給湯器エラーコード一覧|主要メーカー別の原因・対処法と交換の判断基準
この記事を読むと分かること
- 給湯器エラーコードの意味と対処方法(メーカー別対応表)
- エラーコードが表示されたときの修理と交換の判断基準
- 絢急時の業者選びのポイント
給湯器が急に使えなくなった、リモコンに不可解な数字が表示されている…。そんなトラブルに見舞われると、つい焦ってしまいますろ。しかし、慈を投げる必要はありません。給湯器のエラーコードはいわば「現在の状态を教えてくれSOS信号」です。エラーコードの意味を理解できれば、適切な対処法が見えてきます。
この記事では、リンナイ、ノーリツ、パロマといった主要メーカーのエラーコード一覧と、それぞれのエラーが示す問題、そして修理すべきか交換すべきかの判断基準をまとめました。給湯器のトラブルで困っているあなたにぜひ読んでいただきたい内容です。
給湯器エラーコードとは?基本知識から始めましょう
給湯器のリモコン画面に表示される「111」「140」「888」といった数字は、給湯器が何らかの異常を検知したことを示すエラーコードです。1995年(平成7年)以降、国内の主要メーカーであるリンナイ、ノーリツ、パロマ、パーパスの間では、このエラーコードが統一されています。
つまり、どのメーカーの給湯器でも「111」は点火不良を示し、「140」は温度ヒューズの問題を示すということです。メーカーごとに多少の表現の違いはあるかもしれませんが、同じエラーを指しています。
エラーコードの構造と見方
給湯器のエラーコードは、通常2桁または3桁の数字で構成されています。エラーの最初の2ケタが「エラーの内容」を示し、最後の1ケタがエラーが起こった「場所」を示しています。この構造を理解することで、エラーが何を意味しているかをおおよそ判断できるようになります。
リンナイのエラーコード一覧と対処法
リンナイは日本の給湯器市場で圧倒的なシェアを占めるメーカーです。リンナイ製給湯器をお使いの方向けに、よく見られるエラーコードと対処法をご紹介します。
エラーコード111:点火不良
意味: 給湯器が点火できない状態。お湯が全く出なくなります。
主な原因:
- ガスの元栓が閉まっているか、ガスメーターでガス遮断されている
- プロパンガスの残量がない
- 給湯器の排気口付近に障害物やゴミが詰まっている
- 配管の凍結(冬季)
- ガスメーターの安全機能による遮断(流量オーバー)
対処方法:
- まずは給湯リモコンの電源をオフにしてから30秒待ち、再度オンにしてリセットを試みる
- ガスの元栓が開いているか確認する
- 給湯器の排気口周辺に障害物がないか確認する
- 冬季の場合は配管の凍結がないか確認する
- 上記で解決しない場合はガス供給の復帰ボタンを確認する
エラー111が表示された場合、多くは一時的なトラブルであることが多いため、上記の対処法を試してみることをお勧めします。ただし2時間以上解決しない場合は、リンナイのカスタマーセンターまたは修理業者に連絡しましょう。
エラーコード140:温度ヒューズの不具合
意味: 給湯器の温度制御に問題が発生。お湯の温度調整ができなくなります。
主な原因:
- 温度ヒューズが劣化している
- 温度センサーの故障
- 内部配線の接触不良
対処方法:
温度ヒューズの不具合は自分で直すことはできません。温度の調整がうまくいかないと、やけどの危険性があります。この場合は即座に修理業者に連絡し、専門家に対応してもらう必要があります。
エラーコード888(88):点検時期のお知らせ
意味: 故障ではなく、給湯器の設置から10年相当の使用期間を経過したことを示す点検通知です。
対処方法:
888表示が出ても、給湯器自体は使用できます。ただし、この表示が出ている段階で、給湯器の寿命が迫っていることを認識すべきです。公式の「あんしん点検」を受けることで一時的にこの表示を解除することはできますが(費用は約1万円程度)、1年後には再度表示されます。
実際には、888が表示された時点で給湯器の交換時期を視野に入れるべき時期に来ています。後ほど詳しく説明しますが、888が出た給湯器で他のエラーが頻繁に出始めた場合は、修理ではなく交換を強く推奨します。
ノーリツのエラーコード一覧と対処法
ノーリツもリンナイと並ぶ大手メーカーです。エラーコードの多くはリンナイと共通していますが、メーカー独自のエラーコードもあります。
エラーコード111:給湯点火不良
意味: 給湯側の点火に失敗した状態。給湯のお湯が出ません。
対処方法: リンナイと同じく、リモコンのリセット、ガス栓の確認、排気口の確認を行います。
エラーコード110:給水フィルター詰まり
意味: 給水経路に詰まりが生じている状態。
対処方法: 給水フィルターの清掃が必要です。自分で対応できる場合もありますが、難しい場合は修理業者に依頼しましょう。
エラーコード920及び930:エコジョーズの中和器不具合
意味: エコジョーズ機能が搭載された給湯器において、内部の中和器の寿命が近づいている(920)または寿命が来た(930)ことを示します。
対処方法:
- 920が表示された場合:中和器の交換までの余裕があります。930になる前に業者に連絡し、中和器交換を手配しましょう。
- 930が表示された場合:給湯器が自動停止します。即座に業者に連絡が必要です。
エコジョーズの中和器は給湯器の重要な部品で、交換にはそれなりの費用がかかります。ただし給湯器全体を交換するよりは安く済む場合もあります。
パロマのエラーコード一覧と対処法
パロマは主にプロパンガス向けの給湯器を製造しており、エラーコードの基本はリンナイやノーリツと同じです。
エラーコード111:点火不良
意味: 給湯器が点火できない状態。
対処方法: リンナイやノーリツと同じ対処方法で対応します。
エラーコード140:温度ヒューズ不良
意味: 温度制御システムの異常。
対処方法: すぐに修理業者に連絡してください。
エラーコード12(二桁表示の場合):給湯温度異常
意味: 給湯温度が異常な状態。
対処方法: 温度設定を確認し、異常が続く場合は修理業者に連絡します。
他の主要エラーコード一覧
ここで、複数のメーカーで共通して見られるその他のエラーコードをまとめました。
| エラーコード | 意味 | 緊急度 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| 12 | 温度ヒューズ動作 / 給湯温度異常 | 高 | 修理業者に連絡 |
| 14 | 回路基板不良 | 高 | 修理業者に連絡 |
| 23 | 水圧スイッチ異常 | 中 | リセットを試行、改善なければ修理業者へ |
| 31 | 給水温度異常 | 中 | 給水環境を確認、改善なければ修理業者へ |
| 99 | 給湯器側の不具合 | 中 | リセットを試行、改善なければ修理業者へ |
エラーコードが頻出する場合は交換のサイン
単発のエラーは一時的な問題で済む場合が多いですが、同じエラーが何度も表示される場合は注意が必要です。特に以下のような状況では、修理ではなく交換を視野に入れるべき時期が来ています。
複数のエラーが次々と表示される
給湯器の寿命が近づくと、ひとつのエラーが解決しても別のエラーが出現するようになります。これは給湯器の内部部品が劣化し始めたサインです。
888エラーが出た後に他のエラーが頻出
888は点検通知ですが、888が出ている給湯器で111や140などの実際の故障エラーが頻繁に出るようになった場合、給湯器全体の老朽化が進行していることを意味します。
エラーが出ても復帰ボタンで一時的に解決される
エラーが出るたびに復帰ボタンを押して対応している場合、いつ完全に故障してもおかしくない状況です。こうした場合は修理でその場をしのぐのではなく、交換を検討する時期です。
修理 vs 交換の判断基準:年数と費用で判断する
給湯器のエラーが出た場合、修理すべきか交換すべきかの判断は、給湯器の年数と修理費用が重要な要素になります。
給湯器の寿命は10年が目安
ガス給湯器の平均寿命は約10年です。使用開始から10年を超えている給湯器でエラーが出た場合、交換を強く推奨します。
5年以下の給湯器でエラーが出た場合: 修理を優先すべきです。
5~10年の給湯器でエラーが出た場合: エラーの内容によって判断します。111や140など重大なエラーの場合は交換を検討します。
10年以上経過した給湯器でエラーが出た場合: 迷わず交換をお勧めします。
修理費用 vs 交換費用の比較
給湯器の修理費用は、部品代や出張費を含めて3~15万円程度になることが多いです。一方、給湯器の交換費用は15~40万円程度が相場です。
ただし、10年経過した給湯器で15万円の修理をしても、数ヶ月後に別の部品が故障する可能性は高いです。そう考えると、交換費用の方がトータルで安く済む場合も多いのです。
故障の頻度で判断する
給湯器が1年に複数回エラーを示すようになった場合、交換時期が来ています。このような頻度で修理を重ねるくらいなら、新しい給湯器に交換した方が経済的です。
緊急時の業者選び:急いでいるときは業者選びが重要
給湯器が使えなくなると、修理か交換かを落ち着いて検討している時間がない場合もあります。緊急時こそ、どの業者に依頼するかが重要です。
緊急対応可能な業者を選ぶ基準
- 対応の速さ
- 365日対応可能か
- 深夜や早朝にも対応しているか
- 同日対応が可能か
- 修理と交換の両方の選択肢がある
- 修理で済む場合もあれば、交換が必要な場合もあります。両方の選択肢を提示してくれる業者を選びましょう。
- 明朗会計
- 見積もり後の追加費用がないか
- 出張費は無料か
- 費用について事前に十分な説明があるか
- メーカー認定業者または上場企業が運営
- 安心感が違います
実は、給湯器交換の業者選びはトラブル回避の最も重要な要素です。急いでいる状況につけ込んで高額な費用を請求する悪質業者も存在します。落ち着いて複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。
よくある質問と回答
Q1:エラーコードが表示されたら、まず何をすればいい?
A:まずリモコンの電源をオフにしてから30秒待ち、再度オンにするリセットを試してください。その後エラーが消えれば、一時的な問題です。エラーが消えない場合は、ガスの元栓やメーターの状態を確認しましょう。それでも解決しない場合は業者に連絡してください。
Q2:888エラーが出たら、すぐに交換が必要?
A:888は故障ではなく点検通知なので、すぐに交換が必要ではありません。ただし、888が出ている給湯器で他のエラーが頻繁に出るようになった場合は、交換を検討すべきです。
Q3:修理業者とメーカーどちらに連絡すべき?
A:給湯器の修理はメーカーから提携を受けた修理業者が対応するのが一般的です。ただし、交換を検討している場合は、修理業者よりも交換に特化した業者に相談する方が、総合的なアドバイスを受けられます。
Q4:給湯器交換を依頼する場合、どのくらいの期間で完了する?
A:業者や在庫状況により異なりますが、見積もりから工事完了まで3~5日程度が目安です。緊急対応業者なら翌日対応も可能です。
Q5:給湯器の修理費用を安く抑える方法は?
A:出張費や診断料が無料の業者を選ぶこと、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。また、10年以上経過した給湯器の場合、修理費用をかけるより交換の方が安く済む場合も多いので、修理見積もりと交換見積もりの両方を取って比較しましょう。
まとめ
給湯器のエラーコードは、給湯器からのSOSメッセージです。111なら点火不良、140なら温度制御の問題、888なら寿命が近づいたことを示しています。エラーコードの意味を理解できれば、焦らずに適切な対処ができます。
特に重要なのは、給湯器の年数とエラーの内容から「修理」か「交換」かを判断することです。10年を超えた給湯器でエラーが出た場合、修理でその場をしのぐより、新しい給湯器に交換した方が経済的・精神的な安心につながります。
緊急時の業者選びも大切です。明朗会計で、修理と交換の両方の選択肢を提示してくれる業者に依頼することで、最適な解決策を得られます。
給湯器は毎日使う生活に欠かせない家電です。エラーが出たときは、この記事を参考に落ち着いて対応してください。そして必要に応じて、信頼できる業者に相談することをお勧めします。
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