ICL手術は取り出せる?可逆性の真実とレンズ交換の正直な話

この記事を読むと分かること
  • ICLレンズは本当に「取り出せる」のか、可逆性の正確な意味
  • レンズを取り出す必要が生じるのはどんなケースか
  • 取り出し後の選択肢とかかる費用について

「ICLは取り出せる」は本当?可逆性の正直な話

ICL手術を検討している方が最も安心感を覚える特徴のひとつが「取り出せる(可逆性がある)」という点です。レーシックのように角膜を削る不可逆的な手術と違い、ICLは「必要があれば元に戻せる」という説明を聞いたことがある方も多いでしょう。
しかし「取り出せる=元の状態に完全に戻る」は必ずしも正確ではありません。この記事では、ICLの可逆性について正直に解説します。
私自身は2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。円錐角膜という疾患があったためレーシックは断られましたが、ICLは適合と判断されました。術前視力0.07(-5D)から術後1.0まで回復し、2026年現在も快適に過ごしています。

ICLの「可逆性」とは何か

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、目の虹彩と水晶体の間のスペースに挿入される柔軟なレンズです。このレンズは特殊な器具を使って挿入されますが、同様の器具と手技によって取り出すことも技術的に可能です。
これが「可逆性」と呼ばれる理由です。
ただし「取り出すこと」と「元の状態に完全に戻ること」は別の話です。取り出す際にも目に小さな切開が入り、取り出した後の目は「ICLを挿入する前の状態」に戻るわけではありません。目の構造は手術によって少なからず変化します。

ICLを取り出す必要が生じるケース

ICLを取り出す、または交換が必要になるケースには以下のようなものがあります。

1. 度数が合わなくなった場合(過矯正・低矯正)

手術後の視力が目標値に届かなかったり、逆に矯正しすぎた場合、ICLを取り出して度数の異なるレンズに交換することができます。
この場合、取り出し+新しいレンズの挿入という形になります。

2. 眼圧異常など合併症が起きた場合

ICLが原因で眼圧が著しく上昇したり、水晶体への影響が確認された場合は、取り出しを行うことがあります。

3. 白内障手術が必要になった場合

将来的に白内障が進行し手術が必要になった場合、まずICLを取り出してから白内障手術(水晶体除去+眼内レンズ挿入)を行います。

4. 患者本人の希望

「やはりICLを外したい」という希望も、医師の判断のもとで対応できる場合があります。ただし目への負担をゼロにすることはできません。

「取り出した後」どうなるか

ICLを取り出した後の視力は、基本的にICLを挿入する前の近視状態に近い状態に戻ります(度数のずれが生じる場合もあります)。
ただし、ICLを挿入した際に行った角膜への切開部は残ります。取り出し後の視力や目の状態がICL手術前と全く同一の状態に戻ることは保証されません。
これが「可逆性があるが完全に元通りではない」という意味です。
実際の声を参考にしましょう。
「ICLを取り出すか迷いましたが、担当医から『取り出すことはできるが、目への負担があゼロではない』と説明を受けて、様子を見ることにしました。今は良かったと思っています」
— Yahoo!知恵袋より
「術後に度数が合わなかったのでレンズ交換をしました。2回手術することになりましたが、交換後は視力が1.5になり大満足です」
— 体験ブログより

レンズ交換・取り出しの費用

ICLレンズの取り出し・交換には追加費用がかかります。費用はクリニックや状況によって異なりますが、手術内容によっては数十万円の追加費用が発生する場合もあります。
クリニックによっては「術後保証」として、一定期間内のレンズ交換を無料または低価格で提供しているところもあります。術前のカウンセリングで保証内容を確認することが重要です。

「取り出せる」という可逆性はICLの大きな強み

ここまでの内容を踏まえると、「取り出せる」という特徴は以下のように正しく理解する必要があります。
ICLの可逆性の正確な意味:
  • 技術的にレンズを取り出し・交換することは可能
  • 取り出しによって完全に術前の状態に戻るわけではない
  • 問題が発生した際に対処できる選択肢がある
  • レーシック(角膜を削る)と比べると対処の柔軟性が高い
これは「完全に元通りになる」というものではありませんが、「問題が生じても対応できる可能性がある」という意味では大きな安心材料です。
ICLがレーシックより優れている点の一つは、この「対処の柔軟性」にあります。

ICL費用と医療費控除

ICL手術費用(両眼40〜60万円程度)は確定申告で医療費控除の対象になります。万が一レンズ交換が必要になった場合の追加費用も同様に医療費控除の対象です。
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よくある質問

Q. ICLを取り出すと元の視力(近視の状態)に戻りますか?

おおむね術前の近視状態に近い視力に戻ります。ただし完全に術前と同じ状態になるとは限らず、角膜の切開部は残ります。

Q. ICLを取り出した後、別の視力矯正方法を選ぶことはできますか?

レーシック・PRK(表面切除)などの屈折矯正手術や、多焦点眼内レンズへの交換など、いくつかの選択肢があります。目の状態を評価した上で、担当医と相談して決定します。

Q. 取り出す手術は元のICL手術と同じくらい怖いですか?

取り出し手術も局所麻酔で行われ、手術時間は短い場合が多いです。ただし2回目の手術になるため、目への負担は考慮する必要があります。

ICL手術するなら先進会眼科

私は2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。円錐角膜という特殊な疾患があったため、レーシックは断られましたが、ICLは適合と判断されました。術前視力0.07(-5D)から術後1.0に回復し、2026年現在も快適に生活しています。
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