退去時のハウスクリーニング費用を安くする方法!相場・負担ルール・おすすめ業者を徐々解説

この記事を読むと分かること
  • 退去時のハウスクリーニング費用の相場は間取りによって異なり、1Kで2万〜3.5万円、2LDKで5万〜7万円が目安
  • 費用負担の原則は貸主(オーナー)側だが、契約書の「特約」によって借主負担になるケースが多い
  • 退去クリーニング費用を合法的に安くする5つの方法と、ぼったくり業者を見分けるポイント
賃貸物件を退去するとき、ハウスクリーニング費用の請求に驚いたことはありませんか?「聞いていた金額と全然違う」「これって本当に払わなければいけないの?」と戸惑う方は非常に多いです。
退去時のハウスクリーニング費用は、知識があるかないかで数万円の差が出ることもあります。この記事では、費用の相場から、費用負担の正しいルール、安くする具体的な方法まで、損をしないために必要な知識をすべてお伝えします。

退去時のハウスクリーニング費用の相場【間取り別一覧】

退去時のハウスクリーニング費用は、物件の間取りや広さ、汚れの程度によって大きく変わります。まずは一般的な相場を確認しておきましょう。
間取り専有面積の目安ハウスクリーニング相場
ワンルーム・1K20〜30㎡20,000〜35,000円
1DK30〜40㎡35,000〜45,000円
1LDK40〜55㎡45,000〜60,000円
2DK45〜55㎡50,000〜65,000円
2LDK55〜75㎡55,000〜75,000円
3LDK以上70㎡以上75,000〜120,000円
単身者向けの1Kで2〜3.5万円、ファミリー向けの2LDKで5〜7.5万円程度が相場感です。ただしこれはあくまで目安であり、実際には以下の要因で金額が変動します。
費用が高くなる要因
  • 入居期間が長く、汚れや傷みがひどい
  • 喫煙していた(ヤニ汚れのクリーニングは別途費用がかかる)
  • ペットを飼育していた(消臭・除菌が必要)
  • エアコンのクリーニングが必要
  • 水回りに頑固な水垢やカビがある
費用が安くなる要因
  • 入居期間が短い(汚れが少ない)
  • 荷物が空の状態(空室)での作業
  • 閑散期(秋頃)の依頼
  • 複数箇所をまとめて依頼
「空室清掃の場合、入居中のクリーニングと比べて20〜30%程度安くなるケースも多い」と業界では言われており、引越し後に依頼するのが費用を抑えるコツの一つです。

退去クリーニングの費用は誰が払う?国交省ガイドラインの基本ルール

退去時のハウスクリーニング費用について、「全部借主が払わなければいけない」と思い込んでいる方は非常に多いです。しかし実際のルールはそうではありません。

国土交通省のガイドラインによる原則

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によれば、退去時のクリーニング費用は原則として貸主(オーナー)負担とされています。
その理由は、「通常の使用による汚れや経年劣化は、借主の原状回復義務の範囲外」と定められているからです。たとえばフローリングの傷や壁紙の日焼けなどは、普通に生活していれば避けられないものとして、修繕費用は貸主が負担するというのが基本ルールです。
ハウスクリーニングも同様で、「普通に生活していた範囲でついた汚れ」は借主が清掃する義務を負わない、とするのが本来の考え方です。

特約があると話が変わる

問題は、多くの賃貸契約書に「退去時のハウスクリーニング費用は借主負担とする」という特約が盛り込まれている点です。
特に東京都内では、約9割の賃貸物件で借主負担の特約が設けられているという調査もあります。この特約が有効であるためには、次の3つの要件を満たす必要があります。
  1. 特約の必要性があり、客観的・合理的な理由が存在すること
  1. 借主が特約によって通常を超えた義務を負うことを認識していること
  1. 借主が特約による義務負担の意思表示をしていること
要件を満たさない特約は無効とされることもありますが、実務上は「契約書に署名した=特約に同意した」と判断されることが多いため、入居前に契約書をしっかり確認することが重要です。

賃借人が支払うべきではないケース

以下のようなケースでは、借主が費用を負担する必要がないことがあります。
  • 入居前からあった汚れや傷みのクリーニング費用を請求された場合
  • 通常の生活では生じないような過大な清掃費用を請求された場合
  • 特約で定めた金額をはるかに超える費用を請求された場合
退去時に高額なハウスクリーニング費用を請求されてトラブルになる事例が後を絶ちません。横浜市消費生活総合センターでも、「退去時に高額なハウスクリーニングや敷金を上回る修理代を請求された」「契約にない請求にも注意」という注意喚起が行われているほどです(Xより)。

特約に注意!費用を正しく把握するための契約書の読み方

退去時のトラブルを避けるためには、入居前・退去前の2段階で契約書を確認することが大切です。

入居前に確認すべき項目

① ハウスクリーニングの費用負担はどちらか
「退去時のハウスクリーニング費用は借主負担とする」という記載があれば、金額の目安も確認しましょう。「実費」とだけ書かれている場合は、あとで高額請求されるリスクがあります。
② 喫煙・ペット飼育に関する特約
喫煙可・ペット可の物件でも、退去時に「喫煙・ペットによる汚れのクリーニング費用は別途借主負担」という特約が設けられていることがほとんどです。
③ エアコンのクリーニング費用
エアコンが備え付けの場合、エアコンクリーニング費用が特約で借主負担になっているケースがあります。エアコンクリーニングは1台あたり1.5〜2万円程度かかるため、複数台ある場合は事前に確認が必要です。

退去前に確認すべき項目

① 入居時の状態との比較
退去時に立会いが行われる場合、入居時の状態と現在の状態を比較した「退去点検表」が作成されます。入居時に撮影した写真があると、入居前からあった傷や汚れを証明できます。
② 請求内容の妥当性の確認
退去点検後に費用の明細書が届いたら、各項目の単価と国交省ガイドラインの相場を比較しましょう。「2年以上使用した壁紙の全面張り替え費用を全額請求された」などの事例は、費用を不当に請求されている可能性があります。
ある利用者は「浴室の鏡の汚れを落とすのをうっかり忘れていたら、クリーニング代に追加で1.5万円を請求された」と経験談を語っています(Xより)。こうした追加請求を防ぐためにも、退去前の自分での清掃は非常に有効です。

退去クリーニング費用を安くする5つの方法

費用の相場と負担ルールを理解したうえで、具体的に退去クリーニング費用を安く抑える5つの方法を紹介します。

方法1: 退去前に自分でできる範囲を徹底的に清掃する

退去前に自分でしっかり清掃しておくことで、業者が行うクリーニングの範囲を最小限に抑えられます。特に以下の箇所は自分でも対応しやすいので、重点的に清掃しましょう。
  • 浴室の鏡・水垢: 100円ショップのウロコ落とし洗剤で20〜30分の作業で落ちることが多い
  • トイレの黄ばみ・水垢: クエン酸や市販のトイレ洗剤を使ったパックが効果的
  • キッチンの油汚れ: 重曹とアルカリ性洗剤の組み合わせが有効
  • レンジフードの油汚れ: 市販のフィルターやファン用クリーナーを使用
  • エアコンのフィルター: フィルターを取り外して水洗いするだけで内部の汚れを大幅軽減
費用を抑えるためには、日頃から月1〜2回の定期清掃を習慣化するのが最も効果的です。汚れが蓄積するほど、退去時のクリーニング費用が高くなるからです。

方法2: 荷物を全て搬出した状態で業者に依頼する

荷物がある状態でクリーニングを依頼すると、荷物の移動・養生作業が加わる分、費用が高くなります。引越し業者が荷物を運び出したあとに、空室の状態でクリーニングを依頼すると、20〜30%程度安くなることがあります。

方法3: 閑散期(9〜11月)に依頼する

ハウスクリーニング業界の繁忙期は、引越しシーズンにあたる2〜4月と7〜8月です。反対に、9〜11月は閑散期となり、予約が取りやすくなるほか、業者によっては割引価格を設定していることもあります。退去のタイミングを調整できるなら、閑散期を狙って依頼するのも一つの手です。

方法4: 複数箇所をまとめて依頼する

「エアコンのみ」「浴室のみ」と個別に依頼するよりも、複数の箇所をまとめてセット依頼した方が費用を抑えられます。多くの業者がセット割引を設けているため、退去時にまとめて依頼するのがお得です。

方法5: 複数業者から見積もりを取る

同じ作業内容でも、業者によって料金は大きく異なります。最低でも2〜3社から見積もりを取り、料金だけでなくサービス内容・スタッフの研修体制・損害賠償保険の有無も比較したうえで選ぶのがベストです。
見積もりだけなら無料で行ってくれる業者がほとんどなので、遠慮なく複数社に依頼しましょう。

ぼったくり被害は実在する!失敗しない業者の選び方

退去時のハウスクリーニングをめぐるトラブルは、残念ながら日本全国で多く発生しています。
実際のX(旧Twitter)には次のような声があります。
「退去費用ぼったくられそうになった。大手さんだからそんな事はないだろうと思ってたけど、意外と被害者多いらしい」
— Xより
「賃貸の退去費用を下げる方法その② 鍵交換、ハウスクリーニング、エアコン清掃代は特約に書いてあっても無効にできる事が多いで」
— Xより
このように、大手不動産会社が管理する物件でも、不当に高額な費用を請求されるケースが後を絶ちません。失敗しない業者選びのために、次のポイントを押さえておきましょう。

ポイント1: 損害賠償保険への加入を確認する

クリーニング作業中に床や壁を傷つけてしまうトラブルが発生することがあります。損害賠償保険に加入していない業者に依頼した場合、補償を受けられないリスクがあります。見積もりの際に「損害賠償保険に加入していますか?」と確認しましょう。

ポイント2: スタッフの研修体制を確認する

清掃技術だけでなく、マナーや個人情報の取り扱いに関する研修を実施している業者を選ぶことが大切です。自宅という非常にプライベートな空間に入ってもらう以上、信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。

ポイント3: 見積もり前の料金確定より現地確認を求める

電話やウェブだけで「〇〇円で確実にできます」と即答する業者は要注意です。実際の汚れの程度や間取りを確認せずに金額を提示する業者は、あとから追加費用を請求してくるリスクがあります。現地確認後に正式な見積書を発行してくれる業者を選びましょう。

ポイント4: フランチャイズの品質ムラに注意する

全国展開のフランチャイズチェーンの場合、加盟店によって清掃品質や対応にばらつきが出ることがあります。同じブランド名でも、地域によってサービスの品質が大きく異なることを覚えておきましょう。

ポイント5: Googleの口コミや第三者評価を確認する

依頼する業者のGoogle マップ上の口コミや、くらしのマーケットなどのプラットフォームでの評価を必ず確認しましょう。特に、低評価の口コミ内容を読むことで、「対応が悪い」「追加請求があった」などのリスクを事前に把握できます。

退去クリーニングに東京ガスのハウスクリーニングがおすすめな理由

南関東エリア(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)にお住まいの方には、東京ガスのハウスクリーニングが特におすすめです。その理由を具体的に説明します。

理由1: オリコン顧客満足度調査で関東No.1

東京ガスのハウスクリーニングは、オリコンが実施した顧客満足度調査で関東エリアNo.1を獲得しています。これはサービスの品質が消費者から高く評価されていることを示す客観的な証拠です。

理由2: 清掃技術とマナーの両方を研修で担保

東京ガスのハウスクリーニングでは、清掃技術の研修はもちろん、マナー研修にも合格したスタッフのみが実際の清掃作業を担当します。自宅に上がるスタッフの質が担保されているため、安心して任せられます。

理由3: 東証プライム上場企業の信頼性

東京ガス株式会社は東証プライム上場企業です。コンプライアンスや個人情報の管理体制が整っており、施工中のトラブルが発生した場合も責任を持って対応してくれます。

理由4: 大手のダスキンより価格が抑えられている

品質とサービスの両面で高い評価を得ながら、価格はハウスクリーニング最大手のダスキンより抑えられています。「安心・品質・コスト」の三つを同時に満たせる点が、東京ガスのハウスクリーニングを第一推薦とする理由です。
ただし東京ガスのハウスクリーニングは、南関東エリア(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)のみのサービスです。エリア外にお住まいの方は、全国フランチャイズチェーンの「おそうじ本舗」をご検討ください。

まとめ:退去クリーニングは知識武装が節約の第一歩

退去時のハウスクリーニング費用について、重要なポイントをまとめます。
相場の目安
1Kで2〜3.5万円、1LDKで4.5〜6万円、2LDKで5.5〜7.5万円が退去時クリーニングの相場です。
費用負担のルール
国土交通省のガイドラインでは貸主負担が原則ですが、多くの物件では特約によって借主負担になっています。入居前に契約書を必ず確認しましょう。
費用を安くする方法
① 退去前に自分でできる範囲を清掃する、② 荷物を搬出した空室状態で依頼する、③ 閑散期(9〜11月)に依頼する、④ 複数箇所をまとめて依頼する、⑤ 複数業者から見積もりを取る、という5つの方法が有効です。
業者選びの注意点
損害賠償保険への加入・スタッフの研修体制・現地確認後の見積書発行・口コミの確認の4点を必ずチェックしましょう。
退去時のクリーニングを業者に依頼するなら、南関東エリアでは顧客満足度No.1の東京ガスのハウスクリーニングがおすすめです。それ以外のエリアでは、全国展開のおそうじ本舗をご検討ください。知識を身につけて、退去時の費用を賢く節約しましょう。

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