Siセンサーコンロの対応鳘と使い方完全ガイド!使えない鳘・センサー解除方法も解説
この記事を読むと分かること
- Siセンサーコンロで使える鍋・使えない鍋の条件が分かる
- 中華鍋や土鍋を使う際の正しい方法とセンサー解除のやり方が分かる
- 古いコンロをSiセンサーコンロに交換するメリットと費用の目安が分かる
「炒め物をすると、すぐに火が弱くなって困る」「中華鍋でセンサーが誤作動する」「土鍋はSiセンサーコンロでは使えないの?」
ガスコンロのSiセンサーに関する疑問や不満は、意外と多いものです。2008年以降、国内で販売されるすべてのビルトインガスコンロへのSiセンサー搭載が義務付けられており、今や日本のほとんどのキッチンにあるコンロがSiセンサー付きです。
この記事では、Siセンサーコンロで使える鍋・使えない鍋の判断基準、使いにくさを感じる場面での対処法(センサー解除の方法)、そしてSiセンサーの仕組みや安全機能について詳しく解説します。
そもそもSiセンサーとは何か?
Siセンサーとは、ガスコンロのバーナーの中央部に設置された温度センサーのことです。「Si」は「Safety intellect(安全な知性)」の略で、2009年以降に製造されるすべての家庭用ガスコンロへの搭載が義務付けられた安全装置です。
Siセンサーの主な働きは3つです。
① 天ぷら油過熱防止機能: 油の温度が約250℃に達すると自動的に火力を弱め、約290℃になると消火します。天ぷら鍋の油が過熱して発火するのを防ぐ、最も重要な安全機能です。
② 焦げ付き自動消火機能: 調理中に鍋底の温度が異常に上昇した場合(水分がなくなって焦げそうなとき)に、自動的に火を消します。
③ 立ち消え安全装置: 吹きこぼれや風で火が消えた際に、自動でガスを遮断します。
これらの機能が組み合わさることで、天ぷら火災や空焚きによる焦げ付きを防ぐ高い安全性を実現しています。実際に、Siセンサー搭載の義務化以降、ガスコンロによる火災件数は大幅に減少しています。
Siセンサーコンロで「使える鍋」の条件
Siセンサーは鍋底とセンサーが「密着していること」で正確に機能します。つまり、鍋底が平らでセンサー部分にしっかり接触できる鍋が、Siセンサーコンロに最も適した鍋です。
Siセンサーコンロで問題なく使える鍋の特徴:
- 底が平らで、センサー部分にしっかり接触できる
- 鍋底に大きな凹凸や汚れの蓄積がない
- 揚げ物には油の温度が均一に伝わる素材(鉄・ステンレス・アルミなど)の鍋
一般的な鍋(フライパン・鍋・行平鍋・雪平鍋・炒め鍋など)は問題なく使えます。鍋底が焦げて汚れている場合は、センサーとの密着が悪くなるため、定期的な掃除が大切です。
使用に注意が必要な鍋・使えない鍋
一方で、Siセンサーコンロでの使用に注意が必要な鍋や、特定の調理での使用を避けるべき鍋もあります。
底が丸い鍋(中華鍋・北京鍋)
鉄製の中華鍋や北京鍋は、底が丸い形状のためセンサーと十分に密着できません。日常的な炒め物には使用できますが、揚げ物調理には使用しないでください。センサーが温度を正確に検知できず、油温が上昇し続けて発火する危険があります。
また、丸底の中華鍋をSiセンサーコンロで高火力で使う場合、センサーが「鍋が外れた」と誤検知して消火する場合もあります。五徳(ごとく)に鍋が安定して置けていれば通常の炒め物は可能ですが、鍋をあおる(振る)動作が多い場合はセンサーが誤作動しやすくなります。
土鍋・耐熱ガラス容器
土鍋や耐熱ガラスの鍋は、素材の特性上「熱が伝わりにくい」ため、センサーに鍋底の温度が正確に伝わりません。
これが問題になるのは揚げ物調理のときです。鍋の底面の温度は低いのに、油の温度は実際には非常に高くなっている、という状態になりやすく、センサーが過熱を検知できないまま油温が上昇してしまいます。耐熱ガラス容器・土鍋での揚げ物は絶対に行わないでください。
ただし、ご飯の炊飯や煮物・汁物などの水を使う調理なら土鍋を使用できます。「Siセンサー対応」として設計された土鍋(伊賀焼の長谷園などのメーカーが製造)も市販されており、こうした製品は炊飯時の自動消火機能が誤作動しにくい設計になっています。
圧力鍋
圧力鍋は本来、内圧が上昇して高温調理をする仕組みですが、Siセンサーは鍋底が異常な高温になったと検知して消火することがあります。これはセンサーの誤作動ではなく、正常な動作です。「あぶり・高温炒め(センサー解除)モード」を使うことで、この問題を回避できる場合があります(後述)。
「強火で炒め物をするとすぐ弱火になる」を解決する方法
Siセンサーコンロに関する最も多い不満が「強火で炒め物をしているとセンサーが反応して火が弱くなってしまう」というものです。Yahoo!知恵袋にもこんな投稿があります。
「リンナイのSIセンサー付きガスコンロを使用しているのですが強火で炒め物をするとすぐにピピピと言って弱火になって非常に不便で…」
— Yahoo!知恵袋より
この問題を解決する方法が「あぶり・高温炒め(センサー解除)モード」です。
センサー解除(あぶり・高温炒め)モードの使い方
多くのSiセンサーコンロには「センサー解除ボタン」または「あぶり・高温炒めボタン」が搭載されています。
基本的な操作方法:
- 点火後、通常通り火をつける
- 「あぶり・高温炒め」または「センサー解除」ボタンを「ピピピッ」と音がするまで3秒以上長押し
- ランプが点灯したら設定完了
- 解除するときは、もう一度ボタンを押すとランプが消える
このモードでは、鍋底の温度が約290℃(通常の自動消火温度より高い)まで高火力を維持できます。中華料理の炒め物、あぶり料理、鉄製フライパンの空焼きなどに活用できます。
センサー解除モードの注意点:
- このモードでも最終的な安全装置は機能します(極端な過熱は防止)
- 天ぷら・揚げ物調理中は絶対にセンサー解除を行わないこと(油の過熱防止機能も解除されるため非常に危険)
- センサー解除は1バーナーあたり最大30分程度で自動的にリセットされる機種が多い
ブログでも実際の体験談が投稿されています。
「フライパン倶楽部のブログより、Siセンサーコンロは高温が出せないという批判もあるが、センサー解除モードを使えば鉄のフライパンで本格的な炒め物もできる」
— ブログより
センサー解除ボタンを上手に活用することで、Siセンサーコンロでも高火力調理を楽しむことができます。
よくある質問(Q&A)
Q. 中華鍋はSiセンサーコンロで使えますか?
通常の炒め物調理であれば使えますが、底が丸い中華鍋はセンサーとの密着が弱いため、強火での炒め物にはセンサー解除モードを活用するのがおすすめです。揚げ物には使用しないでください。
Q. 土鍋でご飯を炊いても大丈夫ですか?
水を使う調理(ご飯の炊飯、煮物、汁物)であれば土鍋を使うことができます。ただし、焦げ付き消火機能が誤作動して消火する場合もあります。「Siセンサー対応」と表示された土鍋を選ぶと、より安心です。土鍋で揚げ物は絶対に行わないでください。
Q. センサーがついていない古いコンロを使い続けてもいいですか?
法律上は使い続けることができますが、天ぷら火災などのリスクが高まります。設置から10年以上経過した古いコンロは、安全性と省エネ性能の観点から交換を検討することをおすすめします。
Q. IHクッキングヒーターとSiセンサーコンロ、どちらが安全ですか?
IHはガスを使わないため火災リスクが低い反面、鉄・ステンレスなどの対応鍋しか使えません。SiセンサーコンロはIHが使えないアルミや銅の鍋、土鍋なども使える柔軟性があります。「火を使う料理が好き」「使い慣れた鍋を使いたい」という方にはSiセンサーコンロが向いています。
古いコンロからSiセンサーコンロへの交換メリット
「Siセンサーコンロに交換したい」と考えている方に向けて、交換のメリットと費用の目安もご紹介します。
安全性が大幅に向上する
Siセンサーなしの古いコンロでは、天ぷら油の過熱による火災リスクが常にあります。Siセンサーコンロに交換することで、こうした事故を大幅に防ぐことができます。一人暮らしの方や高齢の方のいる家庭では特におすすめです。
省エネ性能が向上する
最新のSiセンサーコンロは熱効率が改善されており、古いコンロに比べてガス代の節約につながります。
交換費用の目安
| グレード | 本体代の目安 | 工事費の目安 | 合計目安 |
|---|---|---|---|
| エントリー | 60,000〜100,000円 | 15,000〜25,000円 | 約8〜12万円 |
| ミドル | 100,000〜180,000円 | 15,000〜25,000円 | 約12〜20万円 |
交換工事はガス配管への接続工事が伴うため、必ず資格を持つ専門業者に依頼する必要があります。無資格業者への依頼は法律違反になる場合があり、万一の火災時に保険が適用されないリスクもあります。
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まとめ
Siセンサーコンロで使える鍋の条件は「底が平らでセンサーとしっかり密着できること」です。底が丸い中華鍋は揚げ物には使えませんが炒め物は可能で、土鍋は揚げ物以外の水を使う調理なら使えます。
「強火でセンサーが誤作動する」という悩みは「あぶり・高温炒め(センサー解除)モード」を活用することで解決できます。ただし、このモードは天ぷら・揚げ物調理中には使わないでください。
安全機能が充実したSiセンサーコンロへの交換を検討している方は、信頼できる業者への依頼が大切です。東京ガスの機器交換サービスのような上場企業のサービスを選ぶことで、施工品質と長期的な安心を手に入れることができます。
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