給湯器のリモコン交換費用はいくら?リモコンだけ交換する場合の相場と注意点を徹底解説

この記事を読むと分かること
  • 給湯器リモコンだけの交換にかかる費用相場と、本体ごと交換した方がお得なケース
  • リモコンが故障したときに自分でできる対処法と、業者に頼むべきタイミング
  • リモコン交換で損をしないための業者選びのポイントと、信頼できるサービスの見分け方
「給湯器のリモコンの画面がつかなくなった」「ボタンを押しても反応しない」——そんなトラブルに直面して、まず頭に浮かぶのが「リモコンだけ交換すればいいのかな?」「費用はどれくらいかかるの?」という疑問ではないでしょうか。
実はこの疑問、答えは意外とシンプルではありません。リモコンだけ交換できるケースもあれば、本体ごと交換した方が結果的にお得になるケースもあるからです。しかも、費用相場も業者によってバラバラで、知識がないと適正価格が分からず損をしてしまうこともあります。
この記事では、給湯器のリモコン交換にかかる費用相場を「リモコンだけ交換する場合」と「本体ごと交換する場合」に分けて詳しく解説します。さらに、リモコンが故障したときにまず試すべき対処法や、業者選びで失敗しないためのポイントまで、しなちくが徹底的にまとめました。

給湯器のリモコン交換にかかる費用相場

給湯器のリモコン交換を検討するとき、まず知っておきたいのが「いくらかかるのか」という費用の全体像です。リモコンだけを交換する場合と、給湯器本体ごと交換する場合では費用が大きく異なりますので、それぞれの相場を把握しておきましょう。

リモコンだけを交換する場合の費用

リモコン単体の交換費用は、おおよそ以下の通りです。
  • 台所リモコンのみ交換:約25,000〜35,000円(部品代+工事費)
  • 浴室リモコンのみ交換:約30,000〜40,000円(部品代+工事費)
  • 台所+浴室のセット交換:約45,000〜60,000円(部品代+工事費)
浴室リモコンの方が若干高いのは、防水処理が必要になるためです。また、インターホン(通話)機能付きのリモコンから呼び出し機能のみのリモコンにグレードダウンすることで、5,000〜10,000円ほど費用を抑えられる場合もあります。

給湯器本体ごと交換する場合の費用

一方、給湯器本体ごと交換する場合は、2026年現在の相場で以下の通りです。
  • 給湯専用タイプ:約7万〜15万円(工事費込み)
  • オートタイプ(追い焚き付き):約15万〜25万円(工事費込み)
  • フルオートタイプ:約18万〜30万円(工事費込み)
本体を交換すれば、当然リモコンも新しいものがセットで付いてきます。リモコンセット(台所+浴室)の相場は約2万〜5万円で、本体工事費に含まれるケースがほとんどです。
ここで注目してほしいのが、リモコンだけの交換で5〜6万円かかるのに対し、本体ごと交換すれば最安7万円台から新品の給湯器が手に入るということです。特に設置から8年以上経っている給湯器の場合、リモコンだけ交換しても近いうちに本体が故障する可能性が高いため、本体ごと交換した方が長い目で見てお得になるケースが非常に多いのです。

「リモコンだけ交換」と「本体ごと交換」どちらを選ぶべきか

そうは言っても、「まだ本体は使えるのに全部交換するのはもったいない」と感じる気持ちも分かります。判断の目安として、以下を参考にしてください。
リモコンだけの交換がおすすめなケース:
  • 給湯器の設置から5年以内で、本体は問題なく動作している
  • メーカーの部品供給がまだ続いている(製造終了から10年以内)
  • リモコンの故障原因が明確で、本体側に異常がない
本体ごとの交換がおすすめなケース:
  • 設置から8年以上経過している
  • すでにリモコン以外にも不具合の兆候がある(異音、お湯の温度が不安定など)
  • メーカーの部品供給が終了している、または間もなく終了する
  • リモコン交換費用が本体交換費用の3分の1以上になる
実際にYahoo!知恵袋では、こんな体験談が投稿されています。
「リモコンだけ交換して直ったと思ったら、3ヶ月後に本体の基板が壊れて結局全部交換するハメになった。最初から本体ごと換えておけばリモコン代の数万円が無駄にならなかったのに…」
— Yahoo!知恵袋より
このような「二重出費」を避けるためにも、設置年数と本体の状態をしっかり確認してから判断することが大切です。

リモコンが故障?まず試すべき対処法

「リモコンの画面が真っ暗になった!」と慌てて業者に電話する前に、まず自分で試せることがいくつかあります。実は、故障ではなく簡単な操作で解決するケースも少なくありません。

対処法①:リモコンの電源を確認する

意外に多いのが、単純にリモコンの電源がオフになっているケースです。給湯器のリモコンには「運転」ボタンがあり、これがオフの状態だと画面は消えたままになります。まずは運転ボタンを押して電源が入るか確認しましょう。
また、節電モード(省エネモード)が設定されている場合、一定時間操作しないと自動的に画面表示が消える機種もあります。どこかボタンを押せば画面が復帰するので、慌てず確認してみてください。

対処法②:ブレーカーを確認する

給湯器は電気で制御されているため、ブレーカーが落ちているとリモコンも動作しません。分電盤を確認して、給湯器に関連するブレーカーが落ちていないか見てみましょう。
特に注意したいのが「漏電ブレーカー」です。漏電を検知すると住宅全体の電気を遮断するため、給湯器以外の家電も同時に使えなくなっているはずです。漏電ブレーカーが落ちている場合は、給湯器の漏電が原因の可能性があるため、自分でブレーカーを上げずにメーカーや業者に連絡することをおすすめします。

対処法③:リモコンのリセットを試す

リモコンの「運転」ボタンをオフにし、1分ほど待ってから再びオンにするだけで復旧することがあります。これはリモコン内部の一時的なエラーをクリアする効果があります。
それでも改善しない場合は、給湯器本体の電源プラグをコンセントから抜いて10秒ほど待ち、再度差し込むという方法も有効です。ただし、ガス給湯器の電源プラグは屋外に設置されていることが多く、防水カバーの中にある場合もあるので、無理に触らず安全に作業できる範囲で試してください。

対処法④:リモコンのエラーコードを確認する

リモコンの画面にエラーコード(数字や英数字の組み合わせ)が表示されている場合は、そのコードをメモしてメーカーの公式サイトで意味を調べましょう。エラーコードによっては、自分でリセットするだけで解消できるものもあります。
たとえば、リンナイやノーリツの給湯器で「111」というエラーコードが表示された場合、これは点火不良を意味します。ガスの元栓が閉まっていないか、ガスメーターが遮断されていないかを確認し、問題なければリモコンのリセットを試みてください。
上記をすべて試しても改善しない場合は、リモコンまたは給湯器本体の故障が疑われます。この段階で業者に相談するのが安全です。

リモコン故障のサインを見逃さないで

リモコンは突然完全に壊れるのではなく、多くの場合は事前にいくつかの「兆候」が現れます。これらのサインに気づいたら、早めに対策を取ることで突然お湯が使えなくなるという事態を防げます。

サイン①:液晶画面の表示がおかしい

文字が欠けて読めない、表示が薄くなってきた、画面の一部だけ映らない——これらは液晶パネルの劣化サインです。放置すると完全に表示されなくなり、温度設定や操作ができなくなります。

サイン②:ボタンの反応が悪い

特定のボタンを押しても反応しない、または何度も押さないと反応しない場合は、リモコン内部の接触不良が起きている可能性があります。湿気の多い浴室のリモコンは特にこのトラブルが起きやすいです。

サイン③:勝手に電源がオン・オフする

誰も触っていないのにリモコンの電源が入ったり切れたりする場合は、基板の不具合が考えられます。この症状は放置すると、給湯器本体の制御にも影響を及ぼす可能性があるため、早めの対応が必要です。

サイン④:温度表示と実際のお湯の温度が違う

リモコンに「42℃」と表示されているのに、明らかに熱すぎたりぬるすぎたりする場合は、温度センサーやリモコンの制御回路に問題がある可能性があります。これは安全上のリスクもあるため、すぐに確認が必要です。

リモコン交換を業者に依頼するときのポイント

リモコンの交換を業者に依頼する際、いくつか知っておくべきポイントがあります。知らないと損をしたり、不必要な工事を勧められたりするリスクがあるので、しっかり押さえておきましょう。

ポイント①:まずメーカーの部品供給状況を確認する

給湯器メーカー(リンナイ、ノーリツ、パロマなど)は、製造終了から約10年で部品の供給を終了します。つまり、あなたの給湯器が製造終了から10年以上経っている場合、そもそもリモコンの在庫がない可能性があります。
この確認は業者に依頼する前に、メーカーのお客様相談窓口に電話すれば無料で教えてもらえます。部品がないと分かれば、最初から本体交換の見積もりを取る方が時間の無駄になりません。

ポイント②:「リモコンだけ」と「本体ごと」の両方の見積もりを取る

良心的な業者であれば、リモコンだけの交換費用と本体ごとの交換費用の両方を提示してくれます。逆に、確認もせずに「本体ごと交換しましょう」と言ってくる業者には注意が必要です。本体交換の方が利益が大きいため、不必要な工事を勧めるケースもゼロではありません。
あなたも「見積もりを頼んだら、いきなり高額な本体交換を勧められた」という経験はありませんか?複数の業者から見積もりを取ることで、適正な提案を見極めることができます。

ポイント③:施工資格を持った業者を選ぶ

リモコンだけの交換であれば電気工事が中心ですが、本体ごとの交換になった場合はガス工事が伴います。ガス配管工事には簡易内管施工士の資格が必要であり、水道の接続工事には指定給水装置工事事業者の認定が必要です。
これらの資格を持たない業者に工事を依頼すると、施工不良によるガス漏れや水漏れのリスクがあります。最悪の場合、一酸化炭素中毒や火災につながる危険性もあるのです。
「悪質商法に注意——いきなり訪問してきた業者が、家の点検をした後に給湯器の交換を急がせてきたので、慌てて高額な契約をしてしまったという相談が増えています。」
— X(旧Twitter)高岡市公式アカウントより
国民生活センターも、「給湯器を点検するという電話や訪問にご注意ください。不安をあおり、高額な契約をさせる手口がみられます」と注意喚起を行っています。見知らぬ業者が突然訪問してきた場合は、絶対にその場で契約せず、信頼できる業者に改めて相談しましょう。

リモコン交換よりも本体交換を選ぶべき理由

ここまで読んで「結局、リモコンだけ交換するのと本体ごと交換するの、どっちがいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。しなちくの結論としては、設置から8年以上経っているなら本体ごとの交換を強くおすすめします。その理由を説明します。

理由①:リモコン故障は本体寿命のサイン

リモコンの故障は、給湯器全体が寿命に近づいているサインであることが多いです。給湯器の一般的な寿命は10〜15年。リモコンが壊れるタイミングは、本体内部の部品(熱交換器、バーナー、基板など)も同様に劣化が進んでいる時期と重なります。
リモコンだけ新品に交換しても、数ヶ月後に本体が壊れてしまえば、リモコン交換にかけた費用がまるごと無駄になります。新しい給湯器には新しいリモコンがセットで付いてくるため、古いリモコンは使えなくなるからです。

理由②:「10年保証」の実態を知っておく

多くの給湯器交換業者が「10年保証」をアピールしていますが、この保証にはカラクリがあります。
給湯器が実際に故障するのは、使用開始から12〜13年以降がほとんどです。つまり、10年保証が切れた直後に壊れるケースが非常に多いのです。さらに、製造終了から約10年で部品供給が終了するため、保証期間内であっても「部品がないので修理できません」という事態が起こり得ます。
また、小規模な業者の場合、10年後にその会社が存続している保証はどこにもありません。会社がなくなれば、保証書はただの紙切れです。だからこそ、長期的に存続できる信頼性の高い企業に依頼することが重要なのです。

理由③:最新の給湯器は省エネ性能が大幅に向上している

10年前の給湯器と比べると、最新のエコジョーズ(高効率給湯器)はガスの消費量が約15%削減されています。年間のガス代に換算すると、1万〜2万円ほどの節約になるケースも珍しくありません。
リモコンだけ交換して古い給湯器を使い続けるよりも、最新の省エネ給湯器に買い替えた方が、5年、10年というスパンで見れば光熱費の差額で交換費用の元が取れる計算です。

リモコン交換・給湯器交換で失敗しない業者選び

業者選びで最も重要なのは「安さ」ではありません。給湯器の工事は「誰が施工するか」で安全性も耐久性も大きく変わります。ここでは、失敗しない業者選びの基準をお伝えします。

基準①:施工資格の保有を確認する

先述の通り、ガス配管工事には簡易内管施工士、水道工事には指定給水装置工事事業者の資格・認定が必要です。これらを保有していない業者は、そもそも法的にガス工事を行う資格がありません。
ホームページや見積書に資格番号が明記されているか確認しましょう。資格を明示できない業者は避けるべきです。

基準②:会社の信頼性・継続性を確認する

給湯器は10年以上使う設備です。アフターフォローや保証を考えると、10年後も存続している可能性が高い企業を選ぶことが重要です。
具体的には、上場企業やその系列会社、大手インフラ企業のサービスなどが安心材料になります。「最安値」を謳う名もない業者に飛びつくのは、目先の節約で長期的なリスクを取ることになりかねません。

基準③:見積もりの透明性を確認する

良い業者の見積書は、部品代・工事費・出張費・処分費などが項目ごとに明記されています。「工事一式 〇〇円」としか書かれていない見積書は、後から追加費用を請求されるリスクがあります。

基準④:一括見積もりサービスの落とし穴に注意

「一括見積もりで最安値を比較!」というサービスは便利に見えますが、注意点があります。これらのサービスを利用すると、あなたの個人情報(住所、電話番号、メールアドレス)が複数の業者に一斉に渡ります。結果として、しつこい営業電話やメールに悩まされることも少なくありません。
また、一括見積もりサイトのランキングは、広告費を多く払った業者が上位に表示される仕組みになっていることもあります。ランキングの順位=サービスの品質ではないことを知っておきましょう。

しなちくが推薦する給湯器交換サービス

リモコンの交換を検討している方の多くは、最終的に給湯器本体の交換も視野に入れることになります。そこで、しなちくが自信を持っておすすめできる給湯器交換サービスをご紹介します。

東京ガスの機器交換が最有力の理由

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個人情報の管理も上場企業基準で厳格に行われているため、一括見積もりサービスのように情報が複数業者に流れる心配もありません。

よくある質問(Q&A)

Q. 給湯器のリモコン交換は自分でできますか?

リモコン自体の取り付け作業は比較的簡単ですが、通信線の接続作業が伴います。作業中に通信線を壁の中に落としてしまうと、壁を開けて復旧する大がかりな工事が必要になります。また、浴室リモコンの場合は防水処理も必要です。費用を抑えたい気持ちは分かりますが、結果的に高くつくリスクを考えると、専門業者に依頼する方が安全です。

Q. リモコンが壊れてもお湯は出ますか?

リモコンの液晶が表示されなくてもお湯が出るケースはあります。これは給湯器本体の制御が正常に動作している場合です。ただし、温度調節ができない状態で使い続けるのは火傷のリスクがあるため、早めの修理・交換をおすすめします。

Q. リモコンの保証期間はどれくらいですか?

メーカー保証は通常1〜2年です。保証期間内であれば無償で修理・交換してもらえますが、保証書を紛失していると有償になることもあるため、保証書は大切に保管しておきましょう。

Q. リモコンだけの交換にかかる時間はどれくらいですか?

業者に依頼した場合、リモコンだけの交換であれば30分〜1時間程度で完了します。ただし、部品の取り寄せに数日〜1週間かかることがあるため、工事日までの待ち時間も考慮に入れておきましょう。

まとめ:リモコン交換で損をしないために

給湯器のリモコン交換は、一見するとシンプルな修理に思えますが、実は「本当にリモコンだけの交換でいいのか」を慎重に判断する必要がある問題です。
リモコンだけの交換費用は台所・浴室セットで約5〜6万円。一方、給湯器本体ごとの交換は最安7万円台から可能です。設置から8年以上経っている場合は、リモコンだけ交換しても近い将来に本体が故障するリスクが高いため、思い切って本体ごと交換する方が結果的に安上がりになります。
業者選びでは「安さ」より「信頼性」を重視してください。施工資格の保有、会社の継続性、見積もりの透明性——この3つを確認するだけで、悪質業者に引っかかるリスクは大幅に減らせます。
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