ICL手術後に飛行機は乗れる?気圧の影響と旅行計画の立て方を徹底解説

この記事を読むと分かること
  • ICL手術後に飛行機に乗れるタイミング(翌日・1週間・1ヶ月の違い)
  • 「気圧でレンズがずれる」は本当か?医学的根拠から解説
  • 機内での目の乾燥対策と、旅行前に確認すべきポイント

ICL手術後に飛行機に乗っても大丈夫?——よくある不安に答えます

「ICL手術を受けたいけれど、来月旅行で飛行機に乗る予定がある」「出張が多いのに術後に飛行機は大丈夫なの?」
ICL手術を検討している方から、よく寄せられる疑問のひとつが「術後に飛行機に乗れるか」です。「気圧でレンズがずれないか」「目に悪影響はないか」といった不安を感じている方は多いでしょう。
結論からお伝えすると、ICL手術後に飛行機に乗ることは可能です。しかし、乗れるタイミングや注意点があります。この記事では、ICL手術後の飛行機搭乗について、医療機関の情報をもとに詳しく解説します。

「気圧でICLのレンズがずれる」は本当か?

多くの方が気にしているのが「飛行機の気圧変化がICLのレンズに影響するのでは?」という点です。
結論:気圧の影響はありません。
アイクリニック東京は公式サイトで「ICL手術後は気圧の影響はありません」と明言しています。ICLは眼内(虹彩と水晶体の間)に固定されており、飛行機の気圧変化程度では位置がずれることはないからです。
レーシックの場合も気圧の影響はないとされていますが、ICLも同様です。「目の中に入れたものだから気圧変化で何か起きるのでは?」という不安は、医学的には根拠がありません。
ただし、「気圧に影響されない=すぐ乗れる」ではありません。乗れないタイミングがある理由は、別の観点からです。

ICL手術後に飛行機に乗れる時期——目安を整理

ICL手術後の飛行機搭乗については、多くのクリニックが共通して以下のような目安を示しています。

手術翌日から可能なケース(特例)

遠方から飛行機でICL手術を受けにきた患者さんが、帰路(術後翌日)に飛行機で帰る場合は可能とするクリニックが多いです。翌日検診を終えた後、帰路に飛行機を使うことは許可されています。
ただしこれはあくまで「帰宅のための移動」であり、旅行や出張への対応とは異なります。

国内旅行・出張:術後1週間後から

術後1週間を目安に、国内への旅行・出張での飛行機搭乗が可能になります。この期間は「旅行自体を控える」のではなく「定期的な点眼をきちんと行える環境で過ごす」ことが優先されるためです。

海外旅行:術後1ヶ月後から

海外への渡航は、術後1ヶ月後を目安に可能になります。これは、「万が一のトラブル時に国内のクリニックへすぐ受診できる環境にいること」が重要なためです。海外にいると迅速な受診が困難なため、安全のために1ヶ月の猶予が設けられています。
旅行の種類飛行機搭乗の目安
帰路(遠方から手術を受けた場合)翌日から可能
国内旅行・出張術後1週間後から
海外旅行術後1ヶ月後から
※上記はあくまで目安で、クリニックによって日数が違います。たとえば先進会眼科は公式サイトで、洗髪・洗顔を術後4日目から、アイメイク・ベースメイクを術後1週間後からとしています(2026年9月24日に取得)。担当医の指示を必ず確認してください。

なぜ1週間・1ヶ月の制限があるのか

「気圧に影響されないなら、なぜ制限があるの?」と思う方も多いでしょう。理由は主に以下の2点です。
① 術後の点眼薬の管理
ICL手術後は、抗炎症薬・抗菌薬などの目薬を1日数回点眼する必要があります。旅行中でも適切なタイミングで点眼できるか確認が必要です。旅行先でのスケジュールに追われると、点眼が疎かになってしまうリスクがあります。
② 万が一のトラブル時の受診可能性
術後の一定期間は、感染症・眼圧異常・見え方の問題などが起きる可能性がゼロではありません。その際、速やかに手術クリニックで診てもらえる状態にいることが安全上重要です。海外にいるとその対応が困難になるため、1ヶ月間は国内にいることが推奨されています。

飛行機搭乗時に気をつけるべきこと

術後1週間以降に飛行機に乗る場合、以下の点に注意してください。

機内の乾燥対策

飛行機の機内は非常に乾燥しています(湿度10〜20%程度)。ICL手術後は目が過敏になっている時期でもあるため、ドライアイ症状が出やすくなります。
処方された点眼薬(防腐剤フリーの目薬)を必ず携帯し、必要に応じて点眼しましょう。また、機内では長時間の読書やスマートフォン操作を控え、目の休憩を意識することをおすすめします。

保護メガネ

術後1週間は外出時に保護メガネの着用が推奨されています。機内も「外出環境」のひとつとして考え、術後1週間以内に飛行機に乗る場合は保護メガネを着用しましょう。

点眼薬のセキュリティ

液体の点眼薬は機内持ち込み時に液体制限の対象になる場合があります。100mL以下の容器に入れ、透明なジップロック袋に入れた上で持ち込みましょう。

ICL手術後の生活制限まとめ——飛行機以外も確認

飛行機だけでなく、ICL術後の主な生活制限をまとめておきます。
行動制限の目安
洗顔・シャワーシャワーは肩から下なら当日から/洗顔は術後4日目から
洗髪術後4日目から(それ以前は美容室などで顔に水がかからないように)
飛行機(国内)1週間後から
コンタクトレンズ不要(ICL後は裸眼で生活)
スポーツ(軽い)1週間後から
プール・海水浴1ヶ月後から
飛行機(海外)1ヶ月後から
車の運転翌日以降で医師の許可後

旅行と飛行機について、術後に実際に効いてくること

口コミを並べるかわりに、旅行という場面で何が楽になり、何が制限として残るのかを整理します。

楽になるのは「持ち物と管理」の部分です

機内でコンタクトレンズが乾くのは、湿度が10〜20%まで下がるためです。裸眼になればこの問題そのものが消えます。保存液・レンズケース・予備レンズを持ち歩く必要もなくなり、液体物の機内持ち込み制限に引っかかる荷物も減ります。
(編集部による整理)
国内線を1週間後からとしているのは、気圧ではなく点眼の管理が理由です。旅程に追われて点眼の間隔が空くことを避けるための期間なので、処方された目薬を携帯し、時間を決めて差せるなら不安要素は減ります。
(編集部による整理)

制限として残るのは、海外渡航と機内の乾燥です

海外渡航の1ヶ月という目安は、感染症や眼圧の異常が起きたときに手術を受けたクリニックへすぐ戻れるかどうかで決まっています。出張の多い方ほど、手術日を渡航予定から逆算して決める意味が大きくなります。
(編集部による整理)
機内の乾燥は術後の目に出やすいので、防腐剤フリーの点眼薬は必ず手荷物に入れてください。液体物は100mL以下の容器に移し、透明な袋にまとめておくと保安検査で止められません。
— ICL術後旅行体験者の声より
ICL後は旅行がより快適になるというポジティブな声が多いです。コンタクトレンズの乾燥や管理の煩わしさがなくなるため、特に長時間フライトでは大きな恩恵を感じる方が多いようです。

ICL手術前の旅行スケジューリング——逆算して手術日を決める

「旅行の予定があるけどICLを受けたい」という方は、旅行日から逆算して手術日を決めることをおすすめします。
国内旅行がある場合:旅行の1〜2週間前まで(または旅行後)に手術を受ければ問題なし。
海外旅行・出張がある場合:渡航日の少なくとも1ヶ月以上前に手術を受けるか、帰国後に手術を検討しましょう。
旅行スケジュールを医師に伝える:適応検査や術前相談の段階で、旅行の予定を医師に伝えておくと、手術日程のアドバイスをもらえます。「来月海外出張があります」と伝えれば、「では手術は帰国後にしましょう」などの具体的な提案が受けられます。

ICL手術のメリット——旅行がもっと楽しくなる

ICL手術後は、旅行がより快適になります。
コンタクトレンズユーザーは旅行のたびに保存液・レンズケース・予備のコンタクト・目薬などを用意する必要があります。海外旅行では「乾燥しすぎてコンタクトが外れた」「コンタクトをなくした」「現地で購入できなかった」などのトラブルも起きがちです。
ICL手術後は裸眼で旅行できるため、こうした煩わしさから完全に解放されます。早朝便でも、夜行便でも、長距離フライトでも、目の管理を気にする必要がなくなります。
旅行好きな方こそ、ICLを検討する価値があります。

まずは無料診察から——旅行前に適応検査を受けてみる

ICL手術を検討している方は、まず無料診察(適応検査)を受けることをおすすめします。
無料診察では、自分の目がICLに適しているかどうかが分かります。手術費用の見積もりや、旅行スケジュールを考慮した手術日程の相談もできます。「来月旅行があるんですが、手術できますか?」という質問ももちろんOKです。
お金は一切かかりません。行動してみて初めて分かることがたくさんあります。

ICL手術するなら先進会眼科

この記事の筆者(しなちく)は、2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。術前視力0.07(-5D)、円錐角膜のためレーシックを断られたにもかかわらず、ICLで視力1.0を手に入れました。2026年現在も何の不自由もなく快適に過ごしています。
手術後の旅行については、担当医に確認しながら安全に行動しました。先進会眼科は術後のサポートも充実しており、安心して手術を受けられました。
順番は「先に無料診察を予約 → 診察日までに紹介を申し込む」で間に合います。筆者経由でのお友達紹介で手術代が2万円割引になります。
※ 筆者(しなちく)からのお友達紹介は、2026年9月に受付を終了しました。現在は紹介によるご案内を行っておりません。

ICLクリニックおすすめ3選

ICL手術を検討されている方に向けて、おすすめクリニックを3院ご紹介します。
① 先進会眼科(筆者の手術クリニック)
公式サイトによると、ICL患者の22.5%が医療者です(先進会眼科公式サイト・2022年6〜9月集計/2026年9月24日に取得)。術後サポートが充実しており、旅行スケジュールの相談にも対応してもらえます。
② 品川近視クリニック
全国に複数の院を構える大手で、症例数の多さと術後サポートの手厚さを掲げています。症例数・院数・サポート期間は変わることがあるので、申し込み前に公式サイトの最新の表示をご確認ください。
③ アイクリニック東京
ICL専門クリニック。北澤院長のICL等の執刀数32,252件(2025年6月末現在)。ICL専門性に特化したい方に。