一人暮らしの給湯器おすすめは?号数の選び方・費用相場・業者選びのコツを解説

この記事を読むと分かること
  • 一人暮らしに最適な給湯器の号数とタイプの選び方
  • 一人暮らしの給湯器交換にかかる費用相場と節約のコツ
  • 賃貸・持ち家それぞれの場合の交換手順と注意点
一人暮らしを始めたばかりの方や、給湯器の調子が悪くなってきた方から、「一人暮らしにはどんな給湯器がいいの?」という質問をよくいただきます。
給湯器って「号数」や「オート」「フルオート」などの専門用語が多くて、正直よく分からないですよね。実際のところ、一人暮らしであれば選び方はそこまで難しくなく、ポイントを押さえれば失敗することはまずありません。
この記事では、一人暮らしにおすすめの給湯器の号数・タイプから、費用相場、賃貸と持ち家それぞれの対応方法、そして業者の選び方まで、一人暮らしの方が知っておくべきことをまるごと解説します。

一人暮らしの給湯器は「号数」で選ぶのが基本

給湯器を選ぶときに最も重要なのが「号数」です。号数とは、「1分間に水温+25℃のお湯を何リットル出せるか」を表す数字です。16号なら1分間に16リットル、20号なら1分間に20リットル、24号なら1分間に24リットルのお湯を作る能力があります。
「数字が大きいほうがいいのでは?」と思うかもしれませんが、号数が大きいほど本体価格も高くなります。一人暮らしでオーバースペックな給湯器を選んでしまうと、無駄な出費になってしまいます。

一人暮らしなら16号が基本

一人暮らしの方には、16号の給湯器が最もおすすめです。その理由はシンプルで、一人暮らしではシャワーと台所で同時にお湯を使う場面がほとんどないからです。1箇所でお湯を使う分には16号で十分な能力があります。
また、16号は20号や24号と比べて本体価格が安く、エネルギー消費も少ないため、ランニングコストも抑えられます。一人暮らしの方にとっては、コスパの良い選択です。

20号を検討すべきケース

ただし、以下に当てはまる方は16号では物足りなく感じるかもしれません。
お風呂のお湯をためながらキッチンで洗い物をする習慣がある方、冬場のシャワーの水圧が弱く感じるのが嫌な方、将来的に同棲人が増える可能性がある方——こういった場合は、20号を選んでおいたほうが安心です。
特に冬場は水温が下がるため、給湯器が1分間に作れるお湯の量が減ります。たとえば水温が5℃のときに42℃のお湯を出そうとすると、温度差は37℃。この場合、16号の実際の湯量は1分間約10.8リットルになります。これでもシャワーには十分ですが、「もう少し勢いが欲しい」と感じる方は20号が向いています。

24号は一人暮らしにはオーバースペック

24号は主に3〜4人家族向けの給湯器で、一人暮らしには明らかにオーバースペックです。本体価格が16号より数万円高くなることもあり、一人暮らしでは無駄な出費になってしまいます。
ただし、「現在の給湯器が24号で、同じ号数への交換であれば工事がシンプルに済む」という場合は、あえて号数を下げなくても良いでしょう。号数変更には追加工事が必要になることがあるため、総合的なコストを考えて判断しましょう。

給湯器のタイプは生活スタイルで選ぶ

号数の次に決めるのが、給湯器の「タイプ」です。主に3つのタイプがあり、生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

給湯専用機:シャワー派の一人暮らしに最適

給湯専用機は、お湯を沸かす機能だけのシンプルな給湯器です。追い焚きや自動湯張り機能はありませんが、その分本体価格が最も安く、機構がシンプルなので故障しにくいのがメリットです。
「毎日シャワーだけで湯船に浸かる習慣がない」という方には、給湯専用機がピッタリです。价格も本体のみで5万円前後からとリーズナブルです。

オートタイプ:湯船派の方におすすめ

オートタイプは、スイッチひとつでお湯張りから追い焚きまで自動で行ってくれる給湯器です。「仕事から帰ったらすぐに湯船に入りたい」という方には、予約運転機能も併せて非常に便利です。
ただし、給湯専用機と比べると本体価格は数万円高くなります。一人暮らしでも、毎日湯船に浸かるのが好きな方には十分価値のある投資です。

フルオートタイプ:快適さ重視の方向け

フルオートタイプはオートタイプの機能に加え、お湯の温度が下がると自動で追い焚きしたり、お湯の量が減ると自動でたし湯したりしてくれます。「いつでもちょうどいい温度と湯量で入浴したい」という方向けです。
ただし、フルオートタイプは給湯器の中で最も高価格です。一人暮らしであればオートタイプで十分快適ですので、よほどのこだわりがなければフルオートまでは不要でしょう。

一人暮らしの給湯器交換費用の相場

給湯器の交換って、いくらくらいかかるのか不安ですよね。一人暮らしの場合、給湯器の規模が小さいため、ファミリー世帯と比べて費用は抑えられる傾向にあります。

本体価格の目安

16号の給湯専用機であれば、メーカー希望小売価格から4〜7割引きの価格で販売されるのが一般的で、実売価格は5〜10万円が目安です。16号のオートタイプなら10〜15万円程度です。
ガス機器業界では定価で購入する人はほとんどいません。「定価30万円」と書かれていても実際は半額近くで購入できるのが普通ですので、定価だけを見て驚かないでください。

工事費の目安

標準的な交換工事(同じタイプ・同じ場所への交換)の工事費は3〜5万円が相場です。ここには旧機器の撤去、新機器の設置、配管接続、リモコン交換、試運転が含まれます。
ただし、設置場所の変更や配管の新設が必要な場合は追加費用が発生します。事前の見積もりで「追加費用がかかる条件」を確認しておくことが大切です。

総額の目安

本体価格と工事費を合わせた総額は、一人暮らし向けの16号給湯専用機の場合で8〜15万円が目安です。16号オートタイプの場合は13〜20万円程度を見ておきましょう。
「思ったより高い…」と感じるかもしれませんが、給湯器は毎日使うもので、次に交換するのは10年以上先です。1日あたりに換算すると数十円の投資と考えれば、決して高くはないでしょう。

賃貸の一人暮らしで給湯器が壊れたら

一人暮らしの方の多くは賃貸住宅にお住まいだと思います。賃貸の場合、給湯器は建物の「設備」にあたるため、交換の費用は原則として大家さん(貸主)の負担です。

まずやるべきこと

給湯器の調子が悪くなったり、壊れたりした場合は、自分で業者を手配するのではなく、まず管理会社または大家さんに連絡しましょう。自分で勝手に交換すると、費用を負担してもらえなかったり、退去時にトラブルになる可能性があります。
連絡する際は、給湯器の型番と症状(「お湯が出ない」「異音がする」「エラー表示が出ている」など)を具体的に伝えるとスムーズです。

賃貸で注意すべきポイント

大家さんが手配した業者の施工品質に不安を感じることもあるかもしれません。その場合、「施工する方は簡易内管施工士の資格をお持ちですか?」と確認することは入居者の正当な権利です。ガス配管工事には資格が必要であり、無資格施工はガス漏れや一酸化炭素中毒のリスクがあります。
また、大家さんが対応してくれない、または対応が遅い場合は、自治体の消費生活センターに相談することも検討しましょう。

持ち家の一人暮らしで給湯器を交換する場合

持ち家の場合は、自分で業者を選んで交換する必要があります。ここでが業者選びの腕の見せどころです。

業者選びで確認すべき3つのポイント

① 施工資格の保有
ガス給湯器の交換には「簡易内管施工士」(ガス配管工事)と「指定給水装置工事事業者」(水道配管工事)の資格が必要です。これらの資格がない業者に工事を任せることは、ガス漏れによる事故のリスクを背負うことになります。
② 見積もりの明確さ
見積書で「給湯器本体代」「標準工事費」「リモコン代」「処分費」などが項目ごとに分かれているか確認しましょう。「一式○○万円」とだけ書かれた見積もりは、当日に「これは別料金」と追加請求されるリスクがあります。
③ 会社の信頼性
保証がついていても、その業者が10年後に存在していなければ保証は無意味です。特に給湯器は寿命が10年前後の製品なので、業者の存続性は重要な判断基準です。

「10年保証」の落とし穴

多くの業者が「10年保証」をアピールしていますが、ここには知っておくべき現実があります。
給湯器が実際に故障しやすくなるのは使用開始から12〜13年以降であり、つまり10年保証が切れた頃に壊れ始めるけースが多いのです。また、メーカーは製造終了から約10年で補修部品の供給を終了するため、保証期間内であっても「部品がないので修理できません」と言われる可能性があります。
そして最も見落としがちなのが、業者自体の存続リスクです。個人経営の業者が10年後も営業している保証はありません。会社がなくなれば、10年保証の書類はただの紙切れです。
だからこそ、「保証の年数」ではなく「保証を提供する会社が10年後も存在しているか」で判断することが重要なのです。

一人暮らしのガス代を節約する給湯器の使い方

給湯器を交換したら、次はランニングコスト(ガス代)も気になりますよね。一人暮らしのガス代は平均で月し3,000〜5,000円程度と言われていますが、使い方次第でさらに節約できます。

エコジョーズを検討する

エコジョーズは従来型の給湯器と比べてガスの使用効率が高く、ガス代を約10〜15%節約できるとされています。本体価格は従来型より若干高くなりますが、長期的に見ればガス代の差額で元が取れます。
ただし、一人暮らしはお湯の使用量が少ないため、エコジョーズの節約効果が出にくい側面もあります。「元を取るまでに何年かかるか」を計算した上で判断しましょう。

日常の節約テクニック

給湯器の使い方でガス代を抑えるコツはいくつかあります。まず、設定温度を必要以上に上げないこと。シャワーの温度をたった1℃下げるだけでも、年間で見れば数百円の節約になります。
また、お湯を使わないときは給湯器の電源をオフにする(または口火を消す)ことも有効です。最新の給湯器には「省エネモード」がついているものもあるので、活用しましょう。

一人暮らしでも悪質業者にご注意

一人暮らしの方は特に、悪質業者のターゲットになりやすい傾向があります。「初めての給湯器交換で相場が分からない」「相談できる人が近くにいない」といった状況を狙われるのです。

訪問販売の点検商法

「近所でガス設備の点検をしています」と突然訪問してきて、給湯器を点検した後に「この給湯器は危険です、すぐ交換が必要です」と不安を煎って高額な契約を迫る手口があります。国民生活センターも注意喚起を行っており、たとえ無料でも安易に点検させないことが大切です。
「給湯器を点検するという電話や訪問にご注意!不安をあおり、高額な契約をさせる手口がみられます。たとえ無料でも安易に点検させないことが大切です。」
— Xより(国民生活センター @kokusen_ncac)

一括見積もりサービスのリスク

「とりあえず一括で見積もりを取ろう」と思う方も多いですが、一括見積もりサービスに個人情報を入力すると、複数業者から一斉に営業電話やメールが届くことになります。「1日に何件も電話がかかってきて困った」という声もあります。
個人情報を守りつつ信頼できる業者を選ぶには、最初から2〜3社に絞って個別に見積もりを取るほうが安全です。

一人暮らしにおすすめの給湯器交換業者

ここまでの内容を踏まえて、一人暮らしの方におすすめできる業者をご紹介します。

東京ガスの機器交換(関東圏の方に最もおすすめ)

一人暮らしで初めて給湯器を交換する方にこそ、東京ガスの機器交換をおすすめします。東京ガス株式会社は東証プライム上場企業であり、首都圏のガスインフラを支える最大手です。
施工を担当するのは東京ガスが認定した施工会社のプロで、資格保有はもちろんのこと、施工品質が組織的に担保されています。Web専用サービスに特化することで価格競争力も高く、「安心感と価格の両立」を実現しています。
「初めての給湯器交換で、どこに頼めばいいか分からない」という方こそ、東京ガスというブランドの安心感は大きなメリットでしょう。
東京ガスのガス供給エリア外の方には、交換できるくんがおすすめです。株式会社交換できるくんは東証グロース上場企業が運営しており、見積もり後の追加費用が一切発生しない「明朗会計」を徹底しています。

まとめ:一人暮らしの給湯器選びはシンプルに考えよう

一人暮らしの給湯器選びは、そこまで難しく考える必要はありません。号数は基本的に16号、タイプはシャワー派なら「給湯専用機」、湯船派なら「オートタイプ」を選べばOKです。
それ以上に重要なのが業者選びです。施工資格の保有、見積もりの透明性、会社の信頼性を基準に選べば、安心して任せられます。「10年保証」の文字だけで安心せず、その保証を提供する会社が本当に10年後も存在するのかまで考えてください。
関東圏にお住まいの方はまず東京ガスの機器交換サービスをチェックしてみてください。

給湯器交換おすすめサービス一覧

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