エアコンのドレンホース詰まりを自分で修理する方法|原因から対処法まで徹底解説
この記事を読むと分かること
- ドレンホース詰まりを自分で解消する3つの方法
- 詰まりが再発しないための予防策と定期メンテナンス
- プロに依頼すべきケースと信頼できる業者の選び方
エアコンドレンホース詰まりの症状と原因
エアコンから水が漏れている、あるいは室内から嫌な臭いがする……そのような症状に悩まされていませんか。その原因の多くは、エアコンの「ドレンホース」が詰まっていることにあります。
ドレンホースは、エアコンが冷房や除湿運転をする際に室内機の内部で発生した結露水を、室外へ排出するための細いホース(通常、直径15mm程度)です。夏場に冷房を使用すると、毎日大量の水が流れ出ていきます。その水が滞留しないよう、ドレンホースは緩い下り勾配で敷設されているのが一般的です。
しかし、ドレンホースの内部はホコリやカビが溜まりやすく、やがて詰まってしまいます。詰まったドレンホースからは水が流れ出ず、逆流した結露水が室内機に溜まり、やがて室内に漏水してしまいます。これが、エアコン水漏れの最大の原因なのです。
ドレンホースが詰まる主な理由は以下の通りです。
ホコリの堆積:エアコンのフロンティアフィルターをこまめに掃除しないと、フィルターをすり抜けたホコリがドレンパンに流れ込み、やがてドレンホースを詰まらせます。
カビやコケの発生:ドレンホースの内部は常に湿った環境にあるため、カビやコケが繁殖しやすく、それらが詰まりの原因になります。
小さな虫の進入:ドレンホースの室外側の開口部から、蚊や小さな虫が侵入し、死骸が詰まりの原因になることもあります。
逆勾配:設置時の施工不良により、ドレンホースが逆勾配になっていると、水が溜まりやすくなり詰まりやすくなります。
このような詰まりは、実は自分で解消できることが多いのです。ここからは、ドレンホースの詰まりを自分で直す3つの方法をご紹介していきます。
ドレンホース詰まりを自分で解消する3つの方法
ドレンホースの詰まり取りには、主に3つの方法があります。それぞれの特徴を理解した上で、自分の状況に合った方法を選びましょう。
方法1:スポイト(ストロー)を使った洗浄
最も簡単で、最初に試すべき方法が、スポイトやストローを使った洗浄です。必要な道具もほとんど家にあるもので済み、リスクも最小限です。
必要なもの
- スポイト(医療用でなくても、化粧品についてくるものなどでOK)
- またはストロー
- ぬるま湯(またはドレン配管用の洗浄液)
- タオル
手順
- エアコンの電源プラグをコンセントから抜き、必ず電源を切ります(感電や故障を防ぐため)
- ドレンホースの室外側の出口を見つけます。通常、室外機の近くに伸びているホースです
- ドレンホース内に詰まったゴミが見える場合は、まずそれを手やピンセットで取り出します
- スポイトでぬるま湯をドレンホース内に流し込み、詰まりを柔らかくします
- 同じくスポイトで吸い出すと、詰まりの中身が一緒に出てくることもあります
- 何度か繰り返し、水が詰まりなく流れるようになったら完了です
実は「ドレン詰まり取りポンプ」という製品も販売されていますが、その役割をスポイトで代用できるケースが多いです。ホームセンターで300〜500円程度で購入でき、手軽にトライできます。
方法2:掃除機を使った吸引
ドレンホースの詰まりがスポイトでは解消しない場合、掃除機の吸引力を使う方法が効果的です。
必要なもの
- 家庭用掃除機
- タオルまたは布
- ゴムバンド
手順
- 電源プラグをコンセントから抜きます
- ドレンホースの室外側の出口を確認します
- タオルや布を丸めて、掃除機のノズルに合う大きさにします
- そのタオルでドレンホース出口を覆い、ゴムバンドで固定して空気が漏れないようにします
- 掃除機をオンにし、詰まった部分を吸引します(30秒〜1分程度)
- その後、掃除機を止め、ドレンホースから水が流れるか確認します
ここで重要なポイントです。掃除機でドレンホースを吸引する際、ドレンホースの吸口側(室内機に繋がっている側)から吸引してはいけません。室内機内部にダメージを与える可能性があるためです。必ず室外側の出口から吸引しましょう。
方法3:ドレンホース用クリーナーポンプの使用
より確実に詰まりを取り除きたい場合は、ドレンホース専用の「詰まり取りポンプ」の使用をお勧めします。
必要なもの
- ドレンホース用クリーナーポンプ(ホームセンターやAmazonで1,000〜2,000円程度)
- 場合によってはドレン配管洗浄液
手順
- 電源プラグをコンセントから抜きます
- ドレンホース出口にポンプのノズルを差し込みます
- ポンプのレバーをゆっくり押し込みます(強い力は不要です)
- レバーを引く時に勢いをつけて、圧力で詰まりを押し出すのが原理です
- 何度か繰り返し、水が流れるようになったら完了です
「ドレンつまり取りポンプ」という製品名で、早川工業など複数のメーカーから販売されています。スポイトや掃除機よりも専門的で、確実性が高いのが特徴です。ただし使用上の注意点として「ノズルを差し込んだままレバーを強く押し込むと、圧力でゴミが室内機に逆流する可能性がある」という点があります。必ずゆっくりした力加減で操作しましょう。
詰まりが再発しないための予防策と定期メンテナンス
ドレンホースの詰まりを一度解消した後は、同じことの繰り返しにならないよう予防することが大切です。実は、簡単な習慣でドレンホース詰まりは大幅に減らせます。
月に1度のフィルター掃除が最強の予防法
エアコンドレンホース詰まりの最大の予防法は、月に1度のペースでエアコンのフロンティアフィルターを掃除することです。フィルターが詰まると、そのホコリがドレンパンへ流れ込み、ドレンホースを詰まらせるのです。逆に言えば、フィルターを清潔に保つことが、結果としてドレンホースの詰まりも防ぐということです。
フィルター掃除は5〜10分程度で終わり、必要な道具は掃除機だけ。室内機の前面パネルを開いてフィルターを引き出し、掃除機の弱い吸引でホコリを吸い取る、またはティッシュで軽く払い落とすだけです。
年1〜2回のドレンホース洗浄
フィルター掃除だけでも詰まりリスクは大幅に下がりますが、さらに念入りに予防したい場合は、年に1〜2回(使い始める前の5月と、秋の初め9月がお勧め)、本記事で紹介したスポイトやポンプでドレンホースを洗浄するとより安心です。
時間にして10〜20分で完了し、手間も最小限。一度習慣にしてしまえば、翌年のエアコン使用シーズンで詰まりに悩む可能性はほぼ消えます。
ドレンホースの定期的な目視確認
室外機の近くで、ドレンホースから常に少量の水が流れ出ているかを時々確認しましょう。冷房シーズン中、ドレンホース出口から水が流れていないなら、詰まりが始まっている可能性があります。その時点で早めに対処すれば、室内漏水まで悪化させずに済みます。
プロに依頼すべきケースと信頼できる業者の選び方
ドレンホース詰まりは多くの場合、自分で対処できます。しかし、以下のような場合はプロの業者に依頼することをお勧めします。
自分で対処せず、プロに頼むべき状況
①詰まりの位置が不明で、自分では到達できない場合
ドレンホースが長く複雑に配管されており、室外側の出口が見つからない、または出口に到達しにくい高い位置にある場合があります。そのような場合、無理に作業するとドレンホースを破損させるリスクがあります。
②複数回試しても解消しない頑固な詰まり
スポイト、掃除機、ポンプいずれの方法を試しても水が流れない場合は、詰まりが根深い可能性があります。プロは高圧洗浄機など、家庭では用意できない機材を持っており、確実に解消できます。
③ドレンホースが破損・劣化している
洗浄中にドレンホースがひび割れたり、穴が開いたりすることもあります。破損したドレンホースは交換が必要になりますが、これは専門知識と工具が必要な作業です。
④高所での作業が必要な場合
室外機が高い位置にあり、脚立などを使わないとドレンホース出口に到達できない場合、安全性を考えてプロに依頼しましょう。
業者を選ぶ際の重要なポイント
多くの場合、エアコンのドレンホース詰まり取りは「出張修理」として各業者が対応しています。ただし業者によって質と価格は大きく異なります。選ぶ際は以下の点を必ず確認しましょう。
施工資格の有無を確認する
エアコンクリーニングそのものに法定資格は不要ですが、配管の延長や移設が必要な場合は「簡易内管施工士」という資格が必要になります。また、水道配管に関わる作業であれば「指定給水装置工事事業者」の認定を持っていることが望ましいです。信頼できる業者は、ウェブサイトにこれらの資格情報を掲載しています。
明確な見積もりを求める
電話やメールで概算を聞くだけでなく、実際に現地を見てから正式な見積もりを提示してくれるかどうかが重要です。「追加費用が発生する可能性がある」という業者は避け、「見積もり後の追加費用なし」と明言している業者を選びましょう。
実績と評判を調べる
Google Mapの口コミやレビューサイト(みんなの評判など)で、実際に依頼した人からのコメントを確認することをお勧めします。「作業が丁寧だった」「説明が分かりやすかった」など、具体的な高評価が多い業者ほど信頼できます。
会社の継続性を確認する
5年以上の経営実績、または上場企業による運営など「長期間安定して営業している」という背景を持つ業者を選ぶことで、万が一トラブルが起きた際の対応も期待しやすくなります。
エアコン交換を検討すべき場面
ここまでドレンホース詰まりの対処法をお伝えしてきましたが、実は「修理するより、新しいエアコンに交換した方がお得」というケースもあるのです。
設置から10年以上経ったエアコン
ドレンホース詰まり問題が繰り返し発生するのであれば、そもそもエアコンが寿命に近い可能性があります。一般的にエアコンの標準耐用年数は10年です。繰り返しの修理費を積み重ねるより、新しい省エネ性能の高いエアコンに交換した方が、長期的には光熱費削減も含めて経済的です。
修理代が高額になった場合
ドレンホース詰まりだけなら数千円で済みますが、詰まりによる漏水でエアコン室内機の電子基板が腐食した場合は、修理に数万円かかることもあります。そのような場合は、新しいエアコンの購入費用と比較検討する価値があります。
冷房能力が低下している
ドレンホース詰まりを解消しても冷えが弱い場合、冷媒ガスが不足している、または室内機の熱交換器が汚れているなど別の問題がある可能性があります。そのような複合的な劣化が見られたら、交換のタイミングかもしれません。
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また、東京ガスの認定施工会社制度により、簡易内管施工士などの資格保有が組織的に担保されています。つまり「誰が工事してくれるか分からない」という心配もなく、一定の施工品質が保証されるということです。
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