ICL抜手術、両目と片目の細かい羗値を実例付きで記載

この記事を読むと分かること
  • ICL手術が両目と片目で異なる点、それぞれの費用と効果の違い
  • 左右の視力差がある場合の最適な治療判断方法
  • 片眼手術から両眼手術への段階的アプローチと実例

ICL手術、両目と片目の選択:あなたの目に最適な選択肢を探る

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を検討している方の中で、「両目一度に受けるべきか、片目だけ先に受けるべきか」という質問をよく耳にします。また、「左右の目で近視の強さが違う場合はどうするのか」という疑問も多いでしょう。
実は、この選択は患者さんの目の状態、経済状況、ライフスタイルなど、複数の要因に基づいて判断する必要があります。筆者である私は2020年に先進会眼科で両目同時にICL手術を受けました。その経験から、両目と片目の選択について、具体的な実例をまじえて説明します。
この記事を読むことで、「自分たちの目には、どちらの選択が最適なのか」が明確になるでしょう。

ICL手術は両目同時が一般的:その理由

日本眼科学会の推奨

日本眼科学会の視力矯正手術ガイドラインでは、ICL手術は「両眼同時手術」が一般的とされています。理由は複数あります。
1. 視力バランスの最適化
両目が異なる視力補正を受けると、脳が両眼の画像を統合する際に「ミスマッチ」が生じます。両目を同時に手術し、左右のバランスを取ることで、立体視(3D視)の質が最も高まります。
2. 日常生活の質の向上
両眼が同時に矯正されることで、朝起きた時から夜眠るまで、一日中ストレスのない視界が得られます。片目だけ矯正された状態では、脳が常に左右の視力差を処理しなければならず、疲労の原因になります。
3. 手術の効率性
同一日に両眼を手術することで、麻酔から覚醒までの時間が短縮され、患者さんへの全体的な負荷が軽減されます。また、術前検査や術後検査も1回で済みます。

手術時間は短い

多くの患者さんが「両眼同時の手術は大変ではないか」と心配していますが、実際には非常に効率的です:
  • 右眼:約10~15分
  • 左眼:約10~15分
  • 合計:約20~30分
両眼の手術が完了する時間は、多くの患者さんが予想するより短いのです。

片目だけのICL手術が選択される場合

ただし、特定の状況では「片目だけの手術」が最適な選択となります。

1. 左右の視力差が大きい場合

例えば、以下のようなケースです:
例1:不同視(いどうし)の場合
  • 右眼:-8.0D(強度近視)
  • 左眼:-1.5D(軽度近視)
このような場合、左眼は現在の矯正(メガネやコンタクト)で満足している可能性があります。この場合、右眼だけICL手術を受けることで、手術費用を半額に抑えつつ、右眼の利益を最大化できます。
例2:一眼が既に矯正済みの場合
  • 右眼:既にレーシックを受けており、視力1.0で満足
  • 左眼:-5.0D で、裸眼生活を望んでいない
このような場合も、左眼だけのICL手術を検討する価値があります。

2. 経済的制約がある場合

ICL手術は自由診療で、両眼で60~80万円程度の費用がかかります。この金額が負担となる患者さんの場合、まず片眼を手術し、その効果を実感してから、もう片眼の手術を決断するというアプローチが現実的です。
費用面での優先順位をつけた計画が可能になります。

3. 手術への心理的不安がある場合

ICL手術初心者の方の中には、「いきなり両眼やるのは怖い」という心理的な不安を持つ方がいます。このような場合、まず片眼で手術の流れを経験し、その後もう片眼を手術するというステップアプローチも有効です。
実際に一度経験すると、二度目の手術への不安は大幅に軽減されます。

4. 職業的事情がある場合

パイロット、プロアスリート、精密作業者など、視力の完全性が極めて重要な職業の方の場合、まず片眼を手術し、その経過を十分に観察してから、もう片眼を手術することで、リスクを最小化できます。

両眼手術と片眼手術の費用比較

標準的な価格設定

両眼同時手術の場合
  • 先進会眼科:約65~70万円
  • 品川近視クリニック:約50~60万円
  • アイクリニック東京:約60~70万円
片眼手術の場合
  • 基本的に上記の50%程度
つまり、片眼の場合、約30~35万円程度となるクリニックが多いです。

医療費控除への影響

片眼だけの手術の場合でも、医療費控除の対象になります。その年の他の医療費(歯医者、薬代など)と合算して、10~30%の還付が期待できます。

段階的アプローチの費用

もし、片眼を先に受け、後日もう片眼を受ける場合:
  • 1回目の手術:約30~35万円
  • 2回目の手術:約30~35万円
  • 合計:約60~70万円
つまり、同時手術と段階的手術では、最終的な総費用はほぼ同じですが、支払いのタイミングを分散できるというメリットがあります。

片眼手術のメリット・デメリット

メリット

1. 低リスクでの開始
初回の手術リスクを片眼に限定できます。万が一の合併症が生じた場合でも、もう片眼は無事に保たれます。
2. 経済的な分散
手術費用を2回に分けて支払うことで、経済的な負担を軽減できます。
3. 心理的な安心感
実際に手術を経験し、その効果を実感してから、もう片眼の決断ができます。
4. 長期的な効果確認
数ヶ月から1年間、片眼の長期的な効果(視力の安定性、合併症の有無など)を観察してから、もう片眼を決断できます。

デメリット

1. 両眼視バランスの不安定さ
一時的に左右の視力が異なる状態が続きます。これにより、立体視の質が低下し、日常生活で違和感を感じる可能性があります。
2. 脳の負担
脳が異なる視力情報を処理しなければならず、眼精疲労の原因となる可能性があります。
3. 心理的な葛藤
「片眼だけ裸眼で快適、もう片眼はコンタクトで不便」という状態が続くことで、もう片眼への手術決定を早める可能性があります。
4. 追加手術による累積リスク
2回の手術を受けることで、合併症のリスクが2倍になるわけではありませんが、累積的なリスクは存在します。

実例:異なる選択をした患者さんの声

実例1:両眼同時手術を選択(30代女性)

「私は両眼同時に手術を受けることに決めました。理由は、できるだけ早く、両眼が同じ条件で裸眼生活を送りたかったからです。結婚が控えており、ウェディングドレスを着た時に、両眼で同じように景色が見えることの重要性を感じていました。手術当日は両眼で約30分で終了。翌日から、左右のバランスが完璧で、立体視も素晴らしい。今では両眼同時に受けてよかったと確信しています。」

実例2:片眼先行、後に両眼完成(40代男性)

「私は経済的な理由から、まず右眼だけ手術を受けることにしました。右眼が強度近視(-7.0D)で、左眼は軽度近視(-2.0D)だったため、まずは強い眼を直したかったのです。右眼の手術から3ヶ月後、その効果を実感した後、左眼も手術を受けました。最終的には両眼が矯正されましたが、段階的なアプローチにより、経済的な負担を感じることなく、心理的な安心感を持って手術を決断できました。」

実例3:片眼のみの手術で完結(50代女性)

「私は右眼だけICL手術を受けることに決めました。左眼は度数が弱く(-1.5D)、現在のメガネで満足していたからです。右眼だけを矯正することで、右眼で遠距離がクリアに見え、左眼と組み合わせると、より自然な視界が得られます。わざわざ左眼まで手術する必要はないと判断しました。費用も半額で済み、大満足です。」

左右の視力差がある場合の判断基準

不同視(左右の視力差)の分類

軽度の不同視(1~2D の差)
この場合、両眼同時手術で問題ありません。脳が容易に両眼の画像を統合でき、立体視も機能します。
中等度の不同視(2~4D の差)
この場合、医師と相談の上、判断します。片眼だけ矯正する価値があるか、両眼同時に矯正する価値があるか、検討する必要があります。
高度の不同視(4D 以上の差)
この場合、片眼のみの矯正を検討する価値があります。特に、度数が弱い眼が既に満足できる矯正を受けている場合、強い眼だけを矯正することで、経済的かつ医学的に効率的な結果が得られます。

筆者の選択:両眼同時手術

私は2020年に先進会眼科で両眼同時にICL手術を受けました。術前の視力は以下の通りです:
  • 右眼:-5.0D
  • 左眼:-4.8D
左右の視力差はほぼなく、両眼が同等の度数を持っていました。医師からは「左右対称に近い度数なので、両眼同時手術に最適」という説明を受けました。
手術当日は、朝8時に来院し、手術は約30分で終了。夕方には帰宅でき、翌日には視力1.0に回復しました。その後6年が経過した現在も、立体視の質は非常に高く、日常生活で全く不便を感じていません。

先進会眼科での両眼・片眼手術の相談

先進会眼科では、無料診察時に、患者さんの目の状態に基づいて、最適な手術プランを提案してくれます。
「両眼同時がいいのか、片眼だけがいいのか」という判断は、医師と患者さんの相談を通じて、最終的に決定されます。

お友達紹介制度で費用を削減

先進会眼科では、お友達紹介制度により、手術代から3万円の割引を受けられます。この割引は、両眼手術・片眼手術の両方に適用される場合があります。
詳しくは、無料診察時に医師・スタッフに相談してください。

医療費控除で実質費用を削減

片眼手術の場合でも、その費用は医療費控除の対象になります。その年の他の医療費と合算して、確定申告すれば、10~30%が還付される可能性があります。

まとめ:両眼か片眼か、最適な選択を

ICL手術を受ける際に「両眼同時か、片眼だけか」という選択は、患者さんの目の状態、経済状況、心理的準備度、職業的需要など、複数の要因に基づいて判断する必要があります。
一般的には、左右の視力差がほぼ同じで、経済的に余裕がある方は、両眼同時手術がお勧めです。理由は、立体視の質が最も高く、日常生活のストレスが最小化されるからです。
一方、左右の視力差が大きい、経済的制約がある、心理的不安が強い方は、片眼先行のアプローチが有効です。
いずれにしても、最終的な判断は、信頼できる医師との相談の上で、行うべきです。先進会眼科での無料診察で、あなたの目に最適な手術プランについて、詳しく相談してみてください。