ノーリツ オルシェ vs パロマ フェイシスグランドを徹底比較!各社ハイグレードコンロの選び方

この記事を読むと分かること
  • ノーリツ オルシェとパロマ フェイシスグランドの機能・グリル性能・デザインの具体的な違い
  • 価格と付属品から見た各社コンロの選び方と、見落としがちなポイント
  • コンロ交換で後悔しない施工業者の選び方と注意点

ノーリツ オルシェとパロマ フェイシスグランド、結論はどっち?

ビルトインガスコンロを選ぶとき、候補は山ほどあります。その中でも「ノーリツ オルシェ」と「パロマ フェイシスグランド」は、希望小売価格がどちらも274,340円〜(税込・2026年9月時点・各社公式)と同じ価格から始まるため、「どっちが自分に合っているのか」と悩む方が多い組み合わせです。
とはいえ、公式サイトの機能一覧を初めて読んでも、違いはピンとこないものです。この記事では、両モデルの違いを公式で確かめられる情報で整理し、どちらが自分の生活スタイルに合っているかを判断できるよう解説していきます。
結論から言うと、こうなります:
  • グリルで焼いている最中の煙やニオイを抑えたいなら → パロマ フェイシスグランド
  • 揚げ物の温度を数字で見たい・焼いたあとのグリルの手入れを楽にしたいなら → ノーリツ オルシェ
そして、製品を選んだ後に最も大切なのが設置工事を誰に頼むかです。この点についても後半で詳しくお伝えします。

ノーリツ オルシェ(Orche)の特徴と強み

ノーリツの「オルシェ(Orche)」は、ノーリツが「調理中の温度が見える独自機能を搭載」と紹介するビルトインコンロです。希望小売価格は274,340円〜(税込)で、ノーリツのラインアップではプログレ・プラスドゥに次ぐ価格帯です(2026年9月時点・ノーリツ公式)。

グリルの手入れ「ロティプレート」と「グリルクリーンモード」

オルシェのグリルは無水両面焼の焼網グリルです。ロティプレートを使うと、グリル庫内への油はねを99.9%カットできるとノーリツは公表しています(さんま4尾をオートグリルで調理し、5回測定した平均・ノーリツ調べ)。また、グリルクリーンモードで、庫内に残ったニオイを98%脱臭するとしています(2024年9月・KRI調べ)。どちらも試験条件つきの数字なので、使い方によって結果は変わります。

温度管理機能「温度クック」

調理中の温度が見える「温度クック機能」は、揚げ物の油温管理に役立ちます。ノーリツは、表示される温度は調理物の温度ではなく、鍋底のセンサーで感知した温度だと注記しています(2026年9月時点・ノーリツ公式)。

天板のお手入れ性「親水アクアコート」

天板は、親水アクアコートのガラストッププレートと、アルミトッププレートの型番があります(2026年9月時点・ノーリツ公式)。親水アクアコートは、水拭きで汚れを浮かせて落としやすくするコーティングです。グリルの油はねを減らすのは、上で触れたロティプレートの役割です。

アプリ「つなぐレシピ」

ノーリツのアプリ「つなぐレシピ」では、レシピの検索、コンロへのレシピ送信、コンロの状態表示ができます。ノーリツは、すべての機能を使えるのはオルシェのみ(ペアリング時)と案内しています(2026年9月時点・ノーリツ公式)。

パロマ フェイシスグランド(FACEIS GRAND)の特徴と強み

パロマの「フェイシスグランド(FACEIS GRAND)」は、パロマが「ビルトインコンロの新しい当たり前」と位置づけるコンロで、2024年4月に発売されました。希望小売価格は274,340円〜289,960円(税込)です(2026年9月時点・パロマ公式)。ポイントは、グリルの煙とニオイを抑える機能と、天板まわりの掃除のしやすさです。

スモークカットグリルと「ラ・クックグラン」

フェイシスグランドの特徴が、スモークカットグリルです。グリル奥のアフターバーナーが下向きに燃焼し、グリルの外へ出る煙とニオイを減らします。排気口の手前には触媒フィルターもあり、調理中のニオイを抑えます(2026年9月時点・パロマ公式)。
同梱の専用調理器「ラ・クックグラン」を使うと、さらに効果が高まります。パロマは、従来のコンロと比べて焼き網使用時で約90%、ラ・クックグラン使用時で約99%の煙をカットすると公表しています(パロマ調べ。比較元は別機種の焼き網で、グリル単体の差ではありません)。ラ・クックグランは幅24cm×奥行31cm・深さ約5cmで、パロマは「さんまも丸ごと焼ける大きさ」と説明しています。

「ひろびろすっきりトップ」とデザイン性

フェイシスグランドの天板は「ひろびろすっきりトップ」と呼ばれ、グリル排気口まわりを小さくまとめて、天板を広く使えるようにしています。凹凸が少ないぶん、拭き掃除の手間も減らせます。
カラーは複数から選べます。色やデザインシリーズ(事前予約限定の限定デザインを含む)ごとに型番と価格が違うので、パロマ公式の現行ラインアップで確かめてください。

アプリ連携「おまかせシェフ」

パロマのアプリ「おまかせシェフ」と連携し、アプリで選んだレシピをコンロに送って自動調理ができます(アプリオートメニュー。ラ・クックグランポットにも対応)。レシピの件数は公式に明記がないので、使いたい料理があるかはアプリの説明で確かめてください。

天板の熱対策「ヒートカットトップ」

フェイシスグランドには、天板の温度上昇を抑える「ヒートカットトップ」があります。トッププレートの種類によって仕様が違うので、型番で確かめてください。最大火力はバーナーやガス種で違うため、2機種を比べるときは仕様表で同じガス種の数字を並べてください。

ノーリツ オルシェとパロマ フェイシスグランドの徹底比較

両者の特徴を整理すると、以下のかたちで選び方が見えてきます。

グリル性能・煙・ニオイ

グリルの煙・ニオイ対策はどちらも持っていますが、方向が違います。フェイシスグランドは、アフターバーナーでグリルの外へ出る煙とニオイを減らす仕組みです。オルシェは、ロティプレートで庫内の油はねを減らし、グリルクリーンモードで庫内に残ったニオイを脱臭する仕組みです。
「焼いている最中の煙やニオイをリビングに広げたくない」ならフェイシスグランド、「焼いたあとのグリル庫内の手入れを楽にしたい」ならオルシェ、という分け方が目安です。

温度の見え方

揚げ物の温度を数字で確認したいならオルシェです。温度クック機能で、鍋底のセンサーが感知した温度を表示します。フェイシスグランドにも温度キープ機能(130〜220℃・左コンロ)があり、設定した温度を保つことはできます(2026年9月時点・各社公式)。

アプリ機能

どちらもアプリ連携があります。オルシェはノーリツの「つなぐレシピ」、フェイシスグランドはパロマの「おまかせシェフ」です。アプリの有無では2機種は分かれないので、使いたいレシピや機能があるかを、それぞれのアプリの説明で比べてください。

天板のお手入れ性とデザイン

天板まわりの掃除のしやすさは、どちらにも工夫があります。フェイシスグランドは「ひろびろすっきりトップ」で天板を広く使え、オルシェは親水アクアコートのガラストップで汚れを浮かせて拭き取れます。見た目の好みと、毎日の拭き掃除のしやすさの両方で選んでください。

価格帯

希望小売価格は、オルシェが274,340円〜298,650円、フェイシスグランドが274,340円〜289,960円です(いずれも税込・2026年9月時点・各社公式)。下限は同じで、定価では差がつきません。実際の購入価格は販売店の割引と工事費で変わるので、型番をそろえて見積もりで比べてください。

口コミより先に確かめたいこと

口コミは、使い方や設置環境が違う人の感想です。この2機種で確かめたいのは次の3点です。①天板の幅(60cm/75cm)と色で型番がどう変わるか、②グリルで使う付属品(オルシェはロティプレート、フェイシスグランドはラ・クックグラン)が付属か別売か、③ゴトクや天板の手入れの方法。いずれも公式の仕様表と取扱説明書で確かめられます。

コンロ交換で後悔しないための業者選び

コンロを選んだら、次に設置工事を誰に頼むかを忘れずに確認してください。ガスコンロの設置工事には資格・技術・経験が必要で、施工不良はガス漏れのリスクに直結します。

一括見積もりサービスと比較サイトの落とし穴

「安い業者を探そう」と一括見積もりサイトを使うと、入力した個人情報が複数の業者に送られます。「見積もりだけのつもりだったのに何度も電話がくる」という話はよく聞きます。また、比較サイトのランキングは広告費で左右されることがあり、施工品質を反映したものとは限らない点も知っておきましょう。

工事の内容ごとに確認すべき資格

ガス可とう管でつなぐ工事にはガス可とう管接続工事監督者、ガス栓の位置を動かす工事には簡易内管施工士が関わります(簡易内管施工士は国家資格ではありません)。見積もりの段階で、どちらに当たる工事なのか、誰が資格を持っているのかを確認しましょう。

東京ガスの機器交換が安心な理由

東京ガスの機器交換は、Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。運営は東証プライム上場の東京ガス株式会社です。ビルトインガスコンロ交換の対応エリアはガスの供給エリアとは別で、商品ごとに市区町村単位で決まっているので、公式サイトでお住まいの地域が入っているかを確かめてください。
ビルトインコンロの交換を検討している方は、まず公式サイトで対応エリアと価格を確認してみてください。

「10年保証」の落とし穴に注意しよう

コンロ交換業者の中には「工事10年保証」を前面に出す業者があります。ただし、ビルトインコンロが何年で故障するかを示した公表データはありません。メーカーが出しているのは、設計上の標準使用期間(ノーリツは製造から10年)と、補修用性能部品の保有期間だけです。
保証の年数が長くても、補修用の部品は製造打ち切り後の一定期間しか保有されないため、部品がなくなれば修理ではなく交換の相談になります。保証の年数だけで選ぶのではなく、保証書を発行するのはどの会社か、部品代・出張費・工賃のどこまでが無償か、何が対象外かを、契約前に書面で確かめてください。

まとめ:ノーリツ オルシェ vs パロマ フェイシスグランド、最終判断

ノーリツ オルシェをおすすめする人:
  • 焼いたあとのグリル庫内の手入れを楽にしたい
  • 揚げ物の油温管理を数値で確認したい
  • ノーリツのアプリ「つなぐレシピ」のすべての機能を使いたい
パロマ フェイシスグランドをおすすめする人:
  • グリルで焼いている最中の煙やニオイを抑えたい
  • 同梱のラ・クックグランでグリル調理を楽しみたい
  • キッチンのインテリアにこだわったデザイン重視
  • 天板を広く使いたい(ひろびろすっきりトップ)
どちらを選んでも、このクラスのビルトインコンロなら十分な調理ができます。東京ガスの対応エリアにお住まいの方は、まず東京ガスの機器交換で見積もりを取り、比較の基準にすることをおすすめします。

ガスコンロ交換おすすめサービス一覧

東京ガスの機器交換

首都圏に都市ガスを供給する東京ガスのサービスで、申し込みから工事まで一社で完結します。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。対応エリア外の方は、地域のガス会社やリフォーム店で相見積もりを取ってください。給湯器やエコキュートの専門店はビルトインコンロを扱っていないか、主力ではないことがあるので、問い合わせる前にその会社の公式サイトで「ビルトインコンロ」の取扱いを確かめてください。
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