ICL手術は10年後も大丈夫?視力変化・交換の必要性を経験者が解説
この記事を読むと分かること
- ICL手術後10年以上が経過しても約90%以上が裸眼視力1.0以上を維持できるというデータの根拠
- 10年後に視力が変化する原因(近視の進行・老眼・乱視)とその対処法
- 2020年にICLを受けた筆者(しなちく)が6年後の2026年も問題なく過ごしている実体験
ICL手術の効果は10年後も続く?気になる長期データを確認
ICL手術を検討するとき、多くの方がこんな心配を持っています。「60〜70万円も払ったのに、10年後に視力が落ちたらどうしよう」。それは自然な不安です。この記事では、実際のデータと筆者自身の体験をもとに、ICL手術の長期安全性を具体的に解説します。
10年後の裸眼視力:約90%が1.0以上を維持
複数の生研データによると、ICL手術後10年以上が経過しても、約90%以上の患者が裸眼視力1.0以上を維持していることが確認されています。名古屋アイクリニックで行われた研究では、10年経過後の平均裸眼視力は1.1です。測定当初の視力が0.03程度の強度近視だった方々のデータとしては、極めて良好な結果です。
また、10年間で重大な合併症が発生した事例は報告されていません。白内障や緑内障の発症についても、現行のhole-ICL(中心に微細孔のあるタイプ)ではほとんど起きないというデータが出ています。
近視の入れ替えが必要になるケースは1%未満
ICL手術後に「近視が進行した」ためにレンズの入れ替えが必要になるケースは、データ上1%未満とされています。ICLは近視の「進行」せいで視力が落ちるわけではありません。もともと近視は目の身長が伸びていくことで進行しますが、ICLはこの変化が少ない成人以降に手術を行うため、影響が出るケースは極めてまれです。
10年後に視力が変化する場合に考えられる原因
ICLレンズそのものは「老化」しません。かわりに、人間の目自体の加齢変化により視力への影響が出ることがあります。主な原因は3つです。
原因①:近視の度数外の進行
手術後も、元々の近視が極度に強い方や若年層で目の身長がある程度伸びている場合、度数外の近視が進行することがあります。この場合、入れたレンズの度数と実際の屈折値の差が大きくなり、調整が必要になることがあります。ただしこれは「ICLが劣化した」のではなく、目自体が変化したことによるものです。
原因②:老眼の発現
30歳でICLを受けた場合、手術から10年後には40歳前後になります。この年齢になると毛様体筋の衰えで老眼が発現し始める方が増えます。これはICLの安全性とは無関係で、年齢による自然な目の変化です。老眼用の眼鏡を併用するのが最もシンプルな対処法ですが、ご希望に応じて遠近両用のICLへの入れ替えも可能です。
原因③:乱視の変化
年齢とともに角膜の形状が少しずつ変化し、乱視が発生したり強くなったりすることがあります。乱視用のICL(トーリックICL)を入れている場合でも、乱視の程度変化によって見え方への影響が出ることがあります。この場合も、変わるのは目自体の変化であり、ICLそのものは問題ありません。
「ICLは何年持つ?」という疑問への直接回答
ICLレンズ自体に「寿命」はありません。理論上は「一生涯」です。ICLのコラーゲン素材レンズは素材自体が安定しており、白内障手術などで目に別の手術を技的に必要とするまでは基本的に入れたままになります。
ただし、前章で解説したような目自体の加齢変化(老眼、近視の進行等)により、将来的にレンズの度数調整や入れ替えが必要になる可能性はあります。それは「ICLが帶びた」のではなく、目自体が変化した時に対応できる「入れ替え可能な設計」のおかげです。
以前のICLと現在のhole-ICLでは安全性が大きく異なる
ICLには長年の歴史がありますが、レンズ設計の進化により、特に白内障リスクが大幅に下がりました。
以前のICL(穴なしタイプ)の場合: 房水の循環がレンズで妨害されるため、10年後に3.5%程度の方が白内障手術が必要になるとされていました。
現在のhole-ICL(穴ありタイプ)の場合: 中心の微細孔から房水が自然に循環するため、白内障リスクはほぼ消滅されました。現在日本で行われているICL手術はすべてこのhole-ICLです。
筆者が2020年に先進会眼科でICLを受けて2026年現在の生の声
ICLの長期視点で話すなら、数字だけでなく、実体験が最も説得力があります。
私(しなちく)は、2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。選んだ理由は、円錐角膜という角膜の形状異常でレーシックを受けられなかったためです。ICLは適合していたので、一歩踏み出しました。
- 手術前の視力:0.07(-5D)
- 手術後の視力:1.0
- 2026年現在:手術から6年後が経過したいまでも、視力は安定しており何の不自由もありません。
先進会眼科を選んだ最大の理由は、医療従事者の利用率が高いことです。リスクを正確に理解している医師や看護師が自分たちの目を託すクリニックだというのは、何よりの信頼の証明です。
ICLの実際の口コミ:ポジティブ・ネガティブ両方をご紹介
実際に手術を受けた方の生の声をご紹介します。
「視力0.01→裸眼1.4に回復。ゲームに問題なし。満足してる」
— X(旧Twitter)より(強度近視の格ゲーマーの口コミ)
ICL後に裸眼視力が大幅回復して満足度が高い声が続いています。
「3年経過した現在、視界はクリアで全くトラブルなし。ハローグレアも慣れたのか全く気にならない」
— ICL受術者のWeb体験談より
一方で、正直な声もあります。
「手術自体は良かったが、年月が経ったら少し手元が見えにくくなった気がする。まあ老眼なのかな、とおもって老眼鏡を使うようになった」
— Yahoo!知恵袋より
この声は「ICLが失敗した」のではなく、年齢による自然な目の変化(老眼)の現れです。ICLに限らず何もしなかった場合でも同じ変化は起きます。
10年後に必要になる可能性がある対応とは
万が一、後年に何らかの対応が必要になった場合でも、ICLは「取り出し可能」な設計の安全性が特徴です。主な選択肢は次の通りです。
- 老眼への対応:老眼用眼鏡を使うか、遠近両用ICLへの入れ替え、または片目を近くに合わせるモノビジョン調整などの方法があります。
- 度数の大幅変化への対応:入れたレンズを御自身の度数変化に対応した新しいレンズに入れ替えることができます。角膜を切る手術と異なり、レンズを入れ替えるだけで矯正できるのが大きなメリットです。
- 白内障発生時:平均的な白内障手術の時期になった際は、ICLを取り出してから白内障手術を行うことができます。
医療費控除で実質負担を少なくする
ICL手術費用は確定申告で医療費控除の対象になります。歯医者や薬代などその年の他の医療費と合算して申告することで、所得に応じて費用の10〜30%が還付されます。100万円近い手術費用の10〜30%は決して小さくない金額です。この制度をぜひ活用してください。
まとめ:ICLは10年後も安心してよい
ICL手術の長期安全性について整理すると、以下の通りです。
- はい、ICLレンズは10年後も安全で、大多数の方が良好な視力を維持しています。
- 老眼や乱視の変化は年齢による自然な目の変化であり、ICLの失敗ではありません。
- 現在のhole-ICLは白内障リスクがほぼ消滅されており、以前のタイプとは安全性が大きく向上しています。
- 将来的に小さな調整が必要になっても、「入れ替え可能」な設計なので柔軟に対応できます。
手術を迷っている方は、まずは無料診察だけでも受けてみることをおすすめします。適応検査はリスクゼロ、お金もかかりません。その一歩を踏み出すことで、みえてこなかった情報がたくさん入ります。
ICL手術するなら先進会眼科
筆者(しなちく)は2020年に先進会眼科でICL手術を受け、2026年現在も視力が安定して快適に過ごしています。医療従事者の利用率が高い先進会眼科を、自信を持っておすすめします。
先進会眼科で手術を受ける場合、筆者(しなちく)からのお友達紹介を利用すると手術代が3万円安くなります。筆者自身が先進会眼科で手術を受けた経験があるため、紹介が可能です。ただし紹介の際に個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。
ICLクリニックおすすめ3選
ICLを受けるなら以下の3クリニックがおすすめです。
先進会眼科
医療従事者の利用率が高く、筆者自身も手術を受けたクリニックです。東京・名古屋・大阪・福岡に拠点があります。
品川近視クリニック
国内最大級の症例数を誇る視力矯正専門クリニック。全国展開で通いやすいのが特徴です。
アイクリニック東京
東京エリア特化のICL専門クリニック。豊富な実績と丁寧なカウンセリングが評判です。