給湯器交換の工事費込み価格を号数・タイプ別に解説!損しない業者選びの全知識
この記事を読むと分かること
- 給湯器交換の工事費込み総額を号数・タイプ別に把握できる
- 「工事費込み」の内訳と、見積もりで見落としがちな追加費用の落とし穴が分かる
- 価格を抑えながら信頼できる業者を選ぶための判断基準が身につく
給湯器交換の工事費込み価格、正直に言います
「給湯器の交換、工事費込みでいくらかかるの?」
これは多くの方が最初に抱く疑問です。でも調べてみると、「5万円〜」という格安業者の広告から「40万円以上」という高額な見積もりまで、価格の幅が広すぎて混乱してしまいますよね。
実際のところ、給湯器の交換費用は「何号か」「どんなタイプか」「どの業者に頼むか」という3つの要素で大きく変わります。この記事では、号数・タイプ別の工事費込み価格の目安を分かりやすく整理した上で、「なぜ業者によってこんなに価格が違うのか」「どこに頼めば安心で損しないのか」を正直にお伝えします。
まず結論から言うと、一般的なガス給湯器の交換は工事費込みで10万〜25万円が現実的な相場です。この範囲に収まれば、まず適正価格と考えていいでしょう。
号数別・タイプ別の工事費込み価格一覧
給湯器の価格を理解するには、まず「号数」と「タイプ」の2軸で整理するのが一番です。
号数とは何か
号数は給湯能力の大きさを表します。1号=1分間に水温を25℃上げて1リットル出せる能力です。一般家庭では16号・20号・24号の3種類が主流で、家族人数に応じて選びます。
- 16号:1〜2人世帯向け(単身者・カップル)
- 20号:2〜3人世帯向け(小家族)
- 24号:3〜4人以上の世帯向け(標準家族・大家族)
タイプ別の機能と価格帯
給湯専用タイプ(シャワー・蛇口からお湯が出るだけ)
追い焚き機能がなく、最もシンプルな構造です。アパートやマンションに多く、浴槽への「落とし込み」方式で使います。
| 号数 | 工事費込み価格目安 |
|---|---|
| 16号 | 8万〜12万円 |
| 20号 | 9万〜14万円 |
| 24号 | 10万〜16万円 |
給湯+追い焚きタイプ(オートタイプ)
設定した温度・湯量で自動的にお湯張りができ、追い焚きも可能。多くの一戸建てに採用されています。
| 号数 | 工事費込み価格目安 |
|---|---|
| 16号 | 12万〜18万円 |
| 20号 | 14万〜22万円 |
| 24号 | 16万〜25万円 |
フルオートタイプ
オートタイプの機能に加え、浴槽のお湯が冷めたら自動追い焚き、減ったら自動足し湯をしてくれる最上位機能です。
| 号数 | 工事費込み価格目安 |
|---|---|
| 20号 | 18万〜28万円 |
| 24号 | 20万〜32万円 |
エコジョーズ(高効率ガス給湯器)
従来型より熱効率が高く、ガス代の節約が期待できます。本体価格は従来型より2万〜5万円高めですが、ランニングコストの削減で長期的にはお得になることも。
| 号数・タイプ | 工事費込み価格目安 |
|---|---|
| 16号給湯専用 | 10万〜15万円 |
| 20号オート | 18万〜26万円 |
| 24号フルオート | 22万〜35万円 |
「工事費込み」の内訳を理解する
「工事費込み」という表記でも、実は含まれる項目が業者によって異なります。ここが価格比較で最も注意すべきポイントです。
通常の工事費に含まれるもの
標準的な給湯器交換の工事費(3万〜7万円程度)には、以下が含まれます。
- 既存給湯器の取り外し・処分
- 新しい給湯器の設置・接続
- ガス管・水道管・排気管の接続
- 動作確認・試運転
- 既存リモコンの取り外しと新リモコン設置
追加費用が発生しやすいケース
以下の状況では、標準工事費に加えて追加費用が発生することがあります。見積もり時に必ず確認しましょう。
配管・排気口の変更が必要な場合
メーカーや機種によって排気口の位置や配管の向きが異なります。前の機種と全く同じ型番・同じメーカーへの交換なら問題ありませんが、異なるメーカーへの交換では配管工事が追加になることがあります。追加費用の目安は1万〜3万円。
ガス管・水道管が劣化している場合
築年数が古い家では、ガス管や水道管そのものの交換が必要になることがあります。これは給湯器交換とは別の工事として計上され、2万〜10万円程度が追加になります。
リモコンが含まれていない場合
安い見積もりの場合、リモコンが別途費用になっているケースがあります。リモコンは1台1万〜2万円程度するため、必ず確認してください。
処分費が別途の場合
古い給湯器の処分費用が別途請求されるケースも。目安は5,000円〜1万円程度です。
足場・アクセス工事
給湯器が高所に設置されている場合、足場の設置が必要なことがあります。戸建てでは特に注意が必要で、2万〜5万円の追加費用になることもあります。
なぜ業者によって価格がこんなに違うのか
あなたも「同じ給湯器なのに、A社は15万円、B社は8万円って言ってきた」という経験をしたことがあるかもしれません。この価格差には、いくつかの理由があります。
仕入れルートの違い
メーカーから直接仕入れる業者、問屋経由で仕入れる業者、中古品を使う業者では、本体の調達コストが大きく異なります。ミズテックのように「メーカーからの直接仕入れ」を謳う業者は、中間マージンを省いた分を価格に反映させています。
広告費・営業費の違い
大手比較サイトに掲載されている業者は、その広告費を工事費に上乗せしています。「一括見積もりサービス」経由で来る業者が割高になりやすいのはこのためです。
技術力・資格の有無
正直なところ、一部の格安業者は必要な資格を持たずに施工しているケースがあります。ガス給湯器の設置には「簡易内管施工士」の資格が必要ですが、これを確認しない消費者につけ込む悪質業者が存在するのも事実です。
アフターサポートの充実度
長期保証やアフターサポートが手厚い業者は、その費用が工事費に含まれています。安い業者は工事後の対応が薄く、「問題が起きたら連絡がつかない」というトラブルにつながることも。
価格だけで選んではいけない理由
「少しでも安くしたい」という気持ちはよく分かります。でも、給湯器の交換を価格だけで選ぶのは危険です。
無資格施工のリスク
ガス給湯器の施工には「簡易内管施工士」の資格が必要です(都市ガスの場合)。この資格を持たない業者が施工すると、ガス漏れや一酸化炭素中毒のリスクが生じます。最悪の場合、生命に関わる重大事故になりかねません。
水道工事にも「指定給水装置工事事業者」として各自治体に認定されている必要があります。この認定を受けていない業者に頼むと、水道局への届出なしに配管工事が行われ、後々水漏れや漏水保険の問題が出てくることがあります。
「10年保証」の罠
多くの給湯器交換業者が「工事10年保証」を前面に打ち出していますが、実態はどうでしょうか。
給湯器の寿命は使用開始からおよそ12〜13年です。つまり、10年保証が切れる頃にちょうど寿命を迎えるのが普通のサイクル。設置後10年たっても問題が起きなければ、それは保証のおかげではなく「普通の耐久性」です。
さらに、給湯器の製造から10年程度で部品の供給が終了します。保証期間内であっても「部品がないので修理できません」となるケースがあるのです。
中小業者の場合、10年後に会社が存続しているかどうかも分かりません。会社が倒産・廃業すれば、その保証は紙切れになります。「10年保証」はあくまでマーケティング上の訴求であり、本質的な信頼性の指標にはならないことを理解しておきましょう。
個人情報漏洩のリスク
一括見積もりサービスを使うと、入力した個人情報が複数の業者に一斉に送られます。その後、複数業者から何度も営業電話がかかってきて辟易した、という声は後を絶ちません。サービスによっては、提携業者への情報提供が利用規約に書かれているだけで実質的に個人情報を売買しているケースも。
結局どの業者に頼むのがベストか
以上を踏まえて、信頼できる業者の選び方をお伝えします。
関東在住なら東京ガスの機器交換が最有力
東証プライム上場・国内最大手のインフラ企業である東京ガスが運営する機器交換サービスは、価格・安心感・アフターサービスのバランスが最も取れています。
東京ガスが最有力な理由:
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- 認定施工会社制度 → 資格保有が組織として担保されている
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- 東京ガスのガス供給エリア(主に関東圏)全域に対応
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号数の選び方:今の号数と同じでいいのか
「今使っている給湯器と同じ号数を選べばいい」と思っている方が多いですが、実はこれが必ずしも正しくありません。
号数を変えるべきケース
家族が増えた場合:16号から20号への変更を検討してください。特に浴室とキッチンを同時に使う機会が多い家庭では、号数不足でお湯が出なくなることがあります。
子どもが独立した場合:24号から20号に落とすことで、本体代を節約できます。
お湯の出が悪いと感じている場合:今の号数が実は足りていないサインかもしれません。一度専門業者に相談してみましょう。
設置スペースの確認
号数を変えると本体のサイズが変わり、現在の設置スペースに収まらないことがあります。特に小型の屋内設置タイプから大型に変える場合は、事前に設置場所の寸法確認が必要です。
見積もりで必ず確認すべき5つのポイント
業者から見積もりをもらったら、以下の5点を必ず確認してください。
① 工事費の内訳が明示されているか
「工事費一式○万円」という曖昧な記載ではなく、取り外し費・設置費・配管費・処分費などが個別に記載されているかを確認。内訳を出せない業者は後から追加請求されるリスクがあります。
② リモコンが含まれているか
リモコンが別途費用になっていると、見かけ上は安い見積もりでも合計は高くなります。
③ 保証内容の実態
「10年保証」の具体的な適用条件を確認。「施工不良による不具合」のみが対象で、機器故障には保証が効かないケースがほとんどです。
④ 施工資格の明示
担当する職人が「簡易内管施工士」を保有しているか、会社が「指定給水装置工事事業者」に認定されているかを確認。口頭でも聞いてみましょう。
⑤ 廃材処分費の有無
古い給湯器の処分費が含まれているかどうかを確認。含まれていない場合、別途5,000円〜1万円が加算されます。
補助金・助成金で費用を抑える方法
給湯器の交換には、国や自治体の補助金が使えるケースがあります。特にエコジョーズやエコキュートへの交換は、省エネ設備として補助金の対象になりやすいです。
主な補助金制度(2026年時点)
給湯省エネ事業や各自治体の省エネ補助金が利用できる可能性があります。補助金額は機種・地域によって異なりますが、エコジョーズへの交換で2万〜5万円程度の補助を受けられることがあります。
申請には工事前の事前申請が必要なケースがほとんどです。業者に「補助金の申請サポートをしてもらえるか」を事前に確認しておきましょう。東京ガスや交換できるくんなどの大手業者は、補助金申請のサポート体制が整っていることが多いです。
工事費込み価格を安くするための現実的な方法
「とにかく費用を抑えたい」という方に、現実的かつリスクの少ない節約方法をお伝えします。
1. シーズンオフを狙う
給湯器の交換は冬場(11月〜2月)に需要が集中します。逆に夏場(6月〜8月)は閑散期で、業者が値引き対応をしやすい時期です。緊急の交換でない場合は、シーズンオフに計画的に交換するだけで数万円節約できることも。
2. 複数の信頼できる業者を比較する
ただし「一括見積もりサービス」は個人情報拡散のリスクがあります。東京ガスや交換できるくんなど、直接公式サイトから2〜3社に見積もりを依頼する方法が現実的です。
3. 省エネ機種への変更で長期的コストを下げる
本体代が高くても、エコジョーズへの変更でガス代を年間1万〜2万円節約できれば、5〜10年で元が取れます。長く住む予定なら省エネ機種への変更を検討する価値があります。
4. 型落ち品を選ぶ
最新モデルにこだわる必要はありません。1世代前のモデルでも基本的な性能は変わらず、10〜20%程度安くなることがあります。業者に「型落ち品でのお見積もりも出してもらえますか?」と相談してみましょう。
まとめ:工事費込みの総額と業者選びの本質
給湯器交換の工事費込み価格を改めてまとめます。
給湯専用タイプなら8万〜16万円、追い焚き付きオートなら12万〜25万円、フルオートなら18万〜32万円が工事費込みの現実的な相場です。エコジョーズへの変更では本体代が上がりますが、補助金活用と長期のガス代節約で逆にお得になるケースもあります。
価格を見るとき最も大切なのは、「工事費込みの総額」で比較することです。本体代だけが安く見えても、工事費・リモコン代・処分費を合算すると他社より高くなるケースが少なくありません。
そして価格以上に重要なのは、「誰が施工するか」です。資格なし業者への依頼は、安く見えても命に関わるリスクがあります。東証プライム上場の東京ガス(関東圏)や東証グロース上場の交換できるくん(全国)など、組織として資格・品質管理が担保されている業者を選ぶことが、長い目で見て最も「安い」選択です。
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