エアコンの電源が入らない!原因と対処法を解説|業者に頼む前に試したいこと
この記事を読むと分かること
- エアコンの電源が入らない時に自分で確認すべき5つの原因と、それぞれの対処法
- 「応急運転ボタン」を使った故障切り分けの方法と、本体故障とリモコン故障の見分け方
- 修理と交換の判断基準と、信頼できる業者に依頼することの重要性
まずこれを確認!簡単な原因と対処法
エアコンの電源が入らないと、すぐに「故障だ」と思い込まないでください。実は簡単な確認で解決するケースが少なくありません。業者を呼ぶ前に必ず以下の順で確認してみましょう。
ブレーカーの確認
最初に確認すべきは分電盤のブレーカーです。エアコン専用のブレーカーが落ちていないか確認し、落ちていた場合は一度入れ直してください。ブレーカーを入れ直してもすぐまた落ちる場合は、エアコン本体か配線に問題がある可能性が高いため、それ以上入れ直さず、メーカーの修理窓口か電気工事店に相談しましょう。
電源プラグの確認
電源プラグがコンセントにしっかり差さっているか確認してください。中途半端に挿さっていると接触不良で電源が入らないことがあります。一度プラグを抜き差しするだけで解決することがあります。
リモコンの電池確認
リモコンの電池切れで電源が入らないと誤解する方が非常に多いです。リモコンの液晶表示が薄い、または全く表示されない場合は電池を交換してください。リモコンにリセットボタンがある機種では、電池交換後に押すと元に戻ることがあります。
リモコンの受信部確認
リモコンの信号がエアコン本体の受信部に届いていない可能性があります。間を遮る障害物がないか確認し、リモコンと受信部の距離を少し縮めて操作するとリモコンが原因の場合は改善することがあります。
オフタイマーの確認
内蔵のオフタイマーが設定されていると、その時間になると電源が切れます。リモコンのタイマー設定を確認し、意図せずタイマーが入っていないか確認してください。
「応急運転ボタン」を使った故障切り分けの方法
上記すべてを試しても電源が入らない場合、次は「応急運転ボタン」を利用した判断を行います。
応急運転ボタンは室内機本体に付いているボタンで、押すとリモコンを使わずに運転が始まります。ボタンの位置や、押したときにどの運転になるかはメーカー・機種で違うので、取扱説明書で確認してください。
応急運転ボタンで動いた場合→リモコンまたはリモコンの受信部に問題があります。リモコンの交換または修理で解決できる可能性が高いです。
応急運転ボタンでも動かない場合→本体側の故障が考えられます。制御基板や内部配線の問題が考えられますので、この場合は業者に診断を依頼しましょう。
すぐには分からない故障の原因と各診断方法
簡単な確認で解決しない場合、次のような原因が考えられます。
制御基板の故障
制御基板はエアコンの“脳”にあたる部品で、これが故障すると全く電源が入らなくなります。落雷による過電圧(雷サージ)や、部品の経年劣化が主な原因です。修理費用は機種と故障箇所で変わるので、メーカー公式の修理料金の目安や見積もりで確認してください。
リモコン内部の故障
リモコンを落としたり水に濡らしたりした経験がある場合、内部の赤外線発射部品が損傷している可能性があります。メーカーに修理を依頼するか、新しいリモコンを購入することで少ない費用で解決することが多いです。
ヒューズ切れ
エアコン内部のヒューズが切れている場合、電源が全く入らなくなります。これは過電流などから本体を守る仕組みがはたらいたことを意味します。原因を調べないままヒューズだけ替えても再発するので、交換は専門業者に依頼してください。
コンプレッサーの故障
コンプレッサーが故障すると、運転を始めたときに大きな電流が流れ、ブレーカーが落ちるという形で現れることがあります。コンプレッサーの交換は大がかりな修理になるため、使用年数によっては買い替えと比べて判断することになります。
修理 vs. 交換:エアコンの年式で判断する
エアコンの電源が入らなくなったとき、「修理するか買い替えるか」は、使用年数と修理用の部品が残っているかで判断します。
- 部品の保有期間:ダイキン・パナソニックとも、補修用性能部品の保有期間は製造打ち切りから10年です(2026年9月時点・各社公式より)。買った日からではなく、その機種の製造が終わった日から数えるので、購入から10年たっていなくても部品が無いことがあります
- 使用年数:内閣府の消費動向調査(2026年3月実施分)では、ルームエアコンを買い替えるまでの平均使用年数は13.4年です
- 修理の見積もり:修理代と買い替え費用を、同じタイミングで書面の見積もりにして比べます
修理できるかどうかは、型番を伝えてメーカーに部品の有無を確かめるのが確実です。
「古くても動いているのだから、まだ使いたい」と思う気持ちは分かります。ただ、真夏や真冬に突然止まると、工事の予約が取りにくい時期に重なります。年数がたった機種は、自分のタイミングで交換を計画しておくと慌てずに済みます。
業者に依頼する前に知っておくべきリスク
自分で解決できないと判断したら業者に依頼する必要がありますが、この際に知っておくべきリスクがあります。
悪質な業者による不当な診断
「少し調べるのに来てみます」と言って診断だけで数千円請求する業者が存在します。また、「完全に壊れている」と言って不要な部品まで交換するよう迫る悪質な業者もいます。診断の内容と見積もり金額は、必ず書面でもらう習慣をつけましょう。
訪問販売のトラブル
「今日決めれば安くなる」などとその場での契約を迫る業者には注意が必要です。エアコンの買い替えは大きな買い物です。安易に決めず、複数の業者から見積もりを取って比べましょう。
保証が使えなくなる修理のリスク
メーカーの保証期間中は、メーカー以外の業者に修理を依頼すると保証が使えなくなる可能性があります。保証期間内の場合は、まずメーカーの修理窓口に相談しましょう。
信頼できる業者選びの3つのポイント
業者に依頼すると決めたら、以下の3つを確認することで安心して任せられます。
第一に、資格保有です。専用回路の増設やコンセントの交換など、電気工事を伴う作業には電気工事士の資格が必要です。工事内容に電気工事が含まれるか、誰がどの資格で行うかを事前に確かめましょう。
第二に、見積もりの明朗さです。事前に追加費用の有無を明確にしてくれる業者を選びましょう。「診断料」「出張料」などの名目で、後から予想外の請求が発生するかどうかも事前に確認しましょう。
第三に、会社の存続性です。修理後に万一トラブルが起きたとき、連絡が取れるかどうかは業者が存続していることが前提です。運営会社の規模や、保証の窓口がどこにあるかも見ておきましょう。
東京ガスの機器交換がエアコン交換で最もおすすめな理由
エアコンの電源が入らなくなり、使用年数がたっていて修理用の部品も残っていない場合は、修理よりも交換を考えることになります。交換の際に、対応エリアにお住まいであればおすすめしたいのが「東京ガスの機器交換」です。
東京ガス株式会社は東証プライム上場企業です。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
対応エリアは関東の市区町村単位で、商品ごとに違います。東京ガスのガスを使っていない人でも対象になる地域があるので、公式サイトで住所を確認してください。
業者を呼ぶ前に
ブレーカー・リモコンの電池・応急運転ボタンの3つは、業者を呼ぶ前に自分で確かめられます。業者を呼ぶと、原因がリモコンの電池切れでも出張料や診断料がかかることがあります。修理か買い替えかを比べるときは、見積もりを書面でもらってから判断しましょう。
まとめ
エアコンの電源が入らない時は、まず自分でできる5つの確認事項(ブレーカー・電源プラグ・リモコン電池・受信部・タイマー)を確認しましょう。それでも解決しない場合は、応急運転ボタンを使って本体故障かリモコン故障か判別してから業者に依頼しましょう。
修理か交換かは、使用年数と、修理用の部品が残っているか(製造打ち切りから10年)で判断します。交換の際は、電気工事の資格、明朗会計、長期的に存続できる業者であることを確認してください。対応エリアにお住まいであれば、東京ガスの機器交換が有力な選択肢です。
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