穴あきICL(EVO+ICL)とは?従来型との違い・メリット・現在の尊入主流をICL経験者が役立て解説
この記事でわかること
- 穴あきICL(EVO+ICL)の仕組みと従来型との違い
- 虹彩切除術不要の意味とメリット
- 「穴あき」と「EVO+ICL」「ホールICL」の呼び方の整理
- 現在の日本で受ける手術の絶大多数は穴あき型
穴あきICLとは?旧型との違いをわかりやすく解説
「ICLに穴あきタイプがあると聞いたけど、何が違うの?」
ICLを検討しはじめると、「穴あき」という言葉を目にすることがあります。これは従来型のICLと区別するための表現で、正式にはEVO+ICL(エボプラスICL)と呼ばれます。
私自身、2020年に先進会眼科でICL手術を受けた経験があります。当時すでにEVO+ICLが主流でしたが、「なぜ穴があいているのか」をきちんと理解しないまま手術を受けそうになりました。この記事では、私が手術前に知りたかった「穴あきICLの仕組みと旧型との違い」をわかりやすく解説します。
穴あきICL(EVO+ICL)が登場した背景
旧型ICLの課題:虹彩切除術が必要だった
穴あきICLが登場する前の従来型ICLには、大きな問題がありました。眼内レンズを挿入すると、目の中の房水(目の圧力を調整する液体)の流れが妨げられ、眼圧が上昇するリスクがあったのです。これを防ぐため、虹彩(茶目の部分)にレーザーで小さな穴を開ける「虹彩切除術(PI:Peripheral Iridotomy)」が手術前に必要でした。
虹彩切除術自体は10〜15分程度の処置ですが、以下のデメリットがありました。
- 手術のステップが増える分、身体的・精神的な負担が大きい
- レーザー照射後にしばらく充血や違和感が残ることがある
- まれに、光がにじんで見える「ハロー・グレア」が生じる
穴あきICLの誕生で虹彩切除術が不要に
この課題を解決するために開発されたのが、レンズ中央に微小な穴(直径約0.36mm)が開いたEVO+ICLです。
2014年に日本の厚生労働省に承認され、現在では国内で行われるICL手術の主流となっています。レンズに穴があることで房水が自然に循環できるようになり、眼圧上昇のリスクが大幅に低下しました。
穴あきICLの3つのメリット
1. 虹彩切除術(PI)が不要
最大のメリットは、手術前の虹彩切除術が不要になったことです。これにより:
- 手術当日のみで手続きが完了(術前処置が減る)
- レーザー照射による目への負担がなくなる
- ハロー・グレアのリスクが低下する
一部のクリニックでは以前の型のICLを使用している場合もあるため、手術を受ける際は「EVO+ICLを使用しているか」を確認することをおすすめします。
2. 酸素透過性の向上
穴あきICLのレンズ素材はコラマー(Collamer)という特殊な素材で、穴が開いていることで酸素の透過性がさらに高まります。
角膜は血管がないため、目の表面から酸素を取り込む必要があります。酸素透過性が高いと、角膜への負担が軽減され、手術後の目の状態が安定しやすくなります。
3. ドライアイのリスク低下
レーシックでは角膜を削るため、角膜表面の神経が一時的にダメージを受け、ドライアイになりやすいとされています。ICLはそもそも角膜を削らないため、ドライアイのリスクが低いことが特徴ですが、EVO+ICLではさらにこのリスクが抑えられたと報告されています。
私自身、手術後にドライアイが悪化することはありませんでした。もともとコンタクトレンズ使用時のほうが乾燥感があったくらいです。
旧型ICLとEVO+ICLの比較
| 項目 | 旧型ICL | 穴あきICL(EVO+ICL) |
|---|---|---|
| 虹彩切除術 | 必要 | 不要 |
| レンズの穴 | なし | あり(直径約0.36mm) |
| 房水循環 | 妨げられる可能性あり | スムーズに循環 |
| 酸素透過性 | 標準 | 向上 |
| 視力への影響 | なし | なし |
| 承認年(日本) | 2000年 | 2014年 |
穴あきICLに関するよくある疑問
Q. 穴から光が漏れて見えにくくなりませんか?
A. 穴の直径は約0.36mmと非常に小さく、瞳孔(通常2〜8mm)の中心に位置するため、日常生活で穴の影響を感じることはほぼありません。視力への影響もないことが臨床試験で確認されています。
Q. 穴あきICLは乱視にも対応していますか?
A. はい、対応しています。乱視矯正用の「EVO+ Toric ICL」というタイプがあり、近視と乱視を同時に矯正できます。私自身も乱視があり、先進会眼科でToric ICLを使用しました。
Q. 旧型ICLのほうが歴史が長いので安全では?
A. 旧型ICLも多くの実績がありますが、EVO+ICLは虹彩切除術を不要にしたことで、手術全体の安全性と快適性が向上しています。現在、主要なICL専門クリニックではEVO+ICLが標準的に使用されています。
まとめ:穴あきICLは現在の標準型
穴あきICL(EVO+ICL)は、2014年の厚生労働省承認以降、国内のICL手術の主流となっています。虹彩切除術が不要になり、酸素透過性の向上やドライアイリスク低下など、旧型と比べて多くの点で改善されています。
ICLを検討している方は、受診するクリニックがEVO+ICLを使用しているかを事前に確認することをおすすめします。ほとんどの主要クリニックでは標準装備されていますが、念のため問い合わせてみると安心です。
私は手術から5年以上経った今でも裸眼視力1.0を維持しており、あの日の決断を後悔したことは一度もありません。ICLに興味がある方は、まず無料カウンセリングで自分の目がICLの適応かどうかを確認してみてください。
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