ICL手術のやり方を徹底解説|手順・流れ・当日の様子を実体験とともに紹介
この記事を読むと分かること
- ICL手術がどのような手順・方法で行われるのか、ステップごとにわかる
- 手術当日の流れ・痛み・注意点について実体験をもとに理解できる
- ICLを検討する際のクリニック選びのポイントと費用を節約する方法がわかる
ICL手術のやり方とは?基本的な仕組みから理解しよう
ICL(Implantable Collamer Lens)とは、眼の中に特殊なレンズを挿入することで視力を矯正する手術のことです。「インプランタブル・コラマー・レンズ」の略で、日本語では「眼内コンタクトレンズ」とも呼ばれます。
ICL手術の最大の特徴は、角膜を削らないという点です。レーシックのように角膜の形を変える手術とは異なり、ICLでは虹彩(茶目の部分)と水晶体の間の「後房」と呼ばれるスペースにレンズをインプラント(埋め込み)します。これにより、目本来の組織を傷つけることなく、視力矯正が可能になります。
もうひとつの大きな特徴が、可逆性です。万が一見え方に不満があった場合や、将来的に別の治療が必要になった場合に、レンズを取り出すことができます。角膜を削ってしまうと元には戻せないレーシックとは根本的に異なる点です。
ICL手術に使われるレンズ素材は「コラマー(Collamer)」と呼ばれる生体適合性の高い素材です。スイスのSTAAR Surgical社が開発・製造しており、このレンズは目の組織と非常に相性が良く、異物感や拒絶反応が起きにくいとされています。
ICL手術が向いているのは、主に以下のような方です。度数が高くてレーシックでは矯正しきれない強度近視の方、角膜が薄くてレーシックの適応外となった方、あるいは私のように円錐角膜などの角膜疾患でレーシックを断られた方なども、ICLであれば手術できるケースがあります。逆に、眼圧が高い方や白内障が進んでいる方など、ICLにも適応外のケースがあるため、まずは専門クリニックでの無料診察が必要です。
ICL手術を受けるまでの流れ(術前編)
ICL手術は決して「予約して翌日に手術」というわけにはいきません。手術までには複数のステップがあり、トータルで1〜3ヶ月程度かかるのが一般的です。手術を検討している方は、この流れをしっかり把握しておきましょう。
ステップ1:無料カウンセリング・初診
まずクリニックを訪れ、ICLについての説明を受け、自分が適応かどうかを確認します。多くのクリニックでは無料で行われており、予約なしで参加できる説明会を設けているところもあります。
ここで重要なのは、無料診察だけでは何のリスクもないという点です。「行ってみたら手術しないといけない雰囲気になるのでは」と不安に思う方もいますが、初診はあくまで情報収集の場です。「手術するかどうかは後で決める」という姿勢で気軽に行ってみることをお勧めします。
ステップ2:精密術前検査
ICL手術に適しているかどうかを詳しく調べる精密検査です。この検査には2〜3時間程度かかることが多く、角膜の形状・厚み、眼の前後の長さ(眼軸長)、瞳孔径、前房の深さ、眼圧、網膜の状態など、非常に多くの項目を丁寧に調べます。この検査結果をもとに、あなたの目に合った「オーダーメイドレンズ」のサイズと度数を決定します。
なお、精密術前検査では瞳孔を開く点眼薬を使うため、検査後3〜4時間程度は見えにくく・まぶしくなります。当日は車の運転をしないで来院してください。
ステップ3:レンズの発注と到着を待つ
ICLレンズは完全なオーダーメイドです。精密術前検査のデータをもとに、製造元へ注文が入り、レンズが手元に届くまで通常1〜3ヶ月かかります。
この待機期間中は、コンタクトレンズの使用制限がかかることがあります。特にハードコンタクトは角膜の形状に影響するため、術前1〜4週間程度の装用禁止が必要なことが多いです。クリニックの指示をしっかり守りましょう。
ステップ4:手術前日の準備
手術前日は入浴やシャワーを済ませておき、目元へのメイクは避けてください。また、手術当日は車・バイクで来院できないため、交通手段を確認しておきましょう。
ICL手術当日の流れ・やり方を徹底解説
いよいよ手術当日です。多くの方が最も不安に感じるのがこのパートだと思います。「どんな手順で行われるのか」「痛みはあるのか」を正直にお伝えします。
来院・受付から手術前まで
来院後は受付を済ませ、同意書の確認や担当医との最終カウンセリングを行います。その後、手術の30分以上前から点眼麻酔を複数回行います。眼への点眼麻酔だけで、注射による麻酔は基本的に行いません。
さらに瞳孔を散大(大きく開く)させる点眼薬も使用します。目が少しぼんやりした状態になりますが、これは手術をスムーズに行うための準備です。手術着や頭部の覆いをつけ、手術室へ入ります。ここまでの準備に1〜2時間程度かかることも多く、実際の手術時間よりも待ち時間のほうが長いことが多いです。
手術中の具体的なやり方
ICL手術本体の所要時間は片眼で10〜15分程度、両眼で20〜30分程度です。驚くほど短い時間で終わります。
手術台に横になり、まぶたを開いた状態に固定するための器具をつけます。次に、角膜の端(角膜輪部)に約3mmの切開を行います。この切開はとても小さく、縫合が不要な場合がほとんどです。切開部から粘弾性物質(目の内部を一時的に保護するジェル状の薬)を注入し、専用のインジェクターと呼ばれる器具でICLレンズを折りたたんだ状態で目の中に挿入します。目の中でレンズが自動的に広がり、虹彩と水晶体の間の正しい位置に収まるよう、医師が微調整を行います。最後に、前房内の粘弾性物質を洗い流して終了です。切開創は自然に閉じるため、縫合は通常行いません。
手術中の痛みについて
「手術中は痛いですか?」というのが、ICLを検討している多くの方の最大の不安だと思います。正直に言うと、「まったく無痛」とは言いにくいですが、「つらい痛み」を感じる方もほとんどいません。点眼麻酔がしっかり効いているため、メスを入れる痛みはほぼ感じません。ただ、目の中に「何かが起きている」という違和感は避けられず、これが怖く感じる方もいます。手術中に「声がけ」をしてくれる医師・スタッフのいるクリニックを選ぶと安心感が高まります。
手術直後
手術が終わったら、1時間程度安静にして目の状態が確認されます。その後、術後検査を受けて問題がなければ帰宅できます。日帰り手術なので入院は不要です。帰宅後は目がしみたり、かすんだりすることがありますが、多くの方は翌朝には「世界が変わって見える」という感覚を体験しています。
ICL手術後の過ごし方と注意点
手術が終わってからも、しばらくは制限があります。せっかくの手術を無駄にしないためにも、術後のケアを正しく行うことが大切です。
術後の日常生活制限
術後1ヶ月間は、いくつかの制限があります。洗顔・洗髪は手術翌日から可能ですが、目に水が直接入らないよう注意が必要です。アイメイクは1週間程度禁止のクリニックが多いです。入浴(湯船につかること)は1週間程度禁止が一般的です。水泳・サウナは1ヶ月程度禁止です。激しいスポーツや目を強く押しつぶすような動作も1ヶ月間は控えましょう。車・バイクの運転は、医師が視力を確認して許可が出るまで禁止です。翌日の検診で許可が出ることが多いですが、必ず確認してください。
定期検診のスケジュール
術後は、翌日・1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後・6ヶ月後・1年後というスケジュールで定期検診を受けることが一般的です。ICLは目の中に入れるものですから、定期的に状態を確認することが非常に重要です。
ハロー・グレアについて
ICL手術後には「夜間、光の周囲に輪のように光が見える(ハロー)」「光がぎらぎらと広がって見える(グレア)」という症状が出ることがあります。これはレンズの光学特性上、避けられない現象ですが、多くの場合は術後数週間〜数ヶ月で自然に気にならなくなります。夜間の車の運転が多い方は、この点を事前に医師に相談することをお勧めします。
実際に受けた人の声:ICL手術の口コミ・体験談
ICL手術を実際に受けた方のリアルな声をご紹介します。ポジティブ・ネガティブ両方を公平にお伝えします。
実際に手術を受けた方からは、こんな声が聞かれます。
「スタッフが親切で安心して手術を受けられました。手術がすぐに終わり、翌日の視力が1.2まで上がっていました。こんなにすぐに視力が回復するとは思っていなかったので感動しました」 — ICLクリニック利用者の体験記より
「手術時間の短さ、疼痛の無さに驚きました。手術終了の2時間後程度からすでにとてもきれいに見えるようになっていて、翌朝目を覚ましたときに思わず泣いてしまいました」
— ICL体験記サイトより
「視力が0.01から1.4に回復。費用は60万円かかりましたが、コンタクトやメガネのコストを考えると長期的に見てお得だと感じています。大変満足しています」
— Xより(@eda_makoto氏・格ゲーマーの体験談)
一方で、こんな声もあります。
「待ち時間が長く、予約時間から1時間後に呼ばれ、全部で3時間45分かかりました。手術自体は短かったですが、待ちへの心の準備が必要だと感じました」 — 病院口コミサイトより(品川近視クリニック利用者)
「消毒液がしみたり、レンズを入れるときにぐりぐりとされているような鈍痛を感じました。痛みというより不快感に近い感覚でした」
— ICL手術体験記サイトより
これらのネガティブな声を見ると、「手術そのものへの不満」というよりも「待ち時間」や「術中の違和感」に関するものが多いことがわかります。手術の結果(視力改善)に関して後悔したという声は非常に少なく、ICLの満足度の高さを示していると言えます。
ICLのメリット・デメリット:手術前に知っておくべきこと
ICL手術を検討するうえで、メリットだけでなくデメリットも正直に理解しておくことが重要です。
ICLの主なメリットとしては、角膜を削らないため組織へのダメージが少ない点、-10D以上の強度近視にも対応できる点、可逆性があってレンズを取り出せる点、術後の視力が安定しやすく近視の戻りが起きにくい点、そしてレンズに紫外線カット機能が標準で備わっている点が挙げられます。
ICLの主なデメリットとしては、両眼で60〜80万円が相場と費用が高い点、すべての人が受けられるわけではなく事前の適応検査が必要な点、定期的な検診が必要な点、ハロー・グレアが出ることがある点、そして感染リスク(約0.02%と非常に低いですがゼロではない)がある点が挙げられます。
費用については、ICL手術費用は確定申告で医療費控除の対象になります。歯医者やお薬代など、その年の他の医療費と合算して申告することで、所得に応じて費用の10〜30%が戻ってきます。100万円近い手術費用の10〜30%は決して小さくない金額です。ぜひ活用してください。
ICLを受けるクリニックの選び方
ICL手術は「どこで受けるか」で結果が大きく変わる手術です。費用の安さだけで選ぶのではなく、以下のポイントを踏まえて選んでください。
まず確認すべきは、ICL認定医かどうかです。ICL手術は、スイスのSTAAR Surgical社が認定したライセンスを持つ「ICL認定医」のみが行える手術です。クリニック選びの際は、担当医が認定医であることを必ず確認しましょう。
次に、実績・症例数を確認してください。ICL手術は技術的な精度が問われる手術です。症例数が多いほど医師の経験が豊富であり、安全性が高いと言えます。
アフターフォローの体制も重要です。術後の定期検診に丁寧に対応してくれるクリニックかどうかを確認しましょう。手術後に何か問題が起きたときに、すぐに相談できる体制が整っているかどうかも選定のポイントです。
最後は、無料診察での対応をじっくり見てみることです。最終的な決め手は「このクリニックを信頼できるか」という感覚です。無料診察で医師やスタッフの対応を確認してみてください。
【実体験】私が先進会眼科でICLを受けたリアルな話
私がICL手術を受けたのは2020年のことです。当時、視力は0.07(-5D)で、コンタクトレンズなしでは日常生活もままならない状態でした。
実は最初はレーシックを検討していたのですが、眼科で精密検査を受けたところ「円錐角膜」という角膜の形状が通常と異なる疾患があることがわかり、レーシックは受けられないと言われてしまいました。円錐角膜でも、ICLであれば手術できると知り、先進会眼科を選びました。
先進会眼科を選んだ大きな理由のひとつが、医療従事者の利用率が高いという点でした。リスクを正確に把握しているはずの医療のプロが選ぶクリニックというのは、素直に信頼できる根拠になります。
手術当日は緊張していましたが、スタッフの方々が丁寧に声をかけてくださり、手術自体は想像より短く、「もう終わったの?」と驚くほどでした。術後翌日には視力が1.0まで回復し、2026年現在も何の不自由もなく快適に過ごしています。
ICL手術を受けて本当に良かったと思っています。コンタクトレンズのわずらわしさや、眼鏡を忘れたときの不便さから完全に解放された生活は、それだけで人生の質が上がったと感じています。
先進会眼科で手術を受ける場合、筆者(しなちく)からのお友達紹介を利用すると手術代が3万円安くなります。筆者自身が先進会眼科で手術を受けた経験があるため、紹介が可能です。ただし紹介の際に個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。
まとめ:ICL手術のやり方、理解できましたか?
ICL手術は、角膜を削らずに眼内にレンズを挿入するという、安全性が高く満足度も高い視力矯正手術です。手術自体は両眼で20〜30分程度と短く、日帰りで行えます。
手術を受けるまでのプロセスをまとめると、①無料カウンセリング → ②精密術前検査 → ③レンズ注文・待機(1〜3ヶ月) → ④手術当日(点眼麻酔 → 3mm切開 → レンズ挿入 → 日帰り帰宅) → ⑤術後定期検診 という流れになります。
視力矯正手術は一生に関わる大切な決断です。まずは気軽に無料診察に行き、自分がICLに向いているかどうかを確認してみることをお勧めします。費用も相談でき、診察に行ったからといって必ず手術しなければならないわけではありません。
ICL手術するなら先進会眼科
私(しなちく)は2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。術前視力0.07(-5D)から術後1.0への回復を経験し、2026年現在も快適な裸眼生活を送っています。先進会眼科を推薦する最大の理由は、医療従事者の利用率が高いという点です。リスクを正確に知っているはずの医療のプロが選ぶクリニックというのは、素直に信頼できます。また、お友達紹介制度により手術代が3万円割引になります。
ICLクリニックおすすめ3選
先進会眼科
医療従事者の利用率が高く、筆者(しなちく)自身が2020年に手術を受けたクリニックです。お友達紹介制度を利用すると手術代が3万円割引になります(紹介には個人情報の提供が必要なため、信頼できる方のみ向けです)。
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