ICL手術の感染症リスクは?眼内炎の確率・予防法・術後ケアを徹底解説
この記事を読むと分かること
- ICL手術における感染症(眼内炎)の発生確率と原因
- 感染症を予防するために術前・術後にやるべき具体的な対策
- 万が一感染症が起きた場合の対処法と、クリニック選びの重要性
ICL手術を検討している方にとって、「感染症のリスクはどのくらいあるのか」は最も気になるポイントの一つではないでしょうか。
目の中にレンズを入れる手術と聞くと、「細菌が入ったらどうなるの?」「感染して失明する可能性はあるの?」と不安を感じる方も多いと思います。
私自身、2020年に先進会眼科でICL手術を受ける前、まさに同じ不安を感じていました。しかし実際に手術を経験し、正しい知識を持っていれば必要以上に恐れることはないと実感しています。
この記事では、ICL手術における感染症リスクの実態、具体的な予防法、そして万が一の場合の対処法まで、体験者の立場から徹底的に解説します。
ICL手術で起こりうる感染症とは?眼内炎のメカニズムを理解する
ICL手術における最も注意すべき感染症は「眼内炎」です。眼内炎とは、手術時の切開創から細菌や真菌(カビ)が目の中に侵入し、重篤な炎症を引き起こす状態を指します。
ICL手術では、レンズを挿入するために約3mmの小さな切開を角膜に加えます。この切開創は縫合せず自然治癒で塞がるのですが、完全に塞がるまでの間に、わずかな隙間から微生物が侵入するリスクがゼロではありません。
眼内炎が起きた場合の症状としては、以下のようなものがあります。
- 術後の急激な視力低下
- 目の強い痛み・充血
- まぶたの腫れ
- 目やにの増加
- 光がまぶしく感じる
これらの症状は術後数日以内に現れることが多く、早期発見・早期治療が非常に重要です。「いつもと違う」と感じたら、すぐに手術を受けたクリニックに連絡することが大切です。
ICL手術の感染症発生率はどのくらい?データで見る安全性
ICL手術における眼内炎の発生率は、日本白内障屈折矯正手術学会(JSCRS)のデータによると約6,000件に1件、つまり約0.02%とされています。
この数字を他の眼科手術と比較してみましょう。白内障手術における眼内炎の発生率も同程度の約0.02〜0.05%と報告されています。白内障手術は日本で年間約160万件行われているメジャーな手術ですが、そのリスクと同等かそれ以下ということです。
また、コンタクトレンズの長期使用による感染症リスクと比較すると、ICL手術の方がむしろリスクが低いという見方もあります。コンタクトレンズは毎日の装着・取り外しのたびに感染リスクがありますが、ICLは一度の手術で完了するため、長期的に見れば感染症リスクの総量は少なくなります。
私も手術前にこの数字を知り、「0.02%なら、毎日コンタクトレンズを使い続けるリスクの方が高いかもしれない」と感じたことを覚えています。もちろんゼロリスクではありませんが、必要以上に恐れる数字ではないと言えるでしょう。
感染症を防ぐための術前対策:手術前から始まる予防
ICL手術の感染症予防は、手術当日だけでなく術前から始まっています。
術前3日前からの抗生物質点眼
多くのクリニックでは、手術の3日前から抗生物質の点眼薬を開始します。これは目の表面に存在する常在菌を減少させ、手術時の感染リスクを最小限にするためです。地味に感じるかもしれませんが、この「術前点眼」が感染予防の第一歩として非常に重要です。
適性検査での徹底的なチェック
手術前の適性検査では、目に感染症や炎症がないかを入念にチェックします。もし検査時点で結膜炎やものもらいなどの炎症が見つかった場合は、完治するまで手術を延期するのが一般的です。
手術当日の準備
手術当日は化粧をしない、目の周りを清潔に保つなどの指示があります。これも感染リスクを減らすための大切なプロセスです。
私の場合、先進会眼科で術前の検査を受けた際に、感染予防のための注意事項を丁寧に説明してもらいました。「ここまで徹底的にやるのか」と感じるほどの準備があり、逆にそれが安心感につながりました。
術中の感染予防:クリーンルームと無菌操作の徹底
ICL手術は、クリーンルーム(無菌に近い清浄な手術室)で行われます。
手術室の空気清浄度、手術器具の滅菌、術者の手指消毒など、感染予防のためのあらゆる対策が講じられています。手術中には消毒液で目の表面を洗浄し、切開前にも抗菌処置が行われます。
こうした感染対策は、クリニックによってレベルに差があります。だからこそ、クリニック選びの際には「感染症対策をどの程度徹底しているか」を確認することが重要です。
先進会眼科を選んだ理由の一つに、医療従事者の利用率が高いという点がありました。医療現場で感染管理の重要性を日常的に意識しているプロフェッショナルたちが選ぶクリニックであれば、感染対策のレベルも信頼できると考えたからです。
術後の感染症予防が最重要!守るべき5つのルール
ICL手術後、最も感染リスクが高いのは術後1週間です。切開創がまだ完全に塞がっていないこの期間に、いかに徹底したケアができるかが感染予防の鍵を握ります。
ルール1:目を絶対に触らない
手で目を触ることは、細菌を直接目に持ち込む最大の原因です。かゆみや違和感があっても、決して目をこすったり触ったりしないでください。
ルール2:処方された点眼薬を指示通りに使う
術後は抗菌薬(オフサロンなど)と消炎薬(リンデロンAなど)の点眼が処方されます。1日4回など指示された回数を必ず守り、自己判断で点眼を中止しないことが大切です。点眼前には必ず手を石鹸で洗ってください。
ルール3:目に水や汗を入れない
洗顔は目の周りを避けて濡れタオルで拭く程度にし、洗髪も美容院のように仰向けで行うなど工夫が必要です。入浴は首から下のシャワーのみにしましょう。汗をかく激しい運動も控えます。
ルール4:保護メガネ・眼帯を着用する
外出時は保護用サングラスを、就寝時は保護用眼帯を1週間は着用します。寝ている間に無意識に目を触ってしまうことを防ぐためです。
ルール5:定期検診を必ず受ける
翌日検診、1週間後検診、1ヶ月後検診など、指示された通りに必ず受診してください。感染症の兆候は自覚症状が出る前に医師が発見できることもあります。
私自身も術後1週間はこれらのルールを徹底しました。正直なところ不便に感じる場面もありましたが、「この1週間を乗り越えれば、その後は裸眼で快適な生活が待っている」と思えば、十分我慢できる範囲でした。
万が一感染症が起きたら?対処法と予後について
万が一、術後に眼内炎が発生した場合でも、早期に適切な治療を行えば重篤化を防ぐことができます。
治療の流れ
眼内炎が認められた場合、まず抗菌薬の点滴や点眼による集中的な治療が開始されます。症状が重い場合は、眼内を薬液で直接洗浄する「硝子体洗浄」が行われることもあります。
さらに重症の場合は、一時的にICLレンズを抜去し、感染が完全に治癒してから再度レンズを挿入するという対応が取られます。ICLの大きな利点の一つは、この「レンズを取り出せる」という可逆性です。レーシックのように角膜を削る手術と異なり、問題が起きた場合にレンズを取り出して元の状態に戻せることは、安全面での大きなメリットです。
早期発見が鍵
眼内炎の予後は、発見・治療開始の早さに大きく左右されます。術後に以下の症状が出た場合は、すぐにクリニックに連絡してください。
- 急激な視力の低下
- 強い目の痛み
- 目の充血がひどくなる
- 見え方が急に変わった
術後の定期検診をきちんと受けていれば、自覚症状が出る前の段階で異常を発見できる可能性が高まります。
ICL手術の感染症リスクに関する口コミ・体験談
実際にICL手術を受けた方の声を見てみましょう。
「ICL手術を受けて1年経ちましたが、感染症などのトラブルは一切なく、視力も安定しています。術後の点眼をしっかり守ったのが良かったのかなと思います。」
— Xより
「コンタクトを埋め込んで半永久的に視力を上げるICL手術を受けた。費用60万、視力0.01⇒1.4に回復。満足してる」
— Xより(@eda_makoto 氏)
一方で、慎重な意見もあります。
「ICL手術は外科手術なので感染リスクはゼロではない。信頼できるクリニックを選んで、術後のケアを徹底することが何より大事」
— Yahoo!知恵袋より
口コミを見ると、感染症に関する実際のトラブル報告は非常に少なく、術後のケアをしっかり行えば問題なく過ごせているという声が大半です。ただし「リスクがゼロではない」という認識を持ち、油断せずにケアを行うことが重要だと分かります。
コンタクトレンズの長期使用と感染症リスクを比較する
ICL手術の感染症リスクを考える際に、コンタクトレンズの長期使用による感染リスクも併せて考えることが大切です。
コンタクトレンズ使用者の角膜感染症の発生率は、年間10,000人あたり約4〜20件と報告されています。これを10年、20年と使い続けた場合の累積リスクは決して小さくありません。
特に以下のような使い方をしている方は、コンタクトレンズによる感染リスクが高まります。
- コンタクトレンズを付けたまま寝てしまう
- 使用期限を過ぎたレンズを使い続ける
- レンズケースの洗浄が不十分
- 水道水でレンズを洗う
ICL手術は一度の手術で完了し、その後はコンタクトレンズの装脱という日常的な感染リスクから解放されます。「手術の一時的なリスク」と「コンタクトレンズの長期的なリスク」を天秤にかけると、ICL手術の方が長い目で見れば安全と判断する医師も多いのです。
感染症リスクを最小限にするクリニック選びのポイント
ICL手術の感染症リスクを最小限に抑えるためには、クリニック選びが極めて重要です。
執刀医の経験と実績
ICL手術の認定を受けた医師が在籍しているか、年間の手術件数はどの程度か、合併症が起きた場合の対応体制が整っているかを確認しましょう。経験豊富な医師ほど、手術時間が短く、切開も正確で、感染リスクを最小限に抑えることができます。
手術環境の清浄度
クリーンルームの設備、滅菌体制、感染管理のプロトコルが整っているクリニックを選びましょう。見学やカウンセリングの際に、手術室の環境について質問してみるのも良い方法です。
術後のフォロー体制
術後に異変を感じた際に、すぐに対応してもらえる体制が整っているかは非常に重要です。24時間の緊急連絡先があるか、術後の検診スケジュールが充実しているかなどを事前に確認してください。
医療従事者の利用率に注目する
私が先進会眼科を選んだ大きな理由がここにあります。医療従事者は感染管理の重要性を誰よりも理解しているプロフェッショナルです。その医療従事者たちが自分の目を預けるクリニックということは、感染対策をはじめとする安全管理が徹底されていることの証明とも言えます。
ICL手術と他の視力矯正手術の感染リスク比較
視力矯正手術にはICL以外にもレーシックやPRKなどがあります。感染リスクの観点からそれぞれの特徴を比較してみましょう。
ICL手術は眼内にレンズを挿入する手術で、感染症(眼内炎)の発生率は約0.02%です。万が一問題が起きた場合、レンズを取り出すことで元の状態に戻せるという大きなメリットがあります。
レーシックは角膜にフラップ(蓋)を作成してレーザーで角膜を削る手術です。感染リスクはICLと同程度に低いですが、角膜を削るため不可逆的な手術であり、問題が起きた場合に元に戻すことはできません。
また、レーシックは角膜の厚さや形状に制限があり、私のように円錐角膜の方はそもそも手術を受けることができません。ICLはこうした角膜の条件に左右されにくく、より多くの方に適応できる手術です。
私がICL手術を受けて感じた感染症リスクへのリアルな感想
私は2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。手術前は正直に言って、感染症のリスクが最も不安でした。「目の中に何かを入れる」という行為自体に恐怖を感じていたのも事実です。
しかし、適性検査の段階から感染予防に関する説明が非常に丁寧で、「これだけ対策を講じているのだから大丈夫だろう」と思えるようになりました。
術前の視力は0.07(-5D)。円錐角膜のためレーシックは受けられず、ICLしか選択肢がありませんでした。だからこそ、感染症のリスクについては徹底的に調べました。
術後は処方された点眼薬を指示通りに使い、保護メガネも真面目に着用しました。1週間の不便さはありましたが、その後は何の問題もなく、術後視力は1.0まで回復。2026年現在も何の不自由もなく快適に過ごしています。
6年以上経った今振り返ると、術後1週間のケアさえしっかりすれば、感染症リスクは過度に心配する必要はなかったと感じています。
医療費控除を活用してICL手術の費用負担を軽減しよう
ICL手術は高額な費用がかかりますが、確定申告で医療費控除の対象になります。歯医者やお薬代など、その年の他の医療費と合算して申告することで、所得に応じて費用の10〜30%が戻ってきます。
100万円近い手術費用の10〜30%は決して小さくない金額です。感染症リスクへの不安から手術を迷っている方も多いと思いますが、リスクの低さと医療費控除による費用軽減を合わせて考えると、ICL手術は非常にコストパフォーマンスの良い選択だと言えます。ぜひ活用してください。
まずは無料診察で不安を解消しましょう
ICL手術の感染症リスクについて、データや体験談をもとに解説してきました。発生率は約0.02%と非常に低く、術前・術後のケアを適切に行うことでさらにリスクを抑えることができます。
それでもまだ不安が残るという方は、まずは無料診察を受けてみることをおすすめします。実際にクリニックを訪れて医師と話をすることで、ネットの情報だけでは得られない安心感が得られるはずです。
無料診察はリスクゼロ、費用もかかりません。「とりあえず話を聞いてみる」というくらいの気軽な気持ちで大丈夫です。
ICL手術するなら先進会眼科
私が先進会眼科を推薦する理由は、何より自分自身がここで手術を受けて満足しているからです。
医療従事者の利用率が高く、感染管理を熟知したプロが選ぶクリニックであること。これは感染症リスクを重視する方にとって、最も信頼できる判断基準ではないでしょうか。
先進会眼科で手術を受ける場合、筆者(しなちく)からのお友達紹介を利用すると手術代が3万円安くなります。筆者自身が先進会眼科で手術を受けた経験があるため、紹介が可能です。ただし紹介の際に個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。
ICLクリニックおすすめ3選
1. 先進会眼科
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