レーシック難民からの脱出にICLは有効?後悔しない視力矯正の選び方

この記事を読むと分かること
  • 「レーシック難民」が生まれた背景とICLが難民を生みにくい理由
  • レーシック後のICL手術の可能性と注意点
  • 筆者がレーシックではなくICLを選んだ経緯とその理由
「レーシック難民」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。視力矯正手術を検討する中で、レーシックのリスクを知り、「ICLなら安全なのか?」と考えている方もいるでしょう。
私自身、元々レーシックを検討していましたが、円錐角膜という角膜の形状が特殊な疾患のためレーシックは受けられず、ICLを勧められました。結果的に2020年に先進会眼科でICL手術を受け、視力0.07から1.0まで回復。今振り返ると、レーシックではなくICLを選んで本当に良かったと思っています。
この記事では、レーシック難民が生まれた背景と、ICLがそのリスクを回避できる理由、そしてレーシック後にICL手術を受ける可能性について解説します。

レーシック難民とは何か

レーシック難民とは、レーシック手術を受けた後に期待した結果が得られず、かつ十分なアフターケアや説明を受けられなかった患者さんのことを指します。
具体的な症状としては、過矯正(視力を上げすぎてしまうこと)による頭痛や吐き気、ひどいドライアイ、夜間のハロー・グレア、視力の不安定などが挙げられます。レーシックは角膜をレーザーで削る手術であり、一度削った角膜は元に戻せません。そのため、術後に問題が発生しても対応が難しいという構造的な問題があります。
レーシック難民が生まれた背景には、眼科専門医でない医師が手術を行うケースや、術前・術後の説明が不十分だったケース、価格競争による品質低下などが指摘されています。

ICLが「難民を生みにくい」理由

ICLはレーシックとは根本的に異なるアプローチの手術であり、「難民」が生まれにくい構造を持っています。
最大の違いは、ICLは角膜を削らないという点です。目の中にレンズを挿入することで視力を矯正するため、角膜の形状は一切変えません。そのため、レーシックで問題となる角膜の強度低下やドライアイのリスクが大幅に減少します。
そして、ICLのレンズ素材(コラマー)は目の組織に癒着しないため、万が一術後の結果に不満があればレンズを取り出すことができます。「元に戻せる」というのは、レーシックにはないICLならではの大きなメリットです。
また、ICL手術はSTAAR Surgical社の認定制度により、専門のトレーニングを修了した認定医のみが執刀できます。レーシック難民が生まれた一因である「非専門医による手術」のリスクが構造的に排除されています。

レーシック後にICL手術は受けられるのか

すでにレーシックを受けた方の中には、「視力が戻ってしまった」「過矯正で困っている」という方もいるでしょう。レーシック後のICL手術は、条件次第で可能です。
ただし、レーシックで角膜が削られているため、通常のICL手術よりも慎重な検査と判断が必要になります。角膜の厚さ、前房深度、角膜内皮細胞の状態などを細かく確認した上で、適応可否が判断されます。
レーシック後のICLを検討している方は、必ず経験豊富な専門医に相談してください。カウンセリングでは、レーシック後の症例をどれだけ扱ってきたか、角膜内皮細胞の検査をその場で行えるかの2点を確かめてください。

ICLとレーシックの根本的な違い

レーシックとICLの最大の違いは「可逆性」です。
レーシックは角膜をレーザーで削り、角膜の形状を変えることで視力を矯正します。一度削った角膜は元には戻りません。一方、ICLは目の中にレンズを挿入するだけなので、角膜には一切手を加えません。不具合があればレンズを取り出せるため、「元に戻せる」安心感があります。
その他の違いとして、ドライアイのリスクはICLの方が少なく、近視の戻りもICLの方が少ないと報告されています。角膜が薄い方や強度近視の方はレーシックが適応外になることがありますが、ICLなら対応できる場合が多いです。

私がレーシックではなくICLを選んだ理由

私は元々レーシックを検討していました。しかし、円錐角膜という角膜の形状がいびつな疾患のため、レーシックは受けられませんでした。ICL手術には適合しており、先進会眼科で手術を受けました。
術前の視力は0.07(-5D)でしたが、手術後は1.0まで回復。2026年現在も何の不自由もなく快適に過ごしています。
今振り返ると、レーシックが受けられなかったことは、結果的に私にとって良かったと思っています。ICLは角膜を削らないため、ドライアイの問題もなく、将来レンズを取り出せるという安心感もあります。

レーシックとICLの違いは、口コミではなく仕組みで確かめられます

体験談は書いた人の条件に左右されるので、判断材料にするなら、両者の仕組みの違いのほうが確かです。レーシックとICLで結果の出方が変わるのは、次の3点が構造として違っているからです。
  • 角膜を削るかどうか — レーシックは角膜をレーザーで削って形を変えます。ICLはレンズを眼内に入れるだけで角膜に手を加えません。角膜を削らなければ、削ったことに由来する強度低下やドライアイは起きません
  • やり直せるかどうか — 削った角膜は戻せません。ICLのレンズは組織に癒着しないため取り出せます
  • 執刀できる医師が限られるかどうか — ICLはSTAAR Surgical社の認定を受けた医師だけが執刀できます
ただし、ICLでも夜間のハロー・グレアは起こりえます。どちらを選んでも、術前検査で自分の眼がどちらに向くかを確かめる工程は省けません。

クリニック選びでレーシック難民を防ぐポイント

ICL手術であっても、クリニック選びは非常に重要です。レーシック難民が生まれた背景を踏まえ、以下の点を確認しましょう。
まず、執刀医がSTAAR SurgicalのICL認定医であること。次に、術前検査が十分に行われること。そして、術後のアフターケア体制が充実していること。これらを確認することで、安心してICL手術を受けることができます。
私が先進会眼科を選んだ理由の一つは、医療者がどれだけ選んでいるかを数字で公表していた点でした。公式サイトによると、ICL患者の22.5%が医療者です(2022年6〜9月集計・2026年9月20日に公式サイトで確認)。リスクを正確に理解しているはずの人たちがこれほどだけ選んでいるのは、判断材料として信頼できます。

まずは無料診察で適性を確認しよう

ICL手術を検討しているなら、まずは無料の適応検査を受けることをおすすめします。検査を受けたからといって手術を強制されることはありません。「レーシック難民」のような後悔をしないためにも、まずは丁寧な検査を受けることが大切です。
ICL手術の費用は確定申告で医療費控除の対象になります。ただし「費用の何%かが戻ってくる」制度ではありません。控除されるのは、その年に払った医療費の合計から、保険金などで補てんされた額と、10万円(総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5%)を引いた額で、上限は200万円です。実際に戻る所得税は、その控除額に自分の所得税率(5%から45%の7段階)を掛けた額になります。あわせて翌年度の住民税も下がります(国税庁タックスアンサー No.1120/No.2260・2026年9月20日確認)。歯科やお薬代など、その年の他の医療費と合算して申告できます。

ICL手術するなら先進会眼科

私自身が2020年にICL手術を受けたのが先進会眼科です。円錐角膜でレーシックを断られた私でも、ICLで視力0.07から1.0まで回復できました。
先進会眼科は、ICL患者の22.5%が医療者だと公式サイトで公表しています(2022年6〜9月集計・2026年9月20日確認)。私自身、手術から6年経った今も快適な視力を維持できています。
※ 筆者(しなちく)からのお友達紹介は、2026年9月に受付を終了しました。現在は紹介によるご案内を行っておりません。

ICLクリニックおすすめ3選

1. 先進会眼科

ICL患者の22.5%が医療者(公式サイト・2022年6〜9月集計/2026年9月20日確認)というクリニックで、筆者自身もここで手術を受けました。お友達紹介制度で2万円割引あり。

2. 品川近視クリニック

7年連続で国内最多症例として表彰された実績(2019〜2025年・米国STAAR SURGICAL社)を誇り、全国に展開。豊富な実績と安心感が魅力。

3. アイクリニック東京

東京エリア特化の専門クリニック。最新のEVO ICLに対応。