一戸建ての給湯器交換費用は工事費込みでいくら?種類・号数別の相場と業者の選び方を徹底解説
この記事を読むと分かること
- 一戸建ての給湯器交換費用(種類・号数別の相場)が具体的に分かる
- 費用を大きく左右する5つのポイントが分かる
- 信頼できる業者の選び方と、失敗しないための注意点が分かる
一戸建ての給湯器が壊れたとき、真っ先に気になるのは「いったいいくらかかるの?」という費用のことではないでしょうか。
給湯器の交換費用は、マンションと一戸建てでは異なる場合があります。一戸建てには屋外設置や据置型など特有の設置条件があり、工事内容によっても費用が変わります。「見積もりを取ったら思っていた以上に高くて驚いた」「業者によって金額がバラバラで、どれが適正なのか分からない」という声も少なくありません。
この記事では、一戸建てに特有の給湯器交換費用の相場を種類・号数別に詳しく解説します。費用を左右するポイントや信頼できる業者の選び方まで網羅しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
一戸建ての給湯器交換費用の相場は?総額でいくらかかる?
一戸建ての給湯器交換費用(本体価格+工事費)の相場は、選ぶ機種や設置条件によって幅がありますが、おおよそ6万〜35万円が目安です。最も多い価格帯は10万〜20万円未満で、全体の約半数以上がこの範囲に収まります。
給湯器の交換費用は大きく2つに分かれます。
- 本体価格: 給湯器本体の仕入れ・販売価格
- 工事費: 既存機器の撤去・廃棄処分費、新規機器の設置・配管接続・試運転調整費、リモコンなどの付属品取り付け費
ネット専門業者と街の設備業者では本体価格に大きな差が出ることがあります。メーカー希望小売価格の給湯器が、ネット専門業者では50〜60%オフで購入できるケースも珍しくありません。業者の調達ルートや販売戦略によって価格差が生まれるため、必ず複数社から見積もりを取ることが重要です。
費用の内訳イメージ(一般的な一戸建ての場合)
| 費用項目 | 目安金額 |
|---|---|
| 給湯器本体 | 4万〜22万円 |
| 撤去・廃棄処分費 | 5,000〜1万5,000円 |
| 設置・配管工事費 | 1万5,000〜3万5,000円 |
| リモコン代 | 1万〜2万円 |
| その他(部材など) | 3,000〜1万円 |
| 合計 | 6万〜35万円 |
工事費は、配管の長さや設置場所の状況によって変動します。一戸建ての場合、マンションと比べて配管経路が長くなることもあり、工事費が高くなるケースがあります。
種類別の給湯器交換費用
給湯器にはいくつかの種類があり、種類によって費用が大きく異なります。一戸建てではどのタイプが使われているかを確認してから見積もりを依頼しましょう。
① 給湯専用タイプ(追い焚きなし)
費用相場:5万〜10万円
シャワーや蛇口からお湯を出す機能だけを持つ最もシンプルなタイプです。追い焚き機能がないため、浴槽のお湯を沸かし直すことはできません。その分、本体価格が最も安く、工事も比較的シンプルです。
単身世帯やシャワーのみ使用が多い世帯、シンプルな使い方でコストを抑えたい場合に向いています。
② 追い焚き機能付きタイプ(オート・フルオート)
費用相場:9万〜22万円
追い焚き機能付き給湯器には「オートタイプ」と「フルオートタイプ」の2種類があります。
- オートタイプ:設定温度まで自動でお湯張りし、追い焚きも可能。保温や足し湯は手動操作が必要。費用相場9万〜16万円
- フルオートタイプ:お湯張りから保温・追い焚き・足し湯まですべて自動。最もユーザーフレンドリーだが、価格も高め。費用相場12万〜22万円
家族世帯で浴槽を毎日使う場合は、フルオートタイプが便利です。子育て中や高齢者のいる世帯では特に重宝します。
③ エコジョーズ(高効率ガス給湯器)
費用相場:11万〜26万円
エコジョーズは、従来型ガス給湯器と比べてガス使用量を約13%削減できる高効率タイプです。排熱を再利用してお湯を作るため、ランニングコストを下げられます。
初期費用は従来型より高めですが、毎月のガス代節約効果があるため、長期的に使い続けるならエコジョーズの方がお得になるケースが多いです。設置にはドレン排水工事が必要なため、工事費が従来型より1万〜2万円ほど高くなることがあります。
④ 給湯暖房熱源機(床暖房・浴室乾燥対応)
費用相場:20万〜35万円
床暖房や浴室乾燥機能を搭載した大型の熱源機です。給湯・暖房・浴室乾燥を1台でまかなえますが、本体価格・工事費ともに最も高額になります。一戸建てで床暖房を設置している場合はこのタイプが必要です。
⑤ エコキュート(電気給湯器)
費用相場:35万〜70万円
ガスを使わず電気(ヒートポンプ)でお湯を作る給湯器です。深夜電力を活用することでランニングコストを大幅に削減できますが、初期費用はガス給湯器の2〜3倍になります。一戸建てで太陽光発電と組み合わせると特に効果的です。
号数の選び方と費用の違い
給湯器の「号数」は、1分間に水温+25℃のお湯を出せる量(リットル)を表します。16号なら1分間に16L、24号なら24Lのお湯が出る計算です。号数が大きいほど本体価格は高くなります。
世帯人数と号数の目安
| 世帯人数 | 推奨号数 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 1〜2人 | 16号 | 比較的安価 |
| 2〜3人 | 20号 | 中程度 |
| 3〜4人以上 | 24号 | やや高め |
一戸建ての場合、マンションと違って浴槽が大きいケースや、複数の浴室・蛇口を同時に使う可能性があります。そのため、マンションなら20号で十分な家族世帯でも、一戸建てでは24号を選んだ方が快適に使えることがあります。
「今使っているのと同じ号数で良い」という考え方が基本ですが、家族が増えた・浴槽を大きなものに交換したなど生活の変化があれば、号数の見直しも検討しましょう。
一戸建てならではの費用の考え方
マンションと比べて、一戸建てには給湯器交換時に特有の費用がかかるケースがあります。事前に把握しておくことでトラブルを防げます。
据置型・屋外設置の特徴
一戸建ての給湯器は、屋外の地面に据え置かれた「据置型」が多く使われています。マンションのベランダや壁面に取り付けられた「壁掛型」とは設置条件が異なります。
据置型では、給湯器の固定架台が必要になる場合や、配管の接続経路が複雑になることがあり、工事費が高くなるケースがあります。特に設置場所が狭い場合や配管が古い場合は、追加工事が発生することを念頭に置いておきましょう。
配管交換・補修費用
築年数の古い一戸建てでは、配管自体が劣化していることがあります。給湯器本体だけを交換しても、配管が劣化していれば水漏れなどのトラブルが起きかねません。配管の状態によっては、給湯器交換と同時に配管の補修や一部交換が必要になり、追加で1万〜5万円ほどかかることがあります。
廃棄費用
古い給湯器の撤去・廃棄費用は通常の工事費に含まれていることが多いですが、業者によっては別途請求される場合もあります。見積もりを取る際は、廃棄費用が含まれているかどうかを必ず確認しましょう。
足場工事の必要性
給湯器が建物の高い場所に設置されている場合、足場を組む必要が生じることがあります。この場合は足場工事費(3万〜10万円)が別途かかります。据置型が多い一戸建てでは頻度は低いですが、屋根近くに設置されているケースでは注意が必要です。
費用を左右する5つのポイント
給湯器の交換費用は、以下の5つの要素によって大きく変わります。見積もりを取る前にこれらを把握しておくと、適正価格かどうかの判断がしやすくなります。
1. 設置タイプ(壁掛型 vs 据置型)
先述の通り、一戸建てで多い据置型は壁掛型より工事が複雑になりやすい傾向があります。特に配管経路が長い場合は工事費が増える可能性があります。
2. 追い焚き機能の有無
追い焚き機能付きタイプは、追い焚き専用の配管(往き・戻り)が必要です。現在追い焚き機能がある場合はスムーズに交換できますが、給湯専用から追い焚き付きにグレードアップする場合は追い焚き配管の新設工事が必要になり、2万〜5万円ほど追加費用がかかることがあります。
3. エコジョーズかどうか
エコジョーズへの交換には、排熱時に発生するドレン水(酸性の排水)を処理するためのドレン排水工事が必要です。この工事費が1万〜2万円ほど加算されます。一方で、毎月のガス代削減効果が期待できるため、長期的には元が取れることがほとんどです。
4. 床暖房・浴室乾燥の有無
床暖房や浴室乾燥機が設置されている一戸建てでは、対応する給湯暖房熱源機への交換が必要になります。この場合、機器本体も配管工事も大がかりになるため、費用は大幅に増加します。
5. 業者の調達ルートと価格設定
同じ機種でも、業者によって本体価格に数万円もの差が出ることがあります。メーカーから直接仕入れているネット専門業者は、中間マージンが少ない分だけ安く提供できます。街の設備業者はメーカーの定価に近い価格で販売しているケースも多く、本体価格だけで5万〜10万円の差になることもあります。
「10年保証」は本当に安心なのか?
給湯器交換を検討するとき、多くの業者が「10年保証」を売りにしています。しかし、この「10年保証」という言葉の実態をよく知らないまま選ぶのは危険です。
給湯器の平均寿命は10〜15年と言われています。実際に故障が多発するのは使用開始から12〜13年以降のケースが大半です。つまり、10年保証が切れたころに初めて故障するという皮肉な現実があります。
また、製造終了から約10年でメーカーの部品供給が終了します。保証期間内でも、部品がなければ修理は不可能です。さらに、施工不良は設置後数週間〜数ヶ月以内に発覚するのが通常であり、10年後に施工不良の証明をすることはほぼ不可能です。
最も注意すべきは「業者の存続リスク」です。中小の給湯器交換業者が10年後も同じ場所で営業している保証はどこにもありません。保証を提供した業者が廃業してしまえば、その保証は紙切れ同然になります。
本当の意味での安心を得るためには、10年後も確実に存続し、組織的に施工品質を担保できる業者を選ぶことが重要です。東京ガスや東証上場企業が運営するサービスなど、財務基盤が安定した業者を選ぶことが「真の10年安心」につながります。
信頼できる業者の選び方
給湯器の交換業者を選ぶ際は、価格だけで判断しないことが大切です。以下のポイントを確認しましょう。
① 施工資格を確認する
ガス給湯器の交換工事には、液化石油ガス設備士(LPガスの場合)やガス機器設置スペシャリストなどの資格が必要です。また、水道工事が伴う場合は給水装置工事主任技術者や各自治体の指定給水装置工事事業者であることが必要です。
見積もり時に「御社の担当者はどのような資格を持っていますか?」と直接聞いてみましょう。資格の有無を確認できる業者は信頼できる証拠です。
② 明朗会計かどうか確認する
「見積もりに追加費用が一切発生しない」と明言している業者を選びましょう。工事後に「追加工事が必要でした」と言って追加請求してくる悪質な業者も存在します。事前に追加費用の可能性と、発生する場合の条件を必ず確認しましょう。
③ 会社の規模・運営母体を確認する
前述の「10年保証」の観点からも、運営会社の規模や財務基盤は重要です。東証上場企業や大手インフラ企業が運営するサービスは、10年後も継続している可能性が高く、組織として施工品質の管理体制も整っています。
④ 複数社から見積もりを取る
最低でも2〜3社から見積もりを取ることで、適正価格の相場感をつかめます。1社だけの見積もりでは、それが高いのか安いのかを判断する基準がありません。
⑤ 訪問販売・電話営業の業者には注意
突然の訪問販売や電話営業で「今すぐ交換しないと危険」と煽る業者には要注意です。東京都をはじめ各自治体で「給湯器の点検商法」による消費者被害の相談が多数寄せられており、なかには業務停止命令を受けた業者も存在します。
実際の口コミ・体験談
実際に一戸建ての給湯器を交換した方の体験談を見てみましょう。
ポジティブな事例として、このような声があります。
「24号サイズ、リモコン費用、撤去費用追加もなく、以前使用していた給湯器より節約効果の高いエコジョーズに交換して、全てコミコミ価格138,100円でした(現金支払い割引あり)」
— Webレビューより
「連休中の突然の給湯器故障で、Amazonで本体を翌日配送してもらい工事を依頼したところ、連休最終日に無事お湯が出るようになり、対応やり取りもスムーズで安心して任せられました」
— Webレビューより
一方で、注意が必要な事例もあります。
「見積もりをした時点では安く見えたのに、工事が始まったら『配管が劣化していた』『架台の補修が必要』などと言われ、気がつけば最初の見積もりより5万円以上高くなっていた」
— Yahoo!知恵袋より
この体験談が示す通り、初期見積もりに含まれる内容が業者によって異なる点に注意が必要です。見積もりを比較する際は、「何が含まれていて何が含まれていないか」を細かく確認することが重要です。
よくある失敗事例
実際に給湯器交換でよくある失敗パターンと、その回避策を紹介します。
失敗例1: 号数を下げて節約しようとした
「大きな号数は高いから、一回り小さくして節約しよう」と考えて号数を下げたところ、4人家族で朝の同時使用時にお湯が出なくなってしまったという事例があります。号数変更は必ずライフスタイルに合わせて慎重に判断しましょう。
失敗例2: 最安値業者に頼んだら施工が雑だった
ネットで最安値を提示した業者に依頼したところ、配管の接続が不完全で水漏れが発生。結果的に修理費用が別途かかり、当初より高くついてしまったという事例があります。価格だけでなく、施工実績・資格・保証内容を総合的に判断することが大切です。
失敗例3: 電話営業の業者にその場で契約してしまった
「今だけ特別価格で交換できます」という電話勧誘に乗り、その場で契約。後から調べると相場より50%以上高い金額だったという事例があります。電話勧誘や訪問販売ではその場で決めず、必ず他社と比較しましょう。
失敗例4: 給湯器の種類を変えようとして高額な追加工事が発生した
給湯専用タイプから追い焚き付きにグレードアップしようとしたところ、追い焚き配管の新設工事が必要で追加3万円かかったという事例があります。現在の設備から種類を変更する場合は、追加工事費用を事前に確認しましょう。
補助金は使える?
給湯器の交換に際して、国や自治体の補助金が活用できる場合があります。特にエコジョーズやエコキュートなどの省エネ性能の高い機器への交換では、補助金の対象となるケースがあります。
国の補助金制度は毎年内容が変わるため、交換時点での最新情報を確認することが重要です。東京ガスや各業者のウェブサイトでも補助金情報を案内していることがあるので、見積もりを取る際に「補助金の対象になりますか?」と聞いてみましょう。
また、自治体によっては独自の省エネ機器補助金を設けているところもあります。お住まいの市区町村の窓口やウェブサイトで確認してみてください。
まとめ:一戸建ての給湯器交換費用の総まとめ
一戸建ての給湯器交換費用についてまとめます。
| 種類 | 費用相場(本体+工事費) |
|---|---|
| 給湯専用タイプ | 5万〜10万円 |
| 追い焚き付き(オート) | 9万〜16万円 |
| 追い焚き付き(フルオート) | 12万〜22万円 |
| エコジョーズ | 11万〜26万円 |
| 給湯暖房熱源機 | 20万〜35万円 |
| エコキュート | 35万〜70万円 |
給湯器交換で失敗しないためのポイントを改めて整理すると、まず複数社から見積もりを取ることが大前提です。次に施工資格の有無を確認すること、そして「10年保証」の実態を理解した上で、財務基盤が安定した業者を選ぶことが重要です。
一戸建てならではの据置型設置や配管状況など、現地確認が必要な要素も多いため、実績が豊富でアフターフォロー体制が整った業者に依頼することをおすすめします。
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