ICL -5Dで受けられる?近視度数-5ジオプターの適応条件・レーシックとの比較・体験談まで徹底解説

この記事を読むと分かること
  • 「ICL 5D」の意味:近視度数-5ジオプターでICL手術を受けられるかどうか(2019年ガイドライン改訂の背景)
  • -5DでICLかレーシックかを選ぶ際の判断基準と、それぞれのメリット・デメリット
  • 筆者(しなちく)自身が-5DでICL手術を受け、視力0.07→1.0に回復した実体験

「ICL 5D」とは?-5ジオプターの近視とICL手術の関係

「ICL 5D」または「icl -5D とは」という言葉で検索している方は、おそらく次のどちらかの疑問を持っているのではないでしょうか。
  • 「自分の近視は-5ジオプターだが、ICL手術を受けられるのか?」
  • 「ICLと-5Dという度数について知りたい」
本記事では、近視度数-5D(ジオプター)でICL手術が受けられるかどうかという疑問に正直にお答えします。そして、私(しなちく)自身が術前視力0.07、近視度数-5DでICL手術を受けた実体験もご紹介します。

「5D」「-5D」とは何を意味するか?

眼科の世界では、視力の強さをジオプター(D)という単位で表します。近視は「マイナス(-)」で表され、数値が大きいほど近視が強いことを意味します。
度数(ジオプター)近視のレベル裸眼での大まかな見え方
-1D〜-3D軽度近視1〜2m先くらいからぼやける
-3D〜-6D中等度近視50cm〜1m先くらいからぼやける
-6D〜-10D強度近視20cm前後でないとぼやける
-10D以上超強度近視10cm以内しか明確に見えない
-5Dは「中等度近視」に分類されます。私(しなちく)の術前視力0.07(-5D)もこの範囲にあたります。

-5DでICL手術を受けられるのか?

結論:受けられます。ただし「慎重適応」という位置づけです。

2019年のガイドライン改訂で適応範囲が拡大した

日本眼科学会の「屈折矯正手術ガイドライン」は2019年2月に改訂され、ICLの適応範囲が変更されました。
改訂前(2019年以前):
  • ICLの適応:-6D以上の強度近視
  • -5D以下は「適応外」または「レーシックの領域」
改訂後(2019年以降):
  • ICLの適応:-3D以上(-3D〜-6Dは「要慎重」、-6D〜-15Dは通常適応、-15D以上は慎重適応)
  • -5Dは「要慎重だが適応あり」に変更
この改訂により、-5Dの方もICL手術を受けられるようになりました。ただし「慎重適応」とは、単に「注意して丁寧に適応を判断する」という意味であり、問題がなければ手術を受けられます。

なぜ「慎重適応」なのか?

-5D(中等度近視)の場合、ICLよりもレーシックの方が適しているケースもあるためです。ガイドラインが「慎重」としているのは、「-5Dなら必ずICLが最適」ではなく、「個人の目の状態によってICLとレーシックのどちらが適切かをよく判断しなさい」という意味です。

私が-5DでICLを選んだ理由

私(しなちく)は-5DでICLを受けましたが、実はレーシックを検討して眼科を受診したときに「円錐角膜(えんすいかくまく)」と診断され、レーシックを断られました。
円錐角膜は角膜の形状がいびつになる疾患で、レーシックでは角膜をさらに削るためリスクが非常に高くなります。しかし、ICLは角膜を削らずにレンズを入れる手術なので、円錐角膜でも適応を検討できます。
実際に先進会眼科でICL手術を受け、術後の視力は1.0に回復しました。

-5DでICLとレーシックを比較した場合

-5DでICLかレーシックかを迷っている方のために、両者の違いを整理します。

近視度数による向き・不向き

度数ICLレーシック
-3D未満過剰(適応外の場合も)◎ 最適
-3D〜-5D△ 慎重適応(個別判断)○ 適応
-5D〜-6D△ 慎重適応(個別判断)△ 可能だが残存近視リスク
-6D〜-10D◎ 適応△ リスクが上がる
-10D以上◎ 適応(-15D以上は慎重)✕ 推奨しない
-5D前後は「どちらも選べるグレーゾーン」です。最終的な判断は、個人の角膜の厚さ・形状・前房深度などの検査結果によって決まります。

ICLとレーシックのメリット・デメリット比較

比較項目ICLレーシック
費用両眼50〜80万円(高め)両眼20〜46万円(安め)
角膜を削るか削らない削る(不可逆)
取り外し可能か可能(可逆的)不可能(不可逆)
近視戻りリスク非常に低い数年で若干の近視戻りあり
ドライアイリスク低い比較的高い
対応度数範囲広い(-18Dまで)狭い(-10D程度まで)
手術時間両眼約20分両眼約10〜15分
対応年齢の目安21〜45歳20〜45歳

-5Dの場合、どちらを選ぶべきか?

一般論として、ICLが有利なケースは以下の通りです。
  • 角膜が薄い、または形状が不整(円錐角膜など)でレーシックが受けられない
  • ドライアイが強い
  • 近視戻りを最小限にしたい
  • 「万が一の際に取り出せる」という可逆性を重視する
  • 視力の質を最高水準にしたい
レーシックが有利なケースは以下の通りです。
  • 費用を抑えたい(ICLより約20〜40万円安い)
  • 角膜の状態が良好でレーシックの適応がある
  • 手術時間を短くしたい
最終的には、適応検査を受けて担当医師と相談することが唯一の正解です。

私(しなちく)が-5DでICLを受けた体験談

私は2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。実はレーシックを検討していたのですが、円錐角膜という診断を受け、レーシックは受けられませんでした。
術前の状況:
  • 近視度数:-5D
  • 裸眼視力:0.07
  • 疾患:円錐角膜(角膜形状が不整)のためレーシック不可
手術の流れ:
最初に適応検査を受け、ICLに適しているという判断をもらいました。手術当日は局所麻酔(点眼麻酔)のみで、意識のある状態で受けました。両眼で約20分で手術は終了。手術後は院内で少し休んでから帰宅しました。
術後の経過:
翌日の検診では、すでに視力が大幅に改善していることを確認。裸眼視力は1.0まで回復しました。
2026年現在:
手術から6年経った現在も、視力は安定して1.0を維持しています。円錐角膜があったにも関わらず、ICL手術で不自由なく生活できていることは、本当に感謝しています。

なぜ先進会眼科を選んだのか

先進会眼科を選んだ理由は、医療従事者の利用率が高いという事実でした。医療のリスクを最も正確に知っているプロたちが選ぶクリニックというのは、何よりの信頼の証です。
また、円錐角膜という難しい状況でも丁寧に適応を判断してもらえたことは、先進会眼科の技術力と誠実さを示していると感じています。
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-5Dを含む、近視度数別のICL適応まとめ

ICL手術は、近視度数によって適応の考え方が異なります。自分の度数がどの範囲に当たるかを確認してみましょう。

-3D未満(軽度近視)の場合

基本的にICLは「過剰治療」になる可能性があります。レーシックがより適切とされることが多く、ICLの適応については個別に判断が必要です。

-3D〜-6D(中等度近視)の場合:-5Dはここ

2019年の改訂で「慎重適応」として認められた範囲です。ICLとレーシックの両方が選択肢になります。最終的には適応検査の結果と個人の優先事項(費用・近視戻りリスク・手術後の快適性)によって判断します。
-5Dはこの範囲の中間にあたり、どちらも適応になる可能性が高いです。ただし角膜の状態(厚さ・形状)、前房深度、全身の健康状態などを考慮した上で、最適な選択が異なります。

-6D〜-15D(強度〜超強度近視)の場合

ICLが最も適した選択肢です。レーシックでは角膜を大きく削る必要があり、視力の質や安全性のリスクが高まります。この度数範囲であれば、ICLを強くおすすめします。

-15D以上の場合

ICLの「慎重適応」領域です。対応可能な医師・クリニックでないと難しいケースもあり、実績豊富な専門医への相談が必須です。

ICLの適応検査で確認されること

-5DでICL手術を検討している方が、適応検査を受ける際に確認される主な項目を紹介します。

前房深度(ぜんぼうしんど)

ICLレンズを挿入するスペースである「前房」の深さを計測します。前房が浅いと、ICLレンズを挿入できない場合があります。

角膜内皮細胞数

角膜の健康状態を示す指標です。一定数以上の角膜内皮細胞数がないと、ICL手術後に白内障リスクが上がるため、手術が推奨されない場合があります。

角膜の形状・厚さ

レーシックでも確認される項目ですが、ICLでは特に円錐角膜などの疾患の有無を確認します。円錐角膜があっても、ICLに適合している場合は手術可能です(私はこのケースでした)。

眼圧・眼底検査

緑内障・網膜疾患などの異常がないかを確認します。

視力・屈折度数

現在の近視・乱視の度数を精密に測定し、適切なレンズサイズと度数を選定します。
これらの検査の結果、ICLに適合していると判断されれば手術を受けられます。適応検査は多くのクリニックで無料です。まずは気軽に受けてみることをおすすめします。

-5DでICLを受けるメリット・デメリット

メリット

① 角膜を削らないため、将来の選択肢が広がる
-5DでICLを選ぶ大きなメリットのひとつは、角膜を傷つけないことです。将来的に白内障手術や他の眼内手術が必要になった場合でも、レーシックを受けた目より選択肢が広くなります。
② 近視戻りのリスクが非常に低い
レーシックは年齢とともに若干の近視戻りが生じることがありますが、ICLは眼内に固定されたレンズのため、近視が戻ることはほとんどありません。-5Dという度数でも、長期的に安定した視力を維持できます。
③ ドライアイになりにくい
レーシックは角膜の神経を傷つけるため、術後にドライアイが生じやすくなります。ICLは角膜を傷つけないため、ドライアイリスクが大幅に低くなります。
④ 取り出せる安心感
万が一、視力変化や他の理由でレンズが合わなくなった場合でも、ICLは取り出すことができます。この「可逆性」は、多くの方が安心して手術を決断できる理由のひとつです。

デメリット

① 費用がレーシックより高い
-5Dの場合、レーシックでも十分な視力回復が見込めます。ICLはレーシックより20〜40万円程度高いため、費用を重視する方にはデメリットになります。
② 手術(眼内手術)のリスクが若干高い
ICLはレーシックより侵襲度の高い手術(眼内にレンズを入れる)であるため、感染リスクや眼内操作に伴うリスクがわずかに高くなります。ただし、適切な適応検査と技術力のある医師による手術であれば、リスクは非常に低く抑えられています。

ICL手術後の生活:-5Dだった私の6年間

手術を受けてから6年が経過した私が感じる「ICLを受けてよかった点」をお伝えします。
朝目が覚めたとき、すぐにクリアな視界がある
これが最大の変化です。-5Dの近視があった頃は、朝目が覚めると何も見えず、手探りで眼鏡を探す日々でした。今はそんな不便さが完全になくなりました。
旅行・スポーツが格段に快適になった
コンタクトレンズを持ち歩く必要がなく、プールや温泉でもクリアに見えます。旅行のパッキングから「コンタクトセット一式」が消えたのは本当に楽です。
眼精疲労・ドライアイが改善した
コンタクトレンズによるドライアイに長年悩んでいましたが、ICL後は目薬の使用頻度が大幅に減りました。
視力が安定している
手術後6年が経過しても、視力は安定して1.0を維持しています。コンタクトレンズの時代に感じていた「度数があっていない」という不快感もありません。

まとめ:-5DでICLを受けるかどうか

  • -5D(中等度近視)でICL手術は受けられる(慎重適応)
  • 2019年のガイドライン改訂で-5Dも適応範囲に含まれた
  • -5DではICLとレーシックの両方が選択肢になり、個人の状況による
  • 角膜疾患(円錐角膜など)がある場合はICL一択の可能性が高い
  • まずは無料の適応検査を受けて自分の目の状態を確認することが最初のステップ
「ICL 5D」で検索している方は、まず適応検査を受けることをおすすめします。検査は無料で、手術の義務もありません。自分の目の状態を正確に知った上で、ICLにするかレーシックにするか、あるいはどのクリニックを選ぶかを決断できます。

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