ICL手術で遠視は治せる?適応条件・代替治療・注意点を彻底解説

この記事を読むと分かること
  • ICL手術が遠視に対応できるかどうかの現状
  • 遠視の方が検討すべき代替の視力矯正手術
  • 近視でICL手術を受けた筆者の実体験とクリニック選びのポイント
「ICL手術で遠視も治せるの?」
遠視でお悩みの方が、ICL手術に期待を寄せるのは自然なことです。ICL手術は近視矯正で目覚ましい実績を上げているため、「遠視にも使えるのでは?」と考えるのは当然です。
結論から言うと、現時点では日本国内で承認されているICLレンズは近視用のみで、遠視に対応したレンズは承認されていません。ただし、遠視の方にも別の選択肢があります。
私は2020年に先進会眼科でICL手術を受け、近視(術前0.07)から1.0まで視力が回復しました。この記事では、ICLと遠視の関係、そして遠視の方が検討すべき視力矯正の選択肢について詳しく解説します。

ICL手術は遠視に対応できるのか

ICL(Implantable Collamer Lens)は、眼内に小さなレンズを挿入して視力を矯正する手術です。技術的には近視・遠視・乱視を矯正できるレンズが存在しますが、日本の現状を正確に理解しておく必要があります。
日本国内で承認されているICLレンズ(STAAR Surgical社製 EVO Visian ICL)は、近視および近視性乱視用のみです。遠視用のICLレンズは日本では未承認のため、多くの眼科ではICLによる遠視治療は行われていません。
一部のクリニックでは、未承認のIPCL(Implantable Phakic Contact Lens)という別の種類の眼内レンズを個人輸入して遠視矯正に対応しているケースもあります。ただし、未承認のレンズを使用する場合は、承認レンズとはリスクや保証が異なる可能性があるため、慣重な判断が必要です。

遠視と近視の違いを改めて理解する

遠視と近視はどちらも屈折異常ですが、その仕組みは真逆です。
近視は眼軸(目の奥行き)が長すぎるため、網膜の手前で像が結ばれ、遠くがぼやけて見えます。一方、遠視は眼軸が短すぎるため、網膜の後ろ側で像が結ばれます。遠視の方は「遠くがよく見える」と思われがちですが、実際には近くも遠くもピントが合いにくく、常に目の調節力(調節筋)を使って補正している状態です。
そのため遠視の方は、眼精疲労や頭痛に悩まされることが多く、特に近くを見る作業(読書やPC作業)で疲れやすいという特徴があります。年齢とともに調節力が低下すると、遠くも見えにくくなっていきます。

遠視と老眼の違い

遠視と老眼は混同されることが多いですが、全く別のものです。
遠視は眼球の形状による屈折異常で、生まれつきのものです。子どもの頃から症状が現れることがあります。一方、老眼は加齢による水晶体の硬化と調節力の低下によるもので、誰にでも起こる自然な加齢変化です。
この違いは治療法の選択にも影響します。遠視は屈折矯正手術で改善の余地がありますが、老眼は水晶体の加齢変化が原因のため、多焦点眼内レンズなど別のアプローチが必要になります。

遠視の方が検討すべき代替の視力矯正手術

ICLが遠視に対応していない現状では、以下の選択肢を検討することをおすすめします。

レーシック(LASIK)

レーシックは角膜をレーザーで削って形状を変える手術で、遠視にも対応可能です。遠視用のレーシックでは角膜の中心部を急峭にして屈折力を強くします。ただし、遠視のレーシックは近視に比べて矯正範囲が狭く、強度の遠視には対応できない場合があります。

多焦点眼内レンズ(白内障手術)

50歳以上で白内障の症状がある方は、白内障手術と同時に多焦点眼内レンズを挿入することで、遠視と老眼を同時に改善できます。近くも遠くも見えるレンズなので、眼鏡への依存度を大きく減らせます。聖路加国際病院などでもこの方法が提供されています。

IPCL(未承認レンズ)

IPCLはインドのCare Group社が製造する眼内レンズで、遠視や老眼にも対応しています。日本では未承認ですが、一部のクリニックで取り扱っています。強い遠視(+5D程度)でも裸眼視力が1.2まで改善した例が報告されています。ただし未承認レンズであるため、リスクと保証について十分理解した上で検討してください。

ICL手術が得意なのは近視・乱視矯正

ICL手術が現在最も得意としているのは、中等度から強度の近視・乱視の矯正です。特に強度近視(-6D以上)の方には、レーシックよりもICLの方が適しているケースが多いです。
私自身、円錐角膜という角膜の形状がいびつな状態のためレーシックは受けられませんでしたが、ICL手術には適合しており、0.07から1.0まで視力が回復しました。レーシックが受けられない方にもICLは選択肢になりうるのが大きなメリットです。
また、ICLは可逆的な手術であることも重要なポイントです。万が一問題が起きてもレンズを取り出すことができるため、角膜を削るレーシックにはない安心感があります。

遠視の方もまずは無料検査で相談を

遠視でお悩みの方にとって最も大切なのは、まず専門医に相談することです。ICLが遠視に直接対応していなくても、屈折矯正手術の専門クリニックであれば、あなたの目の状態に合った最適な治療法を提案してもらえます。
先進会眼科や品川近視クリニックなどの大手クリニックでは、無料の適応検査で自分の目の状態を詳しく診てもらえます。ICLだけでなく、レーシックやその他の視力矯正手術も含めた総合的なアドバイスが受けられるので、まずは相談だけでも行ってみてください。

ICL手術の費用と医療費控除

ICL手術(近視用)の費用は両眼で40万円〜70万円が一般的です。健康保険は適用されませんが、医療費控除を活用することで実質的な負担を軽減できます。
ICL手術費用は確定申告で医療費控除の対象になります。歯医者やお薬代など、その年の他の医療費と合算して申告することで、所得に応じて費用の10〜30%が戻ってきます。100万円近い手術費用の10〜30%は決して小さくない金額ですので、ぜひ活用してください。

まとめ:ICLは現状近視専用だが、遠視にも選択肢はある

現在の日本ではICL手術で遠視を矯正することは難しい状況です。承認されているICLレンズは近視・近視性乱視用のみで、遠視用は未承認です。
ただし、遠視の方にもレーシック、多焦点眼内レンズ、IPCLなどの代替手術があります。自分に最適な治療法を見つけるためには、屈折矯正手術の専門クリニックで相談することが一番です。
まずは無料の相談だけでも行ってみてください。専門医に自分の目の状態を診てもらうことで、最適な治療方針が見えてきます。

ICL手術するなら先進会眼科

私が先進会眼科を推薦する理由は、医療従事者の利用率が高いクリニックだからです。医療のプロがリスクを理解した上で選んでいるという事実は、何よりも信頼できる根拠になります。
私自身、2020年に先進会眼科でICL手術を受け、0.07から1.0への視力回復を実現しました。6年経った今も快適な裸眼生活を送っています。
先進会眼科で手術を受ける場合、筆者(しなちく)からのお友達紹介を利用すると手術代が3万円安くなります。筆者自身が先進会眼科で手術を受けた経験があるため、紹介が可能です。ただし紹介の際に個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。
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