ICL適応検査に落ちた方へ!不適合の理由と代替手術を徹底解説

この記事を読むと分かること
  • ICL適応検査に落ちる(不適合になる)主な理由
  • 不適合だった場合の代替手術・視力矯正の選択肢
  • 複数クリニックで検査を受ける意義

ICL適応検査に落ちた…どうすればいい?

「ICL手術を受けたいと思って適応検査を受けたけど、不適合と言われてしまった」という経験をされた方へ、この記事は書かれています。
適応検査で不適合と判断されることは、決して珍しいことではありません。ICL手術には適応条件があり、目の状態によっては手術を受けることができません。しかし、不適合だったからといって、視力矯正の希望を諦める必要はありません。
この記事では、ICL適応検査に落ちる主な理由と、その後の選択肢(代替手術・別クリニックでの再検査)について詳しく解説します。

ICL手術の適応条件とは

まず、ICL手術の一般的な適応条件を確認しましょう。
適応する可能性がある方
  • 年齢: 20歳以上(一般的には20〜45歳が理想)
  • 近視度数: -0.5D〜-18D程度
  • 乱視度数: -6D程度まで(トーリックICL使用)
  • 近視・乱視が過去1〜2年で安定している
  • 前房深度(目の内部スペース)が十分にある
  • 角膜内皮細胞数が基準値以上
  • 目に重篤な疾患がない
これらの条件に合わない場合、不適合と判断される可能性があります。

ICL適応検査に落ちる主な理由5つ

理由1:前房深度が浅い

最も多い不適合理由の一つが「前房深度が浅い」ことです。前房深度とは、角膜の裏側(内皮)と水晶体前面の距離のことで、ICLレンズを挿入するためのスペースです。
このスペースが十分にないと、ICLレンズが角膜内皮や水晶体に接触してしまうリスクがあり、手術を行うことができません。前房深度は生まれつきの目の形状によって決まるため、自分でコントロールすることはできません。
対処法: 前房深度が浅い場合、ICLは受けられませんが、角膜を削るレーシックやPRKが選択肢になることがあります。

理由2:角膜内皮細胞数が少ない

ICL手術では、レンズを挿入する際に角膜の内皮細胞に若干のダメージが加わる可能性があります。そのため、術前に角膜内皮細胞数が基準値(一般的に2000個/mm²以上)に達していることが必要です。
加齢やコンタクトレンズの長期使用によって角膜内皮細胞が減少している場合、不適合と判断されることがあります。
対処法: レーシック・LASEK・PRKなどの角膜屈折矯正手術が選択肢になります。

理由3:角膜形状の異常(円錐角膜・不正乱視)

角膜の形状が正常でない場合(円錐角膜・不正乱視など)は、ICL手術が難しくなることがあります。ただし、これはレーシックでも不適合になりやすく、むしろICLの方が対応できるケースもあります。
実はここが重要なポイントです。筆者(しなちく)は円錐角膜があったためレーシックを断られましたが、ICLは適合しました。角膜を削らないICLは、一部の角膜形状異常がある方でも手術を受けられる場合があります。
逆に、円錐角膜が進行している場合はICLも不適合になることがあります。状態によって異なるため、複数の眼科医に相談することが大切です。

理由4:年齢・近視が安定していない

近視は20代前半まで進行することが多く、近視が安定していない(過去1〜2年で度数変化がある)場合は手術を勧めないことがあります。手術後も近視が進行すると、矯正効果が失われてしまうためです。
また、45歳以上では老眼の影響を考慮する必要があり、適応が慎重に判断されます。
対処法: 若い方(20代前半)は近視が安定するまで待って、再度検査を受けることをお勧めします。

理由5:目に重篤な疾患がある

緑内障・網膜剥離・黄斑変性・ぶどう膜炎などの重篤な眼疾患がある場合は、ICL手術は原則として受けられません。手術によってこれらの疾患が悪化するリスクがあるためです。

ICL適応検査に落ちた後の選択肢

ICL手術が受けられなかった場合でも、他の選択肢があります。

選択肢1:別のクリニックで再度適応検査を受ける

一つ目のクリニックで不適合と判断されても、別のクリニックで再度適応検査を受けてみることをお勧めします。医師によって判断基準や技術力が異なる場合があり、別のクリニックで適合と判断されるケースもあります。
特に「前房深度がギリギリ」「角膜内皮細胞数が境界線」という判断だった場合は、複数クリニックで検査を受ける価値があります。

選択肢2:レーシック

ICLが不適合でもレーシックが適合する場合があります。レーシックは角膜を削って視力を矯正する方法で、ICLの適応条件(前房深度・角膜内皮細胞数)とは異なる適応基準があります。
ただし、角膜が薄い方・ドライアイが強い方・円錐角膜の方はレーシックも不適合になることがあります。

選択肢3:LASEK・PRK・SMILE

レーシックより角膜への負担が小さいLASEK・PRK・SMILEという手術方法もあります。角膜の薄さによってはこれらが選択肢になることがあります。

選択肢4:コンタクトレンズ・眼鏡を継続する

視力矯正手術が一切受けられない場合は、コンタクトレンズや眼鏡で視力を補正し続けることになります。この選択が最も安全で、目の状態に合わせた無理のない選択と言えます。

複数クリニックで検査を受けることの重要性

ICL適応検査の結果は、クリニックや医師によって異なることがあります。一つのクリニックで不適合と判断されても、諦めずに複数のクリニックで検査を受けることをお勧めします。
検査に使う機器の精度・医師の技術力・クリニックの方針によって、適合・不適合の判断が変わる場合があります。特に「前房深度が浅い」「角膜内皮細胞数が少ない」という理由で不適合だった場合は、最先端の機器を持つクリニックで再検査を受ける価値があります。
ただし、明らかに安全性が確保できない場合は複数クリニックで受けても同じ結果になります。その際は無理をせず、代替手術を検討してください。

筆者(しなちく)の経験:レーシック不適合からICLへ

私(しなちく)の経験が、参考になる方もいるかもしれません。
私はもともとレーシックを検討していました。しかし、適応検査を受けたところ円錐角膜(角膜の形状がいびつな疾患)があると判明し、レーシックは受けられないと告げられました。
しかしその際に医師から「ICLであれば手術可能かもしれない」と提案を受け、ICLの適応検査を受けました。そして、ICLは適合と判断され、2020年に先進会眼科でICL手術を受けることができました。
術前視力は0.07(-5D)でしたが、術後は1.0まで回復。2026年現在も何の不自由もなく快適に過ごしています。
レーシックに落ちたからといって、ICLも落ちるとは限りません。逆もまた然りです。 それぞれの手術の適応条件が異なるため、一方が不適合でも他方が適合するケースは十分にあります。
諦めずに複数の選択肢を検討することが大切です。

ICL適応検査に落ちた方へのQ&A

Q. 一つのクリニックで不適合と言われたら、手術は諦めるしかないですか?
A. 必ずしもそうではありません。別のクリニックで再度適応検査を受けることで、適合と判断されるケースもあります。少なくとも2〜3のクリニックで検査を受けてみることをお勧めします。
Q. ICLに落ちたらレーシックは受けられますか?
A. ICLとレーシックは異なる適応条件のため、ICLが不適合でもレーシックが適合するケースがあります(逆も同様)。まずはレーシックの適応検査も受けてみましょう。
Q. 前房深度が浅い場合、改善する方法はありますか?
A. 残念ながら、前房深度は生まれつきの目の形状によって決まるため、自分で改善することはできません。他の手術方法を検討するしかありません。
Q. 適応検査は何ヶ所で受けるのが理想ですか?
A. 少なくとも2〜3ヶ所のクリニックで受けることをお勧めします。ただし、多くのクリニックで受けるほど費用・時間がかかります(無料で適応検査を実施しているクリニックを選ぶと費用を抑えられます)。

まとめ:ICL適応検査に落ちても諦めない

ICL適応検査に落ちた場合、考えられる理由は前房深度の浅さ・角膜内皮細胞数の不足・角膜形状の異常・年齢・眼疾患など複数あります。
重要なのは「一つのクリニックで不適合と言われても諦めないこと」です。別のクリニックで再度検査を受けたり、レーシックなど代替手術を検討したりすることで、視力矯正の可能性が広がることがあります。
筆者自身が「レーシックを断られてICLで解決した」という経験をしているように、一つの手術が不適合でも別の手術が選択肢になるケースは少なくありません。
まずは無料の適応検査・カウンセリングを受け、自分の目の状態を正確に把握することが第一歩です。ICL手術費用は医療費控除の対象ですので、適合と判断されて手術を受ける場合は確定申告を忘れずに。

ICL手術するなら先進会眼科

筆者(しなちく)が実際に2020年に先進会眼科でICL手術を受け、術前視力0.07(-5D)から術後1.0へと回復しました。2026年現在も何の不自由もなく快適に過ごしています。
先進会眼科を選んだ決め手は、医療従事者の利用率が高いという点です。リスクを正確に把握しているはずの医師や看護師が自ら選ぶクリニックというのは、信頼性の高さを物語っています。
また、先進会眼科で手術を受ける場合、筆者(しなちく)からのお友達紹介を利用すると手術代が3万円安くなります。ただし紹介の際に個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。

ICLクリニックおすすめ3選

1. 先進会眼科(筆者が実際に受けたクリニック)

先進会眼科は、医療従事者の利用率が高いことで知られる眼科専門クリニックです。リスクを正確に理解しているプロが選ぶクリニックとして、信頼性において群を抜いています。

2. 品川近視クリニック

品川近視クリニックは国内最大級の症例数を誇る近視矯正クリニックで、全国に展開しています。

3. アイクリニック東京

アイクリニック東京は、東京エリアに特化したICL専門クリニックです。専門性の高さと丁寧なカウンセリングで定評があります。