックと比べて費用が高めです。ただし医療費控除の対象になります。
2. 定期的な検診が必要
眼内にレンズが入っているため、定期的な経過観察が推奨されます。ほとんどのクリニックで術後検診は無料です。
3. 白内障のリスク(非常に稀)
非常に稀ですが、ICLと水晶体が接触することで白内障のリスクが生じる可能性があります。現在の技術では大幅に低減されていますが、ゼロではありません。
4. 眼圧上昇のリスク
手術後に眼圧が一時的に上昇する場合があります。定期検診で管理できます。
実際の口コミ・体験談
リレックス スマイルを選んだ方の声
リレックス スマイルを受けた体験者から寄せられている声をご紹介します。
「術後1週間経ちましたが、右目は鮮明に見えるものの左目が若干遠くがにじんで見え、両目で遠くを見ると左右の見え方に違いがあり違和感があります。」
— Yahoo!知恵袋より
このような左右差の症状は術後早期によくある症状で、多くの場合は時間とともに改善されますが、気になる症状が続く場合はクリニックに相談することが重要です。
「屋内で光がにじみ薄い残像が見える、常にハローが出ていて物が二重に見えてしまい、吐き気や頭痛がひどいです。術後1ヶ月程で改善の予兆がなく、正直なところ後悔しています。」
— Yahoo!知恵袋より
ハロー・グレア症状が強い場合は、日常生活に支障が出ることもあります。特に夜間運転をされる方は、術前のカウンセリングで十分に確認することが大切です。
ICLを受けた方の声
「術前視力0.08から術後1.5に改善され、手術から約3年経過しても視力低下や不具合がなく、なぜもっと早くやらなかったのかという後悔しかないです。」
— Yahoo!知恵袋より
「毎日のコンタクトの着脱やアウトドアの時のコンタクトのめんどくささ、災害への漠然とした不安などから解放されました。」
— 口コミ情報より
ICL体験者からはポジティブな声が多い一方で、術後に何らかの不満を感じる方もいます。
「手術して1年半経ちました。ピントや視力には問題がないのですが、眼痛に悩まされています。眼精疲労を和らげる目薬を使っています。」
— Yahoo!知恵袋より
口コミを見ると、ICLもリレックス スマイルも満足している方が多い一方で、術後に何らかの不快症状を経験する方もいることが分かります。術前のカウンセリングで自分のリスクを十分に確認することが重要です。
医療従事者が多く選ぶのはICL:筆者の体験談
私(しなちく)は2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。元々はレーシックを検討していたのですが、術前検査で「円錐角膜」という状態であることが発覚し、レーシックもリレックス スマイルも適応外と判断されました。
ICL手術には適合していたため、ICLを選択。術前視力は0.07(-5D)でしたが、手術後は1.0まで回復しました。
2026年現在、手術から6年が経過していますが、何の不自由もなく快適に過ごしています。
先進会眼科を選んだ決め手のひとつは、医療従事者の利用率の高さです。
リスクを正確に把握しているはずの医療のプロが選ぶクリニックというのは、素直に信頼できる根拠になります。「どこで受けるか」という選択は、「どの手術を受けるか」と同じくらい重要だと感じています。
先進会眼科で手術を受ける場合、筆者(しなちく)からのお友達紹介を利用すると手術代が3万円安くなります。筆者自身が先進会眼科で手術を受けた経験があるため、紹介が可能です。ただし紹介の際に個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。
あなたに合う手術の選び方:3つの判断ポイント
「リレックス スマイルとICLのどちらが向いているか」は、以下の3点を基準に考えると整理しやすいです。
判断ポイント①:近視の度数と角膜の状態
近視が強い(-8D以上)、または角膜が薄い・形状に問題がある場合は、ICLが適している可能性が高いです。軽度〜中等度の近視で角膜が十分な厚さがある場合は、どちらも選択肢に入ります。これは「診察を受けないと分からない」部分なので、まず無料診察に行くことをおすすめします。
判断ポイント②:安心感(可逆性)をどのくらい重視するか
「万が一の時に取り出せる」という安心感を重視するならICLが優れています。「手術前の状態に戻せる」という選択肢が心理的な安心につながります。一方、「レンズを眼内に入れることへの抵抗感がある」という方はリレックス スマイルが心理的に選びやすいかもしれません。どちらの気持ちも正直なところです。
判断ポイント③:予算と医療費控除の活用
費用を抑えたい場合はリレックス スマイルが有利です。ただし、ICLは医療費控除の対象のため、確定申告をすると実質費用が抑えられます。所得に応じて費用の10〜30%が還付されますので、歯医者やお薬代など他の医療費と合算してお得に申告しましょう。
最終的には無料診察を受けて、自分がどちらの手術に適応しているかを確認することが一番の近道です。どんなに比較記事を読んでも、実際の目の状態は診察してみないと分かりません。
どちらの手術でも「クリニック選び」が重要です
手術の種類の選択と同じくらい、もしくはそれ以上に重要なのが「どのクリニックで受けるか」です。同じリレックス スマイルでも、手術を行う医師の技術や術前カウンセリングの質によって、術後の満足度は大きく変わります。ICLも同様です。
症例数と実績は重要な指標です。多くの手術を経験しているクリニックほど、様々な症例への対応力が高まります。国内最大級の症例数を誇る品川近視クリニック、医療従事者の利用率が高い先進会眼科などが代表的です。
術前カウンセリングの丁寧さも見逃せません。適応検査でしっかりとリスクを説明してくれるかどうかが重要です。「あなたには向いていない」と正直に伝えてくれるクリニックを選ぶことが長期的な安心につながります。
筆者が先進会眼科を選んだ理由として特に大きかったのは、医療従事者の利用率の高さです。 リスクを理解しているプロが選ぶクリニックというのは、それだけで十分な説得力があります。
まずは無料診察だけでも行ってみよう
視力矯正手術に迷っているなら、「まずは無料診察に行ってみる」ことをおすすめします。
診察はお金がかかりません。リスクもありません。そこで「自分はどちらの手術を受けられるか」「費用はいくらかかるか」「具体的なリスクは何か」を確認できます。「手術を受けると決めてから行く」必要はなく、「情報を集めるために行く」でOKです。
先進会眼科は土曜日・日曜日も診療しており、全日19時まで対応しています。仕事の帰りや週末に気軽に立ち寄れます。
###