聖路加国際病院のICL手術は、2025年6月から予約の受付が止まっています|公式の告知と、総合病院でICLを受けたいときの選択肢
この記事を読むと分かること
- 聖路加国際病院でICL手術を受ける際の費用・特徴・注意点
- 総合病院と専門クリニックのICL手術の違いと選び方
- 円錐角膜でもICLで視力1.0に回復した筆者の実体験と先進会眼科のご案内
聖路加国際病院でICL手術を検討している方へ
「聖路加国際病院 ICL」と検索している方は、都内の信頼できる眼科でICL手術を受けたいとお考えの方や、かかりつけの医療機関として聖路加国際病院を利用されている方が多いのではないでしょうか。
聖路加国際病院(東京都中央区、築地駅・勝どき駅近く)は、1902年創立のキリスト教精神に基づく老舗の総合病院です。東京でも屈指の権威ある医療機関として知られており、著名人も多く利用する高品質な医療サービスで評価されています。
ただし、いま申し込むことはできません。聖路加国際病院の眼科ページには2025年6月19日付で「現在、屈折矯正手術(LASIK、ICL)に関するご予約の受付を中止しております。診療再開の際には、ホームページ上にて改めてご案内申し上げます」という告知が出ており、2026年9月23日に確認した時点でも再開の案内は出ていません。同ページの専門外来の一覧も、白内障・角膜・緑内障・ぶどう膜・眼瞼疾患・網膜硝子体・神経眼科・小児眼科の8つで、屈折矯正の外来は載っていません(聖路加国際病院 眼科・2026年9月23日取得)。
この記事では、まず公式の告知の中身を確認したうえで、受付が止まる前に公開されていた費用と体制、そして総合病院でICLを受けたい場合に他にどんな選択肢があるかを整理します。
聖路加国際病院の眼科とICL手術の特徴
聖路加国際病院の眼科概要
聖路加国際病院の眼科は、一般眼科診療から白内障・緑内障・網膜疾患まで幅広く対応する総合眼科です。ただし屈折矯正手術については、2025年6月19日付の告知以降、予約の受付が止まっています。受付があった当時は、LASIK・LASEK・PRK・ICL・多焦点眼内レンズなど、視力矯正の幅広い選択肢を案内していました。
受付が止まる前の特徴は、「どの手術が患者に適しているのか十分な検査に基づいて判断する」という点にありました。専門クリニックではICLやレーシックに特化した施設が多いのに対し、総合病院としてさまざまな選択肢の中から提案できる体制だったためです。
手術を行うのは眼科専門医のみで、検査は国家資格を持つ視能訓練士(ORT)が担当します。医療の質への強いこだわりを持つ聖路加国際病院らしい、厳格な医療体制が整っています。
使用するICLレンズ
聖路加国際病院で使用するICLは「EVO Visian ICL(ホールICL)」というタイプです。レンズ中央に0.36mmの小さな穴(ホール)が開いており、眼内の房水が自然に循環する設計になっています。以前のタイプでは術後に眼圧が上昇するリスクがありましたが、このホールICLの登場でそのリスクが大幅に軽減されました。現在、国内で行われるICL手術のほとんどがこのタイプを使用しています。
担当医師
以前は、ICL手術の認定医として輿水 純子医師が担当していました。ただし2026年9月23日に眼科ページのスタッフ紹介を確認したところ、同医師の名前は現在の常勤・非常勤の一覧に載っていません(過去の論文・学会発表の記録には残っています)。屈折矯正手術の受付が止まっていることと合わせて、担当体制が変わっている可能性があります。
なお、ICL手術を執刀できるのは、ICL認定医制度に基づくトレーニングとライセンスを取得した眼科専門医に限られます(山王病院 アイセンター・2026年9月23日取得)。認定はICL研究会の枠組みで与えられ、その上に「ICL Expert Instructor」「ICL Senior Expert Instructor」が置かれています。どの医療機関を選ぶ場合でも、執刀する医師がこの認定を受けているかは確認しておく項目です。
聖路加国際病院でのICL手術の費用
聖路加国際病院でのICL手術費用は以下の通りです。
ここで挙げる金額は、屈折矯正手術の受付が止まる前に案内されていたものです。ホールICL(乱視なし)両眼で620,000円(税込)、乱視ありで680,000円(税込)とされ、技術代・レンズ代・術後半年間の診察費・検査費・薬剤費が含まれるという内容でした。2026年9月23日に公式サイトを確認した範囲では、屈折矯正手術の費用を掲載したページは見当たりません。再開したときに同じ金額とは限らないので、参考値として読んでください。
専門クリニックの現在の料金は、先進会眼科が427,000円〜(-3D未満・両眼・税込/2026年9月23日に公式の料金ページで確認)、品川近視クリニックが407,000円〜(-4D未満・通常レンズ・税込/2026年9月1日確認)です。
3院の料金と実績を横並びで見たい方はICLクリニックのおすすめと選び方|3院を実績で比較【2026年】を、料金がこれまでどう動いてきたかを知りたい方はICL価格改定の真相|2025年の値下げ・値上げの動向と今後の料金見通しをあわせてご覧ください。
なお、ICL手術は自由診療のため、健康保険は適用されません。ただし、確定申告で医療費控除の対象になります。
医療費控除を活用して実質費用を抑える
ICL手術費用は確定申告で医療費控除の対象になります。ただし「支払った額に税率を掛けた分が戻る」わけではありません。国税庁タックスアンサーNo.1120の式では、まず「その年に支払った医療費の合計 − 保険金などで補填される金額 − 10万円」が所得から差し引かれる控除額になり、戻ってくるのはその控除額に自分の所得税率を掛けた額です(住民税は控除額の10%ぶん、翌年度の税額が下がります)。所得税率は5%から45%まで人によって違うので、還付額も人によって変わります。
たとえば所得税率20%の方が62万円のICL手術を受け、その年の他の医療費が5万円だったとします。控除額は67万円 − 10万円 = 57万円。所得税の還付は57万円 × 20% = 11.4万円、住民税の軽減が57万円 × 10% = 5.7万円で、合わせて約17.1万円です。同じ手術でも所得税率5%の方なら、所得税2.85万円+住民税5.7万円で約8.55万円にとどまります。
聖路加国際病院でICL手術を受けるメリットとデメリット
メリット
総合病院ならではの安心感 が最大の強みです。眼に関する合併症が生じた場合でも、同じ施設内の他の診療科と連携して対応できます。例えば、術後に眼圧上昇や炎症が起きた場合にも、豊富な設備と専門医体制のもとで対応が可能です。
複数の手術オプションから最適なものを選べる 点も魅力でした。ICLだけでなく、LASIK・LASEK・PRKなど複数の選択肢を検討した上で、患者の眼の状態に合わせた提案を受けられる体制です。ただし前述のとおり、いまは屈折矯正手術の受付自体が止まっています。
権威ある医療機関としての信頼性 も大きな魅力です。聖路加国際病院は日本の医療界でも特に評価の高い機関であり、医療の質に関する第三者評価でも高い評価を受けています。
同じように総合病院でICLを受けられる選択肢もあります。北里大学病院のICL手術を徹底解説|費用・口コミ・紹介状など完全ガイドと山王病院のICLは両眼77万円|清水公也医師を指名する価値があるかを費用で判断するも並べて比べてみてください。
デメリット
そもそも、いまは屈折矯正手術の予約を受け付けていません。再開の時期は公式に示されていないため、手術の時期を決めている人にとっては候補になりません。
専門クリニックに比べてICLの症例数が少ない可能性がある 点もあります。アイクリニック東京の執刀責任者である北澤世志博医師は、有水晶体眼内レンズ挿入術(ICL、その他含む)を32,252件(2025年6月末現在・公式サイトで2026年9月23日確認)と公表しています。総合病院の一部門としての症例数は、こうした専門クリニックと比べると限られる場合があります。
初診は原則として紹介状が必要です。公式は「初診は紹介状がない場合、お断りする場合があります」と書いており、事前予約制です(2026年9月23日取得)。思い立ってすぐ受けられる窓口ではありません。
ICL手術の口コミ・評判
口コミは検索すれば出てきますが、屈折矯正手術の受付が止まっている以上、いま読んでも判断には使えません。受付が再開されたときに確かめられる条件のほうが役に立ちます。具体的には、執刀する医師がICL認定医かどうか、術後の検診が何回まで費用に含まれるか、再手術やレンズ交換が必要になったときの条件がどうなっているか、の3つです。
ICLは眼の中にレンズを入れる手術なので、術後に起こりうることは事前に説明されます。アイクリニック東京は公式の費用ページで、リスク・副作用として「術後、充血や強い炎症が起こることがあります。また、ハローやグレアを感じることがあります」「術後、度数やサイズの交換が必要なことがあります」「乱視付きのレンズでは術後、軸補正が必要なことがあります」「ごく稀に白内障や緑内障を起こすことがあります」を挙げています(2026年9月23日取得)。
こうした項目が説明され、起きたときにどう対応するかまで決まっているかどうかが、実際の違いになります。どのクリニックで受けるにせよ、「事前のカウンセリングでリスクを十分に理解すること」と「保証期間中の再手術・レンズ交換の条件を確認しておくこと」の2つは外せません。
総合病院と専門クリニック、どちらを選ぶべき?
聖路加国際病院のような総合病院でICLを受けるか、ICL専門クリニックで受けるか——これはICL手術を検討する多くの方が悩むポイントです。
総合病院が向いている方は、眼以外に何らかの持病がある方や、合併症リスクが心配な方です。また、かかりつけ医として信頼関係を築いている場合や、「ICLだけでなく複数の選択肢を総合的に相談したい」という方にも向いています。
専門クリニックが向いている方は、ICLの症例数を重視する方や、費用を抑えたい方です。ICL専門のクリニックは、多数の症例を通じて蓄積した技術と経験があり、ICLに特化した設備・体制が整っています。また先進会眼科は、ICL患者の22.5%が医療者だと公式で公表しています(2022年6〜9月集計・2026年9月23日確認)。
どちらが絶対的に優れているというわけではなく、自分の状況や優先事項に合わせて選ぶことが大切です。
私(しなちく)が先進会眼科でICLを受けた理由
ここで、このブログの筆者「しなちく」自身の体験談をお話しします。
私が2020年に先進会眼科でICL手術を受けたのは、実はレーシックを検討していたのがきっかけでした。術前検査に行ったところ、「円錐角膜」という角膜形状が特殊な状態であることが判明し、レーシックは受けられないと告げられました。
円錐角膜とは、角膜が薄くなり中央部が前方に突出してくる疾患です。角膜を削るレーシックは適応外となりますが、ICLは角膜を削らないため、私のようなケースでも手術を受けられました。
レーシックが受けられないと言われるのは円錐角膜だけではありません。ほかにどんなケースがあるかはメンタリストDaiGoさんがICLを選んだ経緯|レーシックが適応外になるケースとクリニックの選び方で整理しています。
術前の視力は0.07(-5D)でした。眼鏡なしでは生活がまったくできない状態でした。
先進会眼科を選んだ理由は、患者の22.5%が医師や看護師などの医療従事者であるというデータを知ったからです。医療のリスクを誰よりも正確に理解しているはずのプロが選ぶクリニック——これほど説得力のある「お墨付き」はないと感じました。
手術後、術後視力は1.0に回復しました。翌日の検診で「1.0です」と言われたときの感動は今でも鮮明に覚えています。2026年現在も視力は安定しており、何の不自由もなく快適に生活できています。
先進会眼科では、筆者経由のお友達紹介制度があります。順番は「先に無料診察を予約→ 診察日までに紹介を申し込む」で間に合います。先に予約をすませておくほうが、希望日を押さえやすいです。筆者(しなちく)から紹介すると手術代が割引になります。割引の額と適用の条件は下にリンクした専用の記事にまとめてあるので、そちらで確認してください。ただし紹介の際に氏名などの個人情報をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。
適応検査は無料で、受けたからといって手術を決める必要はありません。先に下のリンクから無料診察を予約し、診察日までにお友達紹介を申し込めば、割引が間に合います。
※ 筆者(しなちく)からのお友達紹介は、2026年9月に受付を終了しました。現在は紹介によるご案内を行っておりません。
ICLクリニックの選び方——聖路加国際病院も含めた比較ポイント
どのクリニック・病院でICL手術を受けるかを決める際には、以下のポイントを確認することをおすすめします。
まず「症例数と実績」を確認しましょう。多くの症例を経験しているクリニックは、それだけ技術的な蓄積があります。アイクリニック東京は、執刀責任者の北澤世志博医師について有水晶体眼内レンズ挿入術32,252件(2025年6月末現在・公式サイトで2026年9月23日確認)と公表しています。
「術後感染症の記録」も重要です。先進会眼科は開院以来24年以上、術後感染症ゼロという実績を持ちます。
「担当医の資格・経験」を確認することも大切です。ICL手術を執刀できるのは、ICL認定医制度のライセンスを取得した眼科専門医に限られます(山王病院 アイセンター・2026年9月23日取得)。聖路加国際病院については、屈折矯正手術の受付が止まっており、眼科ページのスタッフ紹介にもICLの担当医は載っていません(2026年9月23日取得)。
「無料カウンセリングの充実度」も重要な選択基準です。費用ゼロで自分の眼の状態を確認し、リスクについて医師に相談できる機会を活用しましょう。
「アクセスのしやすさ」も忘れずに確認を。手術後も定期検診が必要なため、通いやすい場所を選ぶことは長期的に重要です。
まずは無料診察から始めましょう
聖路加国際病院での手術を検討している方も、専門クリニックと比較検討したい方も、まずは無料診察を受けることをおすすめします。
先進会眼科では無料の検査・カウンセリングを実施しています。費用ゼロで自分の眼がICLの適応かどうかを確認でき、リスクや費用についても専門医に相談できます。
ICL手術は高額な医療行為です。1か所だけでなく、複数の医療機関で話を聞いてから決断することをおすすめします。
ICLクリニックおすすめ3選
先進会眼科
先進会眼科は、豊富な手術実績を持つ眼科専門クリニックです。ICL・レーシックなどの視力矯正手術を提供しています。しなちく自身も2020年に先進会眼科でICL手術を受け、0.07 (-5D)から1.0に視力が回復しました。 患者の22.5%が医療従事者というデータが技術への高い信頼を示しています。開院以来24年以上、術後感染症ゼロの実績、術後3年間の無料検診など術後のケアも充実しています。東京・大阪・名古屋・神戸・福岡の5都市に7院あり、アクセスしやすいのも魅力です(2026年9月1日確認)。
品川近視クリニック
品川近視クリニックは、7年連続で国内最多症例として表彰された実績(2019〜2025年・米国STAAR SURGICAL社)を誇る視力矯正専門クリニックです。ICL手術において豊富な実績があり、料金は407,000円〜(-4D未満・通常レンズ・両眼・税込/2026年9月1日確認)と比較的抑えられています。全国主要都市にクリニックを展開しており、アクセスも良好です。費用の内訳と実際の口コミは品川近視クリニックのICL手術の評判・口コミと費用を徹底解説にまとめています。
アイクリニック東京
アイクリニック東京は、東京エリアのICL専門クリニックです。執刀責任者の北澤世志博医師はICL等の執刀数が32,252件(2025年6月末現在・公式サイトで2026年9月23日確認)で、高い信頼を集めています。費用はスペシャリストプランの乱視なしで税込53万〜63万円、乱視ありで63万〜73万円、エキスパートプランは乱視なし73万〜78万円・乱視ありで83万〜88万円です(公式の費用ページ・2026年9月23日取得)。度数による加算がなく、プラン内は一律という料金体系です。東京駅直結のサピアタワーと丸の内トラストタワーに展開しています。執刀医の経歴と実績は北澤ICL(北澤世志博医師)の評判・実績を徹底解説|アイクリニック東京の選び方で確認できます。