ハウスクリーニングの損害賠償はどこまで出る?保険の落とし穴と確認事項

この記事を読むと分かること
  • 「保険に加入しています」だけでは足りない理由
  • エアコンを洗っていてエアコンが壊れたとき、保険が出ないことがある仕組み
  • 依頼前に確認する4項目と、当日にやっておくこと
自宅に業者を入れる以上、「何かあったらどうなるのか」は先に確認しておきたいところです。多くの記事は「損害賠償保険に加入している業者を選びましょう」で終わっていますが、それだけでは不十分です。この記事では、保険が実際にどこまで効くのか、そして効かない範囲まで含めて整理しました。

ハウスクリーニング業者が入る保険の種類

名称が紛らわしいので、整理しておきます。
保険対象になるのは具体例
請負業者賠償責任保険作業中に他人の物や身体に与えた損害床に傷、水漏れ、家具の破損
受託者賠償責任保険預かった物への損害鍵の紛失、持ち帰った物の破損
身元信用保険従業員の不正行為による損害金品の盗難
このうち中心になるのは請負業者賠償責任保険です。「損害賠償保険に加入」と書かれている場合、通常これを指します。

最大の落とし穴:「作業の目的物」は対象外のことがある

ここが、この記事で最もお伝えしたい点です。
請負業者賠償責任保険では、「作業を行っている対象物そのもの」への損害が除外されているのが一般的です。
つまり、こういうことになります。
  • エアコンを洗っていて、床を濡らして傷めた → 保険の対象
  • エアコンを洗っていて、エアコン自体を壊した対象外になることがある
  • 浴室を洗っていて、脱衣所の壁を傷つけた → 保険の対象
  • 浴室を洗っていて、浴槽を傷つけた対象外になることがある
「エアコンクリーニングで壊された」というトラブルが多いのに解決しにくいのは、この構造があるためです。依頼者が最も心配している事故が、保険の守備範囲の外にあることがあります。

だから確認すべきは「業者独自の保証」

この空白を埋めるのは、保険ではなく業者自身の保証制度です。問い合わせ時にこう聞いてください。
「作業中に、その設備自体を破損した場合はどうなりますか」
「保険に入っているので大丈夫です」という答えでは足りません。修理費用を負担するのか、代替品を用意するのか、上限があるのかまで確認します。明確に答えられる業者は、この論点を理解しています。

保険が出ないもう2つのケース

経年劣化・もともとあった傷

これが実務上いちばん揉めます。「元から壊れていた」「経年劣化だ」と言われると、証明が困難になります。
対策はひとつです。作業前に写真を撮っておくこと。
  • 作業する設備の全体と、気になる箇所の接写
  • 周辺の床・壁
スマートフォンで数枚撮るだけで、日時が記録されます。開始時にスタッフと一緒に既存の傷を確認し、その場で共有しておけばさらに確実です。これは疑うためではなく、双方を守るための手順です。

免責金額(自己負担額)

保険には免責金額が設定されていることがあります。たとえば免責が1万円なら、1万円までの損害は保険から出ません。
少額の破損は、この範囲に収まってしまうことがあります。免責の有無を聞いておくと、期待値がずれません。

依頼前に確認する4項目

まとめると、次の4つです。
  1. 損害賠償保険に加入しているか(保険の種類まで聞ければなお良い)
  1. 作業対象の設備を破損した場合の扱い(保険ではなく業者の保証の話)
  1. 免責金額の有無
  1. 仕上がりに納得できない場合のやり直し対応(期限と条件)
大手やフランチャイズは1番目を満たしているのが通常です。差が出るのは2番目以降です。個人事業主やプラットフォーム経由で頼む場合は、1番目から確認してください。

当日にやっておくこと

  • 貴重品(現金・通帳・貴金属)は自分で管理できる場所へ移す
  • 作業範囲の写真を撮る
  • 既存の傷をスタッフと共有する
  • 割れ物・小物を作業範囲から片付ける
最初の項目は、業者を疑うという意味ではありません。紛失かどうかの判断がつかない状況を作らないためです。これは双方にとって望ましいことです。

万一トラブルになったら

その場で伝えることが最重要です。作業終了後に立ち会い、気になる箇所があれば帰る前に指摘してください。
後日の連絡になると、「作業後に付いたものではないか」の判断ができなくなります。写真があれば、この争点は避けられます。
業者と話がまとまらない場合は、消費者ホットライン「188」に相談できます。最寄りの消費生活センターにつながる番号です。

保険と体制が整った業者に頼む

関東にお住まいなら、東京ガスのハウスクリーニングが第一候補です。東証プライム上場の東京ガス株式会社が運営し、清掃技術の研修に加えマナー研修に合格したスタッフが対応します。個人情報の管理体制やトラブル時の窓口が整っている点は、大手ならではの安心材料です。
料金も税込の定額で公開されており、見積もり訪問なしで申し込み時に確定します。
メニュー料金(税込)
エアコン(お掃除機能なし)1台目13,200円
浴室(鏡のウロコ取りなし)17,600円
キッチン(I・L・U型)19,800円
レンジフード17,600円
※2026年8月30日に公式サイトで確認した税込価格
対応エリアは、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に加えて、群馬県(前橋市・高崎市の一部・藤岡市の一部)と茨城県の一部(龍ケ崎・取手・牛久・つくば・つくばみらい・阿見・利根)です。

エリア外なら、おそうじ本舗

対応エリア外にお住まいなら、全国47都道府県に加盟店があるおそうじ本舗です。フランチャイズなので実際に来るのは地域の加盟店になります。本部の方針で保険には加入しているのが通常ですが、担当店舗を確認し、上の4項目を見積もり時に聞いておくと確実です。

まとめ

  • 中心になるのは請負業者賠償責任保険
  • 「作業の目的物」は対象外になることがある。エアコンを洗ってエアコンを壊した場合が典型
  • だから聞くべきは「その設備自体を壊した場合どうなるか」
  • 経年劣化・既存の傷は対象外。作業前の写真が唯一の対抗手段
  • 免責金額があると少額の損害は出ない
  • 気になる箇所は帰る前にその場で指摘する
  • 話がまとまらなければ消費者ホットライン188

よくある質問

Q. 保険に加入していれば安心ですか?

それだけでは不十分です。請負業者賠償責任保険は「作業の目的物」への損害を除外しているのが一般的で、エアコンを洗っていてエアコンを壊した場合などは対象外になることがあります。業者独自の保証がどうなっているかを確認してください。

Q. 作業前に何をしておくべきですか?

作業範囲の写真を撮ってください。既存の傷と作業による傷を区別する唯一の方法です。あわせて、開始時にスタッフと一緒に室内を確認し、もともとある傷を共有しておくと確実です。

Q. 破損に気づいたらいつ伝えるべきですか?

その場、遅くとも当日中です。後日になると「作業後に付いたのでは」の判断がつかなくなります。作業終了時に必ず立ち会い、帰る前に室内を確認してください。

Q. 個人事業主に頼むのは危険ですか?

保険加入の確認を自分でする必要があるという点が大手との違いです。加入していて、作業対象物の扱いも明確に答えられるなら問題ありません。プラットフォーム経由の場合は、運営側の補償制度の有無もあわせて確認してください。

Q. 業者と話がまとまりません。

消費者ホットライン「188」に相談できます。最寄りの消費生活センターにつながる番号です。作業前後の写真とやり取りの記録を用意しておくと、相談がスムーズです。

おすすめのハウスクリーニングサービス

関東顧客満足度No.1「東京ガスのハウスクリーニング」

ハウスクリーニングを依頼する先に迷ったら、オリコンが調査した関東エリアで顧客満足度No.1のハウスクリーニングは東京ガスのハウスクリーニングです。東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県にお住いの方にはお勧めです。
東京ガスのハウスクリーニングは、プロの業者を採用し、清掃技術の研修はもちろん、マナー研修にも合格したスタッフのみが活動していて信頼できるサービスです。それでいて、価格は最大手のダスキンに比べても抑えられています。
東京ガスのハウスクリーニングのお申し込みはこちらから。

家政婦の定期利用なら「30min.」

三菱地所の家事代行サービス「30min.」も手軽で安価なおすすめサービスです。特に、20代~40代の仕事と家事で忙しい世帯向けで、30分単位という短時間でサービスを利用できるのが特長です。サービス提供エリアは東京都23区のみですが、エリア内にお住まいの方はぜひお試しください。お試し価格は60分で3,300円、120分で5,500円とリーズナブルです。
お試しコース価格掃除箇所イメージ
60分3,300円キッチン or お風呂
120分 ★おすすめ5,500円キッチン or お風呂 & リビング & 洗面所 & トイレ
180分8,800円キッチン & お風呂 & リビング & 洗面所 & トイレ

実績で選ぶなら「おそうじ本舗」

「東京ガスのハウスクリーニング」は南関東エリアに限定されています。そのため、エリア外にお住まいの場合、全国フランチャイズチェーンの「おそうじ本舗」がおすすめです。プロの技術で清掃を依頼したい人にはお勧めです。

安心重視の最大手「ダスキン」(ほづみ)

ダスキンは、ハウスクリーニング最大手の企業です。価格帯はやや高いですが、安心の豊富な実績を誇っている企業です。価格は高くても安心を買いたい、そんな方にお勧めなのがダスキンのハウスクリーニングです。
 
住まいの住宅設備に不具合があったり、10年以上経年している人には設備の交換をお勧めします。

住宅設備交換おすすめサービス一覧

東京ガスの機器交換

首都圏のインフラを支える最大手ならではの、他社には真似できない圧倒的な安心感が最大の魅力です。Web専用サービスに特化することで、ネット業者並みの低価格を実現しつつ、東京ガスの厳しい審査をパスした認定プロによる高品質な施工が受けられます。
ガス給湯器の交換はこちら
ガスコンロの交換はこちら
トイレの交換はこちら
ルームエアコンの交換はこちら

交換できるくん

東証グロース上場企業が運営する、住宅設備交換の先駆け的なサービスです。見積もり後の追加費用が一切発生しない「明朗会計」を徹底しており、ネット注文に慣れていない方でも安心して任せられる接客品質が高く評価されています。東京ガスが展開していないエリアで少しでも安心を買いたい人におすすめ。
ガス給湯器の交換はこちら

キンライサー

24時間365日受付のスピード対応と、商品・工事ともに「10年間の無料保証」が標準で付帯するのが大きな強みです。お湯が出ないという緊急時でも、将来にわたる長期の安心をセットで手に入れたい方に最適です。
ガス給湯器の交換はこちら
エコキュートの交換はこちら

ミズテック

メーカーからの直接仕入れにより中間マージンを徹底的にカットし、業界トップクラスの安さを実現しています。とにかく初期費用を抑えたい方にとって、大手メーカー品を最もリーズナブルに設置できる有力な選択肢となります。
ガス給湯器の交換はこちら

チカラもち

給湯器およびエコキュート交換の専門店として、全国にネットワークを展開しています。専門知識豊富なスタッフによる的確な機種選定と、地域に密着した細やかなアフターフォローに定評がある専門店です。
ガス給湯器の交換はこちら