ビルトインコンロのステンレスとホーローはどっちがいい?天板・五徳素材を徹底比較

この記事を読むと分かること
  • ビルトインコンロの天板素材(ホーロー・ステンレス・ガラストップ)の違いとそれぞれの向き不向きが分かる
  • 五徳(ゴトク)のステンレスとホーローの違いと選び方が分かる
  • コンロ選びで後悔しないための素材選びのポイントと交換費用の目安が分かる
「ビルトインコンロを交換するとき、天板はステンレスとホーローどっちがいいの?」「五徳もステンレスとホーローがあるみたいだけど、どう選べばいいの?」
ビルトインコンロを選ぶとき、機能や価格ばかりに目がいってしまいがちですが、毎日の料理で目に入り、掃除でも関わり続けるのが「天板」と「五徳(ゴトク)」の素材です。見た目や掃除のしやすさが大きく変わるため、ここでの選択が毎日のキッチン体験を左右します。
この記事では、ビルトインコンロの天板素材(ホーロー・ステンレス・ガラストップ)と五徳素材(ステンレス・ホーロー)の特徴、メリット・デメリットを詳しく比較します。あなたのライフスタイルに合った素材の選び方も解説しますので、コンロ交換を検討している方はぜひ参考にしてください。

ビルトインコンロの天板素材は3種類

ビルトインコンロの天板(バーナー周りの平らな部分)の素材は大きく3種類あります。ホーロー、ステンレス、そしてガラストップです。それぞれ特徴が異なり、価格帯も変わってきます。

① ホーロー(ホーロートップ)

ホーローは、鉄板の表面に陶磁器と同じ素材(釉薬)を焼き付けてコーティングしたものです。コンロだけでなくホーロー鍋にも使われている、古くからある素材です。
ホーロー天板のメリット:
  • 価格がリーズナブル: エントリーグレードのビルトインコンロに多く採用されており、他の素材と比べてコストが低い
  • 丈夫で耐久性がある: 鉄板ベースのため機械的な強度が高く、落としても割れにくい
  • 汚れが目立ちにくい色合い: 表面のコーティングが汚れを馴染ませやすく、ガラスに比べて汚れが目立ちにくい
ホーロー天板のデメリット:
  • 長年使用で塗装が剥げる: 表面の釉薬コーティングは、金属ヘラや固いスポンジなどで傷をつけると剥がれやすくなります。コーティングが剥がれると、そこから鉄板の錆が発生する恐れがあります
  • 清掃性はガラストップに劣る: 表面がガラスほど滑らかでないため、こびりつきが落ちにくいことがある
  • デザイン的にやや地味: ガラストップやステンレスに比べると光沢感が少なく、見た目はシンプルです
ホーローが向いている人:
コンロの初期費用を抑えたい方、大きな鍋でも安心して調理したい方、そこまでデザインにこだわらない方に適しています。

② ステンレス(ステンレストップ)

ステンレスとは「錆びにくい鋼」の意味で、医療・食品分野でも広く使われる素材です。コンロ天板としてのステンレスは、業務用キッチンで長く使われてきましたが、近年は家庭用のビルトインコンロにも上位グレードで採用されています。
ステンレス天板のメリット:
  • 耐錆性が非常に高い: 水や湿気に強く、錆びにくい。長期間使用してもコーティングの剥がれを心配する必要がない
  • 清潔感のある見た目: メタリックな光沢があり、スタイリッシュでプロのキッチンのような雰囲気を演出できる
  • 硬度が高く傷がつきにくい: ホーローと比べても耐久性に優れています
ステンレス天板のデメリット:
  • 熱による変色(焼け色)が出る: ステンレスの弱点は熱です。常に高温にさらされるバーナー周辺は、使い込むにつれて赤茶色や黄色に変色することがあります。この変色は専用クリーナーを使っても完全には元に戻せません
  • 価格が高い: ステンレス天板を採用しているコンロは各メーカーとも上位グレードに限られており、ガラストップと同程度か、それ以上の価格になることが多い
  • 水垢・指紋が目立ちやすい: 光沢のある表面は、水垢や手の脂が目立ちやすく、こまめな拭き取りが必要です
ステンレスが向いている人:
プロのキッチンのようなメタリックでスタイリッシュな見た目を好む方、錆びにくさを重視する方、または業務用の雰囲気が好きな方に向いています。

③ ガラストップ(強化ガラス)

現在のミドルグレード以上のビルトインコンロで最も普及しているのがガラストップです。強化ガラスを天板に使用しており、見た目の美しさとお手入れのしやすさが特徴です。
ガラストップのメリット:
  • お手入れがしやすい: 表面が滑らかなため、汚れが染み込まず拭き取りやすい。天板全体を水拭きするだけで清潔に保てる
  • デザイン性が高い: 光沢感のある美しい見た目で、キッチンの高級感を演出できる。黒・ホワイト・シルバーなど豊富なカラーバリエーション
  • 焦げ付きが広がりにくい: 汚れが滑らかな表面に留まりやすく、こびりつきを広げずに除去しやすい
ガラストップのデメリット:
  • 一点集中の衝撃に弱い: 強化ガラスは耐熱性と基本的な強度は高いですが、硬い角のあるものを落とすと、一点に力が集中して割れる可能性があります。割れた場合の天板交換費用は3万円前後と高額です
  • 価格が高め: ミドルグレード以上の機種に採用されるため、エントリー機種に多いホーローより価格が上がります
ガラストップが向いている人:
毎日の掃除を楽にしたい方、キッチンの見た目にもこだわりたい方、小さなお子さまがいて安全性を重視する方におすすめです。

天板素材の比較表

素材価格帯お手入れデザイン耐久性
ホーロー★★★(安い)★★(やや難)★★(シンプル)★★★(丈夫)
ステンレス★(高い)★★(水垢目立つ)★★★(スタイリッシュ)★★★(錆びにくい)
ガラストップ★★(中〜高)★★★(拭くだけ)★★★(高級感)★★(割れリスク)

五徳(ゴトク)もステンレスとホーローがある

天板と同様に、五徳(鍋を置く台)の素材もコンロ選びで重要なポイントです。五徳は直接炎と鍋の熱を受けるパーツのため、素材による差が大きく出ます。

ステンレス製五徳の特徴

メリット:
  • 軽量で扱いやすく、取り外して洗いやすい
  • さびにくく衛生的で、見た目も明るくスッキリしている
デメリット:
  • バーナーの熱に常にさらされることで、先端部分が赤茶色に変色していく。これは専用クリーナーでも元に戻しにくい
  • 汚れ(特に油汚れ)が目立ちやすく、こまめな拭き取りが必要

ホーロー製五徳の特徴

メリット:
  • 表面が黒っぽい色のため、汚れが目立ちにくい
  • 熱に強く、変色しにくい
デメリット:
  • ステンレスに比べて重く、取り外し掃除がやや大変
  • 長年使うとコーティングが剥がれ、錆が生じる可能性がある

五徳はどっちを選ぶべき?

毎日の掃除を手軽にしたい方や汚れが気になる方には、汚れが目立ちにくいホーロー製がおすすめです。一方、見た目のすっきり感を大切にして軽くて扱いやすいものを好む方はステンレス製が向いています。
ただし、五徳の素材は機種によって選択肢が限られているため、天板の素材と合わせて総合的に判断するのがベストです。

結局どれを選べばいい?ライフスタイル別おすすめ

天板素材の選び方は、「何を優先するか」で決まります。以下を参考にしてみてください。
「コスパ重視・シンプルでいい」→ ホーロー天板
初期費用を抑えたい方、そこまでデザインにこだわらない方、丈夫さを重視する方に向いています。ただしコーティングを傷つけないように注意が必要です。
「スタイリッシュな見た目・錆に強い素材が欲しい」→ ステンレス天板
プロキッチン的なメタリックな雰囲気が好きな方に向いています。ただし熱による変色は避けられない点を理解した上で選んでください。
「掃除のしやすさ最優先・見た目も大切」→ ガラストップ天板
毎日のお手入れを楽にしたい方、キッチンの美しさにもこだわりたい方には最もおすすめです。現在の家庭用ビルトインコンロでは最もスタンダードな選択肢です。
あなたも「こんなはずじゃなかった」という後悔を防ぐために、素材の特性をしっかり理解した上でコンロを選んでみてください。

ビルトインコンロ交換の費用と業者選びのポイント

ビルトインコンロを交換する場合の費用は以下が目安です。
グレード(天板)本体代の目安工事費の目安合計目安
エントリー(ホーロー)60,000〜100,000円15,000〜25,000円約8〜12万円
ミドル(ガラストップ)100,000〜180,000円15,000〜25,000円約12〜20万円
ハイグレード(ステンレス/ガラス)200,000〜350,000円15,000〜25,000円約22〜38万円
ビルトインコンロの交換工事は、ガスの配管接続が伴うため、「簡易内管施工士」などの資格を持つ業者に依頼する必要があります。資格のない業者による無資格工事は法律違反となり、火災時に保険が適用されないリスクもあります。
「10年保証」を打ち出している業者も多いですが、ビルトインコンロの製品寿命は一般的に10〜15年程度のため、保証期間終了と同時に本体の寿命を迎えることになります。また、業者が10年後も存続しているかどうかも重要な点です。保証の中身よりも業者の信頼性と継続性を重視して選ぶことが大切です。

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まとめ

ビルトインコンロの天板素材は「ホーロー(コスパ重視)」「ステンレス(スタイリッシュ・錆に強い)」「ガラストップ(掃除のしやすさ・デザイン性)」の3種類があります。五徳もステンレス(軽量・拭きやすい)とホーロー(汚れが目立ちにくい)の2種類から選べます。
コンロ選びで後悔しないためには「価格」だけでなく「毎日どう使うか」「何を重視するか」を事前に整理することが大切です。信頼できる業者と一緒に、あなたのキッチンに最適なコンロを選んでください。

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