ICLとレーシックはどっちがいい?費用・角膜・可逆性で決める視力矯正手術の選び方
この記事を読むと分かること
- ICLとレーシックの構造的な違い、費用・リスク・可逆性の総合比較
- 筆者が円錐角膜でレーシック不可だった理由と、ICLで視力を回復した実体験
- あなたの目の状態や希望によって、どちらの手術が最適かを判断する基準
ICLとレーシックの違いをシンプルに理解しよう
視力矯正手術を検討しているけれど、「ICLとレーシック、どっちがいいのか分からない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。どちらも視力を回復させることができますが、その仕組み、費用、リスク、そして適応できる人の条件は大きく異なります。
この記事では、ICLとレーシックの違いを徹底比較し、実際に円錐角膜でレーシックを受けられなかった筆者がICL手術で1.0の視力を取り戻した体験も交えながら、あなたに最適な選択肢をお伝えします。
ICLとレーシックの基本的な違い:何を入れるか、何を削るか
ICLとレーシックの最大の違いは、視力矯正の方法にあります。
レーシック(LASIK)とは
レーシックは、角膜(黒目の表面)を削ってその形状を変え、光の屈折を調整する手術です。
レーシックの手術プロセス:
- 角膜の表面をレーザーで削り、フラップ(ふた)を作成
- その下の角膜実質層にエキシマレーザーを照射
- 角膜の形状を変えることで、近視・乱視を矯正
- フラップを元に戻す
つまり、レーシックは「角膜を削る」ことで視力を改善する手術です。一度削った角膜は、元には戻りません。
ICL(眼内コンタクトレンズ)とは
一方、ICLは「目の中に永続的なレンズを埋め込む」手術です。
ICLの手術プロセス:
- 目の側面を2mm程度切開
- 虹彩と水晶体の間に特殊なICLレンズを挿入
- レンズが自然な位置に固定される
- 傷口は自然に塞がる
ICLは角膜を削らないため、目の構造を温存できます。また、技術的な理由から、レンズは取り出すことも可能で「可逆的」な手術です。
費用で比較:初期投資と長期コスト
視力矯正手術を検討する際、費用は大きな判断材料です。ICLとレーシックの費用構造は大きく異なります。
レーシックの費用相場
レーシックは、一般的には比較的低価格で受けられます。
両眼の基本手術費(各院公式・2026年9月22日取得/すべて税込):
- 品川近視クリニック「品川イントラレーシックアドバンス」:158,000円(両眼・5年保障)
- 先進会眼科:198,000円(コンフォートレーシック)から390,000円(アイデザイン リフラクティブストゥーディオ)まで、術式で5段階
追加費用:
- 術後検査:無料のクリニックが多い
- 追加矯正(再手術):別途費用が必要な場合がある
長期的な視点:
レーシックは初期費用が安いのが魅力ですが、術後数年で近視が少し戻る「近視戻り」が生じることが知られています。特に強度近視(-6D以上)の人ほどこのリスクが高くなります。
ICLの費用相場
ICLは、レーシックより高額です。
両眼の基本手術費(各院公式・2026年9月22日取得/すべて税込):
- 品川近視クリニック:407,000円から(近視度数-4D未満)。乱視用レンズは+100,000円、-4D以上は+110,000円(いずれも両眼)
- 先進会眼科:427,000円から(-3D未満)。片眼あたり-3D以上は+76,500円、乱視用ICLは+49,000円、強度乱視用ICLは+137,000円
- アイクリニック東京:530,000円から(スペシャリストプラン・乱視なし53〜63万円、乱視あり63〜73万円)。執刀医の資格で価格帯が分かれ、エキスパートプランは730,000円から
下限だけを見ないでください。3院とも「度数」と「乱視の有無」で加算があり、加算の数え方が院ごとに違います。先進会眼科は片眼単位、品川近視クリニックは両眼単位で加算します。自分の度数と乱視を検査で確定させるまで、総額は決まりません。
医療費控除の活用:
ICLの手術費用は医療費控除の対象です。ただし「費用の何%が戻る」という言い方はできません。国税庁の計算式は次のとおりです(タックスアンサー No.1120「医療費を支払ったとき」・令和8年4月1日現在法令等/2026年9月22日取得)。
(実際に支払った医療費の合計額 - 保険金などで補てんされる金額) - 10万円
※その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%
この式で出た金額が所得控除され、そこに自分の所得税率を掛けたものが還付額です。支払った額に直接税率を掛けるのではありません。
具体例:
- ICL手術費用:427,000円(先進会眼科・-3D未満の場合)
- 他の医療費:73,000円(歯科治療など)
- 医療費の合計:500,000円
- 控除額:500,000円 - 100,000円 = 400,000円
- 所得税率20%の場合:400,000円 × 20% = 80,000円の還付
支払った50万円に対して戻るのは8万円で、割合にすると16%です。所得税率5%の人なら20,000円(4%)にしかなりません。「10〜30%が戻る」と見込んで予算を組まないでください。
なお、医療費控除は住民税(税率10%)の計算にも使われるため、翌年度の住民税も軽くなります。上の例なら40,000円です。
費用の最適判断
一見、レーシックが安く見えます。差額は実額で見てください。
- レーシック:初期158,000円から390,000円(上記2院の公表額)+ 近視戻り時に追加矯正を受ける場合の費用
- ICL:初期407,000円から880,000円(同)- 医療費控除の還付(上の例では80,000円)
再手術の費用を見込みで足さないでください。追加矯正の扱いは院ごとに違い、保障期間内は無料としている院もあります(品川近視クリニックの品川イントラレーシックアドバンスは5年保障、先進会眼科のレーシックは手術後3年間まで検診無料/2026年9月22日・各院公式)。自分が検討している院の保障条件を、契約前に必ず確認してください。
結論:強度近視や円錐角膜でレーシックの適応から外れる人にとっては、金額の比較より前に「受けられるかどうか」で決まります。両方に適応する人だけが、費用で迷う立場にいます。
角膜の厚さと適応条件:あなたの目はどちらに適しているか
ICLとレーシックは、どちらでも誰もが受けられるわけではありません。目の状態によって、適応する手術が決まります。
レーシックの適応条件
レーシックは「角膜を削る」手術なので、角膜の厚さが非常に重要です。
レーシック適応の条件:
- 角膜の厚さ:500µm以上(通常450~550µm)
- 角膜形状:正常(円錐角膜がないこと)
- 度数:-1.0~-8.0D(微調整のみで強度近視は難しい)
角膜を削ると、その厚さは減少します。削る量が多い(度数が強い)ほど、より厚い角膜が必要です。
問題:弱い角膜だとレーシック不可
例えば、角膜が薄い人や円錐角膜(角膜の形状がいびつな疾患)がある人は、レーシックを受けられません。なぜなら、角膜を削ると「角膜拡張症」という目の変形のリスクが生じるからです。
ICLの適応条件
ICLは角膜を削らないため、角膜の厚さの制約が少ないです。
ICL適応の条件:
- 前房深度(レンズを挿入できるスペース):2.8mm以上
- 年齢:21~65歳(目安)
- 強度近視:-3.0~-20.0D(強度近視ほど効果的)
- 円錐角膜:適応可能(レーシック不可の人が多く利用)
ICLの強み:レーシック不可の人の救世主
角膜が薄い、円錐角膜がある、強度近視など、レーシックの適応外だった人の多くが、ICLで視力を回復できます。
筆者の実体験:円錐角膜でレーシック不可、ICLで視力回復した話
ここで、ブログの筆者「しなちく」の実体験をお話しします。
手術年:2020年
受診クリニック:先進会眼科
手術前の悩み:強度近視(-5D)かつ円錐角膜のためレーシック適応外だった
元々、筆者は強度の近視で、コンタクトレンズに頼る生活でした。視力矯正手術の存在を知り、「手術で快適な生活を手に入れたい」と考えましたが、眼科検査で「円錐角膜」という診断を受けました。
円錐角膜は、角膜の形状が通常より円錐状になる疾患で、視力低下や不正乱視を引き起こします。この疾患がある人は、レーシックを受けると角膜拡張症のリスクが高まるため、レーシック手術は強く推奨されていません。
しかし、検査を進めると「ICLであれば適応可能」という朗報をもらいました。なぜなら、ICLは角膜を削らず、目の中にレンズを挿入する方法だからです。円錐角膜がある角膜に対して、物理的なダメージを与えず、視力矯正できるのです。
手術前の視力:0.07 (-5Dの強度近視)
手術後の視力:1.0(両眼同時に達成)
術後の経過:2026年現在、6年が経過していますが、視力は1.0を維持しており、何の不自由もない快適な生活を送っています。
手術直後は、「目の中に何かを入れた」という違和感がありました。しかし、数日で慣れ、1週間後には「コンタクトレンズの装着・外しの手間がない」「ドライアイの心配がない」という快適さに気付きました。
先進会眼科を選んだ理由
筆者が先進会眼科でICL手術を受けた決め手は、「医療従事者の利用率が高い」という点でした。
医者や看護師などの医療の専門家は、医療リスクを正確に理解しています。その専門家たちが自ら先進会眼科でICL手術を受けているという事実は、「このクリニックは信頼できる」という何よりの証です。
リスクを知るプロが選ぶクリニックだからこそ、患者としても安心して任せられました。
ICLとレーシックのリスク・合併症を公平に比較
どちらの手術も安全性が確立されていますが、潜在的なリスクは存在します。重要なのは、そのリスクが何か、自分の目に当てはまるか、受け入れられるかを理解することです。
レーシックのリスク
1. ドライアイ(ほぼ全員が経験)
レーシック手術後、角膜の神経が一時的にダメージを受けるため、涙の分泌が減少します。ほぼ100%の患者がドライアイを経験しますが、多くの場合は時間とともに改善します。ただし、数年経ってもドライアイが残る人も存在し、その場合は定期的な目薬が必要になります。
なぜ長引く人がいるのか:
角膜には知覚神経が通っており、フラップを作る段階でこの神経が切断されます。神経が再生するまでの間は「乾いた」という信号が脳に届きにくく、涙を出す反射そのものが起きにくくなります。再生の速さには個人差があり、これが「数ヶ月で戻る人」と「長く残る人」を分けます。品川近視クリニックは公式サイトのリスク説明でドライアイを最初に挙げており、同院は点眼(スーパーネイタント)で対応する術式を採っています(2026年9月22日・公式)。術前からドライアイの自覚がある人は、検査のときに必ず申告してください。
2. 近視戻り(強度近視ほど起こりやすい)
術後、角膜が徐々に元の形状に戻ろうとする傾向があります。特に強度近視(-6D以上)や若い患者に多く見られます。戻りが大きい場合は、再手術(再レーシック)が必要になることもあります。
3. ハロー・グレア現象
夜間、街灯や対向車のライトが滲んで見える現象です。術直後は多くの患者が経験しますが、時間とともに改善するケースが多いです。ただし、完全には改善しない人も存在します。
4. 一度削った角膜は戻らない(不可逆性)
レーシックの最大のデメリットは、角膜を削ったら元には戻らないということです。もし将来、何らかの理由で「視力矯正をやめたい」と思っても、削った角膜は戻りません。
ICLのリスク
1. 感染症(極めて稀)
レンズを挿入する際に、細菌が混入するリスクがあります。ただし、現代の無菌手術環境では、極めて稀な合併症です。
先進会眼科の実績:
開院以来24年以上、手術による感染症ゼロという驚異的な実績があります。これはスタッフの高い技術と衛生管理の成果です。
2. 白内障の進行
レンズが水晶体(目の中の透明なレンズ)に接触すると、白内障が進行する可能性があります。ただし、最新の「ホール ICL」(レンズの中央に0.36mmの穴が空いているタイプ)では、房水の循環が確保され、白内障リスクは大幅に軽減されました。
3. 眼圧上昇
レンズが前房(目の前部の液体が詰まった空間)のスペースを占めるため、眼圧が上昇する可能性があります。定期検査で眼圧をモニタリングすることで、早期に対応できます。
4. ハロー・グレア現象
ICLでもハロー・グレア現象が生じることがありますが、レーシックと比べると軽度です。多くの場合、数ヶ月で改善します。
ICLの強み:可逆性がある
ICLは技術的に取り出すことが可能です。万が一、何らかの理由で「レンズを取り出したい」と思っても、それができます(ただし、その場合は視力がレンズ挿入前の状態に戻ります)。
満足と不満はどこから生まれるか:口コミを読む前に知っておきたい構造
インターネット上には両手術の体験談が大量にありますが、書き手の度数・角膜の状態・受けた術式・術後の経過年数が書かれていないものは、自分に当てはめられません。同じ「レーシックで後悔した」でも、-2Dの人と-9Dの人ではまったく別の話になります。
この記事では、出所をたどれない体験談は載せません。代わりに、満足と不満がどこから生まれるのかを構造で示します。
満足が集まりやすいところ
| 何が変わるか | なぜそう感じるか |
|---|---|
| 朝起きた瞬間に見える | コンタクトレンズの装着・洗浄・買い足しという「毎日の作業」が丸ごと消えます |
| 運動・入浴・災害時の不安が減る | レンズの脱落・紛失という失敗のしかたが無くなります |
| ドライアイが軽くなる(ICLの場合) | 角膜の上に異物が乗っている状態から解放されるためです。レーシックは逆に一時的に悪化します |
不満が集まりやすいところ
| 何が起きるか | どちらで起きやすいか |
|---|---|
| 近視戻り | レーシック。強度近視ほど戻りやすいとされます |
| ドライアイが長引く | レーシック。角膜の知覚神経を切るためです |
| ハロー・グレア(夜間の光のにじみ) | 両方。ICLのほうが軽度とされますが、暗いところで瞳孔が大きく開く人は要注意です |
| 期待との差 | 両方。「裸眼で1.5が出る」と思い込んでいた人ほど不満が出ます。目標の見え方は術前の検査とカウンセリングで決まります |
口コミでは決まらない部分があります。自分がどちらに適応するかは、角膜の厚さと形状、前房深度、度数で決まります。他人の満足度は、あなたの適応を1ミリも動かしません。
あなたに最適な選択:ICLとレーシックの決定フロー
ICLが向いている人
✅ 強度近視(-5D以上)の人
→ 近視戻りリスク、角膜削減量が大きいため、ICLの安定性が優位
✅ 円錐角膜やその他の角膜異常がある人
→ レーシック不可の場合、ICLが唯一の選択肢
✅ ドライアイに悩んでいる人
→ コンタクトレンズと同様のドライアイ症状がなく、クリアな視界が得られる
✅ スポーツやアクティビティをよくする人
→ コンタクト脱落のリスクがなく、快適にプレーできる
✅ 長期的な経済性を重視する人
→ 20~30年の視点では、医療費控除を含めて最もコスト効率が良い
✅ 不可逆性に不安を感じる人
→ ICLは取り出し可能(理論的には)で、心理的な安心感がある
レーシックが向いている人
✅ 低度数近視(-1~-3D)の人
→ 削減量が少なく、角膜へのダメージが最小限
✅ とにかく初期費用を抑えたい人
→ 上記2院なら158,000円から390,000円で視力矯正が可能(2026年9月22日・各院公式)
✅ 手術に対する心理的な抵抗が強い人
→ 「目に何かを入れる」という不安がなく、心理的バリアが低い
✅ 近視戻りのリスクが低い年代(40代以上)の人
→ 加齢とともに近視戻りリスクが低下
どちらも適応できない可能性がある人
❌ 20歳未満の人
→ 目の成長途中のため、手術の適応外(角膜形状が安定していない)
❌ 目の病気がある人(白内障、緑内障、網膜疾患など)
→ 医師と相談が絶対必須
❌ 角膜が極度に薄い人
→ 通常のレーシック・ICLとも不適応の可能性(医師に相談)
医療費控除で実質費用を削減:ICL手術の隠れたメリット
ICL手術を受けた場合、医療費控除を活用することで、実質的な負担をさらに軽減できます。
医療費控除の仕組み
対象者の条件:
- 1年間(1月~12月)に支払った医療費が10万円を超えた人
- ICL手術費用は医療費控除の対象
還付額の計算:
(支払った医療費 - 10万円)× 所得税率 = 還付額
具体例
ケース1:ICL手術のみ(先進会眼科の427,000円で計算)
- ICL手術費用:427,000円
- 医療費合計:427,000円
- 控除額:427,000円 - 100,000円 = 327,000円
- 所得税率20%の場合:327,000円 × 20% = 65,400円の還付
- 実質負担:427,000円 - 65,400円 = 361,600円
ケース2:ICL手術 + 他の医療費
- ICL手術費用:427,000円
- 歯科治療:150,000円
- その他医療費:100,000円
- 医療費合計:677,000円
- 控除額:677,000円 - 100,000円 = 577,000円
- 所得税率20%の場合:577,000円 × 20% = 115,400円の還付
- 実質負担:677,000円 - 115,400円 = 561,600円
還付額を「ICL費用の何%」と読み替えないでください。ケース2で戻る115,400円は、ICL費用427,000円の27%にあたりますが、この27%はケース2の医療費構成でだけ成り立つ数字です。歯科治療を受けていなければ、同じ人でも65,400円(15%)になります。
医療費控除の申請手続き
- 必要書類を集める
- ICL手術の領収書(原本)
- 診断書(必要な場合)
- 明細書(手術内容を記載したもの)
- 税務署に確定申告
- 翌年の2月~3月に申告(前年分)
- 医療費の内訳を記入した書類を提出
- 還付を受ける
- 申告後、指定された銀行口座に還付額が振り込まれます
重要:領収書は5年間保管する必要があります。
先進会眼科でのお友達紹介制度:2万円割引で手術を受ける方法
先進会眼科では、患者紹介による割引制度があります。筆者(しなちく)から紹介を受けることで、ICL手術代が2万円割引になります。
お友達紹介の条件
- 筆者(しなちく)が先進会眼科での手術経験者であることが前提
- 紹介を受ける方と筆者の間に信頼関係があること
- 個人情報(氏名・連絡先など)を筆者に提供いただく必要があります
申し込み方法
※ 筆者(しなちく)からのお友達紹介は、2026年9月に受付を終了しました。現在は紹介によるご案内を行っておりません。
上記のリンクから申し込みフォームにアクセスしてください。筆者への個人情報提供に同意いただけた方のみご利用ください。
ICL手術を受ける前のステップ:無料診察から手術まで
ICL手術を本格的に検討する場合、以下のステップを踏みます。
ステップ1:無料適応検査(来院1回目)
ほとんどのクリニックでは、ICL手術が適応かどうかを判定する無料検査を実施しています。
検査内容:
- 角膜の厚さ測定
- 前房深度測定(ICLを挿入するスペースの確認)
- 視力・屈折度数測定
- 眼圧測定
- 眼底検査
- 涙液の量と質の測定
検査時間:約1~2時間
この検査で、あなたの目がICL適応かどうかが明確になります。
ステップ2:カウンセリング(来院2回目)
適応と判定されたら、医師とのカウンセリングで、手術の詳細、リスク、術後の生活について説明を受けます。
確認すること:
- 手術の流れと所要時間
- 想定される合併症とその対策
- 術後の視力回復の時間軸
- 日常生活への復帰時期
- 費用と支払い方法
- 医療費控除の活用方法
ステップ3:レンズサイズの決定
ICLは、患者の眼球のサイズに合わせてオーダーメイドされます。
測定項目:
- ホワイト・ツー・ホワイト(角膜の水平径)
- 前房深度
- レンズパワー(屈折度)
適切なレンズサイズを選定することで、手術の安全性と視力の質が大きく変わります。
ステップ4:手術(来院3回目)
手術時間:約15~20分
- 手術当日は、目を開けたまま、レーザーで角膜を削ったりはしません
- 側面を2mm切開し、細長い器具でICLを挿入します
- 痛みはなく、心地よい圧迫感を感じる程度
術直後:
- 見え方がやや曇っている(濡れた感じ)
- 数時間で少しずつクリアに
- 当日の夜には、ある程度見える人が多い
ステップ5:術後検査と経過観察
- 翌日検査:視力確認、眼圧測定
- 1週間後:検査と経過確認
- 1ヶ月後:詳細な検査
- 3ヶ月後:最終チェック
- その後:半年~1年ごとの定期検査
最後に:ICLとレーシック、どちらを選ぶかは「あなたの目と人生」次第
ICLとレーシックは、どちらも視力を改善できる素晴らしい手術です。ただし、完璧な手術は存在しないということを理解することが重要です。
決定の3つの柱
- あなたの目の状態(医学的適応)
- 角膜の厚さ、形状は?
- 度数は?
- 他の眼疾患はないか?
- ライフスタイル(生活スタイル)
- スポーツやアクティビティはよくするか?
- ドライアイに悩んでいるか?
- 手術後の快適さを重視するか?
- 長期的視点(経済性と可逆性)
- 20~30年の視点で、どちらがコスト効率か?
- 手術を「やめたい」と思った時に対応できるか?
- 医療費控除で実質負担を軽減できるか?
筆者からのメッセージ
筆者は、円錐角膜という特殊な目の状態でレーシックを受けられず、ICL手術を選びました。その選択は、2020年から現在(2026年)まで、何ら後悔のないものです。
確かに初期費用は高かったですが、医療費控除で軽減され、術後6年間、毎日快適な視界を享受しています。コンタクトレンズの装着・外しの手間、ドライアイの不安、スポーツ時の脱落リスク—そうした日々の煩わしさから完全に解放されました。
もし、あなたがICLとレーシックで迷っているなら、まずは無料適応検査を受けることをお勧めします。
その検査結果と、医師の専門的なアドバイスを聞いた上で、初めて「自分にはどちらが最適か」が見えてきます。
医療従事者の利用率が高い先進会眼科では、リスクを正確に理解するプロが手術に当たります。
ICL手術するなら先進会眼科
先進会眼科は、筆者が2020年にICL手術を受けたクリニックです。医療従事者の利用率が高く、安全性と実績の点で信頼できます。
先進会眼科の実績:
- ICL手術症例数:35,000症例以上
- 開院以来の感染症ゼロ(衛生管理の徹底)
- 医療従事者が選ぶクリニック(リスク認識のあるプロが選ぶ信頼)
医療費控除でさらにお得に
ICL手術費用は医療費控除の対象です。戻る額は「(1年間に支払った医療費 - 10万円)× 所得税率」で決まります(国税庁 タックスアンサー No.1120・2026年9月22日取得)。先進会眼科の427,000円を単独で申告し、所得税率20%なら65,400円の還付です。確定申告をしなければ1円も戻りません。領収書を保管しておいてください。
お友達紹介で2万円割引
※ 筆者(しなちく)からのお友達紹介は、2026年9月に受付を終了しました。現在は紹介によるご案内を行っておりません。
ICLクリニックおすすめ3選
視力矯正手術を検討する際、クリニック選びは非常に重要です。ここでは、実績と信頼性の観点から、おすすめの3つのクリニックをご紹介します。
1. 先進会眼科(筆者の選択)
特徴:
- ICL症例数35,000症例以上(2002年11月1日〜2026年3月集計)
- 医療従事者の利用率が高い
- 開院24年以上、手術による感染症ゼロの実績
- 大阪 梅田(本院)・東京 新宿・大名古屋・名古屋 栄・神戸 三宮・福岡 天神・福岡 飯塚。札幌、鹿児島駅前、大阪 天王寺は提携医療機関です(2026年9月22日・公式)
費用:
- ICL:427,000円から(税込・-3D未満)。片眼あたり-3D以上は+76,500円、乱視用ICLは+49,000円
おすすめポイント:
医療の専門家が選ぶクリニックという信頼性が最大の利点。リスクを知るプロが自ら手術を受けているという事実は、患者にとって何よりの安心材料です。
2. 品川近視クリニック
特徴:
- 国内最大級のICL・レーシック症例数
- 全国展開で通院しやすい
- 最新の機器と技術
- 充実した術後サポート
費用:
- ICL:407,000円から(税込・-4D未満)。乱視用レンズは+100,000円、-4D以上は+110,000円(いずれも両眼)
- レーシック:158,000円(品川イントラレーシックアドバンス・両眼税込・5年保障)
おすすめポイント:
症例数が豊富で、様々な目の状態に対応できる経験が豊富です。初回検査は無料。ただしICLは手術を予約する時点で内金19万円が必要です(2026年9月22日・公式)。
3. アイクリニック東京
特徴:
- ICL専門のクリニック
- 個別カウンセリングが丁寧
- 東京エリアに複数店舗
- スタッフのICL手術体験が豊富
費用:
- ICL:530,000円から(スペシャリストプラン・乱視なし53〜63万円、乱視あり63〜73万円・税込)
- 執刀医がエキスパートインストラクターの場合は730,000円から(乱視なし73〜78万円、乱視あり83〜88万円・税込)
おすすめポイント:
ICLに特化したクリニックだからこそ、最新の技術と豊富な知識があります。ただし初回来院日に検査・診察代金として1万円がかかります(手術を決めれば手術代金に充当されますが、手術を希望しない場合や適応外だった場合も返金はありません/2026年9月22日・公式)。先進会眼科と品川近視クリニックの初回検査は無料なので、ここだけ条件が違います。