ICLとは?費用・クリニック選び・体験談を完全解説【眼内コンタクトレンズ】

この記事を読むと分かること
  • ICLとレーシックの違い、円錐角膜でもICLで1.0に回復した実体験
  • ICL手術の費用相場と医療費控除を活用した実質負担の下げ方
  • 「ICL患者の22.5%が医療者」というデータの正しい読み方

ICLとは?眼内コンタクトレンズをわかりやすく解説

ICL(Implantable Collamer Lens)とは、眼の中にレンズを直接埋め込んで視力を矯正する手術です。「眼内コンタクトレンズ」とも呼ばれ、虹彩と水晶体の間の狭いスペースにコラマー素材でできた薄いレンズを挿入します。角膜を削るレーシックとは異なり、角膜にまったく触れないため可逆性があります。 仮に将来的に取り出したくなっても、レンズを摘出することができます。
ICLが対応している視力の範囲は非常に広く、近視・遠視・乱視いずれにも対応しています。特に「強度近視(-6.0D以上)」の方には、角膜を多く削らなければならないレーシックよりもICLのほうが適しているケースが多いです。
コンタクトレンズと違うのは、毎日の着け外しが不要なことです。一度眼内に挿入したレンズは半永久的に使用でき、乾燥した環境や長時間のPC作業での不快感もありません。「コンタクトレンズの煩わしさから解放されたい」という方にとって、ICLは非常に大きな選択肢です。

ICLのレンズの種類

現在最もよく使われているのは「EVO Visian ICL(エボ ヴィジアン アイシーエル)」というホール(穴)付きのレンズです。中央に小さなホールが開いており、眼房水の循環を妨げない設計になっています。以前は術後に眼圧が上昇するリスクがありましたが、このホール付きタイプの登場でリスクが大幅に軽減されました。
乱視がある方には「トーリックICL」が選択されます。乱視の矯正も同時に行えるため、より鮮明な視界を得ることができます。その分、費用は通常のICLより若干高くなります。

レンズの素材と、切開の大きさ

ICLのレンズは「コラマー」という、コラーゲンを含む柔らかい素材でできています。眼の中の組織となじみやすく、紫外線をカットする性質もあります。柔らかいので折りたたんで挿入でき、眼の中で自然に広がります。
そのため切開は3mm前後で済み、縫合も要りません。レーシックのようにフラップを作らないので、角膜の形は変えずに済みます。手術時間が短いのも、この「折りたたんで小さな穴から入れる」構造によるものです。

ICLが向いている人

ICLが特に向いているのは、次のような方です。
  • 近視の度数が強い(-3.0D以上、特に-6.0D以上の強度近視)
  • 角膜が薄くてレーシックの適応外と言われた方
  • 円錐角膜など角膜形状に問題があってレーシックを断られた方
  • ドライアイが強く、コンタクトレンズの使用が困難な方
  • できるだけ「元に戻せる」手術を選びたい方
  • 裸眼で鮮明な視界を長期的に維持したい方
私自身も、最初はレーシックを受けようと検査に行ったのですが、円錐角膜という角膜の形状が特殊な状態だったためレーシックを断られました。円錐角膜とは角膜が薄くなり中央部が前方に突出してくる疾患で、レーシックで角膜を削ることが難しい状態です。ICLは角膜を削らないため適応範囲が広く、私のようなケースでも手術を受けられました。

ICLの手術の流れ

手術自体は約15〜30分の日帰り手術です。眼に点眼麻酔をして、角膜の端に数ミリの小さな切開口を作り、そこから折りたたんだレンズを挿入します。挿入されたレンズは眼内で自然に広がり、所定の位置に収まります。縫合は不要で、翌日にはクリアな視界を実感できる方がほとんどです。
手術後は数時間の安静が必要ですが、その日のうちに帰宅できます。翌日の検診後から日常生活に戻れる方も多く、数日後には仕事への復帰も可能です。術後1週間は激しい運動や洗顔・洗髪に注意が必要ですが、日常の軽い活動は問題ありません。

ICLとレーシック、どちらを選ぶべき?私が選んだ理由

「ICLとレーシック、どっちがいいの?」これは視力矯正手術を検討する方が最も迷うポイントです。結論から言うと、どちらが優れているというわけではなく、眼の状態や生活スタイルによって最適な選択肢が異なります。

ICLとレーシックの主な違い

ICLレーシック
手術方法眼内にレンズを挿入角膜をレーザーで削る
可逆性あり(レンズの取り出しが可能)なし(削った角膜は戻らない)
費用(両眼)50〜70万円程度20〜40万円程度
向いている近視の度数幅広く対応(強度近視にも)軽度〜中等度が中心
ドライアイへの影響ほぼなし一時的に悪化しやすい
見え方の質鮮明で立体感がある良好だが夜間のハロー・グレアが出やすい
角膜への影響なし(角膜を温存)削る(後戻り不可)
ICLの費用はレーシックより高めですが、見え方の質の高さと、万一のときに取り出せるという安心感は大きなメリットです。
「角膜を一切傷つけない」という点は、将来に対する保険とも言えます。白内障や眼の病気になったときの治療選択肢を狭めないためにも、角膜を温存できるICLは長期的な視点で優れた選択肢です。

度数によっては、そもそもレーシックを選べません

「どちらがいいか」を考える前に、度数で線が引かれることがあります。
先進会眼科の説明によると、レーシックは近視が強すぎる(-10D以上)場合は適応外になります。
さらに日本眼科学会のガイドラインでは、-6.00D以上の近視は「慎重適応」とされています(2026年9月6日確認)。
一方でICLは、度数が強くても軽くても一枚のレンズを目に入れる同じ手術方法なので、
度数によって難易度に差が生じません。
つまり強度近視の方にとっては、「ICLとレーシックのどちらか」ではなく、「ICLしか選べない」ことがあります。
筆者も円錐角膜でレーシックを断られ、ICLを選んだ口です。自分の度数を知らないまま悩むより、検査を受けたほうが早いのはこのためです。

角膜を削るか、削らないか

両者の決定的な違いはここです。
レーシックは角膜にフラップ(蓋)を作り、めくってレーザーをあて、角膜の形を調整します。
ICLは角膜そのものには触れず、虹彩の裏側にレンズを挿入します。切開は3mm程のごく小さな切開創です。
削らないからこそ、合わなければレンズを取り出して元の状態に戻せます。削った角膜は戻せません。

レーシックが向いているケース

ただし、レーシックが適している場合もあります。近視の度数が比較的軽度(-3.0D程度まで)で角膜の厚さが十分にある方なら、レーシックのほうがコスト面で有利です。また、手術後の感覚に個人差はありますが、「ドライアイを感じにくい」「見え方が非常にクリア」というレーシックの体験談も多く存在します。
いずれにせよ、最終的には眼科での検査と医師のアドバイスをもとに判断するのが最善です。

私がICLを選んだ理由

先ほどお話ししたように、私の場合は円錐角膜という疾患があり、レーシックの選択肢がありませんでした。ただ、仮に円錐角膜がなかったとしても、ICLを選んでいたかもしれません。
術前の私の視力は0.07(-5D)という強い近視でした。強度近視の場合、角膜をかなり多く削る必要があり、術後のドライアイのリスクや角膜の強度低下が懸念されます。この観点からも、角膜を温存できるICLは安全性の面で優れた選択肢です。
2020年に先進会眼科でICL手術を受け、術後の視力は1.0に回復しました。2026年現在も視力は安定しており、眼鏡もコンタクトも一切不要な生活を続けています。手術を受けたことを忘れてしまうほど、日常生活が快適です。

ICL手術の費用相場|医療費控除で実質いくらになる?

ICL手術の費用は決して安くありません。しかし、医療費控除を活用することで、実質負担額を大幅に下げることができます。ここでは費用の相場と、見落としがちな節約術をお伝えします。

ICL手術の費用相場

ICL手術の費用(両眼)は、クリニックや度数・乱視の有無によって異なりますが、おおよそ以下が相場です。
  • 乱視なし: 50万〜60万円
  • 乱視あり(トーリックICL): 60万〜70万円
先進会眼科の場合、両眼42.7万円〜(2026年現在)と、主要クリニックの中では比較的リーズナブルな価格設定です。
ICL手術は「自由診療」のため公的医療保険は適用されませんが、医療費控除の対象となります。術前検査費用なども医療費控除に含めることができるので、領収書は必ず保管しておきましょう。

医療費控除は「かかった額の10〜30%が戻る」制度ではありません

医療費控除は、1年間に支払った医療費のうち10万円を超えた分を所得から差し引ける制度です(総所得が200万円未満の方は、所得の5%が基準になります)。戻ってくるのは差し引いた額そのものではなく、それに税率をかけた分です。「費用の10〜30%が還付される」という書き方を見かけますが、10万円の足切りを飛ばした言い方なので、そのまま当てはめると実際より多く見積もることになります。ICL手術費用は医療費控除の対象です。
ポイントは、その年に支払った他の医療費(歯医者・薬代・病院の診察料など)と合算して申告できる点です。
たとえば年収500万円の会社員(所得税率10%)の場合、ICL手術に60万円かかったとして、歯医者に5万円・薬代に2万円かかっていたとすると:
  • 合算医療費: 67万円
  • 控除額の計算: 67万円 - 10万円(基準額)= 57万円が控除対象
  • 所得税の還付: 57万円 × 10%(所得税率)= 約5.7万円
  • 住民税の軽減: 57万円 × 10%(所得割)= 約5.7万円。こちらは現金が戻るのではなく、翌年度に課される住民税が減る形です
  • 合わせて約11.4万円(手術費60万円に対して約19%)
収入が高いほど所得税率も高くなるため、還付額も増えます。年収が高い方ほど、医療費控除の恩恵を大きく受けられます。
手術を検討している方は、年末に向けた確定申告を必ず行いましょう。特に年末にかけてまとめて医療費がかかるタイミングで手術を受けると、控除額が増えるためよりお得です。

先進会眼科のお友達紹介割引(2万円引き)

さらに、先進会眼科ではお友達紹介制度があります。手術経験者から紹介を受けると、手術代が2万円安くなるお得な制度です。
私(しなちく)は2020年に先進会眼科でICL手術を受けており、紹介が可能です。紹介の際には氏名等の個人情報をお伝えいただく必要があります。順番は「先に無料診察を予約 → 診察日までに紹介を申し込む」で間に合います。信頼していただける方に限りますが、ご希望の方はぜひ下記フォームよりお申し込みください。
適応検査は無料で、受けたからといって手術を決める必要はありません。まず下のリンクから無料診察の予約を取り、診察日までにお友達紹介を申し込めば、2万円割引が間に合います。
※ 筆者(しなちく)からのお友達紹介は、2026年9月に受付を終了しました。現在は紹介によるご案内を行っておりません。

ICLのリスクとデメリット—正直にお伝えします

ICL手術に前向きな気持ちになった方こそ、デメリットとリスクを正確に理解しておいてほしいのです。高額な医療行為だからこそ、良い面だけでなく懸念点も公平にお伝えします。

①費用が高い

まず率直に言って、ICLは安い手術ではありません。両眼で50〜70万円という費用は、多くの方にとって大きな出費です。ただし前述の医療費控除や友達紹介割引などを活用することで、実質負担を抑えることができます。
また、コンタクトレンズや眼鏡のランニングコストと比較すると、長期的には十分に元が取れるという考え方もあります。一般的なコンタクトレンズ(2weekタイプ)の費用は年間3〜5万円程度。手術費用60万円とすると、約12〜20年で元が取れる計算です。

②ハロー・グレアが出ることがある

ICL手術後に、夜間の光が滲んで見えたり、光の周りに輪が見える「ハロー・グレア現象」が出ることがあります。特に夜間運転が多い方や、暗い環境での細かい作業が多い方は、術前に医師に確認しておくと安心です。
多くの場合、時間とともに慣れていきますが、気になる方もいます。私自身は術後数か月で気にならなくなりました。

③長期的な合併症リスク(白内障・眼圧上昇)

ICLは1990年代から世界中で行われている実績ある手術ですが、長期的には白内障の発症リスクが若干上がるという報告があります。また、眼圧が上昇する場合もあります。これらは定期的な術後検診を受けることで早期発見・対応が可能です。手術後も定期検診を怠らないことが大切です。

④感染症リスク(非常に稀)

眼内手術である以上、感染症のリスクはゼロではありません。ただし、発生頻度は数千〜数万件に1件と非常に低く、清潔な環境・高い技術力のあるクリニックを選ぶことでリスクをさらに低減できます。先進会眼科は開院24年以上、術後感染症ゼロという実績を持っています(公式・2026年9月2日確認)。

⑤老眼には対応していない

ICLは近視・遠視・乱視を矯正しますが、老眼には対応していません。40代以降で老眼が進行してきた場合、「遠くはよく見えるが近くが見えにくい」という状態になる可能性があります。老眼を含めた視力矯正をご希望の方は、術前の相談の際に医師に確認してください。

⑥全員が手術を受けられるわけではない

ICLにも適応外になるケースがあります。眼圧が高い方、角膜の内皮細胞数が少ない方、前房(角膜と虹彩の間のスペース)が狭い方などは、手術が受けられない場合があります。無料検査で詳細な眼の状態を測定したうえで、適応の可否が判断されます。

まとめ:リスクを知った上で、納得して選ぶ

これらのリスクをお伝えしましたが、ICL手術は適切なクリニックで適切な診断のもと受ければ、高い満足度が得られる治療です。リスクを正しく理解した上で、信頼できる医師と十分に相談することが最も重要です。

満足度を左右するのは、術前に何を確認したかです

医療広告ガイドラインにより、治療の効果についての体験談は掲載できません。かわりに、無料診察の段階で自分で確認できることを3つ挙げます。どれも各クリニックが公表している条件です。
① 保証期間と、その中身
レンズが合わなかったときの再手術や取り出しが無料なのは保証期間の中だけで、期間はクリニックごとに違います。先進会眼科は術後3年間の無料検診、品川近視クリニックは保障期間3年、アイクリニック東京は保証期間1年(終了後の取り出しは1回10万円)です(2026年9月24日に各公式で確認)。
② 費用に何が含まれ、何が別料金か
乱視用レンズは別料金になるのが一般的です。品川近視クリニックでは乱視の場合に11万円(両眼・税込)が加算されます(2026年9月24日確認)。総額はレンズの種類と、担当する医師のプランで変わります。見積もりは、度数と乱視の有無を伝えたうえで出してもらってください。
③ ハロー・グレアについて、どう説明されたか
夜間の光がにじむ現象は、ICLで起こりうるものとして各クリニックがリスクに明記しています。「起きない」ではなく「起きたときにどうするか」を聞けたかどうかが、術後の受け止め方を変えます。
無料診察はどのクリニックでも受けられます。この3つを聞いて、具体的な答えが返ってくるかどうかで判断してください。

ICLクリニックの選び方|医療従事者が選ぶクリニックに注目

ICLを受けるクリニック選びは、費用だけで決めてはいけません。手術の品質は術者の技術と施設の実績に大きく左右されます。では何を基準にクリニックを選べばいいのでしょうか。

①症例数と感染症対策の実績を確認する

まず最も重要なのは、症例数と術後合併症の記録です。何万件もの手術経験を持つクリニックと、開院して数年のクリニックでは、技術的な蓄積が大きく異なります。
先進会眼科の場合、ICL手術の累計症例数は35,000症例以上(2026年3月集計)、そして開院24年以上、術後感染症ゼロという記録を持っています。感染症ゼロという実績は、単なる数字以上の意味を持ちます。それだけ清潔管理と術後管理が徹底されているということの証明だからです。

②医療従事者の利用率に注目する

私がクリニックを選ぶ際に、もう一つ大きな決め手になったのが「医療従事者の利用率」です。
先進会眼科でICLを受けた患者さんのうち、22.5%が医師・看護師などの医療従事者だという集計が公表されています(先進会眼科公式・2022年6〜9月の集計)。「医療従事者の22.5%が先進会眼科を選んでいる」という意味ではありません。分母は同院の患者さんです。医療の現場で働くプロフェッショナルは、医療リスクを誰よりも正確に理解しています。そのような方々が、自分自身の視力矯正手術に選ぶのが先進会眼科だということは、素直に信頼できる根拠です。
「専門家が選ぶクリニックを選ぶ」という考え方は、あらゆる医療分野において賢明な判断基準です。

③無料カウンセリング・診察の充実度を確認する

ICL手術を受ける前には、眼の精密検査とカウンセリングが必要です。この段階で疑問や不安をしっかり解消できるかどうかが、その後の満足度に大きく影響します。
良いクリニックは、無料診察の段階から丁寧に対応してくれます。「本当に手術が必要か」「レーシックとICLどちらが向いているか」「リスクは何か」といった質問に、時間をかけて答えてくれるクリニックを選びましょう。
先進会眼科では無料の検査・カウンセリングを受けることができます。費用ゼロでプロの診断を受けられるので、まずは試しに行ってみるだけでも十分な価値があります。

④全国展開か、アクセスを確認する

手術後も定期検診が必要なため、通いやすい場所にあるかどうかも重要です。先進会眼科の自院は、大阪 梅田(本院)・東京 新宿・大名古屋・名古屋 栄・神戸 三宮・福岡 天神・福岡 飯塚の5都市7院です(2026年9月1日確認)。名古屋と福岡は2院ずつで、「名古屋院」という単一の院はありません。このほかに提携院が3つありますが、運営が別なので料金やキャンペーンの扱いが自院と同じとは限りません。品川近視クリニックは東京・梅田・名古屋・福岡・札幌の5院です(2026年9月24日・公式で確認)。
術後の検診まで含めた長いお付き合いになるので、通院しやすさは事前に確認しておきましょう。

ICLを受けて5年以上経った私が感じること

ここで改めて、私自身の体験をお伝えします。
2020年、私は先進会眼科でICL手術を受けました。術前の視力は0.07(-5D)。コンタクトなしでは生活がまったくできない状態で、起き抜けに手探りでメガネを探す毎日でした。
円錐角膜のためレーシックを断られていた私にとって、ICLは文字通り「目が覚めるような」選択肢でした。正直、手術前は怖かったです。目にメスを入れるわけですから当然です。でも先進会眼科の無料診察でしっかりと説明を受け、不安のほとんどが解消されました。「この先生に任せよう」と思えたことが、手術を決断できた理由です。
手術は15分ほどで終了し、その日のうちに帰宅。翌日の検診で視力を測ると1.0になっていました。あのときの感動は今でも覚えています。裸眼で時計を見て、文字が読める。それだけのことが、こんなに嬉しいとは思いませんでした。
2026年現在も視力は安定しています。術後の定期検診では問題は何も見つかっておらず、快適な裸眼生活を続けています。スポーツも旅行も、眼鏡やコンタクトの心配なく楽しめるようになりました。
デメリットとして正直に伝えておくと、術後しばらく夜間に光が若干滲んで見える感覚(ハロー・グレア)がありました。日常生活に支障はありませんでしたが、気になる方もいるかもしれません。私の場合は数か月で気にならなくなりました。
もし今、ICLを迷っている方がいれば、私はこう言いたいです。「迷っているなら、まず無料診察に行ってみてください。診察を受けた後で決断しても遅くはないし、行ってみて初めて分かることがたくさんあります。」

よくある質問(Q&A)

Q. ICLの手術時間はどれくらいですか?
手術時間は片眼あたり約15〜30分です。両眼を同日に行う場合でも、トータルで1時間以内に終わることがほとんどです。当日は術後の安静時間が必要なため、クリニックには2〜3時間程度滞在することが多いです。
Q. 手術中は痛みがありますか?
点眼麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。「圧迫感はあるが痛みはなかった」という方がほとんどです。手術後は若干の違和感を感じることがありますが、翌日にはほぼ解消されます。
Q. ICLは何歳から受けられますか?
日本眼科学会のガイドライン(第8版・2025年)では原則21〜45歳とされています。若すぎると度数がまだ動く可能性があり、年齢が高いと老眼の影響が大きくなるためです。ただし年齢を満たしていても、前房深度や角膜内皮細胞数などの検査結果で適応外になることがあります。
Q. ICLはずっと入れたままで大丈夫ですか?
基本的には半永久的に使用できます。白内障など眼の病気になった際には取り出しが必要なこともありますが、それ以外では取り出す必要はありません。長期間の安全性についても多くの臨床データが蓄積されています。
Q. 術後はすぐに普通の生活に戻れますか?
翌日の検診後から、デスクワークや軽い活動は可能です。ただし、1週間程度は洗髪や洗顔、激しい運動などに制限があります。水泳は1か月程度避けることが推奨されています。

まずは無料診察から—1時間で全ての不安を解消する方法

ICLについて調べれば調べるほど「本当に大丈夫なのか」「自分に合っているのか」と不安になるかもしれません。でも、その不安を解消する一番の方法は、実際にプロに診てもらうことです。
3クリニックすべてで、無料の検査・カウンセリングを受けることができます。費用はかかりません。診察を受けた後で「やっぱりやめよう」と判断しても、何ら問題ありません。
無料診察で分かること:
  • 自分の眼の状態(ICLの適応があるかどうか)
  • 近視の度数・乱視の有無
  • 具体的な費用の見積もり
  • 医師によるリスクの説明
  • レーシックとICL、どちらが向いているか
特に先進会眼科は、私が実際に手術を受けた経験から自信を持っておすすめできます。カウンセリングの丁寧さと、術後のフォロー体制が充実しています。友達紹介制度(2万円割引)も利用できますので、ぜひ活用してみてください。

ICL手術前に知っておきたい注意点

手術を受ける前に、いくつか知っておくと役立つ実践的な情報をまとめます。

コンタクトレンズは術前から外す必要がある

ICL手術の前検査・本手術の前には、一定期間コンタクトレンズの装用をやめる必要があります。コンタクトレンズを装用したままだと角膜の形状が変化するため、正確な検査ができません。
  • ソフトコンタクトレンズ: 術前検査の数日〜1週間前から外す
  • ハードコンタクトレンズ・オルソケラトロジー: 数週間〜1か月以上前から外す
事前に「いつからコンタクトを外すか」を確認した上でスケジュールを組みましょう。

運転してクリニックに行かない

手術当日は術後に眼が見えにくい状態になるため、自分で車を運転してクリニックに行くことはできません。公共交通機関を利用するか、付き添いの方に送迎をお願いしてください。

術後の生活制限について把握する

術後1週間程度は、以下の制限があります。
  • 洗顔・洗髪時に目を直接濡らさない
  • 激しい運動・スポーツは避ける
  • メイクは術後1週間程度控える
  • 水泳は術後1か月程度禁止
これらの生活制限を踏まえて、仕事や予定に合わせた手術スケジュールを組みましょう。大切なイベントの直前に手術を受けるのは避けたほうが無難です。

まとめ

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削らずに眼内にレンズを挿入して視力を矯正する手術です。特に強度近視や円錐角膜などでレーシックを断られた方にとって、有力な選択肢となります。
費用は両眼50〜70万円程度と決して安くはありませんが、医療費控除(10万円を超えた分を所得から差し引ける制度)や友達紹介割引(先進会眼科で2万円引き)を使えば、実質的な負担は下がります。年収500万円・医療費67万円の例では、所得税の還付と住民税の軽減を合わせて約11.4万円でした。
クリニック選びでは、症例数・感染症対策の実績・無料カウンセリングの充実度を基準にしてください。先進会眼科はICLを受けた患者の22.5%が医療者だという集計を公表しており(2022年6〜9月集計)、筆者自身が手術を受けたクリニックでもあります。
まずは費用ゼロの無料診察から。眼の状態を正確に把握した上で、後悔のない決断をしてください。

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ICLクリニックおすすめ3選

先進会眼科

先進会眼科は、豊富な手術実績を持つ眼科専門クリニックです。レーシックやICL(眼内コンタクトレンズ)などの視力矯正手術を提供しています。しなちく自身も2020年に先進会眼科でICL手術を受け、0.07 (-5D)から1.0に視力が回復しました。料金体系は明朗で、無駄な費用は一切かかりません。また、清潔で開放的な医院の雰囲気も特長です。診察では、患者一人一人の目の状態を丁寧に診断し、最適な治療法を提案します。術後3年間の無料検診など、術後のケアも万全で、安心して治療を受けられる医療機関です。

品川近視クリニック

品川近視クリニックは、米国STAAR SURGICAL社から2019年から7年連続でICL国内最多症例数の受賞を受けたことを公表している視力矯正専門クリニックです(2025年分・2026年9月24日に公式で確認)。ICLの費用は両眼37万円〜(税込40.7万円〜)で、乱視がある場合は11万円(両眼・税込)が加算されます。保障期間は3年、手術時間は片眼10分程度、定期検診は翌日・1週間後・1か月後・3か月後・6か月後・1年後、以降は1年ごとです。院は東京・梅田・名古屋・福岡・札幌の5院です。

アイクリニック東京

アイクリニック東京は、東京エリアで高品質なICL手術を提供する専門クリニックです。一人一人の患者様に寄り添った丁寧な診療を心がけており、目の状態を詳細に検査した上で最適な治療法を提案します。料金は、インストラクター・認定医が担当するスペシャリストプランのホールICL・乱視なしで税込53〜63万円、乱視ありで税込63〜73万円です(2026年9月24日に公式の手術料金ページで確認)。上位のエキスパートプランは乱視なしで税込73〜78万円です。下限だけを見ると他院と近く見えますが、同じプランの中に10万円の幅があります。保証期間は1年で、期間終了後にレンズを取り出す場合は1回10万円です。特に東京近郊にお住まいの方で、より専門的で細やかなケアを求める方にお勧めのクリニックです。清潔で落ち着いた院内環境も好評です。