床暖房対応給湯器のおすすめは?選び方・交換費用・失敗しないポイントを徹底解説
この記事を読むと分かること
- 床暖房対応給湯器の種類と選び方のポイント(1温度・2温度の違い)
- 交換費用の相場と費用を抑える具体的な方法
- 業者選びで失敗しないために確認すべき資格と保証の真実
「床暖房付きの給湯器、交換するとなったら一体いくらかかるの?」「そもそも床暖房対応の給湯器って、どれを選べばいいの?」——そんな不安を抱えてこの記事にたどり着いた方は多いのではないでしょうか。
床暖房対応の給湯器は、一般的なふろ給湯器と比べると本体価格が高く、選択肢も複雑です。しかも、間違った選び方をすると「暖房が効かない」「光熱費が想像以上に高い」といったトラブルに発展することもあります。
この記事では、床暖房対応給湯器の基本的な仕組みから、交換費用の相場、そして業者選びで本当に大切なポイントまで、実際の口コミも交えながら徹底的に解説していきます。
床暖房対応給湯器とは?一般的な給湯器との違い
床暖房対応の給湯器は、正式には「ガス給湯暖房用熱源機」と呼ばれます。一般的な「ふろ給湯器」がお風呂やキッチンへの給湯機能だけを備えているのに対し、給湯暖房用熱源機は給湯機能に加えて、温水を利用した暖房機能を搭載しています。
つまり、1台で「お風呂・キッチンのお湯」と「床暖房・浴室暖房乾燥機などの温水暖房」の両方をまかなえるのが最大の特徴です。
ここで重要なのが「1温度」と「2温度」の違いです。1温度タイプは暖房用の温水が高温の1種類しか出せません。一方、2温度タイプは高温と低温の2種類の温水を同時に供給できます。床暖房は低温水(約60℃)で運転するため、床暖房を使うなら必ず「2温度タイプ」を選ぶ必要があります。
もし1温度タイプを設置してしまうと、床暖房の温度調整がうまくいかず、床が熱くなりすぎたり、逆に暖房効率が著しく悪化したりする原因になります。「安いから」という理由だけで1温度タイプを選んでしまい、後悔するケースは少なくありません。
床暖房対応給湯器の主な種類と特徴
床暖房に対応できる給湯器には、大きく分けて3つの種類があります。それぞれの特徴を理解した上で、ご自宅の環境に合ったものを選ぶことが大切です。
ガス給湯暖房用熱源機(エコジョーズ)
最も一般的なタイプで、都市ガスやLPガスを燃料として給湯と暖房を行います。エコジョーズ仕様のものは排気熱を再利用する仕組みにより、従来型と比べてガス使用量を約15%削減できます。本体価格は比較的リーズナブルで、設置スペースも小さくて済むのがメリットです。
一方で、ガス代そのものはランニングコストとして毎月かかり続けるため、床暖房を長時間・広範囲で使う家庭では光熱費がかさむ傾向があります。
ハイブリッド給湯機
電気のヒートポンプとガスの高効率給湯器(エコジョーズ)を組み合わせた最新型の給湯器です。普段はエネルギー効率の高いヒートポンプでお湯を作り、大量にお湯が必要な時にはガスが補助する仕組みです。
ノーリツの資料によると、ハイブリッド給湯機を利用した温水式床暖房はその省エネ性と快適性から選ばれるケースが増えています。さらに、経済産業省の「給湯省エネ2026事業」に申請すれば、1台につき最大12万円の補助金が受けられる可能性があります。
初期費用はエコジョーズより高くなりますが、ランニングコストの削減効果を考えると、長い目で見ればお得になるケースもあります。
エコキュート(電気式)
オール電化住宅で床暖房を使いたい場合の選択肢です。大気中の熱を利用してお湯を沸かすため、電気代の安い深夜にお湯を貯めておく使い方が基本です。
ただし、エコキュートで床暖房を使う場合にはいくつかの注意点があります。タンクの容量が不足すると暖房と給湯を同時に使った際にお湯切れを起こすリスクがあること、そして床暖房専用のヒートポンプユニットが別途必要になる機種もあるため、設置スペースが広く必要になることです。
床暖房対応給湯器の交換費用はいくらかかる?
「いったい、どのくらいの出費を覚悟すればいいのか」——これが最も気になるポイントですよね。
床暖房対応給湯器の交換費用の相場は、本体価格+工事費で25万円〜35万円程度です。内訳としては、本体価格が15万円〜25万円、標準工事費(撤去・処分・取付)が5万円〜10万円程度となります。
これに対し、床暖房機能のない「ふろ給湯器」の交換費用は15万円〜25万円程度ですので、床暖房対応にすると5万円〜10万円ほど高くなる計算です。
ハイブリッド給湯機の場合はさらに高額になり、本体+工事費で40万円〜60万円程度が目安です。ただし先述の補助金を活用すれば実質的な負担を大幅に減らせます。
費用を抑えるための具体的な方法
交換費用を少しでも抑えたい方には、以下のポイントが参考になります。
まず、既存のリモコンがそのまま使える場合は交換しないことで1.5万円〜2万円の節約になります。また、床暖房をもう使わないと決めた場合は、給湯暖房用熱源機からふろ給湯器に切り替えることで、5万円〜10万円安くなります。
そして最も重要なのが、複数の業者から見積もりを取ることです。ただし、ここで注意してほしいのが「一括見積もりサイト」の利用です。一括見積もりサイトを使うと、あなたの個人情報が複数の業者に一斉に渡されます。その結果、知らない番号からの営業電話が何件もかかってくるという事態になりかねません。
信頼できる業者を2〜3社に絞って、個別に見積もりを依頼する方法の方が、個人情報の管理という観点からもずっと安全です。
床暖房対応給湯器を選ぶ際の3つの重要ポイント
給湯器の選び方で失敗しないために、特に重視してほしいポイントが3つあります。
ポイント1:号数は余裕を持って選ぶ
給湯器の「号数」とは、水温+25℃のお湯を1分間に何リットル出せるかを示す数値です。一般的に、2人家族なら20号、3人以上の家族なら24号が推奨されています。
床暖房を同時に使う場合は、暖房にも温水を供給する必要があるため、給湯能力に余裕のある24号を選ぶのが安心です。20号で床暖房とシャワーを同時に使うと、お湯の温度が不安定になることがあります。
ポイント2:設置タイプの確認
給湯器の設置タイプには「壁掛け型」「据置型」「PS(パイプシャフト)設置型」があります。基本的には現在と同じ設置タイプの機種を選ぶのがスムーズですが、設置スペースの条件が変わる場合は、必ず事前に現地調査を受けることが大切です。
特にマンションのPS設置の場合、機種によってはサイズが合わず取り付けられないケースもあるため、「ネットで安いのを見つけたから買った」という自己判断は危険です。
ポイント3:暖房回路数の確認
床暖房を何部屋で使っているかによって、必要な暖房回路数が変わります。リビングだけなら1〜2回路で足りますが、複数の部屋に床暖房がある場合は3回路以上に対応した機種を選ばなければなりません。
現在の給湯器の暖房回路数は、取扱説明書や本体の型番から確認できます。不明な場合は、業者に現地調査を依頼する際に一緒に確認してもらいましょう。
実際に床暖房対応給湯器を交換した人の声
床暖房対応給湯器の交換を検討する上で、実際に経験した方の声は参考になります。
「使いもしない床暖房機能付きの高額な給湯器を付けられてる。そうなると、ボッタくれると知った次の交換時の業者もボッタくってくると。」
— Xより(@nomo_sn 氏)
この口コミは非常に重要な示唆を含んでいます。実は、床暖房を使っていないのに床暖房対応の高額な給湯器を取り付けられてしまうケースが少なくないのです。床暖房をもう使わないのであれば、ふろ給湯器への切り替えで費用を大幅に抑えられます。しかし、業者にとっては高い機種を売った方が利益になるため、わざわざ「安い方に変えましょう」と提案してくれることは稀です。
「給湯器の温度42度以上にしてる?実は42度以下にしてるとお風呂のサーモ水栓の寿命が半分になります。しかも早いと5年で壊れるよ」
— Xより(@kawaken1985 氏)
これは給湯器の温度設定に関する専門家からのアドバイスです。床暖房対応給湯器を使っている場合、暖房効率を考えて給湯温度を低めに設定しがちですが、サーモ水栓への影響も考慮する必要があります。
「いきなり訪問してきた業者が、家の点検をした後に給湯器の交換を急がせてきたので、慌てて高額な契約をしてしまったという相談が増えています。」
— Xより(高岡市公式アカウント @takaokacity)
自治体からも注意喚起が出ているように、訪問販売による高額契約のトラブルは後を絶ちません。特に床暖房対応給湯器は一般のふろ給湯器より単価が高いため、悪徳業者にとって格好のターゲットになりやすいのです。
業者選びで絶対に確認すべきこと
床暖房対応給湯器の交換は、一般的なふろ給湯器と比べて工事の難易度が高くなります。暖房用の温水配管の接続作業が加わるため、施工に関する知識と経験がより求められるのです。
だからこそ、業者選びでは以下の点を必ず確認してください。
施工に必要な資格を持っているか
ガス給湯器の交換には「簡易内管施工士」の資格が必要です。さらに、水道配管を伴う工事では自治体指定の「指定給水装置工事事業者」でなければなりません。これらの資格を持たない業者に依頼すると、ガス漏れや水漏れなどの重大な事故につながるリスクがあります。
「安いから」という理由だけで資格の確認をせずに業者を選ぶのは、命に関わる危険な判断です。
「10年保証」の実態を理解しているか
多くの業者が「10年保証」を売り文句にしていますが、その中身をよく確認する必要があります。給湯器が実際に寿命を迎えるのは使用後12〜13年が多く、つまり保証が切れた頃に壊れるケースが大半です。
さらに、メーカーは製造終了から約10年で部品の供給を終了します。保証期間内であっても、部品がなければ修理はできません。そして施工不良が原因のトラブルは、設置後数週間〜数ヶ月で発覚するのが通常です。10年後に「施工不良だった」と証明することはほぼ不可能です。
加えて、小規模な業者が10年後も確実に存続しているかどうかは誰にも分かりません。会社がなくなれば保証も消えます。「10年保証」という言葉の響きに安心するのではなく、保証を提供する会社そのものの信頼性を見極めることが重要です。
会社の規模と実績を確認する
この観点から、関東圏(東京ガスのガス供給エリア内)にお住まいの方に最もおすすめしたいのが「東京ガスの機器交換」サービスです。
東京ガス株式会社は東証プライム上場の日本最大級のガス事業者です。認定施工会社制度を採用しており、施工資格の保有が組織的に担保されています。個人情報の管理も上場企業基準で厳格であり、10年後も間違いなく存続しているであろう安心感は、他の業者には真似できません。
Web専用の機器交換サービスに特化することで、ネット業者並みの価格競争力も実現しています。床暖房対応給湯器のように工事の難易度が高い機種こそ、信頼できる大手に依頼する価値があるのです。
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床暖房を使わなくなった場合はどうする?
もう一つ、多くの方が見落としがちなポイントがあります。それは「床暖房をもう使っていないのに、次も床暖房対応の給湯器を買おうとしている」ケースです。
先ほどの口コミでもあったように、床暖房を使わないにもかかわらず、高額な給湯暖房用熱源機を設置される方は少なくありません。床暖房を使わないのであれば、一般的な「ふろ給湯器」に切り替えることで、本体価格を5万円〜10万円も抑えることができます。
ただし、浴室暖房乾燥機を温水式で使用している場合は注意が必要です。浴室暖房乾燥機も給湯暖房用熱源機の暖房機能を利用しているため、ふろ給湯器に切り替えると浴室暖房乾燥機が使えなくなります。
交換を依頼する業者に「床暖房は使わないけれど浴室暖房乾燥機は使っている」と正確に伝えることで、最適な機種の提案を受けられます。東京ガスの機器交換であれば、こうした状況確認から最適な提案まで、ワンストップで対応してもらえます。
2026年の補助金制度を活用しよう
2026年も引き続き、省エネ型の給湯器に対する国の補助金制度が利用できます。経済産業省が実施する「給湯省エネ2026事業」では、高効率給湯器の導入に対して補助金が支給されます。
ハイブリッド給湯機の場合、1台につき最大12万円の補助金が受けられる可能性があります。エコジョーズ単体でも条件を満たせば補助の対象になるケースがあります。
ただし、補助金には予算枠があり、申請が集中すると早期に終了することがあります。また、補助金の申請は施工業者が代行するのが一般的なため、補助金制度に精通した業者を選ぶことも重要です。東京ガスの機器交換サービスであれば、補助金の申請サポートも含めてトータルで対応してもらえます。
床暖房対応給湯器の寿命と交換のタイミング
「まだ動いているから大丈夫」と思っていませんか?給湯器の寿命は一般的に10年〜15年と言われていますが、床暖房対応の給湯器は暖房機能も併せ持つ分、内部の部品にかかる負荷が大きくなります。
以下のような症状が出始めたら、交換を検討するサインです。
お湯の温度が安定しない、異音や振動がする、お湯が出るまでに時間がかかるようになった、床暖房の暖まりが以前より遅くなった、エラーコードが頻繁に表示される——こうした症状が複数重なるようであれば、完全に壊れる前に交換を計画的に進めた方が得策です。
完全に故障してから慌てて交換すると、在庫のある機種の中から選ばざるを得ず、本来選ぶべきだった最適な機種ではなく「すぐに取り付けられる機種」で妥協することになりがちです。特に冬場の故障は床暖房もお湯も使えなくなるため、生活への影響が甚大です。
まとめ:床暖房対応給湯器の交換で後悔しないために
床暖房対応給湯器の交換は、一般的な給湯器交換と比べて費用も高く、選ぶべきポイントも多いのが実情です。だからこそ、「安さ」だけで業者を選ぶのではなく、施工資格、会社の信頼性、そして長期的な視点を持って判断することが大切です。
関東圏にお住まいの方であれば、東京ガスの機器交換が最も安心できる選択肢です。東証プライム上場企業が組織的に品質を管理しているという事実は、何よりも強い保証になります。
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大切なのは、「今すぐ壊れたから慌てて選ぶ」のではなく、「そろそろかな」と思った段階で情報を集め、信頼できる業者に相談しておくことです。この記事がその第一歩として、あなたのお役に立てれば幸いです。
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