ゴミ屋敷のハウスクリーニング費用は?業者の選び方と悪徳業者を避ける完全ガイド
この記事を読むと分かること
- ゴミ屋敷の片付けとハウスクリーニングの費用が、何で決まるのかがわかる
- 片付けを頼む業者が持っているべき許可と、トラブルを避ける確かめ方がわかる
- 片付けからハウスクリーニングまでの順番と、それぞれの頼み先がわかる
ゴミ屋敷の片付けとハウスクリーニングは別の仕事
「ゴミ屋敷」に法律上の定義はありませんが、一般には「ゴミや物が積み重なり、自力では片付けられなくなった住まい」を指します。
ここで押さえておきたいのは、ゴミを運び出す仕事と、部屋を清掃する仕事は別物だということです。ゴミの回収には自治体の許可が要り、清掃には専用の洗剤や機材と技術が要ります。必要な許可も技能も違うので、1社にまとめるより、それぞれの専門業者に分けて頼むほうが確実です。
順番は「回収 → 清掃」です。物が残っていると、その下や裏を清掃できないためです。回収と清掃を同じ週に入れておくと、空になった部屋をすぐに仕上げられます。
費用は何で決まるか
ゴミ屋敷の片付け費用には、業界団体などが公表している「相場」はありません。業者ごとに料金の決め方が違い、同じ部屋でも見積もりの差が大きくなります。金額を左右するのは主に次の4つです。
- ゴミの量(トラックの台数や作業人数で決まることが多い)
- 間取りと搬出の条件(階数、エレベーターの有無、トラックを停める場所)
- 特別な処分が要るもの(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機、ガスボンベ、電池など)
- 清掃の範囲(汚物や強い臭いの除去、害虫の駆除まで含めるか)
ですから、ネットで見かける「1Kで◯万円」といった数字より、現地を見たうえで出された総額の見積書を基準にしてください。ゴミを積み込む前に、総額を書面で確定させておくことが大切です。
エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の4品目は家電リサイクル法の対象で、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。「4品目も無料で回収します」とうたう業者は、その時点で疑ってください。
不用品の買い取りをしてくれる業者なら、買い取り額の分だけ支払いが減ることがあります。ただし買い取りには古物商許可が必要で、これは回収の許可とは別のものです。
片付け業者を選ぶときに確かめること
① 「一般廃棄物収集運搬業」の許可があるか
家庭から出るゴミは「一般廃棄物」で、回収するには市区町村が出す一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です(許可のある業者と提携して運ぶ形もあります)。都道府県が出す「産業廃棄物収集運搬業」の許可では、家庭のゴミは運べません。「許可があります」と言われたら、どちらの許可で、どの自治体が出したものかを確かめてください。無許可の業者に頼んで不法投棄されると、依頼した側も責任を問われるおそれがあります。
② 見積書に内訳が書いてあるか
「一式◯万円」としか書かれていない見積書は、当日に「思ったより量が多い」と追加を求められる余地を残します。作業人数、車両の台数、処分費、清掃費が分かれているか、追加料金がかかる条件が書かれているかを見てください。
③ 現地を見てから見積もりを出すか
写真や電話だけで「とりあえず伺います」と言い、現地で金額を決める業者は、その場で断りにくい状況を作ります。現地を確認したうえで、作業前に書面の見積もりを出してくれる業者を選びましょう。
④ 会社の所在地と連絡先がはっきりしているか
公式サイトに会社の所在地・電話番号が書かれているかを確かめてください。トラブルが起きたときに連絡がつかなければ、話し合いもできません。
⑤ 2〜3社から見積もりを取る
業者によって料金の決め方が違うので、比べないと高いか安いかが分かりません。急いでいるときほど、1社だけで決めないことが大切です。
「無料で回収します」と言って積み込ませたあとで高額を請求し、断ると荷物を降ろさない、という手口があります。積み込ませる前に、総額を書面で確定させるのがいちばんの対策です。自宅に来てもらって契約した場合は、訪問販売としてクーリング・オフ(8日間)の対象になることがあります。
片付けからハウスクリーニングまでの流れ
STEP1:見積もり。片付け業者に現地を見てもらい、総額の見積書を受け取ります。
STEP2:仕分け・回収。残す物と捨てる物を分け、捨てる物を運び出してもらいます。大切な書類や貴重品は、作業前に伝えておきましょう。
STEP3:ハウスクリーニング。物がなくなった部屋を、浴室・キッチン・トイレなど場所ごとに清掃してもらいます。空室の状態で頼むのが最も効率的です。
STEP4:入居・生活の準備。清掃が終わった部屋で、必要な家具や家電を戻していきます。
片付けのあとのハウスクリーニングに「東京ガスのハウスクリーニング」
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なお、東京ガスのハウスクリーニングはゴミの回収はしていません。回収は許可のある片付け業者に頼み、空になった部屋の清掃を任せる、という使い分けになります。
まとめ|回収と清掃は分けて、総額を先に確定させる
ゴミ屋敷の片付けで大切なのは、回収を頼む業者が市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているか(または許可業者と提携しているか)と、積み込む前に総額が書面で決まっているかの2点です。
清掃は回収のあと、物がなくなった状態で頼むのが効率的です。対応エリアにお住まいの方は、定価を公開している東京ガスのハウスクリーニングで、清掃の金額を先に確かめておくと安心です。
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