給湯器の追い焚き電気代・ガス代を徹底解説【実は「足し湯」が得なの?節約法も1回あたりの費用も】

この記事を読むと分かること
  • 追い焚き1回にかかる実際の費用(ガス給湯器・電気温水器・エコキュート別)
  • 追い焚き・足し湯・お湯の入れ直し——どれが最もお得かの明確な答え
  • 月々の光熱費をすぐに減らせる5つの追い焚き節約法と、給湯器交換での節約効果

追い焚きの費用、毎月どれだけかかっているか知っていますか?

「追い焚きって電気代がかかるの?ガス代なの?」——追い焚きのコストについて、正確に把握している方は意外と少ないものです。お風呂の光熱費は家庭の光熱費全体の約30〜40%を占めるといわれており、追い焚きの使い方次第で家計への影響は小さくありません。
この記事では、追い焚きにかかる実際のコストを給湯器の種類別に計算し、「足し湯」「お湯の入れ直し」との比較、そして日常で実践できる節約方法を詳しく解説します。

追い焚き1回あたりの費用——給湯器の種類別で大きく異なる

追い焚きにかかる費用は使用する給湯器・エネルギーの種類によって大きく異なります。以下の計算は目安として参考にしてください。
給湯器の種類追い焚き1回の費用目安毎日1回の場合の月額
ガス給湯器(都市ガス)約75円約2,250円/月
電気温水器約143円約4,290円/月
エコキュート約47円約1,410円/月
ガス給湯器の場合、都市ガスを使って約75円というのが標準的な計算例です。ただし、これはお湯の量・冷め具合・ガス料金単価によって変動します。冬場は夏場よりお湯が冷めやすく、追い焚きにかかる費用も増えます。
「毎日追い焚きをしている」という家庭なら、月に2,000〜4,000円程度が追い焚きだけにかかっていることになります。これは年間では2〜5万円の出費です。

追い焚き vs 足し湯 vs お湯の入れ直し——どれが本当に安いのか

「追い焚きよりお湯の入れ直しの方が安いと聞いた」という方もいますが、これは状況によって異なります。
追い焚きが得なケース
  • お湯の温度が少し下がった程度(2〜3℃)の場合
  • 浴槽のお湯の量が十分に入っている場合
この場合、再加熱するエネルギーは比較的少なく済み、お湯を入れ直すよりもコスト的に有利です。
足し湯が得なケース
  • お湯の量が減っている場合
  • お湯の温度が大幅に下がっている場合(5℃以上)
「足し湯」とは、給湯器のリモコンで高温のお湯を浴槽に追加する機能です。追い焚きは浴槽内のお湯を循環させてバーナーで加熱しますが、足し湯は新しい高温のお湯を加えて温度を上げます。浴槽のお湯の温度が大幅に下がっている場合は、高温のお湯を足す方が効率的です。
お湯の入れ直しが得なケース
  • お湯が非常に冷え切っている場合(1時間以上経過)
  • お湯が少量しか残っていない場合
入れ直しの場合、給湯にかかるガス・電気代はかかりますが、冷え切ったお湯を再加熱するよりも効率がよい場合があります。
まとめると:お湯が少し冷めた→追い焚き、量も減って冷めた→足し湯、すっかり冷えた→入れ直しというのが目安です。

追い焚きの費用を確実に下げる5つの節約法

追い焚きのコストを減らすためにすぐ実践できる方法をご紹介します。

節約法1:家族全員がなるべく続けて入浴する

最も効果的な節約法は、家族全員が時間をあけずに続けて入浴することです。追い焚きが必要になる最大の原因は「お湯が冷める時間」です。全員が続けて入れば、追い焚きを1回に抑えるか、全くしないで済む可能性があります。
「最後に入る人が追い焚きする」という習慣より、「入浴時間を揃える」習慣に変えるだけで、月数百円〜千円程度の節約になります。

節約法2:断熱性の高い風呂蓋を使う

浴槽の保温性を高める最も手軽な方法が「断熱風呂蓋(保温蓋)」の使用です。一般的な薄いシャッタータイプより、断熱材入りの蓋に変えるだけで、お湯の冷め方が格段に遅くなります。1〜2万円の投資で、月数百円の節約が継続できます。
また、入浴中も蓋を半分かけておくことで保温効果が高まります。

節約法3:お風呂の設定温度を適切に保つ

リモコンの設定温度を1〜2℃下げるだけで、使用するエネルギーを5〜10%削減できます。「42℃の設定を40℃に変えるだけで光熱費が変わる」と感じにくいですが、年間で見ると数千円の差になることがあります。
ただし、衛生面から38℃以下に下げすぎることはおすすめしません。

節約法4:追い焚きより足し湯を使いこなす

前述の通り、浴槽のお湯が大幅に冷えている場合は「足し湯」の方が効率的です。給湯器のリモコンに「高温足し湯」ボタンがある機種は、積極的に活用しましょう。
特にエコキュートを使用している場合、追い焚き機能は電気代が割高なため、足し湯との使い分けが節電につながります。

節約法5:浴槽にお湯を入れる前にお湯をため込まない

お風呂を洗った直後(浴槽が冷たい状態)にお湯を入れると、最初の熱が浴槽に吸われて冷めやすくなります。浴槽が温まった状態でお湯を入れることで、お湯が冷めるスピードを遅らせられます。入浴の少し前にお湯を張り始め、タイマー機能を活用するのがおすすめです。

追い焚き機能の調子が悪いサイン——給湯器の劣化に気づくポイント

「最近追い焚きしてもなかなかお湯が温まらない」「追い焚き中に変な音がする」——こうした症状が出てきたら、給湯器の追い焚き機能が劣化しているサインかもしれません。
劣化のサイン:
  • 以前より追い焚きに時間がかかるようになった
  • 追い焚き中にゴーゴーと音がする
  • リモコンにエラーコードが表示される
  • 追い焚きしてもお湯がぬるいままになることがある
  • 使用年数が10年を超えている
追い焚き機能は給湯器内部の循環ポンプや熱交換器を使用します。これらが劣化すると、追い焚きの効率が下がり、結果として光熱費が増えることがあります。
給湯器の使用年数が10年を超えている場合は、追い焚き機能が正常でも交換を検討するタイミングです。部品の保有期間が終了してから故障すると修理自体できなくなるリスクがあります。

省エネ給湯器への交換でどれだけ節約できるか

現在10年以上前の給湯器を使用している方は、エコジョーズ(高効率ガス給湯器)への交換で大幅な節約が期待できます。
エコジョーズは排熱も利用して効率よくお湯を沸かす機器で、従来型の給湯器より約13〜15%のガス代削減が見込めます。お風呂や給湯にかかるガス代が月1万円なら、年間1.5〜2万円の節約につながる計算です。
初期投資(交換費用:10〜25万円程度)は数年〜十数年で回収できる見込みです。加えて、旧機種より追い焚き機能の効率も向上しているため、追い焚きコストの削減にも貢献します。
省エネ給湯器への交換で信頼できる業者を探しているなら、関東圏では東京ガス株式会社(東証プライム上場)の「東京ガスの機器交換」がおすすめです。エコジョーズを含む最新の高効率給湯器の交換に対応しており、認定施工会社による安心の施工が受けられます。

「10年保証」を過信しない——業者選びの本質的な視点

給湯器交換の業者選びで「10年保証」を強調する業者をよく見かけますが、実態をよく知ることが大切です。
給湯器が実際に故障しやすいのは使用後12〜13年以降です。つまり「10年保証」はちょうど故障が多くなる時期の手前で保証が切れる設計になっています。また、製造終了から10年で部品供給が終わるため、保証期間内でも修理できない場合があります。
さらに、中小規模の施工業者が10年後も存続しているかどうかは誰にも保証できません。会社が消えれば保証も消えます。
こうした現実を踏まえると、「10年保証があるから安心」より「10年後も確実に存続できる会社に頼む」という視点が重要です。東証プライム上場の東京ガスはインフラ企業として長期的な継続性が高く、この点で他社と差があります。

まとめ:追い焚きの節約は「習慣の見直し」から始まる

この記事のポイントを整理します。
追い焚き1回あたりの費用はガス給湯器で約75円、毎日使えば月2,000円以上になります。節約のコツは、家族の入浴タイミングを揃えること、断熱風呂蓋の活用、設定温度の適正化、追い焚きと足し湯の使い分けです。
また、給湯器の使用年数が10年を超えている場合は、追い焚き機能の劣化も含めた給湯器全体の交換を検討する時期です。省エネ給湯器への交換で追い焚きのランニングコストも含めた総合的な節約効果が期待できます。

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