高齢者向けハウスクリーニング・家事代行サービス完全ガイド!親の自宅をプロにお任せする方法
この記事を読むと分かること
- 高齢の親の家が汚れやすくなる理由と、放置した場合の安全上のリスク
- ★介護保険の「生活援助」では大掃除を頼めない、という重要な線引き
- 離れて暮らす家族が業者を選ぶときに確認すべき4つのポイント
「親の家が汚れてきたけれど、どうすればいいか分からない」
実家に帰るたびに、浴室やトイレの汚れが気になる。玄関に入った瞬間のにおいが以前と違う。本人は「大丈夫」と言うけれど、明らかに手が回っていない——そう感じている方は少なくありません。
高齢になると、掃除ができなくなるのには理由があります。そして、放置することの本当のリスクは「汚れ」ではなく「事故」です。
高齢の親の家が汚れやすくなる理由
体力・可動域の問題
年齢を重ねると、しゃがむ・かがむ・腕を上げるといった動作がつらくなります。掃除のなかでも負担が大きいのは、低い姿勢を保つ作業(浴室の床、トイレの便器まわり)と、腕を上げ続ける作業(換気扇、高い窓)です。
つまり、汚れが残りやすい場所には理由があります。「怠けている」のではありません。
★最大のリスクは「掃除中の転倒」
ここが最も重要な点です。消費者庁の注意喚起(2020年10月8日公表)によると、65歳以上の高齢者の転倒事故は、約半数が住み慣れた自宅で起きています。同庁に寄せられた事故情報では、8割以上の人が通院や入院の必要なけがを負っていました。
そして、掃除は転倒しやすい条件がそろった行為です。
- 踏み台に乗る(換気扇、高い窓、照明)
- 濡れた床に立つ(浴室)
- 前かがみで不安定な姿勢をとる
高齢者の転倒は、骨折から寝たきりにつながることがあります。「掃除を代わってもらう」ことは、清潔さのためだけでなく、この事故を避けるための対策でもあります。
特に浴室と高所の掃除は、本人にやらせないという線引きが現実的です。
ペットを飼っている場合
高齢の方にとってペットは大切な存在ですが、その分、においや毛の問題は出やすくなります。本人はにおいに慣れてしまい気づきにくいため、周囲が気づいたときには進行していることがあります。
訪問が「見守り」にもなる
定期的に業者が訪問すると、家の状態と本人の様子を第三者が定期的に見ることになります。離れて暮らす家族にとって、これは副次的ですが大きな価値です。清掃と安否確認をあわせたサービスを提供している事業者もあります。
★介護保険の「生活援助」では大掃除は頼めない
ここを誤解している方が非常に多いので、先に整理します。
要介護認定を受けていれば、訪問介護(ホームヘルプ)の「生活援助」を利用できます。ただし、対象になるのは「日常生活に必要な範囲の家事」に限られます。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 生活援助で頼めること | 日常的な掃除、洗濯、調理、買い物など |
| 生活援助では頼めないこと | 大掃除、換気扇の分解洗浄、窓拭き、草むしり、来客用の部屋の掃除、家具の移動を伴う清掃 |
つまり、「日常生活の維持を超える作業」は介護保険の対象外です。この記事で扱っているような、レンジフードの油汚れや浴室のカビといった蓄積した汚れは、ハウスクリーニングや家事代行を自費で利用することになります。
また、同居家族がいる場合は生活援助自体が原則利用できません(やむを得ない事情がある場合を除く)。
迷ったら、まず担当のケアマネジャーに相談してください。介護保険で対応できる範囲と、自費で頼むべき範囲を切り分けてもらえます。
業者選びで確認すべき4つのポイント
離れて暮らす家族にとって最大の不安は、「立ち会えない場所に、知らない人が入る」ことです。技術より先に、ここを確認してください。
① 運営体制とスタッフの研修
清掃技術だけでなく、マナーや個人情報の取り扱いについて研修がある業者を選びましょう。法人として運営され、体制が公開されていることが最低条件です。
② 定期利用ができるか
一度きりではなく、月1回などの定期利用ができる業者だと、家の状態を継続的に把握できます。高齢者宅は汚れが広範囲に及んでいることが多く、初回に大きく入れて、その後は維持していく形が現実的です。
③ 損害賠償保険への加入
高齢者の家には、金銭的な価値以上に本人にとって大切な物が多くあります。万一のときに補償される体制は必須です。
あわせて、「捨てないでほしいもの」を事前に伝えることも大切です。本人には価値があるものが、他人には不要品に見えることがあります。
④ 対応エリア
親の住所が対応エリアに入っているかを最初に確認します。関東エリアなら東京ガスのハウスクリーニング、それ以外なら全国対応のおそうじ本舗が候補になります。
依頼するときに家族が気をつけたいこと
本人の同意を得てから進める
よかれと思って手配しても、本人が「自分はまだできる」と感じている段階では、抵抗されることがあります。「掃除ができていない」ではなく「高いところは危ないから」という切り出し方のほうが受け入れられやすくなります。前述の転倒リスクは、本人にとっても納得しやすい理由です。
初回は家族が立ち会う
可能であれば、初回だけでも同席することをおすすめします。作業範囲の確認、触ってほしくない物の伝達、業者の様子の確認が一度にできます。2回目以降の判断材料にもなります。
支払い方法を決めておく
その場での現金支払いは、高齢の本人に負担がかかります。家族が離れた場所から決済できる業者を選ぶと、当日のやり取りが減ります。Web完結で事前に料金が確定する業者なら、この点も解決します。
東京ガスのハウスクリーニングが向いている理由
関東エリアにお住まいの親御さんなら、東京ガスのハウスクリーニングが有力な選択肢です。対応エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に加え、群馬県(前橋市、高崎市・藤岡市の一部)、茨城県(龍ケ崎市・取手市・牛久市・つくば市など)の一部です。
上の4項目に、そのまま当てはまります。
- 東証プライム上場の東京ガス株式会社が運営。個人情報の取り扱いが組織的に管理されている
- マナー研修に合格したスタッフのみが作業にあたる
- 料金が定額で、Web予約で完結する。離れて暮らす家族が手配から確認まで進められ、当日に金額の交渉が発生しません
- オリコン顧客満足度調査のハウスクリーニング 関東部門で2025年に続き2026年も第1位(81.6点・回答者5,211人)
「知らない業者に親の家を任せる」という不安に対して、運営主体がはっきりしていることは、それ自体が大きな安心材料になります。
申し込む前に、家族が公式で確かめておくこと
- 対応エリア:親の住所が対象かどうか(群馬・茨城は一部の市町だけ)
- 料金と作業時間のめやす:依頼したい場所ごとの定価と、作業にかかる時間(本人が在宅で待つ時間になります)
- 駐車場代:メニュー料金とは別にかかります
高齢者宅は長年の汚れが家全体に及んでいることが多く、1回で終わらせようとすると費用も時間も膨らみます。まず優先度の高い場所(浴室・トイレ・キッチン)から入れて、その後に範囲を広げるほうが現実的です。
対応エリア外の場合
おそうじ本舗が全国対応の選択肢です。フランチャイズ方式のため、親の住む地域の店舗の口コミを確認してから依頼してください。
ダスキンは全国に拠点を持つ大手で、介護・福祉分野のサービスも展開しています。掃除以外のサポートもまとめて相談したい場合は、選択肢になります。
東京23区・武蔵野市・三鷹市にお住まいの親御さんで、日常の家事を手伝ってほしい場合は、30分単位で頼める30min.という選択肢もあります。専門的なクリーニングではなく日常の家事代行なので、目的に応じて使い分けてください。
まとめ:目的は「きれいにすること」ではなく「事故を防ぐこと」
高齢の親の家のクリーニングは、清潔さのためだけの支出ではありません。本人が踏み台に乗らずに済む、濡れた浴室で無理をしない——これが本当の目的です。
押さえるべきは4点です。
- 介護保険の生活援助では大掃除は頼めない。迷ったらケアマネジャーに相談する
- 本人の同意を得る。「危ないから」という切り出し方が受け入れられやすい
- 初回は家族が立ち会う。触ってほしくない物を伝える機会になる
- 1回で全部やろうとしない。浴室・トイレ・キッチンから始める
関東エリアにお住まいの親御さんなら、運営主体が明確で料金が定額の東京ガスのハウスクリーニングから検討してみてください。
おすすめのハウスクリーニングサービス
東京ガスのハウスクリーニング
ハウスクリーニングを依頼する先に迷ったら、オリコン顧客満足度調査のハウスクリーニング 関東部門で、2025年に続き2026年も第1位(81.6点・回答者5,211人)の東京ガスのハウスクリーニングが候補になります。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉と、群馬・茨城の一部です。
東京ガスのハウスクリーニングは、プロの業者を採用し、清掃技術の研修はもちろん、マナー研修にも合格したスタッフのみが活動していて信頼できるサービスです。価格は、エアコン・浴室・レンジフードのような単価の高い箇所ではダスキンより安く、トイレ・洗面所のような小さい箇所では逆にダスキンのほうが安くなります(トイレ1室はダスキン 10,340円に対して東京ガス 13,200円)(2026年9月時点・両社公式料金を編集部で比較)。依頼したい箇所で見比べてください。
東京ガスのハウスクリーニングのお申し込みはこちらから。
家政婦の定期利用なら「30min.」
三菱地所の家事代行サービス「30min.」も手軽で安価なおすすめサービスです。特に、20代~40代の仕事と家事で忙しい世帯向けで、30分単位という短時間でサービスを利用できるのが特長です。サービス提供エリアは東京23区の全域と武蔵野市・三鷹市です。定期料金は週1回以上の利用で30分3,000円、60分4,600円、120分8,700円(税込・交通費込、2026年10月9日・公式サイトより)。初回はお試しプランがあり、公式では「最大37%Off」と案内されています。
| お試しコース | 価格 | 掃除箇所イメージ |
|---|---|---|
| 60分 | 3,300円 | キッチン or お風呂 |
| 120分 ★おすすめ | 5,500円 | キッチン or お風呂 & リビング & 洗面所 & トイレ |
| 180分 | 8,800円 | キッチン & お風呂 & リビング & 洗面所 & トイレ |
実績で選ぶなら「おそうじ本舗」
「東京ガスのハウスクリーニング」の対応エリアは、東京・神奈川・千葉・埼玉と、群馬・茨城の一部です。そのため、エリア外にお住まいの場合、全国フランチャイズチェーンの「おそうじ本舗」がおすすめです。プロの技術で清掃を依頼したい人にはお勧めです。
全国展開の「ダスキン」
ダスキンは、全国に拠点を持つハウスクリーニングの大手です。標準料金は、浴室・キッチン・レンジフード・エアコンでは東京ガスより高めで、トイレと洗面所はダスキンのほうが安く設定されています(2026年10月時点・各社公式の料金表より)。全国で同じブランドのサービスを受けたい方の選択肢です。
住まいの住宅設備に不具合があったり、10年以上経年している人には設備の交換をお勧めします。
住宅設備交換おすすめサービス一覧
東京ガスの機器交換
東京ガス(東証プライム上場)の、Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えているサービスです。工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します。
ガス給湯器の交換はこちら
ガスコンロの交換はこちら
トイレの交換はこちら
ルームエアコンの交換はこちら
交換できるくん
上場グループ企業が運営する、住宅設備交換の先駆け的なサービスです。見積もり後の追加費用が一切発生しない「明朗会計」を徹底しており、ネット注文に慣れていない方でも安心して任せられる接客品質が高く評価されています。工事対応は札幌・仙台・関東・東海・関西・中国・愛媛・福岡の8地区で、全国対応ではありません(2026年9月時点)。公式サイトの郵便番号判定でエリアを確かめてください。
ガス給湯器の交換はこちら
キンライサー
商品・工事ともに無料の10年保証が付きます。離島を除く全国に対応し、受付は年中無休で、電話は8:00〜21:00、Webは24時間受け付けています(2026年9月24日時点・公式)。
ガス給湯器の交換はこちら
エコキュートの交換はこちら
ミズテック
メーカーからの直接仕入れで中間マージンを減らしていると説明しています。初期費用を抑えたい場合の選択肢の一つです。
ガス給湯器の交換はこちら
チカラもち
給湯器およびエコキュート交換の専門店として、全国にネットワークを展開しています。専門知識豊富なスタッフによる的確な機種選定と、地域に密着した細やかなアフターフォローに定評がある専門店です。
ガス給湯器の交換はこちら