リフォーム前のハウスクリーニングは必要?最適なタイミングと業者選びを徹底解説
この記事を読むと分かること
- リフォーム前にハウスクリーニングを入れると得をするケースと、後だけで足りるケース
- 前に頼む場合の料金を、大手3社の公式価格で比べた目安(2026年10月時点)
- 業者を選ぶときに、申し込む前に確かめておきたいこと
リフォーム前にハウスクリーニングをするべきか、しなくていいか
「リフォームとハウスクリーニング、どちらを先にするべき?」と迷ったことはありませんか。答えは「状況による」です。リフォームの内容や目的によって、クリーニングの最適なタイミングは異なります。
一般的によく言われるのは「リフォーム後にクリーニング」という順序ですが、実は「リフォーム前にクリーニングをする方が有利なケース」も少なくありません。この記事では、リフォーム前にハウスクリーニングを実施するメリット・デメリット、リフォーム後のクリーニングとの違い、そして業者の選び方まで解説します。
リフォーム前にハウスクリーニングをするメリット
「リフォームするのに、なんで事前に掃除が必要なの?」と思う方もいるでしょう。しかし、リフォーム前にプロにクリーニングを依頼することには、意外なほど大きなメリットがあります。
現状を正確に把握でき、リフォーム計画の精度が上がる
汚れやカビが大量に付着した状態では、壁や床の本来の状態を見極めることができません。プロにクリーニングしてもらった後に初めて「ここのクロスは実はひび割れていた」「浴室のタイル目地のカビは表面だけだった」と分かることもあります。
清潔な状態で現状を確認することで、「リフォームしなくて良い部分」と「本当にリフォームすべき部分」を判断しやすくなります。結果として、不要な工事を発注するリスクを減らすことにつながります。
カビをリフォーム前に見つけて落とせる
リフォームで壁材や床材を張り替える際、下地にカビが発生していると、新しい材料で覆っても内部で広がり続けることがあります。特に浴室やキッチン周辺のリフォームを考えている場合、事前に表面のカビを落としておくと、どこまで傷んでいるかをリフォーム業者と一緒に確かめやすくなります。
なお、シロアリの被害(蟻道や木部の食害)はハウスクリーニングで扱うものではなく、駆除業者の領域です。工事の前に見つかれば、リフォームの範囲や順番に反映できます。
リフォーム業者が作業しやすい環境を整えられる
大量のホコリや油汚れ、水垢が付着した状態だと、リフォーム業者が作業しにくい環境になります。特にキッチンや浴室のリフォームを依頼する場合、事前にクリーニングしておくことで、現地調査や工事がスムーズに進むことがあります。
売却・賃貸の前準備に向いている
居住中の住宅を売却したり賃貸に出したりする前に、部分的なリフォームやリノベーションをする方は多いです。その際、「まずハウスクリーニングで清潔な状態にしてから、どこを直すかを決める」という順番は現実的です。
内覧のときに日常の汚れが残っていると印象が悪くなります。クリーニングで清潔にしたうえで、本当に必要な箇所だけをリフォームすれば、費用をかけすぎずに印象を上げられます。
リフォーム前にハウスクリーニングをすることのデメリット
メリットだけでなく、デメリットも正直にお伝えします。リフォーム前にハウスクリーニングをする最大のデメリットは、「リフォーム中にまた汚れる」ことです。
リフォーム工事では、工事業者の出入り、建材の切断・施工などにより、必ず粉塵やゴミが発生します。工事終了後にはリフォーム業者が簡単な清掃をして出ていくことが多いですが、それはいわゆる「粗清掃」にとどまり、細部まできれいになるわけではありません。
そのため、「リフォーム後のクリーニング」を省けるわけではなく、「リフォーム前と後の両方にクリーニングが必要なケースもある」と理解しておくことが大切です。前に頼む場合は、工事をしない場所(エアコン・浴室など)に絞ると、二度手間を減らせます。
リフォーム前のハウスクリーニングが特に当てはまるケース
浴室・キッチンの部分リフォームをする場合
浴室やキッチンは、汚れやカビが最も繁殖しやすい場所です。リフォーム前に表面のカビやコンロ周辺の油汚れ、レンジフード内部の汚れを落としておくと、リフォーム業者が設備の状態を見て判断しやすくなります。
カビを残したまま新しい素材で覆ってしまうと、リフォーム後もカビが再発しやすくなります。「リフォームしたのにすぐカビが出た」ということにならないためにも、事前に汚れを取り除いておくことは大切です。
空き家期間が長い中古住宅をリフォームする場合
長期間空き家になっていた物件は、ホコリやカビ、においがこもっているケースが少なくありません。事前にクリーニングしておけば、リフォーム業者が家の状態を見極めやすくなり、見積もりの精度も上がります。
賃貸物件の退去後に改修する場合
賃貸物件の退去後に原状回復・リフォームをする場合、まずハウスクリーニングで前入居者の汚れを落としてからリフォーム工事を始めると、単なる汚れなのか、交換や補修が必要な傷みなのかを見分けやすくなります。工事範囲を決める前にクリーニング、その後リフォーム、という順序が理想です。
リフォーム後のハウスクリーニングも必要
リフォーム工事中には、建材の粉塵、切りくず、接着剤のにおいなどが発生します。リフォーム業者による工事後の清掃は、大きなゴミの片付けや粗清掃が中心で、細部の汚れやハウスダストまで取り除くわけではありません。
リフォーム後クリーニングのポイント
タイミングは、工事が終わってから家具を戻す前がおすすめです。荷物が入る前のほうが作業範囲を広く取れ、床にたまった粉塵もまとめて落とせます。
清掃範囲は、リフォームした箇所だけでなく、工事中に養生していた周辺や、資材の搬入に使った玄関・廊下も含めて依頼範囲をはっきり伝えることが大切です。
「工事の最後にどこまで清掃してくれるのか」は、リフォーム会社によって違います。契約の前に、引き渡し時の清掃範囲を見積書や契約書で確かめておくと、後から自分で掃除する手間を見込めます。
リフォーム前のハウスクリーニング費用(大手3社の公式価格)
リフォーム前のクリーニングは、住んでいる状態で場所ごとに頼むのが基本なので、各社の場所別メニューの料金で考えられます。公式サイトに料金を載せている大手3社の主なメニューは次のとおりです(いずれも税込)。
| メニュー | 東京ガス | ダスキン | おそうじ本舗 |
|---|---|---|---|
| 浴室 | 17,600円 | 22,000円 | 19,800円 |
| キッチン | 19,800円 | 20,680円〜 | 19,800円 |
| レンジフード | 17,600円 | 22,000円〜 | 19,800円 |
| トイレ | 13,200円 | 10,340円 | 9,900円 |
| 洗面所 | 13,200円 | 10,340円 | 9,350円 |
(東京ガスとおそうじ本舗の洗面台は2026年10月9日、ダスキンは2026年10月8日、おそうじ本舗のそれ以外は2026年9月の表示価格(浴室・キッチン・レンジフードはセール前の通常価格)。各社公式サイトより。ダスキンは「上記料金でのご利用は条件があります」と注記。東京ガスはメニュー料金とは別に駐車場代がかかります)
東京ガスは、レンジフード・キッチン・浴室をまとめた「水まわり3点セットA」が44,000円で、単品で別々に頼むより20%安くなります(2026年10月時点・公式サイトより)。リフォームしない水まわりだけを前にまとめて頼む、という使い方もできます。
リフォーム後のクリーニング(工事のあとの仕上げ清掃)は、工事の規模や面積、残った汚れの量で変わるため、定額の料金表を出している大手はほとんどありません。現地を見たうえでの見積もりになるのが普通です。リフォーム会社が手配するクリーニングと、自分で頼むクリーニングの両方の見積もりを取り、作業範囲をそろえて比べると判断しやすくなります。
リフォーム前のハウスクリーニング業者の選び方
リフォーム前であれ後であれ、ハウスクリーニング業者を選ぶ基準は共通しています。リフォーム前のクリーニングは住んでいる家にスタッフを入れることになるため、次の点を申し込む前に確かめておきましょう。
スタッフの研修体制
清掃技術の研修に加えて、マナー研修を実施している業者は安心感があります。住んでいる家では、私物や書類を残したままスタッフが入ることになるからです。
損害が出たときの対応
住んでいる家のクリーニングでは、周りに家具や家電が多くあります。万が一の損傷にどう対応するのか、保険の引き受け先と補償の上限額まで事前に確認しておきましょう。古い設備は補償の対象外になっていることもあります。
リフォーム内容に合わせたメニューを選べるか
キッチンリフォームの前ならキッチン特有の油汚れ、浴室リフォームの前ならカビというように、リフォームする場所の周りに合わせてメニューを選べる業者が便利です。
東京ガスのハウスクリーニングをリフォーム前に頼む場合
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県と、群馬県・茨城県の一部にお住まいの方は、東京ガスのハウスクリーニングが候補になります(県全域ではないので、公式サイトの対応エリアで市区町村を確かめてください)。
- 研修:「専用の研修施設で独自の技術研修とマナー研修を実施。自社研修施設のテストに合格したサービススタッフが訪問します」と公式に説明しています
- 料金:メニューごとの料金が公式サイトに載っていて、Webで申し込んだ時点で料金が決まります。駐車場を用意できない場合は駐車場代が別にかかります
- 当日の流れ:入室時に従事者証を提示し、作業の前に気になる箇所を確認、終わったら仕上がりを一緒に確かめます(汚れ残りはその場でやり直し)
- 補償の対象外:製造から10年以上たったエアコン、7年以上たった洗濯機のクリーニングで起きた不具合などは、補償しないと公式に書かれています(2026年9月27日時点)
- 評価:オリコン顧客満足度調査のハウスクリーニング 関東部門で2026年に第1位(81.6点)、2025年に続く2年連続です
申し込みのときにリフォーム前であることを伝え、工事をしない場所を中心に頼むと、二度手間を減らせます。
対応エリア外にお住まいの方は、全国フランチャイズチェーンの「おそうじ本舗」が選択肢です。作業するのは地域の店舗なので、料金の条件や支払い方法は担当する店舗に確かめてください。
まとめ:リフォーム前のハウスクリーニングで、直す場所を正しく決める
リフォーム前のハウスクリーニングは、住んでいる家や中古物件のリフォームを考えている方にとって、検討の価値があります。特にカビが疑われる場合、キッチンや浴室のリフォームをする場合、築年数の経った中古物件を売却・賃貸に出す前に手を入れる場合は、先にクリーニングを入れることで、直す場所を正しく決めやすくなります。
リフォーム後のクリーニングも必要ですが、前と後のどちらかだけでなく、場所を分けて両方を組み込むと、全体の仕上がりが良くなります。
業者選びで大切なのは、スタッフの研修体制、損害が出たときの対応、そして料金が申し込み前に分かることです。対応エリアにお住まいの方は、料金が公式に載っている東京ガスのハウスクリーニングから比べてみてください。
おすすめのハウスクリーニングサービス
オリコン関東部門 2年連続1位「東京ガスのハウスクリーニング」
ハウスクリーニングを依頼する先に迷ったら、東京ガスのハウスクリーニングが候補になります。オリコン顧客満足度調査のハウスクリーニング 関東部門で2026年に第1位(81.6点)、2025年に続く2年連続の第1位です(2026年版・回答者5,211人)。対応エリアは東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県と、群馬県・茨城県の一部です。
東京ガスのハウスクリーニングは、清掃技術の研修とマナー研修を修了したスタッフが作業を担当します。料金は浴室・キッチン・レンジフード・エアコンではダスキンの標準料金より低く、トイレと洗面所はダスキンのほうが安く設定されています(2026年10月時点・各社公式の料金表より)。
東京ガスのハウスクリーニングのお申し込みはこちらから。
家政婦の定期利用なら「30min.」
三菱地所の家事代行サービス「30min.」も手軽なおすすめサービスです。特に、20代~40代の仕事と家事で忙しい世帯向けで、30分単位という短時間でサービスを利用できるのが特長です。対応エリアは東京23区の全域と武蔵野市・三鷹市です。お試しは「最大37%Off」と案内されています(2026年10月時点・公式サイトの表記)。金額は申し込み画面で確かめてください。
実績で選ぶなら「おそうじ本舗」
「東京ガスのハウスクリーニング」の対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉と群馬・茨城の一部です。そのため、エリア外にお住まいの場合、全国フランチャイズチェーンの「おそうじ本舗」がおすすめです。プロの技術で清掃を依頼したい人にはお勧めです。
安心重視の最大手「ダスキン」
ダスキンは、ハウスクリーニング最大手の企業です。価格帯はやや高いですが、安心の豊富な実績を誇っている企業です。価格は高くても安心を買いたい、そんな方にお勧めなのがダスキンのハウスクリーニングです。
住まいの住宅設備に不具合があったり、10年以上経年している人には設備の交換をお勧めします。
住宅設備交換おすすめサービス一覧
東京ガスの機器交換
首都圏に都市ガスを供給する東京ガスのサービスで、申し込みから工事まで一社で完結します。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
ガス給湯器の交換はこちら
ガスコンロの交換はこちら
トイレの交換はこちら
ルームエアコンの交換はこちら
交換できるくん
住宅設備の交換をネットで受け付けるサービスで、見積もり後に追加費用が出ない「明朗会計」を掲げています。工事の対応エリアは札幌・仙台・関東・東海・関西・中国・愛媛・福岡の8地区です(2026年9月時点・公式サイトより)。全国対応ではないので、公式サイトの郵便番号判定で対象エリアかを先に確かめてください。
ガス給湯器の交換はこちら
キンライサー
給湯器とエコキュートの交換専門店です。受付は年中無休で、Webは24時間、電話は8時から21時までです(2026年9月時点・公式サイトより)。商品・工事の10年保証を掲げています。
ガス給湯器の交換はこちら
エコキュートの交換はこちら
ミズテック
メーカーから直接仕入れることで中間マージンを減らしていると説明しています。初期費用を抑えたい方の選択肢です。
ガス給湯器の交換はこちら
チカラもち
給湯器とエコキュートの交換を専門に扱う店です。対応エリアと工事費は、申し込み前に公式サイトで確かめてください。
ガス給湯器の交換はこちら