ICL手術後は眼鏡が不要になる?裸眼生活のリアルと老眼鏡の話

この記事を読むと分かること
  • ICL手術後に眼鏡・コンタクトが不要になるかどうかの実態
  • ICL術後も眼鏡が必要になるケース(老眼鏡・保護眼鏡)
  • 裸眼生活を手に入れた人たちのリアルな体験談

ICL手術後、眼鏡はどうなるの?

「ICL手術を受けたら、眼鏡やコンタクトを一切使わない生活が送れるようになるの?」これはICLを検討している多くの方が持つ疑問です。
結論から言えば、多くの場合、ICL手術後は近視・乱視用の眼鏡・コンタクトが不要になります。
ただし、「完全に眼鏡が不要になる」かどうかは、年齢・目の状態・ライフスタイルによって異なります。この記事では、ICL手術後の眼鏡事情について正直かつ丁寧に解説します。

ICL手術後に眼鏡が不要になる理由

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は、目の中に小さなレンズを挿入し、近視・乱視を矯正する手術です。このレンズは取り外す必要がなく、常に目の中で最適な矯正を提供します。
術後は多くの方が日常生活に支障のない視力を得ており、近視・乱視用の眼鏡・コンタクトを使わずに過ごせるようになります。
クリニックが公表している術後視力の一例(アイクリニック東京・16,050眼・2019年2月〜2025年12月の術後3か月受診者・2026年9月時点・アイクリニック東京公式より)
  • 術後視力1.0以上: 98.7%
  • 術後視力1.5以上: 86.7%
数字はクリニックごとに集計の対象や時期が違うので、比べるときは条件をそろえて見てください。

裸眼生活になると何が変わるのか

ICL手術後に裸眼生活が実現すると、日常生活のさまざまな場面が変わります。
朝起きてすぐ見える、お風呂で手元のボトルを確かめられる、旅行に眼鏡やコンタクトを持っていかなくていい。「眼鏡・コンタクトのある生活」が当たり前だった方にとって、この変化は小さくありません。
具体的には、朝の準備時間が短くなる、お風呂・プール・海で裸眼で過ごせる、スポーツ中にコンタクトがずれる心配がない、眼鏡・コンタクト用品を買い続けなくてよくなる、といった変化があります。ただし、ICLでドライアイそのものが治るわけではありません(眼科こがクリニック公式より・2026年10月29日確認)。

ICL術後も眼鏡が必要になるケース

ICL手術後も、すべての状況で眼鏡が完全に不要になるとは限りません。以下のケースでは眼鏡が必要になることがあります。

老眼鏡(40代以降)

ICLは近視・乱視を矯正しますが、老眼には対応していません。40代以降になると水晶体の弾力が低下し、近くにピントを合わせにくくなります。
特に近視だった方はこの変化が顕著に感じられます。近視の方は眼鏡を外すと手元が見えやすいという特性があり、ICLで近視が矯正されると「近くが急に見えにくくなった」と感じることがあります(ICLで老眼が悪化したわけではなく、近視の補正効果が失われた結果です)。
40代以降でICLを受ける方は、手術後に老眼鏡が必要になる可能性を念頭においておきましょう。

術後しばらくの保護メガネ

ICL手術後の回復期間中は、目を保護するための保護メガネを使用します。目をこすったり、ほこりが入ったりするのを防ぐためのもので、筆者が受けた先進会眼科は術後4週間(就寝時は1週間)の着用を勧めています(先進会眼科公式より)。期間はクリニックによって違うので、受けたクリニックの指示に従ってください。

度数の微調整が必要な場合

ごくまれに、術後視力が目標に達しなかった場合や度数ずれが生じた場合は、追加の矯正(眼鏡)が必要になることがあります。この場合はレンズ交換で対応することが多く、眼鏡での補正は一時的です。

強度のデスクワーク・長時間のスマホ使用時

手術後は目がクリアに見えるようになりますが、長時間のデスクワークやスマホ使用による疲れ目(眼精疲労)は依然として起こります。疲れ目には目薬(人工涙液)での対処や、作業用の軽い度数の眼鏡(PC眼鏡)が有効な場合もあります。

ICLの長期的な効果は?眼鏡がずっと不要でいられる?

ICLのレンズは目の中に入れたままにでき、定期的に交換する必要はありません。角膜を削らないため、レーシックで知られる「近視の戻り」は少なく、長期的に安定していると報告されています(眼科こがクリニック公式より・2026年10月29日確認)。
ただし、加齢による変化(老眼・白内障)は避けられません。40代〜60代になると老眼が進行し、白内障が発症するケースもあります。白内障が起きた場合は、ICLを摘出して白内障手術を行うことが一般的です。
結論: 近視の度数が安定してからICLを受ければ、近視・乱視用の眼鏡・コンタクトなしの生活を長く続けられる可能性があります。年齢を重ねるにつれ老眼鏡が必要になることはあり、近視そのものの進行や白内障で見え方が変わることもあるので、術後も定期検査を続けましょう。

眼鏡 vs ICL:どちらを選ぶべきか

「眼鏡をかけ続ける生活とICLで裸眼生活を手に入れる生活、どちらが本当にいいのか」と悩んでいる方もいるでしょう。
眼鏡のメリットは費用が安い(初期費用のみ)、目に手術を行う必要がない、いつでも外せる、という点です。
ICLのメリットは裸眼で自由に生活できる、見え方がクリア、スポーツ・水泳・旅行が快適、コンタクトの付け外しや手入れが要らない、という点です。
費用面の比較: ICLの費用の目安は両眼で約40万〜70万円程度です(2026年10月29日時点・先進会眼科公式より)。眼鏡・コンタクトにかかる費用は使い方で大きく変わるので、ご自身の年間のコンタクト代・眼鏡代と比べて考えてみてください。

筆者(しなちく)の体験:眼鏡・コンタクト生活からの解放

私は2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。手術前は強度近視(-5D)でコンタクトレンズに頼る生活をしており、診察で円錐角膜の疑いを指摘されたため、角膜を削るレーシックではなくICLを勧められました。
術前視力は0.07でしたが、術後は1.0まで回復。手術翌日から視界がクリアになり、「これが裸眼で見える世界か」と感動しました。
6年以上が経過した2026年現在も、近視用の眼鏡もコンタクトも使っていません。朝起きたらすぐに鮮明に見えるという当たり前の生活が、とても快適です。
先進会眼科を選んだのは、医療者に選ばれているという点が決め手でした。公式サイトでは、ICL患者の22.5%が医療者だったとしています(2022年6〜9月集計・2026年10月29日時点・先進会眼科公式より)。ICL手術を検討している方は、まずは適応検査を受けてみてください。

まとめ:ICL手術後の眼鏡事情

ICL手術後は、近視・乱視用の眼鏡・コンタクトが不要になる方がほとんどです。たとえばアイクリニック東京は、術後視力1.0以上が98.7%と公表しています。
ただし、40代以降では老眼鏡が必要になるケースがあること、術後回復期間中は保護眼鏡が必要なことは覚えておきましょう。
「眼鏡のない生活」を目指しているなら、ICLは有力な選択肢です。まずは適応検査から始めてみましょう。
ICL手術費用は医療費控除の対象です。戻る所得税は「(その年の医療費−10万円)×自分の所得税率(5〜45%)」で決まります(総所得金額等が200万円未満の方は10万円ではなく所得の5%)。

ICL手術するなら先進会眼科

筆者(しなちく)が実際に2020年に先進会眼科でICL手術を受け、術前視力0.07(-5D)から術後1.0へと回復しました。2026年現在も何の不自由もなく快適に過ごしています。
先進会眼科を選んだ決め手は、医療者に選ばれているという点です。公式サイトでは、ICL患者の22.5%が医療者だったとしています(2022年6〜9月集計・先進会眼科公式より)。リスクを知る医師や看護師が選ぶクリニックという点を、私は重く見ました。
※ 筆者(しなちく)からのお友達紹介は、2026年9月に受付を終了しました。現在は紹介によるご案内を行っておりません。

ICLクリニックおすすめ3選

1. 先進会眼科(筆者が実際に受けたクリニック)

先進会眼科は、ICL患者の22.5%が医療者(2022年6〜9月集計・公式)という眼科専門クリニックです。筆者が2020年にICL手術を受けたクリニックです。

2. 品川近視クリニック

品川近視クリニックは7年連続で国内最多症例として表彰された実績(2019〜2025年・米国STAAR SURGICAL社)を誇る近視矯正クリニックで、全国に展開しています。

3. アイクリニック東京

アイクリニック東京は、東京エリアでICL手術を提供する専門クリニックです。初回来院日に検査・診察代金1万円がかかります(手術を決めれば手術代金に充当、希望しない場合や適応外でも返金なし・アイクリニック東京公式より)。