エコキュート交換の補助金|給湯省エネ2026は本体10万円、電気温水器の撤去で12万円・電気蓄熱暖房機の撤去で14万円
この記事を読むと分かること
- 給湯省エネ2026事業の補助額は本体10万円で、撤去する機器によって12万円にも14万円にもなること
- 補助金は業者が代行申請するため、消費者は直接申請できないこと
- 予算の消化状況と、早めに動くべき理由
エコキュートへの交換を検討していると、「補助金が使えると聞いたけれど、どこに申請するのか分からない」「特定の業者でないと使えないのか」といった疑問が出てきます。
この記事では、給湯省エネ2026事業の内容をもとに、エコキュート交換時に使える補助金を整理します。
※ 本記事は2026年10月9日時点の公式サイト(給湯省エネ2026事業)の情報に基づいています。制度内容は変更される場合があるため、申込み前に必ず公式サイトでご確認ください。
給湯省エネ2026事業とは
経済産業省が実施する、高効率給湯器の導入を支援する補助事業です。エコキュート(ヒートポンプ給湯機)、ハイブリッド給湯機、エネファームが対象になります。ガス給湯器(エコジョーズを含む)は対象外です。
エコキュートの補助額
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 基本額 | 70,000円/台 |
| 性能加算 | 30,000円/台 |
| エコキュート1台あたりの上限 | 100,000円 |
さらに、既存機器を撤去する場合は加算があります。
| 撤去加算 | 金額 | 条件 |
|---|---|---|
| 電気蓄熱暖房機の撤去 | 40,000円/台 | 最大2台まで |
| 電気温水器の撤去 | 20,000円/台 | 基本補助を受ける台数まで |
撤去する機器によって合計額が変わります。電気温水器から交換するなら 10万円+2万円=12万円、電気蓄熱暖房機の撤去をともなうなら 10万円+4万円=14万円です。電気蓄熱暖房機を2台撤去できる場合は 10万円+8万円=18万円になります。「最大14万円」とだけ覚えていると、電気温水器からの交換で2万円ぶん見込み違いが出ます。なお、エコキュートからエコキュートへの交換では撤去加算は付きません(公式に「エコキュートの撤去は加算対象となりません」と明記。2026年10月9日確認)。この場合の補助は本体の10万円までです。
設置台数の上限は戸建住宅で2台、共同住宅等で1台までです。
補助の対象になる条件
補助を受けるには、導入するエコキュートが次の要件を満たす必要があります。
基本額(7万円)の要件
- 省エネ法のトップランナー制度で、2025年度目標基準値以上の性能を備えたエコキュートであること
- インターネットに接続でき、天気予報や日射量予報に連動して昼間の沸き上げをシフトする機能を持つこと(または「おひさまエコキュート」であること)
機種によっては、台所リモコンや無線LANアダプターを追加設置することで要件を満たせる場合があります。購入前に業者へ確認してください。
性能加算(3万円)の要件
- 基本機種と比べてCO2排出量が5%以上少ないこと
- JIS C 9220の年間給湯保温効率または年間給湯効率が、2025年度目標基準値+0.2以上であること
対象製品は公式サイトの製品検索で確認できます。「エコキュートなら何でも対象」ではないため、必ず型番単位で確認してください。
申請は業者が行う。消費者は直接申請できない
この事業で最も間違えやすいのが申請の仕組みです。
一般消費者が直接申請することはできません。「給湯省エネ事業者」として登録した業者が申請手続きを代行し、補助金は業者を通じて消費者に還元されます。
手続きの流れ
- 登録事業者に見積もり・発注をする
- 業者が事業者登録・手続きを行う
- 工事を実施する
- 業者が交付申請を提出する(工事完了後)
- 交付決定後、業者から消費者へ還元される
つまり、補助金を使うには「登録事業者に発注すること」が絶対条件です。どれだけ安い業者でも、登録がなければ補助金は1円も受けられません。見積もりを取る段階で「給湯省エネ2026事業の登録事業者ですか」と確認してください。
予算切れのリスク:本体の予算はすでに約5割が消化されている
この事業は予算の上限に達した時点で、期間内であっても終了します。
2026年10月9日午前0時時点の消化状況は、本体の補助が49%、撤去加算が24%です(公式サイトの「予算に対する補助金申請額の割合(概算値)」。毎日午前中に更新。2026年9月5日時点は42%・21%でした)。
対象期間は2025年11月28日から予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日まで)とされています。着工が2025年11月28日より前の工事は対象外です。
過去の同種事業でも予算に達して早期終了した例があります。「そのうち交換しよう」と考えている方は、予算が残っているうちに動くのが確実です。
タンク容量の選び方と交換費用
タンク容量は家族の人数で選びます。三菱電機のラインアップ早見表では次のとおりです(2026年10月9日確認)。
| タンク容量 | 人数の目安(三菱電機) |
|---|---|
| 370L | 主に3〜4人用 |
| 460L | 主に4〜5人用 |
工事費込みの総額は、機種・設置条件・業者で大きく変わるため、見積もりで確かめてください。設置スペースに制約がある場合や、既存配管の変更が必要な場合は追加費用が発生します。
見積もりの総額から、本体の補助10万円(撤去加算があればその分も)が業者を通じて還元されます。
対象外になりやすいケース
「補助金を期待していたのに対象外だった」という失敗には、はっきりした型があります。
- 未登録の業者に発注した:事業者登録のない業者では補助を受けられません
- 対象製品リストにない機種を選んだ:型番単位で登録の有無が決まります
- 居住用以外の建物に設置した:対象は住宅です
- 着工日が対象期間外だった:2025年11月28日以降の工事が対象です
- 新築で他事業の補助を受けた:みらいエコ住宅2026事業の新築補助を受けた場合、本事業は利用できません
いずれも契約前に業者へ確認すれば防げるものです。
エコキュート交換でおすすめの業者
補助金を確実に使うには、給湯省エネ2026事業の登録事業者であることが前提になります。そのうえで、工事品質とアフターフォローを見て選んでください。
エコキュートの交換を扱う業者としては、離島を除く全国対応の「キンライサー」があります。受付は年中無休で、電話は8:00〜21:00、Webは24時間受け付けています(2026年9月24日時点・公式)。依頼する前に、給湯省エネ2026事業の登録事業者かどうかを確かめてください。
給湯器交換おすすめサービス一覧(ガス給湯器)
下の一覧はガス給湯器の交換先です。ガス給湯器は給湯省エネ2026事業の補助の対象になりません。エコキュートへの交換は、上のキンライサーのエコキュート交換か、登録事業者に相談してください。
東京ガスの機器交換
東京ガス(東証プライム上場)の、Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えているサービスです。工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します。
ガス給湯器の交換はこちら
交換できるくん
上場グループ企業が運営する、住宅設備交換の先駆け的なサービスです。見積もり後の追加費用が一切発生しない「明朗会計」を徹底しており、工事の対応エリアは札幌・仙台・関東・東海・関西・中国・愛媛・福岡の8地区です(2026年9月時点・公式サイトより)。全国対応ではないので、公式サイトの郵便番号判定で対象エリアかを先に確かめてください。
ガス給湯器の交換はこちら
キンライサー
離島を除く全国に対応しています。受付は年中無休で、電話は8:00〜21:00、Webは24時間受け付けています(2026年9月24日時点・公式)。
ガス給湯器の交換はこちら
エコキュートの交換はこちら
ミズテック
メーカーからの直接仕入れで中間マージンを減らしていると説明しています。初期費用を抑えたい場合の選択肢の一つです。
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チカラもち
給湯器・エコキュート交換の専門店として全国にネットワークを展開。地域に密着した細やかなアフターフォローに定評があります。
ガス給湯器の交換はこちら