ICLのハロー・グレアはいつ治る?原因・対策と実体験を解説
この記事を読むと分かること
- ICL手術後の「目が光る」現象(ハロー・グレア)の正体と原因
- 多くの場合は時間の経過とともに気にならなくなるが、出方にも期間にも個人差が大きいこと(先進会眼科公式)
- 先進会眼科が使う「EVO」「EVO+」について公式が書いているのは「できるだけ抑制するように構成されている」までで、出なくなるとは書かれていないこと
ICL手術と「目が光る」現象について知っておくべきこと
ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を検討している方の中には、「ICLを入れると目が光るって本当?」という疑問や不安を持つ方も多いのではないでしょうか。SNSや口コミで見かける「目が光る」という情報は、多くの人にとって気になるポイントです。
実は、写真撮影時などに目が「光って見える」という現象と、ICL手術後に起こる「目が光って見える感覚」は、まったく別の話です。この記事では、ICL手術後に実際に起こりうる「ハロー・グレア現象」について、その正体、原因、対策を詳しく解説します。ICL手術を検討している方が不安なく判断できるよう、生の体験談も交えながら説明していきます。
「ICLを入れると目が光る」は写真撮影のフラッシュ反応とは違う
まず理解しておきたいのは、「ICLで目が光る」という情報には2つの意味があるということです。
写真撮影時の赤目現象とICLの関係
写真撮影時にカメラのフラッシュが当たると、目が赤く光ったり、瞳が光って見えることがあります。これは「赤目現象」と呼ばれる自然な光学現象で、カメラフラッシュの光が網膜に到達し、網膜の血管で反射して戻ってくることで発生します。
重要なポイントは、この現象はICLの有無に関係なく、すべての人の目で起こりうる普遍的な現象ということです。つまり、ICL手術を受けたからといって、写真撮影時に特別に目が光りやすくなるわけではありません。
また、ICLレンズは虹彩(目の色がある部分)の後ろ側に配置されるため、外観上の見た目は変わりません。使用されている素材は光の反射を最小限に抑える特殊な設計がなされているため、外部からの光反射を心配する必要はありません。
実は多くの読者が気になる「ハロー・グレア現象」
ICL手術後に起こりうる「目が光った感じがする」というのは、正確には「ハロー・グレア現象」という医学用語で説明される現象です。これはレンズの構造と光の屈折が原因で起こる、術後の一時的な見え方の変化です。
ハロー・グレア現象とは具体的には以下を指します:
- ハロー:光源の周囲に光の輪が見える現象
- グレア:光が拡散するように眩しく見える、または光の周囲に輪っかがあるように見える現象
- スターバースト現象:光が放射線状に広がってまぶしく見える現象
これらは特に夜間に起こりやすく、街灯や車のヘッドライト、信号機などの光源を見たときに見えることがあります。
ICL手術後になぜ「ハロー・グレア」が起こるのか
ICLレンズの構造を理解することで、なぜハロー・グレア現象が起こるのかが明確になります。
レンズの中心孔「アクアポート」が光を屈折させる
現在主流となっているICLレンズには、目の中の水(房水)の流れを維持するために、レンズの中心部に小さな穴が開いています。STAAR社はこれを「KS-AquaPORT®」と呼び、直径は0.36mm(360μm)です(先進会眼科公式・2026年9月21日確認)。この穴は房水循環を確保するために必須な設計ですが、同時に光が入り込む経路にもなります。
光がアクアポートを通じてレンズを抜けるとき、または通常のレンズ部分を通じて入ってくるとき、その光が反射・屈折することで、視界に輪っかのような光として認識されることがあります。
暗い環境で瞳孔が大きくなると症状が強まる
夜間や暗い場所では、瞳孔(目の黒い部分)が大きくなり、ICLレンズの光学部(実際に光を屈折させる主要な部分)より瞳孔径が大きくなることがあります。
このとき、レンズの光学部より外側の領域から光が入ってくるため、乱反射が起こりやすくなります。これが、ハロー・グレア現象が特に夜間に顕著に感じられる理由です。
個人差が大きい理由
ハロー・グレア現象の感じ方には、以下の要因により個人差があります:
- レンズの位置:目の中でのレンズの位置が異なると、光の入り方が変わる
- 瞳孔径の大きさ:夜間にどの程度瞳孔が開くかは個人差がある
- 神経質さの程度:同じ現象でも気になる人と気にならない人がいる
- 脳の適応速度:異なる光学現象に脳が順応する速度は個人差がある
強く自覚する方がいる一方で、ほとんど感じないという方もいます。どの程度出るかは事前には分かりにくいため、適応検査のときに自分の瞳孔径とレンズの光学部のサイズの関係を聞いておくのが確実です。
ハロー・グレアの程度を、どう見積もるか
医療広告ガイドラインにより、治療の効果に関する患者の体験談は掲載できません。ここでは公表されている情報と、症状が起きる仕組みから見積もります。
先進会眼科の公式サイトは、ハロー・グレアについて「時間の経過とともに症状が落ち着いてきますが、個人差が大きいため、夜間や長距離での車の運転をする場合は医師と相談するようにしましょう」と案内しています(2026年9月20日確認)。
公式に確認できるのはここまでです。つまり「起こりうるが、多くは時間の経過で落ち着く」「ただし個人差があるので、夜間運転は医師に相談する」の2点を前提に置いてください。
ハロー・グレアはいつ消える?改善のタイムライン
ICL手術後のハロー・グレア現象で最も気になる点は、「いつになったら消えるのか」ということではないでしょうか。実は、多くの場合、時間の経過とともに気にならなくなります。
公式が説明している経過
術後間もない時期
- 先進会眼科の公式サイトは「術後間も無くは、夜間で光を見る時にぎらぎらとした感じや眩しさを感じるかもしれませんが、視力が安定してからはハロー・グレア現象が起こる可能性は低いです」と説明しています(2026年9月22日確認)。
- 区切りになっているのは「手術から何ヶ月」ではなく「視力が安定したかどうか」です。
落ち着くまでの期間
- 同院は「時間の経過とともに症状が落ち着いてきますが、個人差が大きいため、夜間や長距離での車の運転をする場合は医師と相談するようにしましょう」と案内しています(同日確認)。
- 「1週間で消える」「3ヶ月で消える」といった期間を数字で示している医療機関・メーカーの記載は、確認できませんでした(同日確認)。期間の目安は、自分の検査結果をもとに主治医に聞いてください。
1年以上経過
- 先進会眼科の公式サイトは「視力が安定してからはハロー・グレア現象が起こる可能性は低いです」と説明しています(2026年9月21日確認)。
- ただし、いつ落ち着くかは個人差が大きく、期間を数字で示している医療機関・メーカーの記載は見つかりませんでした(同日確認)。
夜間の見えにくさは、出方に個人差があります
先進会眼科の公式サイトは「個人差があり、全く感じないという方もあれば、症状が強い方で夜間の見えにくさを訴える方もおられます」と説明しています(2026年9月22日確認)。どれくらいの割合の人が訴えるのかを示した公表データは、確認できませんでした(同日確認)。手がかりになるのは次の3点です:
- 例として挙がっているのは夜間の光源:公式サイトの記載は「特に夜間、車のヘッドライトや街灯が光の輪のように見える事例が多いです」です。日中の生活でどうかは、この記載からは分かりません。
- レンズの設計:同院は「オプティカルゾーンが広く取られており、ハロー・グレアもできるだけ抑制するように構成されています」と書いています(同日確認)。抑制する設計だという説明であって、出ないという説明ではありません。
- 夜間運転は先に相談する:夜間や長距離の運転をする場合は医師と相談するように、と公式サイトが案内しています(同日確認)。
ICL手術の「仕様」として理解することの大切さ
ここで重要な認識の転換をお伝えしたいのです。
ハロー・グレア現象は、失敗や異常ではなく、レンズの構造から生じうる光学的な現象です。ただし「全員に出る」ものではありません。先進会眼科の公式サイトは「個人差があり、全く感じないという方もあれば、症状が強い方で夜間の見えにくさを訴える方もおられます」と説明しています(2026年9月21日確認)。同院のFAQには「ICLは、レーシックに比べてコントラスト感度の低下やハロー・グレアを生じにくく、夜間の視力が向上しました」という記載もあります(同日確認)。
この認識を持つことで、以下のことが見えてきます:
- それは「異常」ではなく「一時的な見え方の変化」:医学的には何の問題もない、正常な術後経過です。
- 出るかどうかには個人差がある:まったく感じない人もいれば、夜間の見えにくさを訴える人もいます。出た場合も、公式サイトは「多くの場合、時間の経過とともに気にならなくなります」と説明しています(2026年9月21日確認)。
- 予期していれば、ストレスが軽い:事前に知っていれば、もし起こったとしても「想定内」として対応できます。
筆者(しなちく)の体験談として、2020年に先進会眼科でICL手術を受けた際も、ハロー・グレア現象は起こりました。ただ、事前に医師から詳しく説明を受けていたため、「想定内の反応」として捉えることができ、ストレスなく経過を見守ることができました。円錐角膜のためレーシックが受けられず、視力0.07から1.0に回復したICL手術の成果を考えると、一時的なハロー・グレアなど気にならないレベルの出来事だったのです。
先進会眼科が使うICLレンズ「EVO」「EVO+」の実数
レンズの設計は、ハロー・グレアの出方に関わります。ただし「新しいレンズなら出ない」という公表情報はありません。確認できる実数だけを並べます。
EVO ICLレンズとEVO+ ICLレンズの光学径
先進会眼科は、スター・サージカル(STAAR Surgical)社製の「EVO ICL」「EVO+ ICL」を採用しています。乱視を同時に矯正する場合は「EVO Toric ICL」「EVO+ Toric ICL」が選ばれます(先進会眼科公式・2026年9月21日確認)。ハロー・グレアに関わるのは、次の実数です。
- 光学部(光学径):STAAR社の公表情報として、EVO ICLは4.9〜5.8mm、EVO+ ICLは4.9〜6.1mmの範囲で設計されています(先進会眼科公式に掲載)。光学部が大きいほど、瞳孔が開いたときに周縁から入る光の割合は下がります
- レンズ全体径:12.1mm・12.6mm・13.2mm・13.7mmの4サイズから、眼の大きさに合わせて選ばれます
- 中央ホール(KS-AquaPORT®):直径0.36mm(360μm)の孔です。房水の流れを確保するための構造ですが、公式サイトは「ホールICLの中央ホール(KS-AquaPORT®)に光が屈折し、輪のような形(ハロー・グレア)が見えることがあります」とも書いています。つまりこの孔は、ハロー・グレアを抑える部品ではありません
「新しいレンズなら出ない」とは書けません。公式サイトが言っているのは「オプティカルゾーンが広く取られており、ハロー・グレアもできるだけ抑制するように構成されている」までです。どの光学径のレンズになるかは度数と眼のサイズで決まるので、自分の瞳孔径と合わせて適応検査のときに確認してください。
無料診察で最新レンズについて相談できる
先進会眼科では、無料診察時にこれらの最新レンズについて詳しく説明を受けることができます。自分の眼の特性に基づいて、どのレンズが最適か、また予想されるハロー・グレアの程度などを医師に相談することができます。
ICL手術前に確認すべきハロー・グレア対策
ICL手術を受けることを決めた場合、以下の点を事前に確認・準備しておくことで、術後の経過をスムーズにすることができます。
診察時に必ず質問すべき項目
- 予想されるハロー・グレアの程度:医師が目の状態から、どの程度のハロー・グレアが予想されるか聞く
- 自分の瞳孔径と光学部のサイズの関係:夜間にどの程度ハロー・グレアが出やすいか、個別に説明を受ける
- 改善のタイムライン:自分の場合、いつ頃から気にならなくなる見込みか、医師の意見を聞く
- 夜間運転の注意点:術後いつから普通に夜間運転できるようになるか、リハビリの目安を聞く
- 改善しない場合の対応:万が一、予想より長く症状が続いた場合の相談方法を確認する
術後の心構え
- 「一時的な見え方の変化」と認識する:「失敗」ではなく「一時的な適応期間」と捉える心構えが重要です。
- 症状が出やすいのは夜間だと知っておく:公式サイトが例に挙げているのは、夜間の車のヘッドライトや街灯です(2026年9月22日確認)。日中どうかは公表情報からは分かりません。
- 経過は視力が安定するまでを目安にする:公式サイトは「視力が安定してからはハロー・グレア現象が起こる可能性は低いです」と説明しています(同日確認)。何週間という数字は公表されていません。
- 気になる状態が続くときは、自己判断せず受診する:どの程度で相談すべきかを、術前に主治医と決めておいてください。
ICL手術費用と医療費控除
ICL手術費用は、医療費控除の対象になるとされています。ただし国税庁の質疑応答事例にICL手術を名指しした項目は見当たらないため(2026年9月時点)、適用の可否は所轄の税務署に確認してください。
還付される金額は、その年の医療費の合計とご自身の所得税率で決まります。「費用の何%が戻る」という決まり方はしません。
申告のときは手術の領収書を保管しておいてください。歯科やお薬代など、その年の他の医療費と合算して申告します。
先進会眼科なら「お友達紹介」で2万円割引
さらに、経済的なサポートとして、先進会眼科の「お友達紹介制度」をご活用ください。
筆者(しなちく)が先進会眼科でICL手術を受けた実体験に基づき、紹介が可能です。紹介を通じて先進会眼科を受診する場合、手術代が2万円安くなります。
医療費控除による還付と組み合わせれば、ICL手術の経済的負担がさらに軽くなります。
※ 筆者(しなちく)からのお友達紹介は、2026年9月に受付を終了しました。現在は紹介によるご案内を行っておりません。
※ご紹介には個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみのご利用をお勧めします。
ICL手術するなら先進会眼科
筆者のしなちくは、2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。円錐角膜のためレーシックは受けられない状態でしたが、ICLによって視力が0.07から1.0に回復し、その後も2026年現在まで何の不自由もなく生活できています。
先進会眼科を選んだ理由の一つは、医療従事者の利用率です。公式サイトによると、ICL患者のうち22.5%が医療従事者です(2022年6月〜9月集計/2026年9月20日確認)。リスクを正確に理解している立場の人が一定の割合で選んでいる、という事実は判断材料になります。ハロー・グレア現象についても、無料診察時に詳しく説明を受けることができ、予期できない不安がなくなります。
まずは無料診察だけでも受けてみることを、強くお勧めします。診察はお金がかかりませんし、自分の目の状態を正確に知ることで、ICL手術を受けるべきか否か、冷静に判断することができます。
ICLクリニックおすすめ3選
ICL手術を受ける際のクリニック選びは、手術後の満足度を大きく左右します。ここでは、信頼性と実績の観点からおすすめの3つのクリニックをご紹介します。費用・保証・地域別の詳しい比較は、ICLクリニックのおすすめと選び方|3院を実績で比較【2026年】で解説しています。
1. 先進会眼科(筆者推薦)
特徴:ICL患者の22.5%が医療従事者(公式)
- 公式サイトによると、ICL患者のうち22.5%が医療従事者です(2022年6月〜9月集計/2026年9月20日確認)。医療の現場で働く人たちは、医学的なリスクを正確に理解しています。その層が一定の割合で選んでいることは、数字で確認できる判断材料です。
- ICL手術・治療の実績は35,000症例以上(2002年11月1日〜2026年3月集計)。開院24年以上、手術による感染症ゼロと公式サイトに記載があります(2026年9月20日確認)。
- 筆者のしなちくも、このポイントを重視して先進会眼科を選択し、円錐角膜の状態でも視力0.07から1.0への回復を実現できました。
- EVO ICL・EVO+ ICLレンズを採用しています。公式サイトの説明は「オプティカルゾーンが広く取られており、ハロー・グレアもできるだけ抑制するように構成されています」までです(2026年9月22日確認)。
- 友達紹介制度により、2万円の割引が受けられます。
2. 品川近視クリニック
特徴:7年連続で国内最多症例(2019〜2025年)
- STAAR SURGICAL社から7年連続で国内最多症例を受賞しています(2019年〜2025年・公式サイトより)。なお累計の症例数は公式に公表されていません。
- 全国に複数の拠点を持つため、地域に関わらずアクセスしやすいのが利点です。
- 高度な技術と最新機器を備えており、様々な眼の状態に対応できます。
3. アイクリニック東京
特徴:東京エリア特化型の専門性と細やかな対応
- 東京エリアを中心に、ICL手術に特化した専門クリニックです。
- 地域に密着した運営により、より細やかで丁寧な診察と説明が期待できます。
- 大学病院などでの豊富な経験を持つ医師が多く、最新の医学知識に基づいた治療が可能です。
まとめ:ハロー・グレアは乗り越えられる一時的な現象
ICL手術を検討している際、「目が光る」という情報は不安につながるかもしれません。しかし、ここまでの説明をまとめると、以下のことが分かります:
- ハロー・グレア現象は「失敗」ではなく、レンズの構造から生じうる光学的な現象です。ただし全員に出るものではありません。先進会眼科の公式サイトは「個人差があり、全く感じないという方もあれば、症状が強い方で夜間の見えにくさを訴える方もおられます」と説明しています(2026年9月22日確認)。
- 公式が説明しているのは「時間の経過とともに症状が落ち着いてくる」「ただし個人差が大きい」までです。「何週間で消える」という期間を数字で示している医療機関・メーカーの記載は、確認できませんでした(同日確認)。
- レンズについての公式の説明も「できるだけ抑制するように構成されている」までです。「新しいレンズなら出ない」とは書かれていません。自分の瞳孔径と、選ばれるレンズの光学径の関係を、適応検査のときに聞いてください。
- 夜間や長距離の運転をする予定があるなら、手術を決める前に医師に相談してください。公式サイトもそう案内しています(同日確認)。
ICL手術は、高額で不可逆的な医療行為です。だからこそ、不安なく判断することが重要です。まずは無料診察を受けて、自分の目の状態を知り、医師から直接ハロー・グレアについて説明を受けてください。その上で、判断するのが最も賢明です。
円錐角膜でレーシックが受けられなかった筆者でも、ICLで1.0の視力を取り戻すことができました。皆さんの目の悩みも、ICL手術で解決できる可能性は十分にあります。