グリルなしガスコンロの選び方|メリット・デメリットと人気機種を徹底比較
この記事を読むと分かること
- グリルなしガスコンロのメリット・デメリットと、本当に自分に向いているかどうかが分かります
- リンナイ・パロマなど人気機種の特徴と選び方のポイントが分かります
- ガスコンロ交換を安心して頼める業者の選び方と費用感が分かります
グリルなしガスコンロとは?なぜ今注目されているのか
キッチンのガスコンロといえば、魚焼きグリルが付いているのが当たり前——そう思っていませんか?近年、「グリルなし(グリルレス)タイプ」のガスコンロが、じわじわと人気を集めています。
グリルなしガスコンロとは、その名のとおり、魚焼きグリルを搭載していないコンロのことです。通常のガスコンロと同じようにガス火で調理しますが、グリル部分がないためコンパクトで掃除がしやすいのが大きな特徴です。
なぜ今、グリルなしタイプが注目されているのでしょうか。背景にあるのは、ライフスタイルの変化です。共働き世帯の増加や単身世帯の拡大、さらにはオーブンレンジ・トースター・グリルパンといった代替調理家電の普及によって、「魚焼きグリルを使う機会がほとんどない」という家庭が増えているのです。
ある調査では、魚焼きグリルを月1回以上使う家庭は全体の約3割にとどまるというデータもあります。残りの7割の家庭にとって、使わないグリルは「掃除だけが大変な場所」になってしまっているわけです。
とはいえ、「グリルなしで本当に大丈夫?」「魚はどうやって焼けばいい?」と不安を感じている方も多いでしょう。この記事では、グリルなしガスコンロのメリット・デメリットを正直にお伝えしながら、選び方のポイントと人気機種の情報をご紹介します。さらに、コンロ交換の費用や業者選びの注意点まで詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
グリルなしガスコンロの5つのメリット
グリルなしガスコンロには、グリル付きにはないメリットがいくつかあります。「グリルを使わないなら、なくして良かった」と感じる人が多い理由を見ていきましょう。
グリルの掃除から完全に解放される
グリルなしガスコンロ最大のメリットは、何といってもグリルの掃除が必要ないことです。魚焼きグリルは、使うたびに油汚れや焦げが発生します。グリル庫内の壁面・天面・底面、グリル皿、グリル網——これらをすべて洗うのは、かなりの手間がかかります。油汚れが固まると落としにくくなるため、使うたびに洗わなければならないプレッシャーもあります。「グリルを使いたいけど、後片付けが面倒で使えない」という声はよく聞かれます。グリルなしタイプにすれば、このストレスが丸ごとなくなります。
天板の掃除が格段にラクになる
グリルなしタイプは、グリルの排気口がないため、コンロの天板がフラットに近い構造になっています。排気口周辺は油汚れや食材の破片が溜まりやすい場所ですが、グリルなしコンロはここが存在しないため、天板全体の掃除が格段にラクになります。料理のたびにコンロ周りを拭くのが習慣の方にとっては、毎日の小さなストレスが積み重なっていたはず。グリルレスにすることで、その負担が大幅に軽減されます。
本体価格が安い
グリルなしタイプは、グリル付きモデルと比べて本体価格が安い傾向があります。機能を絞った分だけコストが下がり、同じメーカーの同グレードで比べると、グリルなしのほうが数万円安いケースもあります。ガスコンロの交換費用は、本体代+工事費で構成されます。本体代を抑えられれば、トータルの交換コストを下げることができます。コストを重視する方にとって、グリルなしタイプは合理的な選択です。
キャビネットの収納スペースが増える
ビルトインガスコンロの場合、グリルがある部分はグリルが占有しています。グリルなしタイプにすると、その空間が丸ごと収納スペースになります。コンロ下に大きな引き出しや収納棚を設けることができるため、鍋やフライパンを取り出しやすく、キッチン収納の使い勝手が大幅に向上します。「キッチンが狭い」「収納が足りない」とお悩みの方には、グリルなしへの交換が特に効果的です。
キッチンがすっきりとした見た目になる
グリルなしタイプは、前面に余計な操作パネルやグリル扉がないため、見た目がシンプルでスッキリとした印象になります。ビルトインタイプの場合は特に、キッチン全体がモダンな雰囲気になります。インテリアにこだわりがある方や、開放感のあるキッチンを目指している方にとっては、見た目のスリム感もグリルなしを選ぶ理由のひとつになるでしょう。
グリルなしガスコンロの3つのデメリット(正直に解説)
メリットが多い一方で、グリルなしガスコンロにはデメリットもあります。購入後に後悔しないよう、正直にお伝えします。
魚を焼くには別の調理器具が必要になる
最大のデメリットは、グリルがないため、魚や肉の「直火焼き」ができないことです。魚の塩焼きやサバの味噌煮、干物——こうした料理をグリルで作っていた方は、別の手段を用意する必要があります。代替手段としては、オーブントースターやオーブンレンジを使う方法が最も一般的です。フィッシュロースターと呼ばれる魚焼き専用の調理器具もあります。フライパンにアルミホイルを敷いて焼く方法も、臭いや油はねの問題はあるものの実用的です。また、グリルパン(魚焼き用の専用フライパン)を使う方法もあります。これらの代替手段で対応できるかどうか、あらかじめ確認しておくことが大切です。
選択肢が少ない
グリルなしガスコンロは、グリル付きモデルと比べて市場に出回っている製品数が少ないです。特に据え置きタイプ(テーブルコンロ)では、グリルなしモデルの種類が限られており、デザインやカラーの選択肢が少なくなります。ビルトインタイプでも、グリルなしを採用しているのは特定の機種のみです。リンナイやパロマなど主要メーカーが対応モデルを出していますが、グリル付きのラインナップに比べるとかなり少ないのが現状です。
賃貸・売却時に影響する可能性がある
賃貸物件でグリルなしのコンロに交換したい場合、大家さんの了承が必要です。また、将来的に家を売却する場合、一般的にはグリル付きのコンロが「標準的な設備」とみなされるため、グリルなしのコンロが評価を下げる要因になる可能性は否定できません。自分のライフスタイルに合っているかどうかだけでなく、将来的な住まいの使い方も考えた上で選ぶと、後悔が少なくなります。
グリルなしガスコンロはこんな人に向いている・向いていない
メリット・デメリットを踏まえた上で、グリルなしガスコンロが向いている人と、そうでない人を整理します。
グリルなしが向いているのは、グリルをほとんど使わない(月に1〜2回以下)方、掃除の手間を少しでも減らしたい方、オーブンレンジやフィッシュロースターなどの代替家電がある方、キッチンの収納スペースを確保したい方、シンプルなデザインのキッチンを好む方です。こうした方々には、グリルなしガスコンロは非常に合理的な選択です。「使わない機能のために場所をとってお金を払う必要はない」というシンプルな考え方で、グリルなしを選ぶ方が増えています。
一方、グリルなしが向いていないのは、魚を頻繁にグリルで焼く方、コンロのグリルで焼き料理を楽しんでいる方、代替の調理器具がない・新たに買いたくない方、賃貸物件で原状回復が必要な方です。グリルを週に数回以上使う家庭では、グリルがないことで生活の利便性が下がってしまいます。「何年か使っていると、やっぱりグリルがほしくなった」という後悔の声も実際にあります。
グリルなしガスコンロの選び方5つのポイント
実際にグリルなしガスコンロを選ぶ際に確認すべきポイントをまとめました。
ポイント1:据え置き型かビルトイン型かを決める
ガスコンロには大きく分けて、テーブル(据え置き)タイプとビルトインタイプの2種類があります。テーブルタイプは、キッチンの台の上に置く形式で、一般的にはワンルームや設備が古い賃貸物件に多く使われています。自分でホームセンターや家電量販店で購入できますが、ガスの接続は資格者が行う必要があります。ビルトインタイプは、システムキッチンのカウンターに埋め込む形式で、多くの分譲マンションや一戸建てに採用されています。交換の際は必ず専門業者に工事を依頼する必要があります。
ポイント2:ガスの種類を確認する(都市ガスかLPガスか)
ガスコンロには都市ガス用とプロパンガス(LPガス)用があり、両者には互換性がありません。現在使っているガスの種類を必ず確認してから購入しましょう。都市ガス用をLPガス環境に設置した場合、火力が異常に高くなる危険があります。ガスの種類がわからない場合は、現在のコンロや機器のラベルを確認するか、ガス会社や業者に問い合わせることをおすすめします。
ポイント3:幅(60cm/75cm)を確認する
ビルトインガスコンロには、幅60cmタイプと幅75cmタイプがあります。現在設置されているコンロのサイズを測り、同じサイズのモデルを選ぶ必要があります。間違えてサイズの異なるモデルを購入すると、設置できないため注意が必要です。購入前に必ずメジャーで実寸を確認しておきましょう。
ポイント4:安全機能を確認する
グリルなしタイプでも、安全面では充実した機能を持つモデルを選ぶべきです。特に確認したいのは、立ち消え安全装置(バーナーの炎が消えたときに自動でガスを止める機能)、温度センサーによる過熱防止機能、タイマー機能などです。近年のモデルは安全機能が充実しており、一定の調理時間が経過すると自動で火を止めてくれる機能がついているモデルもあります。高齢者のいる家庭では特に、これらの安全機能が充実したモデルを選ぶと安心です。
ポイント5:操作性と手入れのしやすさを比較する
フラットな天板(ガラストップ)タイプは、拭き掃除がとても楽です。ホーロートップと比べてフラットなため、汚れが溜まるくぼみが少ないのが特徴です。グリルなしを選ぶ理由の多くが「掃除の手間を省きたい」ことなので、天板素材もあわせて確認することをおすすめします。また、五徳(バーナーを囲む金属の枠)の形状も確認しましょう。取り外せる五徳は食洗機で洗えるタイプもあり、日々のお手入れが格段に楽になります。
人気機種比較:リンナイ・パロマのグリルレスモデル
現在市販されているグリルなしガスコンロの主要モデルをご紹介します。
リンナイ デリシア グリラー(DELICIA GRILLER)
リンナイのデリシアシリーズは、ビルトインガスコンロの中でも高い人気を誇るシリーズです。その中でも「グリラー」はグリルなしモデルで、グリルの代わりに専用鍋「ザ・ガラス蓋+ダッチオーブン」を活用した調理システムを採用しています。ガスの直火による効率的な加熱が可能で、オーブン調理を楽しみたい方にも対応できる設計になっています。
スマートフォンとの連携機能(Rinnai Style)を使えば、専用レシピを選ぶだけで自動調理してくれるため、料理の腕に自信がない方でも失敗しにくいのが魅力です。「グリルがない分、掃除が楽」「調理の自由度が高い」と好評ですが、本体価格は20万円前後と高めなのが難点です。「音声ガイドの頻度が多くてうるさいと感じる」という口コミも見られます。
パロマ ブリリオ(BRILLIO)グリルレスタイプ
パロマのブリリオシリーズにもグリルなしモデルがあります。ガラストップのフラットな天板が特徴で、デザイン性と掃除のしやすさを両立したモデルです。リンナイのデリシアほど高機能ではありませんが、その分リーズナブルな価格設定になっており、「シンプルにグリルをなくしてキッチンをすっきりさせたい」という方のニーズにマッチしています。
パロマ PA-210B(据え置きタイプ)
据え置きタイプを希望する方には、パロマのPA-210Bのようなグリルレスタイプが選択肢として挙がります。2口コンロでグリルなしのシンプルな構成で、「お手入れがしやすい」と口コミでも好評です。グリルの排気口がないため、コンロ周辺の汚れも少なく、日常の掃除の手間が大幅に省けます。価格も比較的手頃で、賃貸住宅でも交換しやすいモデルのひとつです。
ノーリツのグリルレスモデル
ノーリツも独自のグリルなしモデルをラインナップしています。ノーリツは給湯器でも有名なメーカーで、ガスコンロの品質・耐久性にも定評があります。デザインはシンプルで、機能面でも必要十分な安全装置が搭載されています。リンナイやパロマと並ぶ選択肢として、ショールームや家電量販店で実物を確認してみる価値があります。
グリルなし生活のリアルな口コミと体験談
実際にグリルなしガスコンロを使っている方、あるいは検討した方の声を集めました。
グリルなしに変えた方からは、好意的な声が多く聞かれます。
「魚焼きグリルを使うのが億劫で、ずっとフライパン調理に頼っていました。それならグリルが邪魔なだけ。グリルなしに変えたら天板が本当にきれいになりました」
— Xより
「新築を機にビルトインコンロをグリルレスにしました。代わりにオーブンレンジのグリル機能を使っています。魚も問題なく焼けるし、コンロの掃除が格段に楽になりました」
— Xより
グリルを使わないライフスタイルであれば、グリルレスコンロへの満足度は非常に高い傾向があります。一方で、後悔した方の声も正直にお伝えします。
「グリルなしにしたら、思っていたより魚を食べる機会が減ってしまいました。フライパンで焼くと臭いがキッチンに広がって大変でした。グリルを使って外に臭いを逃がしていたんだと気づきました」
— Yahoo!知恵袋より
「子どもが独立してから料理の機会が減り、グリルも使わないだろうとグリルなしにしたのですが、孫が遊びに来たときにサンマが焼けなくて困りました」
— Yahoo!知恵袋より
これらの声から分かるのは、グリルなしが合う・合わないは、その家庭の食生活のスタイルによって大きく変わるということです。「現在グリルをどれくらい使っているか」を正直に振り返ってから選ぶことが、購入後の後悔を防ぐ最善策です。
ガスコンロ交換の費用と業者選びの重要な注意点
グリルなしガスコンロへの交換を決めたら、次は工事をどこに頼むかという問題があります。ここは特に重要なので、しっかりと確認してください。
交換費用の目安
ガスコンロの交換費用は、本体代と工事費の合計です。据え置きタイプの場合は本体代1〜5万円程度+工事費2〜3万円程度が目安です。ビルトインタイプは本体代5〜25万円程度+工事費2〜5万円程度が一般的です。グリルなしモデルは本体価格が安めのものが多く、コスト重視の方には魅力的な選択肢になります。ただし、ビルトインタイプの工事費は業者によってかなり差がある点に注意が必要です。
絶対に確認すべき!業者の資格
ガスコンロの交換工事には、ガスの接続が伴います。この工事を行うためには、適切な国家資格が必要です。具体的には、ガス配管工事を行うための「簡易内管施工士」や「ガス可とう管接続工事監督者」などの資格です。
資格のない業者に依頼した場合、工事が不完全でガス漏れが発生するリスクがあります。実際に、無資格業者による不完全な接続が原因でガス漏れ事故が起きた事例が報告されています。「安ければどこでも良い」という考えは、ガスコンロの交換においては大変危険です。依頼前に「ガス関連の工事資格を保有していますか?」と確認することを習慣にしてください。また、見積書に工事内容と資格情報が明記されているかどうかも確認ポイントのひとつです。
一括見積もりサービスのリスクも知っておく
インターネットで検索すると、「一括見積もりサービス」が多数ヒットします。これらのサービスは複数の業者から同時に見積もりを取れる便利な仕組みですが、申し込むと個人情報が複数の業者に一斉に送られ、その後多数の電話やメールが来て対応が大変になるケースがあります。また、比較サイトのランキングは広告費を多く出している業者が上位に表示されやすい構造になっており、必ずしも「本当に良い業者」が上位にくるとは限りません。業者選びは実績・資格・サポート体制を総合的に判断することが重要です。
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まとめ:グリルなしガスコンロは「使い方に合った合理的な選択」
グリルなしガスコンロは、「グリルをほとんど使わない」「掃除の手間を省きたい」という方には、非常に合理的な選択肢です。本体価格が安く、天板の掃除が楽で、収納スペースも確保できるメリットは、実際に使った方々から高く評価されています。一方で、魚を頻繁に焼く方や代替調理器具が手元にない方には向いていません。「自分の食生活にグリルが必要かどうか」を正直に考えることが、購入後の後悔を防ぐ最善策です。
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