【2026年】引越し前ハウスクリーニングの費用相場|退去時に損しないための必須知識
この記事を読むと分かること
- 引越し前ハウスクリーニングの費用が、何で決まるのかが分かる
- 退去時のハウスクリーニング費用を貸主・借主のどちらが負担するのかが分かる
- 退去立会い・精算で損しないための対策と、プロに頼む前に確かめることが分かる
引越し前のハウスクリーニング、誤解していませんか?
「退去前には必ずプロのハウスクリーニングを入れないといけない」「気になる箇所だけ自分で掃除すれば大丈夫」——どちらも、契約の中身によっては当てはまりません。引越し前のハウスクリーニングは、ルールを知らないと、払わなくてよいお金を払ったり、二重に払ったりしかねないテーマです。
この記事では、引越し前のハウスクリーニングにかかる費用の決まり方と、退去立会い・精算で損しないための知識をお伝えします。
引越し前ハウスクリーニングの費用
ハウスクリーニングの費用には、業界団体などが公表している「相場」はありません。会社ごとに定価があるだけです。目安を知りたいときは、定価を公開している会社の値を見るのが確実です。
場所ごとの定価の例
東京ガスのハウスクリーニングの公開価格は、壁掛けエアコンが13,200円から、浴室が17,600円(鏡のウロコ取りありで22,000円)、キッチンが19,800円、レンジフードが17,600円、トイレと洗面所が各13,200円です(2026年9月13日・公式の料金ページより、いずれも税込)。複数の箇所をまとめると、2点のセットで単品合計の5%引き、3点以上のセットで20%引きになります。
部屋まるごとの「空室クリーニング」
部屋全体を間取り単位で頼む「空室クリーニング」は、会社によって料金の決め方が違います。間取りだけでなく、汚れの程度、ペットの有無、駐車場の有無などで変わるので、見積もりで追加料金がかかる条件まで確認してください。
荷物の有無で作業のしやすさが変わる
荷物が残っていると、家具の移動や養生に手間がかかり、届かない場所も出てきます。引越しの荷物を運び出したあと、空室の状態で頼むのが効率的です。
退去時のハウスクリーニング費用は貸主・借主のどちらが負担するのか?
ここは多くの方が誤解しているポイントです。
ガイドラインの原則は「通常の清掃をしていれば貸主負担」
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」では、退去時のクリーニング費用は、借主が通常の清掃をしていれば貸主の負担とされています。次の入居者を迎えるためのクリーニングは、貸主側の負担という考え方です。
借主の負担になるのは、通常の清掃をしていなかった場合です。ガイドラインが「通常の清掃」として挙げているのは、ゴミの撤去、掃き掃除、拭き掃除、水回りの清掃、換気扇やレンジ回りの油汚れの除去です。
契約で借主負担の特約がある場合
ただし、賃貸契約書に「退去時のクリーニング費用は借主負担」という特約が入っていることは少なくありません。ガイドラインのQ&Aでは、クリーニング特約が有効かどうかを、①内容と範囲が示されているか、②通常の損耗分も借主に負担させる趣旨と具体的な範囲が、契約書に書かれているか口頭で説明されているか、③費用として妥当か、の3点で判断するとしています。
特約で清掃費が定額になっている場合は、自分でプロに頼んでも特約の金額は別に差し引かれ、二重払いになることがあります。プロに頼む前に、特約の金額と、管理会社が自己手配を認めるかを確認してください。
借主が負担するケース
借主の負担になるのは、故意・過失や、通常の使い方を超える使い方による汚れや傷です。たとえば、手入れを怠って広がったカビ、タバコのヤニや臭い(居室全体に及んだ場合)、ペットがつけた傷や臭いなどが当たり、敷金から差し引かれるのが一般的です。
退去立会い・精算で損しないための実践的対策
対策1:入居時の状態を記録しておく
入居時の室内の状態を写真や動画で記録しておくことが大切です。入居前からあった傷や汚れは自分の責任ではありませんが、証拠がなければ説明が難しくなります。
対策2:退去立会いに立ち会う
退去立会いに立ち会えば、その場で説明を求めたり、異議を伝えたりできます。内容が分からないままサインせず、どの傷や汚れが誰の負担になるのか、項目ごとに確認しましょう。
対策3:まず「通常の清掃」を済ませ、プロに頼むかは特約を見て決める
退去前には、ガイドラインのいう「通常の清掃」を自分で済ませておくのが基本です。そのうえで、特約がなく、自分では落としきれない汚れ(エアコン内部、浴室のカビ、換気扇の油汚れなど)がある場合に、プロのハウスクリーニングを検討するのが無駄のない順番です。
引越し前のハウスクリーニングは東京ガスがおすすめ
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清掃技術の研修に加えてマナー研修を修了したスタッフが担当し、定価と作業時間のめやすが公式サイトに併記されています。問い合わせる前に金額と拘束時間を確かめられるのが、他社との一番の違いです。
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