アイシーエル(ICL)とは?眼内コンタクトレンズの仕組み・メリット・デメリットを完全解説

この記事を読むと分かること
  • アイシーエル(ICL)の仕組み・手術の流れ・レーシックとの違い
  • ICL手術のメリット・デメリット・リスクを実体験を交えて解説
  • 筆者が先進会眼科でICL手術を受けて0.07→1.0に回復した体験談
「アイシーエルってよく聞くけど、実際はどんな手術なの?」「レーシックと何が違うの?」——そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
ICL(Implantable Collamer Lens)とは、目の中に小さなレンズを挿入して視力を矯正する手術のことです。「眼内コンタクトレンズ」とも呼ばれ、近年急速に人気が高まっている視力矯正手術です。
私自身、2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。円錐角膜という疾患のためレーシックを受けられなかったのですが、ICL手術には適合しており、視力0.07から1.0に回復。2026年現在も快適な裸眼生活を送っています。
この記事では、「アイシーエルとは何か」を基礎から丁寧に解説し、メリット・デメリット・リスク・費用・手術の流れまで、実体験を交えながらお伝えします。

アイシーエル(ICL)の仕組み

ICLは「Implantable Collamer Lens」の略称で、日本語では「眼内コンタクトレンズ」と呼ばれます。具体的には、目の中の「虹彩(こうさい)」と「水晶体(すいしょうたい)」の間に、非常に薄いレンズを挿入する手術です。
「コラマー」という特殊素材で作られたレンズは、生体適合性が非常に高く、目の中で異物感を感じることはありません。私も手術後6年が経ちますが、レンズが入っていることを意識することは一切ありません。
また、ICLレンズは紫外線を約90%以上カットする機能も持っており、白内障や黄斑変性などの眼疾患のリスク低減にも寄与します。

ICLの歴史と安全性

日本では2003年から臨床試験がスタートし、2010年に厚生労働省の認可を取得しました。2007年には「ホールICL」という中央に小さな穴が開いた新型レンズが開発され、安全性が飛躍的に向上しました。現在は国内承認されたICLで失明の例はなく、合併症発生率も極めて低いとされています。

ICL手術の流れ

「目の中にレンズを入れる」と聞くと怖い印象があるかもしれませんが、実際の手術は非常にスムーズです。私の実体験も交えて、手術の流れをご紹介します。

適応検査(無料のクリニックも多数)

まずは自分の目がICL手術に適しているかを調べる検査を受けます。視力・角膜の形状・目の内部の状態などを詳しく調べます。先進会眼科をはじめ、多くの大手クリニックではこの検査を無料で行っています。
私の場合はこの検査で円錐角膜が判明し、レーシックは不適合、ICLなら手術可能と診断されました。

精密検査・レンズ発注

適応検査で問題がなければ、さらに詳しい精密検査を行います。そのデータをもとに、一人ひとりの目に合わせたレンズをスイスのSTAAR Surgical社に発注します。レンズが届くまで通常1〜3週間程度かかります。

手術当日(両眼で20〜30分)

手術自体は両眼で20〜30分程度で終わります。点眼麻酔をした後、角膜に約3mmの小さな切開をつくり、そこから折りたたんだレンズを挿入します。切開が非常に小さいため縫合は不要で、日帰りで手術が可能です。
私の場合、手術中は多少の圧迫感はありましたが、痛みはほとんどありませんでした。「あっという間に終わった」というのが正直な感想です。

術後検診

手術翌日・1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後など、定期的な検診を受けます。レンズの位置や目の状態を確認し、問題がないことを確かめます。

ICL手術の7つのメリット

ICL手術には、他の視力矯正手術にはない独自のメリットがあります。

1. 角膜を削らない

ICLはレーシックと違い、角膜をレーザーで削る必要がありません。そのため、角膜が薄い方や強度近視の方でも手術を受けられます。私のように円錐角膜でレーシックを受けられなかった人でも、ICLなら手術可能なケースがあります。

2. 可逆性がある(レンズを取り出せる)

万が一合わなかった場合や、将来的に別の治療が必要になった場合、レンズを取り出すことができます。レーシックは一度角膜を削ると元に戻せませんが、ICLは「やり直し」がきくのです。

3. ドライアイのリスクが低い

角膜を削らないため、レーシックで問題になりやすいドライアイのリスクが低いのが特徴です。

4. 視力の安定性が高い

レーシックでは術後数年で近視が戴る(近視戻り)可能性がありますが、ICLは長期的に視力が安定しやすいとされています。私自身、6年経った今も視力は安定しています。

5. 強度近視でも対応可能

レーシックは主に低〜中等度の近視に適していますが、ICLは強度近視(-6D以上)の方にも高い効果を発揮します。

6. 紫外線カット機能

ICLレンズは紫外線を90%以上カットするため、白内障などの眼疾患リスクの低減に貢献します。

7. メンテナンスフリー

コンタクトレンズのような日々のお手入れは一切不要。一度挿入したら基本的に入れっぱなしで大丈夫です。

ICL手術のデメリットとリスク

ICL手術にはメリットが多い一方で、デメリットやリスクも存在します。公平にお伝えします。

費用が高い

ICL手術の費用相場は両眼で50万〜70万円で、レーシックの約1.5〜2倍です。自由診療のため健康保険は適用されませんが、確定申告で医療費控除の対象になります。歯医者やお薬代などその年の他の医療費と合算して申告することで、所得に応じて費用の10〜30%が戻ってきます。

ハロー・グレアが起こることがある

術後、暗い場所で光が滲んで見えたり(ハロー)、眩しく感じたり(グレア)することがあります。ただし、通常は数週間から数ヶ月で気にならない程度に改善します。私の場合も、術後しばらくはハロー・グレアを感じましたが、時間の経過とともに自然と気にならなくなりました。

術後しばらくは制限がある

手術後数日は洗顔や運動に制限があります。仕事ができない期間や化粧ができない期間があるため、スケジュールの調整が必要です。

合併症の可能性(非常にまれ)

眼内炎(約0.0167%)、レンズの位置ずれ、白内障の進行などの合併症が報告されていますが、いずれも非常にまれなケースです。適切な診断と経験豊富な医師による手術で、リスクは最小限に抵えられます。

ICLとレーシックの違い

「ICLとレーシック、どっちがいいの?」という疑問は非常に多いです。主な違いを整理します。
ICLは目の中にレンズを挿入する手術で、角膜を削りません。レーシックはレーザーで角膜を削って形状を変える手術です。
費用はICLが両眼50万〜70万円、レーシックが両眼15万〜40万円と、レーシックの方が安価です。しかし、ICLは可逆性がある(レンズを取り出せる)点、近視戻りが少ない点、ドライアイのリスクが低い点で優れています。
特に強度近視の方、角膜が薄い方、ドライアイの心配がある方にはICLが適しています。一方、費用を抑えたい方、軽度〜中等度の近視の方にはレーシックも選択肢になります。
私の場合は円錐角膜のためレーシックはそもそも選択肢にありませんでしたが、たとえ両方選べたとしてもICLを選んでいたと思います。角膜を削らない安心感と、可逆性があるという柔軟性は、何ものにも代えがたいメリットです。

ICL手術を受けた人のリアルな声

実際にICL手術を受けた方の口コミをご紹介します。

ポジティブな口コミ

「コンタクトを埋め込んで半永久的に視力を上げるICL手術を受けました。費用60万、視力0.01→1.4に回復、満足しています」
— Xより(@eda_makoto 氏)
「手術は痛みもなく短い時間で終了し、午前中に手術を受けてその日の夕方にはかなり見えるようになりました」
— みんなのICLより
「術後半年で視力2.0を維持できており、メガネやコンタクトからの解放を実感しています」
— 体験談サイトより

ネガティブな口コミ

「術後にハロー・グレアが出ることがあり、暗い場所で光が滲んで見えたり眩しく感じたりしました」
— 口コミサイトより
「見え方が安定するまでに少し時間がかかり、仕事ができない期間や化粧ができない期間もありました」
— レビューサイトより
口コミを見ると、視力回復の満足度は非常に高い一方で、術後の一時的な不便さについての声もあることが分かります。私の経験でも、一時的なハロー・グレアはありましたが、それを差し引いてもICLを受けて本当に良かったと心から思っています。

ICL手術に向いている人・向いていない人

ICL手術が向いている人

ICL手術は以下のような方に特におすすめです。強度近視(-6D以上)の方、角膜が薄くレーシックが受けられない方、ドライアイが心配な方、「やり直しがきく」という安心感がほしい方、長期的な視力の安定性を重視する方です。

ICL手術が向いていない人

一方で、以下の方はICLが適さない場合があります 18歳未満の方(視力が安定していないため)、白内障や緑内障などの眼疾患がある方、妊娠中・授乳中の方、軽度の近視で費用を抑えたい方(レーシックの方が適する可能性)です。
自分がICLに適しているかどうかは、無料の適応検査で確認できます。迷っている方は、まず検査だけ受けてみることをおすすめします。

筆者の実体験:円錐角膜でもICLで1.0に回復

私は2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。元々レーシックを検討していたのですが、円錐角膜という角膜の形状がいびつな疾患が見つかり、レーシックは不適合と診断されました。しかしICL手術には適合しており、ICLを選択することにしました。
術前の視力は0.07(-5D)でしたが、手術後は1.0まで回復。2026年現在、手術から6年が経ちましたが、何の不自由もなく快適に過ごしています。
先進会眼科を選んだ決め手は、医療従事者の利用率が高いという情報でした。お医者さんや看護師さんなど、目の手術のリスクを誰よりも理解しているプロが自分自身の目の手術を託すクリニック。これは非常に強い信頼の証です。
ICL手術費用は確定申告で医療費控除の対象になります。歯医者やお薬代など、その年の他の医療費と合算して申告することで、所得に応じて費用の10〜30%が戻ってきます。100万円近い手術費用の10〜30%は決して小さくない金額ですので、ぜひ活用してください。
先進会眼科で手術を受ける場合、筆者(しなちく)からのお友達紹介を利用すると手術代が3万円安くなります。ただし紹介の際に個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。
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まとめ:アイシーエルは「目の中に入れるコンタクトレンズ」

アイシーエル(ICL)は、目の中に小さなレンズを挿入して視力を矯正する手術です。角膜を削らないため安全性が高く、可逆性があり、長期的に視力が安定しやすいのが特徴です。
費用は両眼50万〜70万円と高額ですが、医療費控除を活用すれば実質負担を軽減できます。コンタクトレンズの生涯コストと比較すれば、長期的には非常にコストパフォーマンスに優れています。
「自分の目にICLが合うか分からない」という方は、まず無料の適応検査を受けてみてください。検査を受けたからといって手術を強制されることはありません。自分の目の状態を知るだけでも、大きな一歩になります。

ICL手術するなら先進会眼科

私が2020年にICL手術を受けたのが先進会眼科です。術前視力0.07から1.0に回復し、2026年現在も快適な生活を送っています。
先進会眼科の最大の特徴は、医療従事者の利用率が高いこと。リスクを熟知した医療のプロが自ら選ぶクリニックという事実は、何よりの信頼の証です。
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